「プロデューサーズ」という映画をレンタルで見た。
メル・ブルックスは本当にヒトラーネタが好きだなあという事が
いやというほど分かった。
もしかして、ヒトラーを愛しているのではないかとさえ思う(メルはユダヤ人)。
私はメル・ブルックスが大好きで、
日本ではあまり人気がないが、彼の作品はかなり見ている。
「サイレントムービー」や「新サイコ」「ヤング・フランケンシュタイン」
などのオマージュものから馬鹿馬鹿しい「珍説世界史・パート1」「スペースボール」、
何だかもう、タイトルを書くだけでお下品なあの場面がよみがえって来る。
「プロデューサーズ」はだいぶ前に映画があって、
日本では未公開だったが、ビデオで輸入されていて、
レンタルビデオショップで良く見かけた。
私もショップで見かける度に、見たいなあと思いながらぐずぐずしていたので、
とうとう映画版「プロデューサーズ」は見ずじまいだ。
で、今回のこの映画は、オリジナルの映画(?)
「プロデューサーズ」がブロードウェイでミュージカル舞台化され、
その映画版として撮影されたものだと思う。
(詳しくはないので間違っていたらすみません)
多分ブロードウェイでもマシュー・ブロデリックが主演していたのだろうけれど、
映画版でも主演。
ブルックス作品に出演とは嬉しい。
とにかく達者で、歌も歌えば踊りも踊る。
やっぱり彼は舞台人なのねと納得。
もうそこそこの年だと思うのに、坊やと呼ばれているのがおかしい。
いつまでもお若くて嬉しい限り。
メル・ブルックスでは特に
「メル・ブルックスの大脱走」という映画が大好きで、これは傑作だった。
エルンスト・ルビッチのサイレント映画「生きるべきか、死ぬべきか」の再映画化で、
戦争中、ポーランドのワルシャワからある劇団がナチスドイツから逃れようと、
あの手この手で奮闘するという物語。
その中で、劇団の団長がドイツ軍を欺くために、
なんとヒトラーに化けてしまうという場面がある。
そこで、部下の皆が「ハイル・ヒトラー」と敬礼すると、
ヒトラー(に化けた団長、演じているのはブルックス本人)が、
「ハイル・マイセルフ」と返すのがめちゃくちゃおかしかった。
これが、「プロデューサーズ」にもそのまま継承されていて、
何となく「プロデューサーズ」は「~大脱走」の続編のような気もしたのだった。
「~大脱走」ではあと、死体に向って「動くなよ」というギャグが大好きで…。
私はきっと、メル・ブルックスの笑いやギャグセンスが、
すごく自分にぴったりと合っているのだと思う。
コメディとか笑いというものは、とても感覚的なもので、
人それぞれにフィーリングに合う合わないがあるのではないだろうか。
私はメルが大好きだが、きっと泥臭すぎて嫌だという人もいるだろう。
最近テレビで人気があるらしい関東系のお笑いが私には(どこが良いのか)分からないし、
笑いのツボはまさに人それぞれ。
その人のセンスにも関わって来るだろう。
「プロデューサーズ」のばあさんネタは確かにヤバイと思ったけど、
あれはどうなんだろう。
ともあれ、何度も繰り返し見たくなる映画で、楽しかった。
ユマ・サーマンが色っぽい役で出ていて、
歌も踊りも披露して、彼女も達者なところを見ぜていた。
「氷の微笑」ネタには笑った。
あと、字幕がとても苦労しているのが分かって涙ぐましかった。
ギャグは日本語に訳しようがないので、苦しいところだ。
AQAYCだったかな(よく覚えてないのですみません)を、
「なるはやで」と訳していたのは素晴らしいと思った。
美術館・ギャラリーランキング
京都府ランキング
フィギュアスケートランキング
ブログ村↓もよろしくお願いします!
にほんブログ村
にほんブログ村
メル・ブルックスは本当にヒトラーネタが好きだなあという事が
いやというほど分かった。
もしかして、ヒトラーを愛しているのではないかとさえ思う(メルはユダヤ人)。
私はメル・ブルックスが大好きで、
日本ではあまり人気がないが、彼の作品はかなり見ている。
「サイレントムービー」や「新サイコ」「ヤング・フランケンシュタイン」
などのオマージュものから馬鹿馬鹿しい「珍説世界史・パート1」「スペースボール」、
何だかもう、タイトルを書くだけでお下品なあの場面がよみがえって来る。
「プロデューサーズ」はだいぶ前に映画があって、
日本では未公開だったが、ビデオで輸入されていて、
レンタルビデオショップで良く見かけた。
私もショップで見かける度に、見たいなあと思いながらぐずぐずしていたので、
とうとう映画版「プロデューサーズ」は見ずじまいだ。
で、今回のこの映画は、オリジナルの映画(?)
「プロデューサーズ」がブロードウェイでミュージカル舞台化され、
その映画版として撮影されたものだと思う。
(詳しくはないので間違っていたらすみません)
多分ブロードウェイでもマシュー・ブロデリックが主演していたのだろうけれど、
映画版でも主演。
ブルックス作品に出演とは嬉しい。
とにかく達者で、歌も歌えば踊りも踊る。
やっぱり彼は舞台人なのねと納得。
もうそこそこの年だと思うのに、坊やと呼ばれているのがおかしい。
いつまでもお若くて嬉しい限り。
メル・ブルックスでは特に
「メル・ブルックスの大脱走」という映画が大好きで、これは傑作だった。
エルンスト・ルビッチのサイレント映画「生きるべきか、死ぬべきか」の再映画化で、
戦争中、ポーランドのワルシャワからある劇団がナチスドイツから逃れようと、
あの手この手で奮闘するという物語。
その中で、劇団の団長がドイツ軍を欺くために、
なんとヒトラーに化けてしまうという場面がある。
そこで、部下の皆が「ハイル・ヒトラー」と敬礼すると、
ヒトラー(に化けた団長、演じているのはブルックス本人)が、
「ハイル・マイセルフ」と返すのがめちゃくちゃおかしかった。
これが、「プロデューサーズ」にもそのまま継承されていて、
何となく「プロデューサーズ」は「~大脱走」の続編のような気もしたのだった。
「~大脱走」ではあと、死体に向って「動くなよ」というギャグが大好きで…。
私はきっと、メル・ブルックスの笑いやギャグセンスが、
すごく自分にぴったりと合っているのだと思う。
コメディとか笑いというものは、とても感覚的なもので、
人それぞれにフィーリングに合う合わないがあるのではないだろうか。
私はメルが大好きだが、きっと泥臭すぎて嫌だという人もいるだろう。
最近テレビで人気があるらしい関東系のお笑いが私には(どこが良いのか)分からないし、
笑いのツボはまさに人それぞれ。
その人のセンスにも関わって来るだろう。
「プロデューサーズ」のばあさんネタは確かにヤバイと思ったけど、
あれはどうなんだろう。
ともあれ、何度も繰り返し見たくなる映画で、楽しかった。
ユマ・サーマンが色っぽい役で出ていて、
歌も踊りも披露して、彼女も達者なところを見ぜていた。
「氷の微笑」ネタには笑った。
あと、字幕がとても苦労しているのが分かって涙ぐましかった。
ギャグは日本語に訳しようがないので、苦しいところだ。
AQAYCだったかな(よく覚えてないのですみません)を、
「なるはやで」と訳していたのは素晴らしいと思った。
美術館・ギャラリーランキング
京都府ランキング
フィギュアスケートランキング
ブログ村↓もよろしくお願いします!
にほんブログ村
にほんブログ村