DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

様々な情報です(色々:09‐30‐22)

2022年09月30日 05時19分20秒 | 世界ボクシング

最近(2022年9月30日ごろ)のニュースです。

1)今月23日にロブソン コンセイサン(ブラジル)を大差判定で破ったシャクール スティーブンソン(米)ですが、前日計量では敗北を喫していたため保持していたWBCとWBO王座は失っています。現在WBCスーパーフェザー級のランキングを見てみると、1位にはオシャキー フォスター(米)、2位はコンセイサン、3位には元王者のオスカル バルデス(メキシコ)が君臨中。WBO同級ランキングのトップ3は、アーチー シャープ(英)、コンセイサン、バルデスの3人となっています。

2)王座統一戦の話が出るものの、中々実現しないフェザー級戦線。3月にIBF王座に返り咲いたジョシュ わーリントン(英)は、師走の10日に指名挑戦者ルイス アルベルト ロペス(メキシコ)を相手に防衛戦を行うことになりました。

3)メキシコ色がやたらに濃い現在のフェザー級。WBAスーパー王者にレオ サンタ クルス(メキシコ)、WBC王座にはレイ バルガス(メキシコ)、そしてWBO王者としてエマヌエル ナバレッテ(メキシコ)と3人ものメキシカン世界王者が並立しています。ちなみにWBAレギュラー王者にはリー ウッド(英)が君臨中。

4)ライトヘビー級のジョシュア  ブアッツィ(英)は、IBFが指示した元世界王者ジャン パスカル(カナダ)との挑戦者決定戦出場を辞退。パスカルではなく、同じく世界ランカーで、IBFインターコンチネンタル王者のミハエル アイフェート(独)との対戦を目指していくようです。

5)WBOミドル級の唯一王者となったジャニベック アリムカヌウェ(カザフスタン)。11月12日にデンゼル ベントレイ(英)を迎え、保持する王座の初防衛戦を行います。

6)以前から11月17日に予定されていた重岡 優大(ワタナベ)と仲島 辰郎(平仲ボクシングスクール)によるミニマム級戦。この試合には、優大の実弟銀次朗(ワタナベ)が返上した日本王座が争われることになりました。

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千葉、最終回TKOで王座奪取に成功(OPBFバンタム級)

2022年09月29日 05時39分21秒 | 世界ボクシング

先週22日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
OPBF(東洋太平洋)バンタム級戦:
挑戦者千葉 開(横浜光)TKO12回50秒 王者栗原 慶太(一力)

*強打の栗原を相手に、序盤戦は手数で劣勢に立たされた千葉。しかし中盤以降、接近戦に活路を見出した挑戦者は、徐々に追い上げ体制に入りました。

後半戦も一進一退の攻防が続きましたが、最終回に千葉が連打をまとめた所でレフィリーが試合をストップ。昨年5月以来の同王座出場となった千葉が、2度目のタイトル挑戦で王座奪取に成功。試合後、今後の更なる飛躍を宣言しています。

地域王座に新王者が誕生した「黄金のバンタム級」。下記は2022年9月29日現在の、同級のタイトル保持者たちとなります。

WBA(スーパー/唯一):井上 尚弥(大橋/防衛回数6)
WBC:井上 尚弥(大橋/0)
IBF:井上 尚弥(大橋/5)
WBO:ポール バトラー(英/0)
OPBF(東洋太平洋):千葉 開(横浜光/0)
WBOアジア太平洋:西田 凌佑(六島/1)
日本:堤 聖也(角海老宝石/0)

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ジェシー ロドリゲス、ベテランを退けV2(WBCスーパーフライ級)

2022年09月28日 05時35分00秒 | 世界ボクシング

今月17日、米国ネバダ州で行われた試合結果です。
WBCスーパーフライ級戦:
王者ジェシー ロドリゲス(米)判定3対0(118-109、117-110、114-113)挑戦者イスラエル ゴンザレス(メキシコ)

*今年2022年の成長株の筆頭の一人であるロドリゲス。2月、5月と立て続けに元世界王者を撃破。今回は、4度目の世界挑戦となるゴンザレスの粘りを退け大差判定勝利。防衛回数を2に伸ばしています。

今年もまだ3ヶ月残っているだけに、年内にもう一試合出場する可能性があるロドリゲス。試合ごとに評価を高めており、現時点でファン フランシスコ エストラーダ(メキシコ)やローマン ゴンザレス(ニカラグア/帝拳)を撃退できる可能性アリ、とまで評価を高めています。まだまだ22歳なだけに、今後の活躍が大いに期待できそうです。

2022年9月28日時点での、スーパーフライ級の王者たちを確認しておきましょう。

WBA(レギュラー):ジョシュア フランコ(米/防衛回数2)
WBC:ジェシー ロドリゲス(米/2)
IBF:フェルナンド マルティネス(亜/0)
WBO:井岡 一翔(志成/4)
OPBF(東洋太平洋):空位
WBOアジア太平洋:空位
日本:中川 健太(三迫/1)

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坂、大逆転で防衛に成功(日本スーパーフェザー級)

