DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

意見番(06‐30‐22)

2022年06月30日 05時20分58秒 | ボクシングネタ、その他雑談

*僅か2ラウンドで決着がついた再戦でしたが、いい試合でした。

 

ボクシングマガジンは、半月後の販売される8月号が最後になるんですよね。

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再戦の地はサウジアラビア(3団体ヘビー級)

2022年06月29日 05時37分52秒 | 世界ボクシング

8月20日、サウジアラビアで予定される試合です。
3団体統一ヘビー級戦:
王者オレクサンデル ウシク(ウクライナ)対 挑戦者/前王者アンソニー ジョシュア(英)

*昨年9月にジョシュアの地元で対戦している両選手。その時は一回り以上小柄なサウスポーのウシクが、サウスポー(左構え)を苦手とする英国人をコントロール。明白な判定勝利を収め、クルーザー級に続き、最重量級のベルトの奪取に成功しています。

ロシアのウクライナ侵略という政治情勢により、中々決まらなかった今回の再戦ですが、ここにきてようやく正式発表に至りました。

ウシクのコンディション調整に多少の不安要素はあるかもしれません。しかし、ジョシュアがウクライナ人のボクシングスタイルに対し苦手意識があるため、今回も同じ結果になるのではないでしょうか。

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近藤、キャリア3つ目の王座獲得(OPBFスーパーライト級ほか)

2022年06月28日 05時52分38秒 | 世界ボクシング

今月14日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
OPBF(東洋太平洋)スーパーライト級戦:
挑戦者近藤 明広(一力)TKO2回2分7秒 王者麻生 興一(三迫)

*2006年5月にデビューして以来、勝ち負けを繰り返しながら、日本ライト級、WBOアジア太平洋スーパーライト級王座を獲得してきた近藤。2017年11月には、米国ニューヨークのリングで世界戦のリングにも上がっています。

その後も本拠地である後楽園ホールのリングで、定期的に試合をこなしてきたベテラン近藤。昨年師走にOPBF王座を奪取している麻生への挑戦する機会を得ました。初回から、右の強打で王者に迫った挑戦者。2回に同じパンチでダウンを奪うと、その後の連打でレフィリーストップを呼び込みゲームセット。「37歳対決」を制し、自身3つ目のタイトル獲得に成功しました。

勝者近藤はもちろん、タイトルを手放してしまった麻生にも、まだまだ頑張ってほしいですね。

下記は2022年6月28日現在の、スーパーライト級のタイトルホルダー達です。

WBA:空位
WBC:ジョシュ テーラー(英/防衛回数1)
IBF:ジョシュ テーラー(英/4)
WBO:ジョシュ テーラー(英/1)
OPBF(東洋太平洋):近藤 明広(一力/0)
WBOアジア太平洋:平岡 アンディ(大橋/2)
日本:平岡 アンディ(大橋/2)

 

日本ライト級戦:
王者宇津木 秀(ワタナベ)TKO8回1分8秒 挑戦者富岡 樹(角海老宝石)

*2月にデビュー以来の連勝記録を10(内8KO)の伸ばすと同時に、当時空位だった日本王座を獲得した宇津木。初防衛戦に迎えた富岡の戦績は、戦績が7勝(2KO)5敗(2KO負け)1引き分けと平均以下。試合前は王者の圧勝が予想されていました。

蓋を開けてみると挑戦者が、フットワークと鋭いパンチ、そして積極性で強打の王者と堂々と渡り合っていきます。しかし中盤以降、パンチ力の差が徐々に表れていきます。最終回となった8回、王者の連打に耐え続けた挑戦者でしたがレフィリーは試合続行を許さず。宇津木が打ち合いを制すと同時に、王座の初防衛に成功しています。

2022年6月28日現在のライト級王者たちの顔ぶれは下記のようになります。

WBA(スーパー):デビン ヘイニー(米/防衛回数0)
WBA(レギュラー):ジャルボンテ デービス(米/3)
WBC:デビン ヘイニー(米/5)
IBF:デビン ヘイニー(米/0)
WBO:デビン ヘイニー(米/0)
OPBF(東洋太平洋):吉野 修一郎(三迫/2)
WBOアジア太平洋:吉野 修一郎(三迫/2)
日本:宇津木 秀(ワタナベ/1)

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チュー2世の弟、プロ3戦目が決定(スーパーウェルター級)

