Kayaとののんびり生活 どいちゅらんど 

人生の半分ちかくになったドイツ生活のブログです。

冬の旅行@エルツ地方2022 ~ベッティナ・フランケ工房へ~

2022-02-16 | 少し遠くへお出かけ~エルツ地方工房を訪ねて~


朝ごはんを食べた後、ベッティナ・フランケ工房へ。

今は、ザイフェンのアトリエを閉めておられるので、
隣の隣の村?まで車で行ってきました。


6年くらい前に最初に母親と一緒に行ったのが、このアトリエでした。


イースター前だったので、ウサギがたくさんいます。




友だちに頼まれたものを注文していたので、それを取りに行くのが今回の目的です。


雪だるまを作っているの女の子は、お客さんからの注文で出来た子みたいです。
冬の子どもシリーズ・・・可愛い。



新作のうさぎたちがまた可愛い。。。。

どんな洋服を着て、小物を持たせようか考えているって言われていました。
来年のイースターにはどんな子が出来ているのかな??


今年は、木材の高騰だけではなく絵具がものすごく値上がりしているそうです。
ってことは、またしばらく値段は上がり続けそうな感じです。
恐ろしい・・・・


水曜日は一日仕事を兼ねて、色々な工房を訪ねるつもりだったのでまだまだ続きます。


冬の旅行@エルツ地方2022 ~煙り出し人形の工房を訪ねて~

2022-02-15 | 少し遠くへお出かけ~エルツ地方工房を訪ねて~



相方君の仕事も今月は、
休暇を取らずに旅行できそうってことで、先月急遽決めた旅行。


Kayaのいない初めてのエルツの旅です。
青空と雪景色が広がる中での休暇スタートです~

朝の6時半にスタートしたので、渋滞にも巻き込まれずお昼にはチェコによって
お昼ご飯を食べてホテルに着いたのが13時半。
今までで一番早かったのでは??って言うくらい早くついてびっくりです。


少し休憩した後、私は行ってみたかった工房巡り。
最初は、メルテン工房へ。







少し心を動かされるものがありましたが、初日ということで我慢(笑)


行ってみたかった、ザイフェンにあるFüchtner工房へ。
お目当ての、煙り出し人形。





数年前に持って帰っていたカタログを眺めていて、気になっていたんです。
訪ねていけて良かった・・・


数年前から、伝統的なエルツ地方の煙り出し人形といわれるタイプの
人形に目がいきます。工房は違っても似ているんです。




初夏の旅行@エルツ地方2021 ~ザイファートさんを訪ねる~

2021-06-29 | 少し遠くへお出かけ~エルツ地方工房を訪ねて~


私の泊まっているホテルから、徒歩3分くらいの所にあるおうち。
6年前に母親と来た時に、
お家の前の小さなショーケースにオーナメントが飾られていたんです。

その後、野外博物館の催しで彼女の作品を買うことが出来て、
数年前に、自分で作れるキットを購入していました。

OGPイメージ

春の旅行@エルツ地方2016 ~野外博物館~ - Kayaとののんびり生活 どいちゅらんど 

いい天気に恵まれた休暇4日目です。昨日が祝日という事で、ホテルも満室なので朝食の時間も早めにして朝食後、去年の夏に行ったホテルの反対側の山に...

春の旅行@エルツ地方2016 ~野外博物館~ - Kayaとののんびり生活 どいちゅらんど 

 

いつでも、呼び鈴を鳴らしていいからと言われていたのですが、
その後は家の前は何度も通るのに、訪ねられず・・・
今回は、電話番号を控えて連絡したら、次の日に来てもいいということに。

キットの注文をしたことを、覚えておられました。
外国人がキットをメールで注文することなんてそうないからね。(笑)


お家の2階が小さなアトリエになっています。
本業は、違う仕事をされています。




オーナメントは、エルツの工芸品を扱う手作り市で売られるくらい。




副業でやっておられるので、大量生産できないのがその理由です。
ザイフェンのお店でこのタイプの作品がないわけです。
私も数年前の野外博物館の催しに行っていなければ、知らなかったし。
今回、アドベントの期間~年明けまでに開かれる、
彼女おススメの催しを聞くことが出来たので、いつか絶対行きたい!!!(笑)




