人生黄昏時

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伊江島の祭&祀【5】

2019年05月01日 00時00分37秒 | 日記

  伊江島のウプウィミ(大折目)は

昔から行われて来た伝統祭祀であるが

現在は行われていない

 

沖縄全島においても

何百年も前から続けられて来た祭祀は

時代と共に変容し簡略化されて来た

 

沖縄社会全体の都市化によってもたらされる

情報、物流、人的交流による

人々の価値観が多様化して来た

 

伊江島も例外なく価値観の変化に伴い

若者は進学、就職を求め島外へ渡る

 

また、生業のため島外で家庭を持っている人も多い

 

伊江島の最大の祭祀であった

ウプウィミ祭祀や年浴、麦穂祭なども

現在は行われていない

 

その理由として上記に記したような理由と

祭祀を執り行う神職者の減少であると言われている

 

今後も、継承、継続することは社会の変化と

価値観の多様化の時代では限界があるのではないか

 

現在、衰退して行く祭祀を島民は危機感を持ち

何とか継続しようと努力されている

コメント (1)
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