2022年06月27日 05時52分21秒 | 世界ボクシング

来月20日、豪州で予定される試合です。
スーパーウェルター級戦(6回戦):
ニキタ チュー(豪)対 ベン ホーン(豪)

元統一スーパーライト級王者コンスタンチン チュー(露/豪)の次男坊で、現WBOスーパーウェルター級1位のティム チュー(豪)の実弟ニキタ(Nikita)が来月20日、プロ3戦目のリングに立ちます。兄ティムと同じくスーパーウェルター級を主戦場とするニキタは、今年のひな祭りに初陣を飾ったニキタ。5月に167秒で白星を加えています。

今回チューが対戦するのは、ベン ホーン(豪)という4勝(ゼロKO勝利)4敗(2KO負け)の選手です。戦績はひどい選手ですが、昨年3月にはマイナー団体WBFの豪州ウェルター級王座を獲得。この4月には、空位の豪州ウェルター級国内王座決定戦に出場し、判定負けを喫したものの10回戦を戦い抜いた選手です。

アマチュアで豪州王者に4度輝いた中々の戦歴を持つ二人目のチュー2世。実兄ティムより攻撃的なボクシングを展開するサウスポー(左構え)の選手です。今回はどのような豪快な試合を見せてくれるのでしょうか?今から楽しみです。

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お前はタイソンか?噛みつきベルランガが判定勝利(スーパーミドル級)

2022年06月26日 05時49分38秒 | 世界ボクシング

今月11日、米国ニューヨーク州で行われた試合結果です。
NABOスーパーミドル級戦:
王者エドガル ベルランガ(プエルトリコ)判定3対0(99-91x2、98-92)挑戦者
ロアメル アングロ(コロンビア)

*2016年4月のデビュー戦から、2020年師走の試合までの全16試合を3分以内に終わらせてきたベルランガ。しかしその後の今回の試合を含めた4試合では、試合終了のゴングまで聞くことになっています。

今回対戦したアングロは、2年前の夏に現WBC暫定王者デビット べナビデス(米)と対戦し、10回まで粘った選手(ほぼべナビデスのワンサイドマッチでしたが)。対戦相手の質が格段に上がったため、判定決着は致し方ないと言っていいでしょう。

今回の試合でも、アングロのパンチをまともに受ける場面もありましたが、スタミナとパンチのシャープ差は長丁場でも維持できることを証明しました。ただ問題は7回、フラストレーションが溜まったためでしょうか、ライバルに噛みつくという愚行を演じています。その愚かな行為で相手に怪我をさせるという事はありませんでしたが、自制心を失った時のマイク タイソン(米)の真似だけは2度とやらないでほしいですね。

(アングロに噛みつくベルランガ)

世界挑戦が近づいたような、近づいていないような現在のベルランガ。下記はこのプエルトリコ人が主戦場としている2022年6月26日現在の、スーパーミドル級王者たちとなります。

WBA(スーパー):サウル アルバレス(メキシコ/防衛回数4)
WBA(レギュラー):デビット モレル(キューバ
/3)
WBC:サウル アルバレス(メキシコ/3)
WBC(暫定):デビッド べナビデス(米/0)
IBF:サウル アルバレス(メキシコ/0)
WBO:サウル アルバレス(メキシコ/1)
OPBF(東洋太平洋):空位
WBOアジア太平洋:空位

(噛みつき度ではタイソンには及ばんでしょう...。)

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今週末の試合予定

2022年06月25日 05時34分31秒 | 世界ボクシング

2022年6月最終週末の主な試合予定です(2022年6月25日から7月1日まで)。

25日 土曜日
米国テキサス州
2団体スーパーバンタム級戦:
王者ムロジョン アフマダリエフ(ウズベキスタン)対 挑戦者ロニー リオス
(米)

WBCスーパーフライ級戦:
王者ジェシー ロドリゲス(米)対 挑戦者/元王者シーサケット ソー ルンビサイ(タイ)

WBCフライ級戦(王座統一戦):
正規王者フリオ セサール マルティネス(メキシコ)対 暫定王者マクウィリアムス アローヨ(プエルトリコ)

*本来ならこの日、マルティネスとアローヨによるWBC内での王座統一戦が行われる予定でした。しかし、マルティネスが数日前、自身の怪我という理由で試合出場を断念。アローヨは代役相手に防衛戦を行う可能性もあったようですが、どうやらそれもないようです。