カラフルなのは、春の飾り用。
クリスマスは、エルツ地方はナチュラルカラーがメインになるんだそうです。



今回彼女を訪ねたのは、彼女の作品を日本のお店でも売ってもいいのかを
聞きたかったからです。
快く了解してくださったので、
大阪のアトリエココロさんでこの秋から数点並べてもらえそうです。

こういう小さな素敵な工房を日本へ紹介することをしたいなって思っていたので、
本当にベッティーナさんの工房など、色々な素敵な作り手さんの作品を
紹介できる機会が出来て嬉しいです。


特に気に入ったのが、これ。籠好きにとってはたまらない・・・
手間がかかるのでもう作られていないんだとか。
送るには、ちょっと向いていないから日本へは無理そう。残念過ぎる。


7年前くらいから、本を買って読んだり工房でいろいろと教えてもらって
色々と勉強させてもらっています。
こういうことをしていると、ドイツ語できるようになって本当に良かった!!
って思います。

ザイファートさんとも2時間近くいろんな話をして、
お昼ご飯を一緒に食べていく??って言われる始末。(笑)
今度は、ゆっくりお茶でもって約束をしました。

本当に、工房を訪ねるのは知り合いや友人を訪ねる感覚です。
素敵な作品を作ってくださる、職人さんへのリスペクトを忘れずにいたいな。







 


初夏の旅行@エルツ地方2021 ~ ヘフナー工房を訪ねる ~

2021-06-27 | 少し遠くへお出かけ~エルツ地方工房を訪ねて~

ザイフェンのメインストリートが今大工事をしています。


私も、今回裏道を通って教会の方へ行きました。


こんな可愛い標識があるので迷いません。

ホテルでの宿泊が2週間前から許可されたのもあり、
お店も結構しまっていました。
こんなに静かなザイフェンは、99年の冬以来かも(笑)

開いているお店をまわりながら私が行ったのは、
前回行ったヘフナー工房。



同じように呼び鈴を押した後、ドアを開けてもらえました。(笑)
そして、覚えているよ!!って言ってもらっていろんな話をしたのです。

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年明けの旅行@エルツ地方2020 ~Olav Häfner工房~ - Kayaとののんびり生活 どいちゅらんど 

メインストリートに面しているのですが、ショーウインドーがサイドにあるというので、今まで反対側の道から見ることが多く、普通のお家だと思っていた...

年明けの旅行@エルツ地方2020 ~Olav Häfner工房~ - Kayaとののんびり生活 どいちゅらんど 

 

 

絵付けさんに頼まず、加工から絵付けまで一人でやっておられます。



雪遊びの子どもたちも、腕の向きなどがかなり細かくなっているので
同じようなパーツの組み合わせが少ないんだとか。



だから、躍動感のある面白いフィギュアが出来るんだ!と納得。

大きなお店で見かけるランタンを持つ子達より、
この動きのある子たちが私は心惹かれます。
その分、手が込んでいるってことなんだ。

よく細かくみているよね・・・って褒められました。
ここ数年本当に自分の好みのタイプが、
はっきりしてきたので色々見ているんです(笑)


ヘフナー工房のこの聖歌隊も、柔らかな良い表情をしています。


これが今作っているところ・・・



そんな私が今回連れてきたのは、魚釣りの二人組。
1人は、魚をもう1人はまだつれないようでビールを持っています。(笑)


ヘフナーさんとは、いつも行くチェコの免税店が閉まったよねとか、
その奥のいつも行くベトナム人の経営しているアジアレストランが閉まったから、
今はここに行っているよとかローカルな話をしていた私です。
こうやって、いつも行く工房で世間話をしてっていうのが楽しい。








初夏の旅行@エルツ地方2021 ~ベッティーナ・フランケ工房へ~

2021-06-26 | 少し遠くへお出かけ~エルツ地方工房を訪ねて~


着いた次の日は事前に予約を取っておいた、
ベッティーナ・フランケ工房へ。

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年明けの旅行@エルツ地方2020 ~ベッティーナ・フランケ工房~ - Kayaとののんびり生活 どいちゅらんど 

いつもザイフェンに来たら行く工房が2つあります。ひとつの工房は、冬休み中でお休みだったのでもう一つの工房のオーナーさんフランケさんにクリスマ...

