このお膳は母が自分のお父さんへつまり、私の祖父への祥月命日のお膳です。
何でも感でも簡略化されてる近年それにまして、コロナ禍での仏事においては簡略化が、進んでる。
お霊供膳作る人はドンドン減ってるかなあ?
でも、大好きな人が亡くなれば好物を供えるはどなたにでも、あるのでは?
と思いたいが。
「死んだら終わり。やら。」という人が案外多いのです。
「月参りをコロナに託けてやめる人が増えてるんよー。」と聞きます。
そうなんやあ。
信者寺(神護寺うちの寺)もコロナ禍でお参りの方々減ってます。参り控え。
お年寄りは特にコロナ感染を恐れて外出控え。
そんなに家におるなら仏事に励めば(笑笑)
仏事に励む人はコロナ禍とか関係なく励むよなあ〜笑笑
仏事なんて関係ない!お金かかる。辞めよう。
という方が増えてるのだろうなあ。
楽しみにはお金を使うけど、ご先祖様には使わない。
それは、目に見えないからも、あると思う。
目に見えないからこそ、愛や縁は大切にとおもうのだけど。
先日来た方が「なんかあったから?バチか?因縁か?生霊か?祟か?とかで参るんやなくて、何もない平和なときにこそ参るのが大切と思うんよなあー。私はココにも来ようけど、毎月旦那寺にも月参りをしてもらいよんよ。電気代が先月から比べたら2倍になって怖いけどなあー。月参りはやめれんしなあー。笑笑 大切よなあ。」と星祭りの御札を取りに来たときに話してくれました。
私もそう思う。
今年は親族の法事が多い。
コロナ禍で、昔のようにワイワイ集まっての法事は減ってます。
「楽やで!」という方と「集れんけん寂しいでー。」という方も。
考え方は人それぞれ。
先祖供養は大切だと本当に思う。
簡素化、簡略化の波。
仏事が大切で有り難いもので、毎日の生活の方一部であり続けてほしいと心から願います。
絶対にまちがってる!と思うのは私達の代でお寺さんの、お参り断ってた方が次の代が楽やけん。という想い。
お寺がめっちゃ嫌ならお気に入りの僧侶を見つけてみて下さい。
美容室や病院もかえるでしょ。
本当は代々の御寺さんとのつき合いは大切だけどどうしても〜って方はお参り辞めるより探してみてほしいです。
日本の文化ではなく、マイ宗教。
日本では自分の宗教ではなく、家の宗教という方が多い気がします。
祈りは絶対に必要だと。
祈りに支えられてる私は思います。
祈る場は、とこでも。
ただ何処かでなく家で参れればとても素敵だと思う。
「僧侶やからの考えだよ!」もっと違う考えがたくさんあるやろなあ。
「遊びには行くけど寺にはいかんで」と言われると寂しいです。
笑笑
「お寺は癒やしのスポットご先祖様に合う場所」