また、プエルトリコ人が戦わずして正規王者に昇格する可能性もあるようです。

メキシコ
WBCライトフライ級挑戦者決定戦:
ヘッキー ブドラー(南ア)対 エルウィン ソト(メキシコ)

29日 水曜日
後楽園ホール
WBOアジア太平洋スーパーフライ級戦:
王者橋詰 正義(角海老宝石)対 挑戦者田中
 恒成(畑中)

7月1日 金曜日
メキシコ
IBFミニマム級戦:
王者レネ マーク クアルト(比)対 挑戦者ダニエル バジャダレス(メキシコ)

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また一歩(色々:06‐24‐22)

2022年06月24日 05時35分12秒 | 世界ボクシング

最近(2022年6月24日ごろ)のニュースです。

1)来月1日から、日本国内の試合前日に実施されていたコロナウィルスの抗原検査が基本的に不要になるようです。すでに世界戦以外でも、外国人選手の日本への招聘が可能となっています。これでまた一歩、通常に戻ることになりましたね。

2)昨年11月に、プロ4戦目でWBOアジア太平洋ミニマム級王座を獲得した重岡 優大(ワタナベ)が来月6日、故郷熊本のリングにクリス ガノザ(比)を迎え、保持する王座の初防衛戦を行います。同じ興行で、実弟銀次朗も登場。春口 直也(橋口)を相手に、3月に獲得した王座の初防衛戦を行う予定です。

3)WBOアジア太平洋ミドル級王者野中 悠樹(渥美)が来月24日、大阪府堺市産業振興センターのリングで、能嶋 宏弥(薬師寺)を迎え、2019年2月に獲得した王座の3度目の防衛戦を行います。

4)8月26日に後楽園ホールでOPBF(東洋太平洋)スーパーバンタム級戦が行われます。この試合では、4戦全勝(4KO)の武居 由樹(大橋)が、今年の4月に同王座を獲得しているペテ アポリナル(比)に挑戦します。

5)来月1日、IBF最軽量級王者レネ クアルト(比)がメキシコのリングに登場。ダニエル バジャダレス(メキシコ)を相手に、保持する王座の2度目の防衛戦を行います。

6)元3団体統一ヘビー級王者アンディー ルイス(米)と、元WBA暫定王者ルイス オルティス(キューバ)によるサバイバル戦が9月4日、米国カリフォルニア州で行われます。

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あの試合から30年(WBCフライ級)

2022年06月23日 05時22分03秒 | ボクシングネタ、その他雑談

30年前の1992年6月23日、東京・両国国技館で行われた試合結果です。
WBCフライ級戦:
挑戦者ユーリ 海老原(協栄)KO8回2分59秒 王者ムアンチャイ キティカセム(タイ)

*確かこの日は、梅雨らしいぐずついた空模様だった記憶があります。

(得意の「鞭のような」右ストレートを放つユーリ。)

ソビエトのアマチュアの名選手が、プロ13戦目でプロの世界王者になりました。王者ムアンチャイは、世界2階級制覇を達成している実力者。そんな相手を前に、全くひるむことなく自分のボクシングを展開し、KO勝利を収めてしまうとは...。何とも凄い事です。

 

(北国と南国の強豪が、激しくパンチを交換する好試合でした。)

この試合が行われた興行のメインイベントは、俳優ミッキー ローク(米)のエキシビションマッチが組まれていました。一般的知名度が低かったユーリの、世界王座への挑戦を実現させるための客寄せ/苦肉の策ではありましたが、ユーリの鮮烈な王座奪取劇に水を差した事には変わりありません。

その後のユーリは、一試合ごとに安定度を増し、9連続防衛に成功し一時代を築きました。当時でもかなりの評価を得ていた選手でしたが、本来ならもっともっとその名が知られていてもおかしくない実力者でした。

「Simple is the best」を実証したユーリの伝説が始まったのは、もう30年も前になるんですね。

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圧巻、ベテルビエフ(3団体ライトヘビー級)

2022年06月22日 05時35分12秒 | 世界ボクシング

先週末18日・土曜日、米国ニューヨーク州で行われた試合結果です。
3団体ライトヘビー級戦(王座統一戦):
IBF/WBC王者アルツロ ベテルビエフ(露)TKO2回2分19秒 WBO王者ジョー スミス
(米)

