伊佐子のPetit Diary

何についても何の素養もない伊佐子の手前勝手な言いたい放題

デニス・ビールマン選手

2006年01月31日 | フィギュアスケート2010以前
昨日は時間がなくて書けなかったのだが、
「報道ステーション」で、デニス・ビールマンを取材していた。
あまりにも嬉しくて感慨に耽ってしまった。
私は今も昔も、
女子スケート選手でビールマン選手が一番好きなのだ。


本来ならあの時間帯(夜10時~)は、
私はテレビなど見ないのだが、
新聞のテレビ欄にフィギュアの放送があるようなことが書いてあったので、
わざわざその時間(10時45分ころ)にテレビをつけたのだ。
もちろん、報道ステーションの10時ごろはニュースをやっているので、
その時にはテレビを消していた。
ニュースは新聞で読むから(またはNHKで見るから)
テレビで見なくてもよいのだ。


で、報道ステーションを45分ころに見たら、
松岡修三氏がジャンプを飛んでいた。うまい(笑)。
私も練習して、ぜひとも地上でジャンプを飛びたくなった。
スルツカヤ選手なんて、
地上でも3回転ジャンプを飛べるんだもんね。

もしかしたら地上でスピンが出来るかもしれない。練習し…
いやいや、私が家の中で練習したら、
家が潰れるかもしれない。
震度6弱ではないか。
ウチは耐震強度5くらいしかないからなあ。


それでこの放送を見て、デニス・ビールマン選手が
女子で初めて3回転ルッツを飛んだ人だということを知った。
彼女はビールマン・スピンで有名だが、
3回転ジャンプも飛べたんだよね。


彼女のジャンプには、顕著な特徴があった。
普通の人はジャンプを飛ぶ時、
回転を速めるため体を小さくして両脇を閉めて飛ぶのだが、
ビールマン選手は、その時、両腕を交差した。
腕をクロスして飛ぶのだ。
きっと彼女のくせで、特に意味はないと思うのだが、
それが見ていてとてもエレガントで好きだった。

飛ぶ時の姿勢は、選手によっていろいろあって、
それは癖だと思うし、
どんな飛び方でも飛べればいいと思うのだ。

エルビス・ストイコ選手はあごを突き出し
(普通の選手はあごをしめるのだが)、
両腕をコサックダンスをする時のようにクロスして
脇を肩の位置まで上げて飛んだ。
ちょっとがむしゃらに見えて、
ストイコ選手のキャラクターと重なって、
彼がジャンプを飛ぶたびに笑えたものだ。
でも、特徴があってきらいではなかった。


中野友加里選手のジャンプは良く分かる特徴があるが、
「巻き足」というそうで、良くないジャンプだということだ。
でも私は嫌いじゃないし、
悪いクセだと言うことだが別にそれで減点されていないし、
それは個性で良いのではないかと思うのだ。
少なくとも汚いジャンプだとは思わない。
(伊藤みどりもそうだった)
ただでさえ新採点になってから、
みな同じようなプログラムを作って曲だけ違う、
みたいな感じになっているので、
それぞれの選手の個性がある方が私は好きだ。


閑話休題。
ビールマン選手のジャンプにはもうひとつ特徴があった。
それは、ジャンプを飛ぶ時、
まるで、体操選手のように手を上げることだった。

体操選手が跳馬を飛ぶ時、これから飛びます!
とアピールする感じで片手を上げるが、
それとおんなじ形で、
ビールマン選手は3回転ジャンプを飛ぶ寸前に、
これからジャンプ飛びまーす、
と合図をするように片手を大きく上げていたのだ。
これも彼女の癖だったのだろうけど、
私は彼女が手を上げる度に、
お、ジャンプ飛ぶんだー、と見ていて楽しかった。

こういう、見ていて楽しい選手が好きだ。
特徴があり、それがチャームポイントになっている選手。


そして、ビールマン選手の最大の武器がご存知のビールマン・スピン。

彼女のビールマン・スピンは、
未だに彼女以上に素晴らしいそれを見たことがない。
それくらい質の高いスピンだった。

彼女のビールマン・スピンの特徴は、
スピンに入る寸前に足を蹴って必ず加速することだ。
まずキャッチフットから入って回り、
そのあと、ビールマンに入る瞬間にぐっと加速して、
ビールマンに入ると高速で回る。
だから誰よりも早いビールマン・スピンを回れた。
彼女以上に早いビールマンを回っている選手はいないと思う。
少なくとも、
ビールマンスピンに入る直前に加速している選手はいない。
だから、
ビールマン選手のビールマン・スピンはワンアンド・オンリーなのだ。