2022年09月27日 05時27分59秒 | 日本ボクシング

今月17日、メルパルクホール大阪で行われた試合結果です。
日本スーパーフェザー級戦:
王者坂 晃典(仲里)TKO6回55秒 挑戦者
奈良井 翼(RK蒲田)

*21勝(18KO)6敗(4KO負け)という、勝っても負けてもKO/TKOで試合が終わる可能性が高い坂。今回もその戦績を示すような試合を見せてくれました。奈良井もまた、8勝(7KO)1敗(1KO負け)と、経験は少ないものの、坂同様、エキサイティングな戦績の持ち主。試合は、挑戦者が先手を取る形で幕を開けました。

初回、右ストレートでダウンを奪う好スタートを切った奈良井。優勢を保ちながら4回には、ボディーからのコンビネーションで再び王者をキャンバスに送り、王座交代劇を匂わせます。しかしここから王者が意地を見せ、まず5回にお返しのダウンを奪い返します。そして最終回となった6回、2度目のダウンを奪った坂は、その後の連打でレフィリーストップを呼び込む事に成功。大逆転劇を演じると同時に、昨年1月以来の防衛に成功。

そのボクシングがあまりにも不安定なため、これ以上上を目指せるかは疑問符が打たれますが、面白い存在であることに間違いありません。再起を表明している前IBF王者尾川 堅一(帝拳)との一戦が実現すれば、これまた面白い試合が期待できるでしょう。

2022年9月27日現在のスーパーフェザー級王者のタイトル保持者たちは下記のようになります。

WBA:ルイス ガルシア(ドミニカ/0)
WBC:空位
IBF:ジョー コルディナ(英/0)
WBO:空位
OPBF(東洋太平洋):力石 政法(緑/1)
WBOアジア太平洋:木村 吉光(志成/0)
日本:坂 晃典(仲里/2)

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現時点で進展はナシ(色々:09‐26‐22)

2022年09月26日 05時35分00秒 | 世界ボクシング

最近(2022年9月26日ごろ)のニュースです。

1)実現が望まれるタイソン フューリーとアンソニー ジョシュアによる大英帝国勢同士による一戦。エリザベス女王の死去により、これまでに具体的な進展はしていないようです。

2)ゲナディー ゴロフキン(カザフスタン)とのライバル戦を制したばかりの4団体統一スーパーミドル級王者サウル アルバレス(メキシコ)。自身の怪我の状況から、次の試合は来年9月まで待つ可能性が高いようです。

3)年内を目途に開催が予定されているWBOスーパーミドル級暫定王者決定戦、デメトリアス アンドラーデ(米)対ザック パーカー(英)。もし、カネロ(アルバレスのニックネーム。スペイン語でシナモンという意味)が長期離脱の場合、主要4団体はそれぞれ暫定王座の設置ではなく、王座の剥奪も検討するべきでしょう。

4)師走の10日にスーパーライト級での転級第2戦目を予定している元3団体統一王者テオフィモ ロペス(米)。どうやら対戦相手が元IBFスーパーフェザー級、WBOライト級王者ホセ ペドラサ(プエルトリコ)に決まったようです。この一戦は世界戦ではありませんが、かなりの好カードと言っていいでしょう。

5)WBAはライトフライ級の前暫定王者で、現在1位にランキングされているダニエル マテロン(キューバ)と、元レギュラー王者のカルロス カニザレス(ベネズエラ)に対し、京口 紘人(ワタナベ)又は寺地 拳四郎(BMB)への挑戦権を賭け戦うよう指令を出しています。

6)WBOアジア太平洋バンタム級王者西田 凌佑(六島)が10月9日、アルジュン ペレシオ(比)を相手に、保持する王座の2度目の防衛戦を行います。この試合は西田にとり、2022年初めての実戦となります。

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体重超過のスティーブンソン、快勝(2団体スーパーフェザー級)

2022年09月25日 05時27分36秒 | 世界ボクシング

現地時間の一昨日(23日・金曜日)、米国ニュージャージー州で行われた試合結果です。
2団体スーパーフェザー級戦:
前WBC/WBO王者シャクール スティーブンソン(米)判定3対0(118-108、117-109x2)挑戦者ロブソン コンセイサン(ブラジル)

*スーパーフェザー級のリミットを1.6ポンド/0.73キロ上回る体重で秤に乗ったスティーブンソン。戦わずして2つのベルトを失っています。プロとして恥ずべき行為であり、重い制裁が科されるべきです。

しかしリング上では、南米の強豪コンセイサンから4回にダウンを奪うなど、ほぼワンサイドの試合内容で勝利。全勝記録を19(9KO)に伸ばすと共に、一階級上のライト級での王座奪取に向け順当な結果を残したと言えるでしょう。スティーブンソンがいつ頃、ライト級の誰と戦うかが今後の大きな注目点となりますね。