*世界王者同士による王座統一戦とはいえ、注目は100パーセントのKO率を誇るベテルビエフが、どのようにスミスを仕留めるかに集まっていました。

スミスが前に出て、ベテルビエフがそれを捌くという展開で始まったこの試合。初回終了間際、ロシア人が右クロスをうまく当て早速ダウンを奪っています。

強打だけでなく、好打者ぶりを早々と見せつけたベテルビエフ。2回早々に同じパンチでライバルをキャンバスに送ると、連打からこの試合3度目のダウンを奪っています。既に足元が定まらないスミスに対し、アッパーの連打で追い打ちをかけたKOキング。レフィリーはそこで躊躇することなく試合を止め、一方的な試合は終止符を打ちました。

世界王者同士の対戦に圧倒し、3つ目のベルトを腰に巻いたベテルビエフ。残る王座は「時の人」、ドミトリー ビボル(キルギスタン/露)の持つWBAタイトルになります。そして下記が、2022年6月22日現在のライトヘビー級王者たちとなります。

WBA:ドミトリー ビボル(キルギスタン/露/防衛回数11)
WBC:アルツロ ベテルビエフ(露/3)
IBF:アルツロ ベテルビエフ(露/6)
WBO:アルツロ ベテルビエフ(露/0)
OPBF(東洋太平洋):空位
WBOアジア太平洋:空位

*現在のWBA1位は、元WBOスーパーミドル級王者で44戦全勝のヒルベルト ラミレス(メキシコ)。WBC1位は元WBAスーパーミドル級王者で、サウル アルバレス(メキシコ)に完敗を喫しているカラム スミス(英)。ジョシュア ブアッツィとアンソニー ヤードの英国勢がIBFの上位を占めており、WBOもヤードとラミレスが顔を見せています。「ビボル対ベテルビエフ」戦が即実現しない場合、どのような対戦カードが組まれてい行くのでしょうか。注目です。

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苦戦のムンギア、一気にTKO勝利(スーパーミドル級)

2022年06月21日 05時46分42秒 | 世界ボクシング

今月11日、米国カリフォルニア州で行われた試合結果です。
スーパーミドル級戦(12回戦):
ハイメ ムンギア(メキシコ)TKO5回2分57秒 ジミー ケリー(英)

*減量苦から、それまで保持していたWBOスーパーウェルター級王座を返上し、ミドル級の転向してきたムンギア。今回が自身2階級目での6戦目となりました。今回ムンギアが迎えたケリーは、メキシカン同様、長らくスーパーウェルター級を主戦場にしていた選手で、最近ミドル級に転校してきたばかり。6年半前に、世界王座への挑戦を経験しているケリーですが、現在のムンギアとの実力差はかなりあると思われていました。

そんな「格下」が、2階級制覇挑戦を直前に控えているムンギアを大いに苦しめることになりました。体格負けしていない英国人は、シャープなパンチを遠距離から当てていき試合をコントロールしていきます。2回には左フックをクリーンヒットさせ、「番狂わせ」をも匂わせるほど。スムーズなフットワークと、柔軟なボディーワークでメキシカンに的を絞らせず、4回までは元世界王者を大いに苦しめていきました。

しかし5回半ば、ムンギアは左フック一発で、試合を一気に自分のものにしてしまいました。そのパンチで最初のダウンを奪うと、今度は接近戦からの右アッパーでダウンを追加。最後は連打からもう一つのダウンを奪い、そのままゲームセット。技術のある相手に対し、不安を覗かせたムンギアですが、ハマった時の攻撃力は流石と言っていいでしょう。

全勝記録を40(32KO)に伸ばしたムンギア。本人は「スーパーミドル級でカネロ(サウル アルバレス)に敗れ、ミドル級に戻ってくるゲナディー ゴロフキンに挑戦したい」と、少々好き勝手な計画を立てているようです。

今回の試合はスーパーミドル級のリミットで行われましたが、2022年6月21日現在の、ムンギアとケリーが主戦場としているミドル級王者たちの顔ぶれを確認しておきます。

WBA(スーパー):ゲナディー ゴロフキン(カザフスタン/防衛回数0)
WBA(レギュラー):エリスランディ ララ(キューバ
/1)
WBC:ジャモール チャーロ(米/4)
IBF:ゲナディー ゴロフキン(カザフスタン/2)
WBO:デメトリアス アンドラーデ(米/5)
WBO(暫定):ジャニベック アリムカヌウェ(カザフスタン/0)
OPBF(東洋太平洋):竹迫 司登(ワールドスポーツ/0)
WBOアジア太平洋:野中 悠樹(渥美/2)
日本:国本 陸(六島/0)

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