DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

クレバーリー、大差判定防衛に成功

2012年02月29日 19時50分00秒 | 世界ボクシング
先週末25日土曜日、ウェールズで行われた試合結果です。
WBOライトヘビー級戦:
王者ネイザン クレバーリー(ウェールズ)判定3対0(120-108x3)挑戦者トミー カーペンシー(米)

*世界王者としては比較的地味な存在のクレバーリー。3人のジャッジが揃ってフルマークをつける快勝で、保持する王座の3連続防衛に成功しています。今月25歳の誕生日を迎えたばかりの王者。4月28日には早くも4度目の防衛線を予定。その試合は英国のロンドンで行われますが、挑戦者は今のところ決定していません。
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意見番(02‐28‐12)

2012年02月28日 00時37分29秒 | ボクシングネタ、その他雑談
2012年2月28日ごろの意見番です。

*今回は勝手に妄想していたヘビー級戦線についてです。

先日のWBAヘビー級戦、アレクサンダー ポヴェトキン(露)対 マルコ フック(独)戦は判定が出るまでフックの勝利を信じていました。そんな中、今夏にもウラジミール クリチコ(ウクライナ)対 フック戦が実現するだろうと勝手にたかをくくっていました。しかし判定はご存知のようにポヴェトキンを支持してしまいました。

ポヴェトキンは120日以内に、指名挑戦者のハシム ラクマン(米)との防衛戦を義務付けられています。その後、その試合の勝者対フック戦が実現するのではないでしょうか。フックは相性という面でポヴェトキンに勝っています。もし両者が再戦する場合、フックが確実な勝利を収めるのではないでしょうか。

ウラジミールは今週末3日、ジャン マルク モルメック(仏)との防衛戦を行います。実力的にはウラジの圧勝が当たり前ですが、この2週間のヘビー級戦線を見ている限り楽観は出来ません。

ちなみにWBC王座を保持するビタリは自身の負傷のため、7ヶ月は試合から遠ざかるそうです。
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フック、ヘビー級制覇ならず

2012年02月27日 19時37分02秒 | 世界ボクシング
先日25日、ドイツで行われた試合結果です。
WBAヘビー級戦(レギュラー王座):
王者アレクサンダー ポヴェトキン(露)判定2対0(116-113、116-112、114-114)挑戦者マルコ フック(独)

*何だこの採点は?116対112あたりでフックの勝利を支持するのは理解できるが、いくらなんでもポヴェトキンの勝利はないだろう。私(Corleone)は2回と3回以外はフックに与えました(118対110でフック)。

4回、フックのストレートのようなジャブでぐらついたポヴェトキン。その後の連打であわやダウンというピンチを迎えています。その後反撃を試みるロシア人ですが、ダメージの影響からか、そのパンチには威力がありません。

7回、再びシャープな左と、それに続く右クロスでチャンスを迎えたフック。この会あたりから「もしかすると番狂わせ?」という言葉が頭をよぎり始めました。

その後ポヴェトキンの回復は一切見られず、逆にダメージと疲れが蓄積していくのみ。8回以降は口で呼吸をし、その後は自らクリンチに行く場面が多々ありました。

私の目にはフックの快勝以外の何者でもない試合に見えました。試合終了から48時間ほど経ちましたが、フック陣営からの抗議が聞こえてこないのが不思議でなりません。
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色々(02‐26‐12)

2012年02月26日 03時07分30秒 | 世界ボクシング
最近(2012年2月26日ごろ)のニュースです。

1)WBCフェザー級戦、正規王者ジョニー ゴンザレス(メキシコ)対 休養王者エリオ ロハス(ドミニカ)戦が4月14日に行われることが決まっています。試合の開催地は未定です。

2)WBAウェルター級王者ビアチェスラフ センチェンコ(ウクライナ)が4月29日、元IBFスーパーライト級王者ポール マリナッジ(米)を相手に4度目の防衛戦を行います。

3)ここ数戦、強豪を立て続けに破り評価急上昇中のWBOフライ級王者ブライアン ビロリア(ハワイ)。4月1日、故郷の1つ(ビロリアは米国と比国の2重国籍)フィリピンでまたまた強豪を相手に防衛戦を行います。今回の相手は元WBCライトフライ級王者のオマール ニーニョ(メキシコ)。これまでにビロリアと2度対戦し、ビロリア側から見ると1敗1無効試合というものです。競った試合内容になるでしょう。

4)来月10日、WBOスーパーウェルター級王者ザウルベック バイザングロフがウクライナで保持する王座の初防衛戦を行います。挑戦者は長らく待たされた同級1位、チェコのルーカス コネクニーです。

5)4月21日、メキシコで10度目防衛戦を予定しているWBAバンタム級のスーパー王者アンセルモ モレノ(パナマ)。挑戦者がデビット デラ モラ(メキシコ)に決定しています。

6)ジェームス トニー(米)が4月7日、米国ミシシッピー州のリングで試合を行います。マイナー王座IBAの王座決定戦に登場するトニー。対戦者はクルーザー級で2度の世界挑戦経験があるボビー ガン(米)。
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今週末の試合予定

2012年02月25日 00時08分56秒 | 世界ボクシング
2012年2月最終週末の試合予定です。

25日 土曜日
ドイツ
WBAヘビー級戦(レギュラー王座):
王者アレクサンダー ポヴェトキン(露)対 挑戦者マルコ フック(独)

