人生黄昏時

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久米三十六姓【2】

2016年06月10日 00時03分04秒 | 日記

流球の中継交易の成功は

中国の明朝を中心とした

冊封朝貢体制という前提がなければ成立し得なかった

他の朝貢国と比べて優遇されていた

 

流球は、1474年では朝貢は制限なく年に

数回朝貢することが出来た

 

流球は、朝鮮、日本、東南アジアにいたる海域において

海上中継貿易で一時期を築き繁栄を極める

流球史ではこの時代を大交易時代と呼ぶ

これらの繁栄の原動力と成ったのは

久米三十六姓である

 

彼らは流球から与えられた地に定住し

自分たちの住む集落を唐栄、唐営

または唐中と呼び、後に久米村と称される

久米村は、城壁に囲まれ琉球国の

対外交易、外交の拠点となる

 

また、三十六姓は

流球に儒学、言語、社会組織、建築、宗教

中国文化など、各分野に多大な影響を及ぼし

沖縄文化の中に残し

現在も色濃く残している

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