八面山だより

八面山 神護寺からのお知らせ&日常

祖母の祥月命日

2020-05-04 22:09:34 | 日記
今日は叔母の用事が急遽無くなったので夕方までゆっくりしました。
お昼はカレーが残ってたので各々自由な時間に食べて夕方から祖母の祥月命日をお参りしました。
母が御料具を作ってくれました。
お供えは季節柄チマキやわらび餅や蒸しパンなどをお供えしました。
『芋の天ぷらが好きやったよー』と母が言ってたので今度さつま芋の天ぷらして供えよう。
最近一番上の叔母が祖母に似てきました。
年をとると親に似てきますね。不思議✨

『ご飯作りたくないなあ。』と言いつつも私が作らなければインゲさんとチビッ子は直ぐに🍜ラーメン食べるので夕方はササッとつくりました。

まだ、キクラゲにはまってます。
『おれ!キクラゲ沢山食べるとお腹いたくなんねん。』いや少しだけ食べて…作りおきの常備菜ですから。
インゲさんは『食べな悪なるやろ?無理して食べたで~』と直ぐ食べてしまう癖が常備菜やから…が通じません。

他の話をしてたら『ようわからんな。』と夫婦の会話が噛み合わずー。
そこへチビッ子が通訳してくれてたら通じたようです。

わたしの話しは『😒ふーん。』って聞いてるけどチビッ子の話しは『ふんふん。』と真剣に聞いてたから…笑笑
チビッ子には嫌われたくないんだなあ☺️

チビッ子は反抗心ですがお参りにはチャント参列してくれるので今日は大好きな焼き鳥にしました。

インゲさんも喜んでました。

御先祖様をこんな時だからこそ大切にしていく事が大切です。

叔母と散歩したのが楽しい思い出。
ばあちゃんはいつもニコニコしてました。
安心院の田舎から大阪の浄瑠璃の人間国宝の先生のところに住み込みで三味線を習って浄瑠璃の先生をしてました。
いつも老人がならいに来てました。

小学生の時に『篠原くん君のおばあちゃんに私のお父さんは浄瑠璃習いに本町に行きよったんよ。おばあちゃんに校長先生の名前を伝えてみて覚えてるはずよ。』と言われてビックリしつつも何となく誇らしげな気持ちを覚えたのを思い出しました。

父は本当は浄瑠璃の世界に行きたかった。と言ってました。きっとずーっと聞いてたからでしょうね。お坊さんより身近な浄瑠璃が好きだったようです。私は一度父の浄瑠璃を見に行った記憶があります。たぶん姉妹でも私だけかなあ。
妹達ができてからは浄瑠璃は全くしてなかったので妹たちは知らないと思います。

祖母が浄瑠璃をして6人子どもを育て上げてくれたので祖父はお山を築くことができたんですよね。

祖母がいなければ今の神護寺は無いので祖母のお参りは力が入ります。

チビッ子や姪や甥にもおいおい伝えていきたいです。

ばあちゃんが叔母たちが結婚するときに『顔じゃないよ。顔は前と後が分かればいいんよ。中身が大切。』といったと聞きました。すごすぎる。
でもじいちゃんはイケメンです(笑笑)

祖母はかわいい❤️おばあちゃんでした。あんなおばあちゃんになりたいです。

寝たきりになっても、ずーっと手で浄瑠璃のリズムを刻んでました。

ばあちゃんの人生に浄瑠璃はなくてはならないものだったんかなあ。

ばあちゃんありがとう❤️

法事とはこんなふうに故人の事を食事しながら偲ぶものかなあ。




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