年明けの旅行@エルツ地方2020 ~ベッティーナ・フランケ工房~ - Kayaとののんびり生活 どいちゅらんど 

 

 

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秋の旅行@エルツ地方 2018 ~ベッティーナ フランケ工房でお買い物 ~ - Kayaとののんびり生活 どいちゅらんど 

旅行2日目は、友だちとザイフェンでお買い物がメイン。欲しいものはシュビップボーゲンと決めてはいたけれど、モチーフで悩む友人。これは、よくわか...

秋の旅行@エルツ地方 2018 ~ベッティーナ フランケ工房でお買い物 ~ - Kayaとののんびり生活 どいちゅらんど 

 

 




中心から少し外れたところにあるアトリエに行ってきました。





窓には、今までの試作品が飾られています。


ここ5年くらい毎年行っている工房です。
今回は、友だちの娘ちゃんへのプレゼントを作ってもらいたかったのと、
大きなサンタさんを注文したくて。



いつもと比べて、アトリエの中は作品が少ないかな?
コロナもあってたくさん作れてなかったみたいです。


それでも、可愛い新作がありました。
マリングッズを集めている、お客さんからの要望で作られた作品だとか。
私も、友だちの娘ちゃんの大好きなぬいぐるみを持てるように希望したので、
どんな作品になってくるか今から楽しみです。





昔の引き出しに中に可愛く飾られているこの子。






小人とサンタさんが勢ぞろい。



サンタさんは、色んなパターンがあるので悩みます。
これが、80年代にベッティーナさんが一番最初に作られたモデル。


クリスマスのプレゼントを何にしようかな??って考えながら
考えずに描いていたものからヒントを得て、出来たんだそうです。
すごい偶然ですよね。(笑)

最初のモデルだと、木にふしなどがあると使えなくて廃棄する木が多くなっていたので
次のモデルは、足と胴体の部分をつなぎ合わせるタイプにしたそうです。


それによって、サンタさんの足に動きが出たんだそうです。
言われてみると、雰囲気が違う。






大きめのサンタさんだけでもたくさんあります。
全て手描きなので少しずつ表情が違います。
出会った子と縁があったって思うことにしている私です。

1時間ほどの滞在で、今回もいろんな話を聞けて楽しかったです。
日本のアトリエココロさんへの作品もできてきているよってことです。(笑)


数年前から悩んでいるサンタさんは、希望の色がなかったので
秋以降に送ってもらうことになりました。
どんな子がやってくるかな???(笑)








年明けの旅行@エルツ地方2020 ~Olav Häfner工房~

2020-01-05 | 少し遠くへお出かけ~エルツ地方工房を訪ねて~

メインストリートに面しているのですが、
ショーウインドーがサイドにあるというので、
今まで反対側の道から見ることが多く、普通のお家だと思っていたんですよね。

よく見ると、気になるものがあったらベルを押してくださいって書いてある。
ってことで押してみました。(笑)で気が付かなかったヘフナー工房。



今日、工房は見せていただけますか?って聞くと、
今から下へ降りていきますよって。
出てこられたのは、私よりひとまわり上くらいの感じのいいおじさんでした。

工房に通してもらって、これが作品ですって言われて見せてもらったのがこれ。




棚いっぱいに雪遊び、そり遊び、スキーなどをしている子どもたち。
よく見るとスキーのジャンプをしている子もいたり。

今作っておられるのはこんな感じで置かれていたり・・・



懐かしい、最初の頃ザイフェンの工房を訪ねたときの雰囲気がまだありました。
こういうのが私は好きなんです!