ウェールズ
WBOライトヘビー級戦:
王者ネイザン クレバーリー(ウェールズ)対 挑戦者トミー カーペンシー(米)

米国ミズーリー州
ウェルター級10回戦:
WBAスーパーライト級王者マルコス マイダナ(亜)対 デーボン アレキサンダー(米)

WBOスーパーフェザー級戦:
王者エイドリアン ブローナー 対 挑戦者エロイ ペレス(共に米) 


28日 火曜日
後楽園ホール
OPBF(東洋太平洋)ライト級戦:
王者荒川 仁人(八王子中屋)対 挑戦者三垣 龍次(M.T)


3月2日 金曜日
タイ
WBCフライ級戦:
王者ポンサックレック ウォンジョンカム(タイ)対 挑戦者ソニー ボーイ ハロ(比)
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クラウド、ウィリアムス

2012年02月24日 00時05分26秒 | 世界ボクシング
先週末18日土曜日、米国テキサス州で行われた試合結果です。
IBFライトヘビー級戦:
王者タボリス クラウド(米)判定2対1(114-112、116-112、111-115)挑戦者ガブリエル カンピージョ(スペイン)

*初回に2度のダウンを奪ったクラウドですが、特に中盤戦以降は大苦戦。2度のダウンが物をいい、僅差の判定で4度目の防衛に成功しています。


スーパーウェルター級12回戦:
ポール ウィリアムス(米)判定3対0(120-108x3)石田 順裕(グリーンツダ)

*採点はフルマークの完敗。しかし内容はかなり競っていたとの事。石田にとり決して評価を落とした一戦ではなかったとの事です。

この試合に勝利したウィリアムスは、WBCスーパーウェルター級のシルバー王座のインターナショナル王座と、同団体のUSNBC王座を獲得しています。WBCはシルバー王座とそのインターベルト、そして純粋なインターベルトを一つににすべきだと思います。
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ビタリ、大差判定防衛に成功

2012年02月23日 20時55分37秒 | 世界ボクシング
先週末18日土曜日、ドイツで行われた試合結果です。
WBCヘビー級戦:
王者ビタリ クリチコ(ウクライナ)判定3対0(118-110x2、119-111)挑戦者デリック チソーラ(英)

*試合は終始チソーラが前進し、それをビタリがさばくというものでした。ここまでビタリが後退し続けるというのも珍しいと思います。

ビタリのパンチをもらい続けても攻撃姿勢を緩めなかったチソーラ。リング中の姿勢は大いに評価を上げるものでした。

問題はリング外での行動です。1)試合前の記者会見でビタリに平手打ち。2)試合開始直前、ウラジミールの顔面に唾を吐く暴挙。3)試合後、ビタリと一応の握手はするものの、攻撃姿勢は緩めず。4)そして試合後の記者会見では同国人デビット ヘイとの乱闘騒ぎ。チソーラの人間性が大いに問われることになるでしょう。

1)の行動に対し、WBCは罰金を科しています。その他の行動についても、後々何らかの措置が下されるでしょう。団体によっては、永久追放するという処分を下してもおかしくない愚行をチソーラは繰り返しました。

非常に残念です。
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決着、アルセとパーラ

2012年02月22日 08時10分22秒 | 世界ボクシング
先週末18日土曜日、メキシコで行われた試合結果です。
スーパーバンタム級10回戦:
WBOバンタム級王者ホルへ アルセ(メキシコ)KO5回1分2秒 ロレンソ パーラ(ベネズエラ)

*一昨年10月以来の両者による再戦。現在の勢いで勝るアルセが計3度のダウンを奪い快勝。前回の引き分けという結果に決着をつけています。

この勝利で、通産60回目(46KO6敗2引き分け)の勝利を掴んだ事になるアルセ。次戦を6月9日、米国ネバダ州ラスベガスで予定しています。
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マギー、敵地でTKO防衛に成功

2012年02月21日 00時40分04秒 | 世界ボクシング
先週末18日土曜日、デンマークで行われた試合結果です。
WBAスーパーミドル級戦(暫定王座):
王者ブライアン マギー(英)KO5回2分35秒 挑戦者ルディー マークセン(デンマーク)

*昨年7月、2度目の世界挑戦で暫定ながらも世界王座を奪取したマギー。敵地でKO勝利を収め、同王座の初防衛に成功しています。

3人の王者が存在する同級のWBA王座。レギュラー王者カロリー バルザイ(ハンガリー)が4月21日、以前同レギュラー王座を保持していたディミトリ サルティソン(独)との防衛戦を行う事が発表されています。
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無名のサンチェスが王座獲得

2012年02月20日 20時38分14秒 | 世界ボクシング
今月11日、メキシコで行われた試合結果です。
IBFスーパーフライ級戦:
挑戦者ファン カルロス サンチェス 判定3対0(119-109、115-113、116-112)王者ロドリゴ ゲレロ(共にメキシコ)

*新王者のサンチェスは、13勝(7KO)1敗1引き分けの21歳。これまでの試合はすべてメキシコで行い、国内、地域、マイナー王座の獲得経験はありません。唯一の敗北は2年前にWBCカリブ王座に挑戦しTKO負けを喫したもの。

174センチとこのクラスとしては長身の選手です。同国人の前WBC王者トーマス ロハスよりも若干高めです。やりにくいアウトボクサーでしょうか。
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