Kayaとののんびり生活 どいちゅらんど 

人生の半分ちかくになったドイツ生活のブログです。

初夏の旅行@2015 ~マリエンブルク~

2015-06-26 | 少し遠くへお出かけ~エルツ地方~

誕生日の日に出かけたのは、ザイフェンから35Km西にある町Marienburgは、
16世紀のシルバー・ラッシュにより生まれて、栄えた町です。


















ここは、アルプスより北で唯一現存するイタリアのルネッサンス式の町だそうです。
確かに、町の雰囲気(建物)が少し他の町と違っていました。




Heinrich der Frommeにより都市計画されて町が出来たそうです。

日中太陽を見られない鉱夫たちの為に住宅は大きな窓が設けられ、
子どもを学校に通わせない鉱夫には給料を全額払わない、
親を失った子どもたちのための施設を作ったりと社会事業にも力を入れたようです。



 






町の散策の後、修復されたPferdegöpel とよばれる馬の牽引力を利用して
作動させる巻き上げ装置がある鉱山を見学しました。

 
この装置の形が、クリスマスのキャンドルでくるくる回るピラミッドの原型だとか。







 

  

私の好きな木のおもちゃを作った地域には、いろんな歴史と風習があることを知り、
ますますこ詳しく知りたくなりました。
相方君にとっても、鉱山を掘った時に出てきた石で作られた古い建物、鉱山のなかの坑道・・・・
興味を引くものが沢山。(笑)

今回の休暇だけでは、とてもまわれそうにないくらい広範囲なのでこれから、
少しずつ色々な町をまた休暇で訪ねたいと思っています。

山の谷あいの村には、廃墟になったお城も・・・
 


ちゃんとお城の説明のプレートがあります。


この地域のいろいろな施設を無料で周れる、カードもあります。
4日間カードを思い存分使いました。(笑)

今回滞在したエルツ山地には銀街道とよばれる全長約140kmの観光街道があるのを
前回車で村々を走っていて知りました。

このエルツ山地の「エルツ」はドイツ語で「鉱石」を意味します。

ヨーロッパ最大の野外博物館といわれている、ザクセン=ボヘミア銀街道には、
30以上の見学用鉱山と郷土博物館、壮麗な教会、
歴史的な鉱山町がたくさん集まっているそうです。

来年にユネスコの世界遺産に登録されるか、と少し期待していたりする私です。

おまけ

リスを発見!!(笑)

初夏の旅行@2015 ~ぼくのりょこう~

2015-06-25 | 少し遠くへお出かけ~エルツ地方~


ぼく、Kaya。

5じかんの アウトーバン、やまみちを がまんして 
ぼくのすきなもりがたくさんある むらにいってきたよ。

ここでは リードフリーで さんぽにいけるし おもいっきり はしりまわれるし
くさは とってもおいしいし とっても たのしくて おなかがへる。

こんかいは やまのハイキングにもいったよ。

3じかんもやまをのぼったり おりたり とってもたのしかった。
(もちろん リードなんて つけてないよ。)

くるまに にもつをつめて かえるのが わかったときには ほてるのへやに
ひきかえそうとして とめられたよ。

また あそびにくるから っていわれたから しかたがなく またくるまにのってかえってきたよ。
ぼくは ずっと もりのむらにいたいなあ・・・・。


ってKayaの気持ちで書いてみました。(笑)



前回同様、Kayaは長い車の旅、山道ではゴツンゴツンと頭を打ちながらも
本当におとなしくすごしていました。


向こうでは、基本的に散歩はリードなし。それでも、数メーター先、隣りを一緒に歩いてくれています。

4日目の午後は、山へハイキングに行ってきました。

 

 
山道は、ちゃんと整備されているので歩きやすく、あっという間に時間がたちます。




小川の流れているところでは、地元の人が水を少し塞き止めニジマスを養殖?していました。
相方君がいけすの中を覗いていると、ちゃんと真似しています(笑)


そして、そこにはたくさんのオタマジャクシ!!!
これだけたくさん見たのは、短大時代下宿していた愛知県の田舎以来かも??(笑)




おいしい空気を吸って、たくさん歩いて、ゆっくり寝られて、おいしいごはんを食べて本当に
Kaya同様、私たちもリフレッシュできました。



長いかな?って思っていた5泊6日の旅行でしたが、短かった~(笑)
あと1週間休暇が残っているので、家でゆっくり過ごす予定です。
今週は、いい天気になりそうだしね~

こんなにたくさん!!!