さて、作品は全て6cmと小さめなので1つ、2つ持っていても面白くない。
(これはもう経験済み。)
でも、お値段によって買える数も変わってくるってことで聞いてみたら、
ひとつが8,5~11,5€くらいっていうことだったので・・・
ちょっと安心した私。早速、気に入った子たちを選んでみました。

そして、ホテルの窓辺に飾ったのがこちら・・・(笑)


スケート靴をはかせてもらっている子。
スケートをガンガン滑っている子。


スキー初心者っていう名前の子。

ベンチと木だけは、パーツを売っているお店で自分で買ってきたのですが
いい感じにまとまりました。って単なる自己満足の世界です。

色が、私の好きなマットのもの。
そして、素朴な村の風景っていうのが気に入った理由です。

そして、今作っている作品が載っているカタログ。


他にも、池に落ちた子を助けていることかもいるんです。




来週クリスマスの飾りをしまった後、
春が来るまで少し寂しくなる窓辺に飾ろうかなって思います。

その後、いろいろと話していて、
おじさんに、ドイツ語がうまいけれど長く住んでいるの?
と聞かれました。観光客でザイフェンに来る人は多いけれど、
工房でこれがいい、やっぱりこっちがいいかな??
としゃべっている日本人はそう多くないんでしょうね。(笑)

こっちには長く住んでいるけれど、日本から来たという話をしたら
90年代に半年ザイフェンから、木工のデモンストレーションをするのに
富士サファリパークで仕事をしていたんだよって話してくださいました。
富士山に登ったことなどいろいろな当時の話をしてくださいました。

デモンストレーションと言えば、
去年行ったヘルビッヒ工房でも90年代に北海道帯広にあっと、
グリュック王国というテーマパークで数か月滞在していたんだよって聞いたんですよね。
90年代はドイツから職人を招いて
全国色々なところでそういう催しをやっていたんですね。

それから、なぜ私がザイフェンに来るようになったかとかいろんな話をして、
気が付いたら40分くらい工房にいた私です。

次回来る秋にもぜひ訪ねたい工房になりました。

おまけ


もう雪景色は見えないかなって思っていたのですが、
今日の午後から吹雪になりました。

 


年明けの旅行@エルツ地方2020 ~ベッティーナ・フランケ工房~

2020-01-04 | 少し遠くへお出かけ~エルツ地方工房を訪ねて~

いつもザイフェンに来たら行く工房が2つあります。
ひとつの工房は、冬休み中でお休みだったのでもう一つの工房のオーナーさん
フランケさんにクリスマスの後にメールをしてみたら、
3日にザイフェンのショールームを開けてもらえることに。
前回の記事↓

 

ザイフェンの中心から少し離れたところにある、
小さなおうちが彼女のショールームです。


毎回、行く時期によって置いてあるものが違うのと、飾り方が素敵なので
あっという間に時間が過ぎてしまいます。

中でも今回素敵だなっておもったのはこれ!


昔のキッチンの棚を使ってとっても素敵な飾り方をしておられます。
たまに蚤の市などで見かけるこういう棚。
こうやって使う手があったか!と何度も見入ってしまいました。
棚に並べるだけでなく、こうやってまとめて飾るのが最近私も好きです。

他の工房でよく見かける、額縁などと違ってこうやって捨てられそうになったものを
活用されているのが素敵です。

サンタクロースのシュビップボーゲンも素敵です。


クリスマスの後なので、小人君はたくさんいませんでした。(笑)




いつかいつか欲しいな・・・って思っている大きなサンタクロース。

 


そして、イースターのウサギたち。
本当はもう少しあるかなって思っていたのですが、クリスマスの時期に
うさぎがたくさん出て行ったらしい(笑)


ということで今回は、友だちへのプレゼント数点を買いました。



 

 

 


