人生黄昏時

 老いを心身ともに感じ

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仏教  【18】

2015年01月25日 00時34分15秒 | 日記

 教義 <5 >

因果論

仏教は、物事の成立には原因があると言う、

因果論を基本的考え方にすえている、


人間の行・行動(体・言葉・心であらわす三つの行為)には

その結果である果報が生じるとする(業)論があり、


果報の内容如何により人の行為を

善行と悪行に分け(善因善果・悪因悪果)、

人々に悪行をなさずに善行を積むことを勧める

 

また、個々の生に対しては

業の積み重ねによる果報である


次の生、すなわち(輪廻転生)を論じ

世間の生き方を脱して涅槃を証さない(悟りを開かない)限り

あらゆる生命は無限にこの輪廻を続けると言う


人の世は苦しみに満ち溢れている

そして、あらゆる物事には原因と結果から基づいているので


人々の苦しみにも原因が存在する

したがって、苦しみの原因を取り除けば


人は苦しみから抜け出すことが出来る

これが仏教における解脱論である

 

また、仏教においては、

輪廻の主体となる永遠の不滅の魂(アートマン)の存在は

空、の概念によって否定され


輪廻は生命の生存中にも起こる

プロセスであると説明されいる ,,,,

コメント
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