初夏の旅行@2015 ~蒸気機関車に乗って~

2015-06-24 | 少し遠くへお出かけ~エルツ地方工房を訪ねて~




小雨の降る中、朝食を食べた後オーバーウ゛ィーゼンタールへ向かいました。

チェコとの国境にある山、フェィヒテルベルクの麓の街
オーバーウ゛ィーゼンタールへは蒸気機関車に乗って行けるのです。

前回来た時に持ち帰った列車の時刻表を参考に、相方君が昨日プランを練っておりました。

予定では、始発駅に行くはずだったのですが、小さな村や町を車で走って迷ってしまい、
途中の森の駅からの乗車となりました。(それが、結構趣があって良かったのですが)



 











着いた時には雨も上がっていい天気になっていました。






オーバーウ゛ィーゼンタールは、保養地としてはもちろん、
スキーリゾート地として有名なようでリフトやスキー用具店がたくさんあります。


保養地では美味しいケーキが食べられるはず。という私の予想が当たって美味しいケーキを食べられました。
田舎町には、古き良きドイツがまだ残っています。(笑)
綺麗にお花が植えられ手入れされたお庭、そしてパン屋さん。



森の中を煙を出して走ってくる蒸気機関車は本当に絵になります!
雪景色ならもっと綺麗だろうな~



今日は、Kayaも一緒に行ったので蒸気機関車に乗りました。この少し不安そうな顔・・・

ちゃんと犬用のチケットも販売してくれるのが、犬にやさしい国ドイツです。(笑)
列車の中も混んでいないとわんこもOKですとちゃんと書かれていました。

帰り道、母親が行きたいと言っていた職人さんの工房の村へ寄りました。

また、山を登ったり降りたりの山道・・・




展示室の開いている時間をちゃんと調べていったので、作品をたくさん見る事が出来ました。





















母親が選んだのは、19世紀の終わりに作られた天使の作品を再現したもの。
5体しか作っていないものなので、マイスターさんがサインも入れてくれました。

彼の作品は、お店では扱っていないので工房まで足を運んで本当によかったです。




午後には晴れてきたので、楽しいドライブでしたが相方君は150Km一日走ったのでお疲れ気味。(苦笑)

明日は、このままいい天気なら森へ行く予定です。



初夏の旅行@2015 ~ザイフェン近郊~

2015-06-23 | 少し遠くへお出かけ~エルツ地方~


2日目も初日と同じで、本当に雨が降ったりやんだりの1日でした。

前回、見学することの出来なかった炭鉱内の見学をしました。
 

朝一番に行ったので、見学者は私たち3人だけ。(笑)
おじさんの案内で、カッパとヘルメットを着用しての見学です。
 

1882年に閉山されるまで、銀・銅・鉛・錫・亜鉛・ヒ素が採取されていました。
近郊の他の鉱山では、ウランも採取されたそうです。
40分ほどの見学が終わり、真っ暗なところから出てきたら、
外の景色がとっても明るくきれいに見えました。




炭鉱夫さんは、毎日6時間仕事をして、往復4時間かけて地下の仕事場まで行っていたというのですから、
本当に当時は大変な仕事だったようですが、
この地方では他に産業があったわけでもないので、他の職業の選択ができなかったんだとか・・・。


午後は、母親と村のお店、工房をまわりお買い物をして、
その後つかの間の晴れた時間に、森へ散歩に行きました。

 

 