春の旅行@エルツ地方2019 ~ Gunter Flath工房 ~

2019-05-11 | 少し遠くへお出かけ~エルツ地方工房を訪ねて~

ザイフェンの人形と組み合わせるのに、ここ最近はいろいろな大きさの
シュパーンバウム Spanbaumと呼ばれるものを使っています。

小さい頃から大好きで、以前にブログに書いたように
今でもシンプルでなんにでも合うから大好きです。以前の記事

でも、今回ザイフェン滞在中にSpanbaum以外の木にどんなものがあるのか
気を付けてみてみると・・・

色々な種類の木がありました。特によく見かけるのがこの2つ。


左 Ringelbaum  右 Spanbaum

同じように作られているのかと思っていると・・・
Spanbaumが、ノミで削られていくのに対して、
Ringelbaumはろくろで削っていくので、短時間で大量生産が出来るんだとか。
ただし、Ringelbaumは小さい木しか生産されていないので、
単体で飾るというよりは、ピラミッドなどのパーツとして使われているとのこと。

確かに、お店にあるものを見ているとそうなっていました!(笑)

これを教えてくださったのが、Gunter Flath工房の娘さんです。


メインストリートのとっても可愛いショーウインドーのディスプレーと
大きなSpanbaumが目印です。


彼女のお父さんのミニチュアの部屋が有名な工房でもあります。
本当に細かく、村の生活の様子が小さな箱の中に広がっています。







彼女の工房には、本当に様々な大きさのSpanbaumがあり、
いつもSpanbaumを工房で作っているのは、前から知っていたのですが
今回初めて話す機会があり、教えてもらったというわけです。

人形に合う、少し大きめの木を探しているって話から
彼女が考案した木を並べてみたところ・・・結構いい感じ。


ただ、ちょうどいい大きさが売り切れていたのです。

私が数日ザイフェンに滞在するというと、木曜までに時間が取れたら
希望する大きさのものを作れるように、準備してみますって言ってもらえました。


約束の日の朝に行くと、もう1つが出来ていました。
Spanbaumの倍は時間と手間がかかる彼女の落葉樹の木。


普通のSpanbaumより長めの削り木を、ピンセットを使いながら
形を整えて、ふんわりした雰囲気の落葉樹にしていきます。
午後に取りに行くときには、2つ目も出来上がっていて選ぶこともできました。
どこに飾ったかというと・・・



お気に入りの2体のBrotteigの人形と一緒に特別席へ。


 


春の旅行@エルツ地方2019 ~ベッティーナ・フランケ工房~

2019-05-09 | 少し遠くへお出かけ~エルツ地方工房を訪ねて~

ここ最近、毎回訪ねている工房の一つにベッティーナ・フランケ工房があります。
以前の記事 

ザイフェンのお店は、土・日曜日しか開いていないので、
HPから、昨日アポを取ってみた私。夕方に電話で連絡があり、
今日の朝、ショールームを開けてもらえることに。


とっても親切なベッティーナさんの工房は本当に飾り方も素敵だし、
参考になります。




オレンジの木箱を綺麗に装飾して、一つのお話のように展示されていたり。


今回、連れて帰ってきたかったのは、サンタクロースのお友達の小人たち。


数年前に初めて見たときは、4人しかいなかったのが・・・
去年は、20人に増えていました!!!(笑)
そして、お客さんにサンタクロースのお友達でもう20人いるんなら
アドベントカレンダーのように24人にしないといわれたそうで・・・


今年は、24人!!になっていて、小人とサンタクロースの
クリスマスのお話の冊子まであります。


もちろん小人には、それぞれ名前がついていてちいさなお話があるんです。


そう、彼女の作品の人形には、名前がついていることが多いのです。

名前の由来は、ベッティーナさんのお孫さんだったりするんだそうです。
その子の好きな色の洋服を着ていて、
持っているものは彼女の好きな物だったり・・・
そうやって、お人形ひとつずつお話があるなんて!

そういう話を聞けるのも、この時期に直接工房を訪ねてまわる楽しみです。


いつもは、サンタクロースの飾りがあるところに飾ってあった
窓辺の飾りが今回はウサギでした。

クリスマスの飾りはもう既にいくつも持っており、
もういらないかな・・・って思っているので
最近は、イースターのものや普段から飾れるものに目が行く私。
うさぎのモチーフは、他にはどんなものがあるのかと聞いたら、
店にある好きなウサギを選んで作ってあげますよといわれました。

だったら、ウサギ以外を使ってもできますか?