2つの世界ベルトが空位となったスーパーフェザー級戦線。2022年9月25日現在の、同級ののタイトル保持者たちは下記のようになります。

WBA:ルイス ガルシア(ドミニカ/0)
WBC:空位
IBF:ジョー コルディナ(英/0)
WBO:空位
OPBF(東洋太平洋):力石 政法(緑/1)
WBOアジア太平洋:木村 吉光(志成/0)
日本:坂 晃典(仲里/1)

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今週末の試合予定

2022年09月24日 05時05分15秒 | 世界ボクシング

2022年9月最終週末の主な試合予定です(2022年9月24日から9月30日まで)。

24日 土曜日
英国
WBOヘビー級戦(暫定王座決定戦):
ジョー ジョイス(英)対 ジョセフ パーカー
(ニュージーランド)

*この期間に行われる大きな興行は、上記の一試合のみ。しかし世界各地で、中小規模の多くの興行が予定されています。その中にはボクシング大後進国であるバングラデシュやベトナムでの試合も含まれています。

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4大注目戦が同時開催(2団体ライトフライ級など)

2022年09月23日 05時05分08秒 | 世界ボクシング

11月1日、さいたまスーパーアリーナで予定される試合です。
2団体ライトフライ級王座統一戦:
WBA王者京口 紘人(ワタナベ)対 WBC王者寺地 拳四郎(BMB)

WBOライトフライ級戦:
王者ジョナサン ゴンザレス(プエルトリコ)対 挑戦者岩田 翔吉(帝拳)

WBOアジア太平洋ライト級戦:
王者吉野 修一郎(三迫)対 挑戦者中谷 正義(帝拳)

スーパーフライ級戦:
WBOフライ級王者中谷 潤人(MT)対 フランシスコ ロドリゲス(メキシコ)

*贅沢というか、勿体ないというか。一つ一つの試合がメインを張れるカードなだけに、せめて2部制にすればいいのでは?と思うのは私だけでしょうか。まず、WBOライトフライ級戦と、WBOアジア太平洋ライト級を行い、その数日後に残りの2試合を行う。2つ目の興行のゲストに、WBOライトフライ級王者を招待し、その後に予想される3団体ライトフライ級王座統一戦への展望を語って貰う、等など。

でもまあ、これだけの興行を実現してくれたこと自体にも大いに感謝します。すべての試合が好試合になるでしょう。

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左一閃、平岡が地域王座の防衛に成功(WBOアジア太平洋スーパーライト級)

2022年09月22日 05時25分07秒 | 世界ボクシング

今月13日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
WBOアジア太平洋スーパーライト級戦:
王者アンディ 平岡(大橋)TKO2回2分27秒 挑戦者アルビン ラグンバイ(比)

*昨年10月にWBOアジア太平洋と日本の2つのベルトを獲得した平岡。今年に入り、順調に防衛回数を伸ばしてきました。

4年前に、後楽園ホールで一階級上のウェルター級でWBOアジア太平洋王座を獲得しているラグンバイを迎えた今回の防衛戦。サウスポー(左構え)の平岡は、2回に入ると見事な左ストレートを立て続けにクリーンヒットさせ、一気に試合を終わらせてしまいました。

日本を含めたアジア圏では圧倒的な力量差を見せつけている平岡。王座の防衛を重ねる傍ら、日本、東洋太平洋圏以外の選手たちとの対戦も見てみたいですね。

少しずつ世界に近づきつつある平岡。下記は2022年9月22日現在の、スーパーライト級の王者たちとなります。

WBA:アルベルト プエジョ(ドミニカ/防衛回数0)
WBC:空位
IBF:空位
WBO:ジョシュ テーラー(英/1)
OPBF(東洋太平洋):近藤 明広(一力/0)
WBOアジア太平洋:平岡 アンディ(大橋/3)
日本:平岡 アンディ(大橋/2)

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矢吹、見事な再起戦を飾る(フライ級)

2022年09月21日 05時15分35秒 | 世界ボクシング

今月10日、三重県四日市市総合体育館で行われた試合結果です。
フライ級戦(10回戦):
前WBCライトフライ王者矢吹 正道(緑)TKO7回1分19秒 タノンサック
 シムシー(タイ)

*3月に寺地 拳四郎(BMB)に雪辱を許し、僅か半年で世界王座から陥落していた矢吹。これまでの戦績が24戦全勝(22KO)だった危険度大の世界ランカー、タノムサックと対戦。強豪から3度もダウンを奪う快勝劇を演じ、見事な再起戦を飾っています。今後は当然の如く、世界王座への返り咲きを目指していく矢吹。まだまだ楽しみな選手です。

一昨日から何ら変化はありませんが、矢吹が主戦場としているライトフライ級の、2022年9月21日現在のタイトル保持者たちは下記のようになります。

WBA(スーパー):京口 紘人(ワタナベ/防衛回数4)
WBC:寺地 拳四郎(BMB/0)
IBF:シベナティ ノンティンガ(南ア/0)
WBO:ジョナサン ゴンザレス(プエルトリコ/1)
OPBF(東洋太平洋):岩田 翔吉(帝拳/0)
WBOアジア太平洋:岩田 翔吉(帝拳/0)
日本:岩田 翔吉(帝拳/2)

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