人生黄昏時

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尚氏第二王統【3】

2020年05月20日 00時00分18秒 | 日記

 尚氏第二王統初代尚円王は多くの事績を残し

1476年薨去、六十二歳 在位七年

 

世子尚真は十二歳で時期王として幼すぎると

重臣たちは、尚円の弟宣威を推挙した

 

1477年に琉球国中山王二代目に、弟宣威が即位した

伊是名時代から苦楽を共に助け合って来た

弟宣威は当時越来間切りを領地として越来王子と称していた

 

半年後宣威は新国王として即位した事を

神々に報告し神任を得る即位式に臨んだ

 

その最中に、ノロ(神職)が

「首里におはる てだこが おもい この遊び見もん、、、」と

尚真を讃える神託を下さったと告げた

 

これを聞いた宣威は神を恐れ、王位を退位した

在位わずか半年だった

 

尚円王の世子である尚真が王位を継承すべきと

異を唱えていた、尚真の母親王妃オギヤカが

神託を利用し陰謀と考えられている

 

王妃オギヤカは、ノロ(神女)の頂点に立つ

王の次に権力持つ存在だった

 

尚真は十二歳の時三代目国王に即位する

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