ベッティーナさん:もちろん、お店にあるものならどれでも使えますよ。


私 :それなら、季節ごとに取り替えられるようなものもできますか?

ベッティーナさん :取り替える?!そういう発想はなかったわ!
でも、確かに季節ごとに人形を取り替えられると年中使えるわよね。
一度試作品を作ってみるわ。

人形をどうやって固定するかはそう問題はないので、
試作品を作り、出来あがったらメールで連絡をもらえることになりました。

もし、出来たらずっと家の廊下などに飾っておけるし、
かなり嬉しいんですけどね。




その後、月曜に無理をいって作ってもらったものを引き取りに、
他の工房に行きました。それは、次回ってことで。(笑)
考えたら、今回は特注のものばかり買っているわ・・・


春の旅行@エルツ地方2019 ~エミール・ヘルビッヒ工房~

2019-05-06 | 少し遠くへお出かけ~エルツ地方工房を訪ねて~

今回、母親から頼まれたものは・・・
エミール・ヘルビッヒ工房のキリスト降誕のクリッペと呼ばれるもの。
以前から、北ドイツのロッテ・ジーバース=ハーン社の
クリッペを買おうかと悩んだりしていた母親ですが、今まで買わず・・・

数か月前に、私がいろいろと探しているときに
エミール・ヘルビッヒ工房のクリッペを見つけたのです。
サイズもコンパクトなので、日本でも飾りやすいだろうということで今回頼まれたのです。


・・・というのも、工房が去年の秋に、
ザイフェンから車で40分の所にお引越ししたので、行きやすい!
っていうか、何度も通っている道にある小さな町だし。
以前行った、Kalkwerk Lengefeld のすぐ近くだし!!その時の記事 

朝の散歩を終えた後、車のナビのとんでもない案内で山の中を走って出かけてきました。
(相方君はもうナビは信用できないといっております。相方君のほうが道に詳しいかも??)


小さな町の中心にあるEmilHelbig工房は、3代続いています。

 



たくさんの作品が展示されていて、職人さんが横で木彫りをされている・・・
こういうのが好きなんですよね・・・



さて、クリッペはセットで売られているわけではないので、
たくさんの作品の中から、好みのものを選ぶことが出来ます。



一つずつ表情が違うし、おまけに15種類もあるし。
私と父親そして相方君がそれぞれ数点ずつ選びました。


オーナーのベッティーナさんとは前回電話でも話していたのですが、
本当に親切で素敵な方でした。


北ドイツのクリッペを母親が以前から悩んでいて・・・という話しから、
その工房ってロッテ・ジーバース=ハーン社ではない??ってことになり・・・


そしたら、創始者であるロッテ・ハーンさんは、
ベッティーナさんのおじいさんのEmil Helbigさんが
おもちゃの専門学校の教師をしていた時の教え子だということを教えてくださいました。
北ドイツ出身の彼女だけれど、エルツ山地へきて3年間ここで勉強したそうです。
独立したのは、ロッテさんのほうが早いけれどねって。(笑)
多分、お互い同じようにクリッペを作っているとは知らなかったそうで、
50年代にお客さんから、似たようなものを作っている工房があることを知ったんだとか。

こういうお話を聞くことが出来るのも、工房を訪ねる面白さです。

仕草や表情が素朴で素敵です。

赤ずきんちゃんとおおかみやヘンゼルとグレーテルといった童話がモチーフの作品。



ハリネズミとウサギも可愛い。
私には、父親が1つ素敵な作品を買ってくれました。大事にしないと。


秋の旅行@エルツ地方 2018 ~ベッティーナ フランケ工房でお買い物 ~

2018-10-07 | 少し遠くへお出かけ~エルツ地方工房を訪ねて~
旅行2日目は、友だちとザイフェンでお買い物がメイン。
欲しいものはシュビップボーゲンと決めてはいたけれど、モチーフで悩む友人。
これは、よくわかります!私も経験しました・・・

私はといえば・・・

3年前に緑のサンタを購入した、
3羽のガチョウとおさげの女のがシンボルマークのベッティーナ フランケ工房へ。3年前の記事
土曜日の午後数時間しかやっていない、ザイフェンのお店ですが
約束をして、日曜日の午後にも開けてもらうことが出来ました。