今日は、本当にたくさん歩いてヘトヘトな私です・・・。

初夏の旅行@2015 ~エルツ地方へ~

2015-06-22 | 少し遠くへお出かけ~エルツ地方~


2年ぶりに母親と一緒にやってきました、エルツ地方。

朝、5時半に出発して、500Kmの車の旅。


今回はケムニッツから東に12Km行ったところにある
Jagdschloss Augustusburgにも寄ってみました。

20年前に友だちのお父さんいつれてきてもらったことがあり、小高い丘の上に立っている
狩りのためのお城という説明を聞いた記憶はあったのですが、
地理的な位置は全く覚えていなかった私。

1年半前くらいにテレビの番組で、ザクセン州のお城が特集されていたことがあり、
それを見て綺麗なお城のことを思いだし、ネットで調べてやっと見つけたのです。




お城の下には、旧市街が広がっています。






古い建物も、教会もとっても綺麗に修復されていました。

 
お城の中庭には、カフェもあります。


Kayaも元気に歩いてお城を散策しました。(笑)

そのあと、3月に行って気に入ったザイフェンのホテルに向かいました。
お天気はいまひとつなのがとっても残念ですが、6日間の休暇ゆっくりと過ごしたいと思っています。

おまけ

途中の街Eisenachのパーキングエリアは東ドイツ時代の建物が使われています。
何だか、昔に戻ったような錯覚に陥ります。(笑)



怒涛の1週間

2015-06-21 | ひとりごと
母親が来て1週間がたちました。

今週は休暇までの最後の1週間だったのですが、
本当にバタバタでした。


全てはこの日から始まりました・・・
渋滞で停車中の私たちの車に、
よそ見をしていたドライバーに後ろから追突されたのが火曜日。
100%相手の不注意です。
バンパーが凹んだので、後ろの扉?がちゃんと閉まらなくなってしまったのです。

オペルのディーラさんの工場に持っていったら、
古い車なので、修理するお金の方が車の価値より高いから買い換えなさい
みたいなことを言われる始末。

当てられて、うちの車を廃車にしてまた買うの??
それも休暇前に???もうかなりパニック!

保険会社は、代車の手配はしてくれたのですがお金は誰が払う??
そういう事が明確にわからない間は、代車なんて使いたくない~

次の日に、Hobbywerkstattとよばれる工場に車を持って行った相方君。

そこのマイスターに、私たちの車は扉の問題だから、廃車にする必要はないと言われたのです。
そして、自分たちでパーツを探してきてたら、その工場で専門家の人に手伝ってもらいながら、
相方君も一緒に応急処置する事が出来るという事が判明。
(これは保険では下りない自腹です・・・・)

昨日、朝8時から15時までかかって相方君が、
なんとか後ろの扉が閉まるように直して帰ってきました。

車での明日からのエルツ地方への旅行・・・
なんとか決行できそうです(笑)

今回は6日間の休暇です。チェコの小さな村にも行ってみたいので、
代車を使っての旅行は避けたかったのです。

帰ってきたら、保険会社とのやり取りが続きそうですが、私は車関係は免除されているので
少し気が楽だったりします。がんばれ~相方君!(笑)


本当に、休暇が必要なくらい疲れた1週間でした。
残念ながら、明日からのお天気はいまひとつのようですが、
Kayaも大好きな山登りをしたりしてゆっくり過ごす予定です。



庭のツルバラ

2015-06-10 | お庭のこと


やっと、庭のツルバラが花を咲かせてくれました。
この家に引っ越してきたときからお庭の隅で咲いていたバラ。

相方君が植え替えをして、私が手入れをしたら本当にたくさんの蕾をつけてくれるように。
アブラムシがたくさん集まるのが悩みの種ですが、
この薄いピンクのお花を見るとほっとさせてもらえます。

今年は、鉢植えで香りのするバラも育て始めたので、そっちも楽しみ~

 
去年植えた紫陽花も、どんどん成長してたくさんの蕾をつけてくれています。



春に慌てて植えた、ダリア・百合もどんどん成長中。
お隣とかに比べて、日照時間が短いので花が咲く時期が遅いうちの庭。(苦笑)

お庭生活2年目を楽しんでいます!