こうやって、作り手さんと話しながら悩みながら買えるのがいいんです。
3年前に母親と一緒に来たことも、覚えておられました。(笑)
日本人で、ドイツに住んで何度もザイフェンに来るという人も少ないんだろうな・・・


前回もらって帰ったカタログで見つけて気になっていた、
イースターのうさぎと、家にある緑のサンタのお手伝いする小人も一緒に連れて帰ることに。


前回お店の写真を全くとっていなかったので、今回は撮らせてもらうことも忘れずに。

 
女の子にはちゃんとお名前があります。


ヘンゼルとグレーテルだったり。

  


クリスマスのものはこれ以上増やせないなってことで、見ているだけ・・・

私も友だちも気に入った物が見つかり、
二人で村の中をお昼ご飯もカフェ休憩もなしにぐるぐると歩き回り、くたくたです。
朝のKayaとも散歩もたっぷりしたので、今日は2万歩以上歩いていました。
休暇は本当に健康的に過ごせるな。

窓辺に飾って楽しんでます。

2017-11-09 | 少し遠くへお出かけ~エルツ地方工房を訪ねて~
今回の旅行で行ってみたかったKLAUS HÜBSCH 工房に、今回は偶然行くことができました。
数年前から何度もショーウインドウ越しに眺めていたお店です。

 
オーナーがいらっしゃる時間に前を通ったのでお店の中へ。

やっとお店に入る事ができたんですよ~と言うと、
ザイフェンの中心から少し離れたところにメインの工房があるので
ここが閉まっていたらそこに来てくれたらいいよって。
実は、そのメインの工房は、くるみ割り人形の工房へ行く途中にあって前から気になっていた所でした。
工房の名前をちゃんと覚えておかない私は、こういう事がよくあるんですよね。

 

とっても親切なオーナーで、ゆっくり見てかまいませんよ~っておっしゃって下さり
色々なモチーフがあって、どれにしようか迷っている私に、
数あるピラミッドの違いなどの説明をしてくださいました。

次の日にもやっぱり気になって今度は相方君を連れて行った私。
その時は、奥さんが閉める直前のお店を開けてくださいました(笑)

 

ここ数年、カラーのピラミッドが気になっているので、相方君にも見てもらいたかったのです。
(今持っているのはナチュラルカラーなので)

エルツ地方のいろいろな博物館などでみられる古典的なピラミッドは、カラーの物ばかり。
どうやら、典型的なのはカラーだという事をオーナーに教えてもらって納得。

ここの工房では、クリスマスモチーフだけではなく、村人の生活のピラミッドもあるので
まさに私が求めていたモノ。(笑)

  

いつかお金を貯めて、買いたいな~って思っていますがいつになることやら・・・。
それまでは、このポストカードを眺めて楽しみます(笑)

という事で、ピラミッドを我慢した自分には、風でくるくる回るThermospielを買いました。
モチーフはもちろん村人です。


窓辺に飾って楽しんでいます。

そして、お土産用にショーウインドウに飾られている物を。
クリスマスのモチーフでないので年中使えるかな??って思って。

 

今回は、今まで行けなかったザイフェンの2つの工房に行く事ができて大満足です。


秋の休暇@ エルツ地方2017 ~ ザイフェンでお買い物 ~

2017-10-23 | 少し遠くへお出かけ~エルツ地方工房を訪ねて~


あいにくのお天気の休暇。
ザイフェンでお買い物をすると決めていたので、
まず最初に、少し村の中心から離れたところにある
くるみ割り人形の工房へ 前回の記事☆、母親から頼まれていた物を買いに。
前回来た時のおじいさんは引退され、今年から甥っ子さんが工房を継がれたんだとか。
(サインはまだおじいさんがされているそうです。)
こうやってちゃんと工房が引き継がれています。

その後、前回買えなかった煙だし人形を作っておられる工房へ 前回の記事
今朝電話して、工房におられるかちゃんと確認していきました(笑)


前からどれにするか悩んでいた人形ですが、
おじさんに煙だし人形の歴史を聞くとますます悩む。
おまけに昔からの製法(木だけではなくパン生地で顔や手をつくる)で作られた人形を見ると
そっちの方がますます素敵に見える・・・(笑)
昔からの製法は、本当に時間がかかるので
ほとんど特別注文でたまにつくるくらいらしいのです。
(次回用に近いうちに注文することにします)
という事で、今回は、煙突掃除人を連れて帰ることに。

その後は、一人で村のいろいろなお店を見てまわったのですが
やっぱり小さな家族経営の工房でつくられたものと比べると違うのです。


心に響くものがなくて、ほとんど何も買わずにホテルまで歩いていると、
数年前から素敵だなって思いながらみていたショーウィンドーが明るい!!



  

そう、今日は開いていたのです!!!(笑)
工房は、くるみ割り人形を作っておられる工房と同じ村にあるそうで、
メインストリートにあるお店は、決められた時間しか空いていなくて今まで見る機会がなかったのです。

作り方やモチーフの説明を聞きながらどれにしようか悩む私(笑)

自分用とお土産用に可愛い窓飾りを買いました。
ちなみにこの工房も昔の伝統的な人形を作っておられます。


一番気に入っている村の生活がモチーフのもの。
ここ数年、好みが変わったのか伝統的なものに本当に心が惹かれます。
今日お買い物をしたお店は、
どれも小さな工房で職人さんからいろいろなお話が聞けるし
本当に楽しかった~
ただ、お値段が本当に他のモノよりぐっと高くなるので、
なかなか買えないのが悩みですが。(笑)

お気に入りの工房がだんだん決まってきているので、
昔のようにお店を行ったり来たりしなくて済むようににはなりましたが、
今日も4時間あの小さな村を歩き回って結構疲れた~(笑)

初夏の旅行@2015 ~蒸気機関車に乗って~

2015-06-24 | 少し遠くへお出かけ~エルツ地方工房を訪ねて~




小雨の降る中、朝食を食べた後オーバーウ゛ィーゼンタールへ向かいました。

チェコとの国境にある山、フェィヒテルベルクの麓の街
オーバーウ゛ィーゼンタールへは蒸気機関車に乗って行けるのです。

前回来た時に持ち帰った列車の時刻表を参考に、相方君が昨日プランを練っておりました。

予定では、始発駅に行くはずだったのですが、小さな村や町を車で走って迷ってしまい、
途中の森の駅からの乗車となりました。(それが、結構趣があって良かったのですが)



 











着いた時には雨も上がっていい天気になっていました。






オーバーウ゛ィーゼンタールは、保養地としてはもちろん、
スキーリゾート地として有名なようでリフトやスキー用具店がたくさんあります。


保養地では美味しいケーキが食べられるはず。という私の予想が当たって美味しいケーキを食べられました。
田舎町には、古き良きドイツがまだ残っています。(笑)
綺麗にお花が植えられ手入れされたお庭、そしてパン屋さん。



森の中を煙を出して走ってくる蒸気機関車は本当に絵になります!
雪景色ならもっと綺麗だろうな~



今日は、Kayaも一緒に行ったので蒸気機関車に乗りました。この少し不安そうな顔・・・

ちゃんと犬用のチケットも販売してくれるのが、犬にやさしい国ドイツです。(笑)
列車の中も混んでいないとわんこもOKですとちゃんと書かれていました。

帰り道、母親が行きたいと言っていた職人さんの工房の村へ寄りました。

また、山を登ったり降りたりの山道・・・




展示室の開いている時間をちゃんと調べていったので、作品をたくさん見る事が出来ました。





















母親が選んだのは、19世紀の終わりに作られた天使の作品を再現したもの。
5体しか作っていないものなので、マイスターさんがサインも入れてくれました。

彼の作品は、お店では扱っていないので工房まで足を運んで本当によかったです。




午後には晴れてきたので、楽しいドライブでしたが相方君は150Km一日走ったのでお疲れ気味。(苦笑)

明日は、このままいい天気なら森へ行く予定です。