それにしても、何も手入れしていないお隣の芝生は元気だよななあ~
まさに、隣りの芝生は青く見える・・・(笑)

お裁縫箱。

2015-06-08 | お気に入り ちょっと古いもの


中学の家庭科の時間で、一番苦手だったのが裁縫。
スカートを縫ったり、パジャマを縫ったり、布の裁断なんて間違ってないか不安で・・・。

料理、編み物は本当に楽しくできるのですが、裁縫は本当に苦手です。

そんな私ですが、脚ふみミシンや裁縫箱は持っているのです。
ミシンは使われず、キャビネット化しているのですが(苦笑)

裁縫箱って、小学生の頃にみんなで買いましたよね~
うちの母親は、みんなが共同で購入している猫や手毬の描いてある裁縫箱が嫌だったらしく
(私はみんなと同じが良かったのですが)モロゾフのクッキーの缶を裁縫箱にしてくれました。


おまけに針山もみんなと同じが良かったのに、母親のお古。
(母親も祖母から貰ったと言っていたような・・・)

小学生の頃は、みんなと同じでなかったら嫌だったのですが、
今となってはクッキーの缶の方がずっと可愛い!(笑)
こっちに来るときに、大きなクッキー缶は持ってこれなかったので、


これまたクッキー缶の、ポコちゃんの缶に針山や糸を入れて持ってきました。

そして今は、学生時代に行った蚤の市で見つけた、
少しおんぼろな赤いお裁縫箱。これを17年間ずっと使っています。



この間中身を少し整理したので、少しスペースも出来ました。


何故か、子どもの頃は本当にみんなと同じが良かったんですよね~
今では考えられないけれど・・・

三代目の私のお裁縫箱、きっと買い替えるってことはないだろうし
ちゃんと使いこなせてはいないけれど、大切に使っていこうっと思っています。

新入りした食器。

2015-06-05 | お気に入り ちょっと古いもの
6月になり、真夏日がやってきたドイツ!今日なんて最高気温33℃でした。

幸い家の中は20℃と快適なので助かっています。


今週は火曜日にドイツ語での10時間近くの研修もありかなりヘトヘトです。。。。
研修の後は、仕事も何だか新鮮な気持ちで取り組めたので
かなりいい感じですが、やっぱり長時間での研修は頭も使って、疲れます。


そんな気分を吹っ飛ばしてくれるのは、やっぱり好きな物を買う事かな?(笑)
っていう事で、頑張っている自分にご褒美を買いました。
(っていう言い訳を毎月しているかも??)



大きな器は、近所の陶芸家さんのもの。
数ヶ月前から、お店の前を通っていたのですが、
アトリエをあけている日がマルクトがやっている時間だけで、今までタイミングが合わなかったのです。


最近、サラダを入れる大きな・深くない器を探していて、この器には一目ぼれ~(笑)
色も好みで、買ってきた日から毎日食卓に並んでいます!


もう一つは、北欧のビンテージの6cmも深さのあるスクエアプレート。
このタイプのはあまり見かけたことがなく、使い勝手もいいだろうな~、でも値段も上がるだろうな~
と思ってオークションでポチってしたら、びっくりするお値段で買えてしまった。(笑)
こういう事があるからオークションが止められない私。。。(苦笑)


少し使っていないお皿とか自分でもオークションとかに出したら?
って相方君いいわれたりもしたけれど、結構、使っているんですよね・・・

 

ヴィンテージでも、普段の生活で使いたいから適度なお値段でないといけない私の食器たち。(笑)
料理しながら、どのお皿を使おうかな??って考えるのは楽しんですよね。
これだから、食器は怖い・・・(笑)

 

上の階のお医者さんが休暇に出かけるからと、診療所に飾っていた芍薬をくださいました。
この立派なこと!!!家の中がほんのりいい香りに包まれています。