「報道ステーション」にはなんと、昔のVTRだけでなく、
現在のビールマン本人が登場した。
もう40代ということでさすがに老けてはいたが、
でぶりもせず、体も柔らかかった。大したものだ。
私は、現役選手の時の彼女のボディを見ていて、
油断したら太るタイプと思っていたのだが…。
摂生しているのだろう。

腰を痛めたとかで、もうビールマン・スピンは回れないらしい。
悲しいことだけれど、
私の記憶の中には彼女のかざぐるまのようなスピンがくっきりと残っている。
ビデオもある。それでじゅうぶんだ。





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COMMENT:
AUTHOR: 千住 東
DATE: 02/04/2006 02:04:09
伊佐子さん、こんばんは。
その番組見たかったなぁ。
とはいえ、彼女は元気みたいですね。
腰を痛めたのは聞いた事があるのですが、
もうスケートからはすっかり離れてしまったのでしょうか。
その本家本元のビールマンスピンを継承するスケーターがいないのは、
実に惜しいというか勿体無い気がします。
多分、彼女がコーチをする気がないのか、
あるいはそれだけの柔軟性のある体のスケーターが居ないのでしょうね。



COMMENT:
AUTHOR: 伊佐子
DATE: 02/04/2006 23:44:14
すみません、書き込みに気がつきませんで…(>_<)
ビールマン・スピンは今期の新採点方法でレベル4認定(?)
を受けるため、誰でもがプログラムに入れるようになって、
よく見るけれど、本家を知っていたら、
ちょっと欲求不満を感じてしまうんですよね。
もっと早く回って!と思ってしまう。

報道ステーションのビールマン選手のインタビューは、
どこかのリンクで行われていました。
彼女は練習着で。だから彼女はコーチか、
それとも自分の練習をしていたのだと思います。
数年前までプロフィギュアで活躍していましたからね。
インタビューの最後に、
では彼女にビールマン・スピンをしてもらいましょう!
とインタビュアーが言って盛り上げて、
デニスがスピンをしたのだけれど、キャッチフットでした…。
もう、足が上がらないみたいでした(悲)。。
でもとても早い回転で、ポジションもきれいなスピンでしたけどね。


最近の若者は熱気ムンムン

2006年01月29日 | PC・ネット関連
恒例、迷惑メールさらし。

ついに私のところに「堀江です」というメールが!
ついに来たか。保釈金の請求?
そういえば、申し込みも何もしていないのに、
いつからかライブドア・デパートのメールマガジンが
来るようになったのは不気味だった。
最近はメルアドをさらしていないのに…。
楽天は、サイト作りなどでお世話になったので、
あちらからメルマガが来る理由は分かるのだが。
なぜライブドアが、と不思議だ。
と思っていたら最近来なくなった。めげているのか?


迷惑メールというのは、
あちこちをぐるぐる回っている気がするんよね。
年があけてからメリー・クリスマスだの、
正月もだいぶ経ってから
明けましておめでとうだのというタイトルのメールが来る。
そういうのはあちこちを巡ってからウチにも巡回(?)しているのだろう。
そういえば年明けには、
なぜか「熱気ムンムン」という件名のメールが幾度も来ていた。
何が熱気ムンムンなのだろう、
何をそんなに年明け早々にムンムンなのだろうと
気になってしかたがなかった。


最近来ているのは、
「何でもいうとおりにしますからご飯食べさせて下さい」
とかいうもの。
そこまで切羽詰っているのかと同情してしまうが、
メールで訴えられてもね。
直接来てくれないと奢れないわ。おごる気はないけど。

「最近の若い者は」というタイトルでしきりに来るメールもある。
そう言うからには送信者は若者ではないと思うのだが、
若者でもないのにせっせとメールを送るのはどうかという話で。


そこで今回の最高件名賞発表。
それは「あぁ無料」というもの。
これはもちろんユゴーの名作に引っかけた件名であろう。
でも、このセンスがよいと思う。抜群だ。
今までの件名の中でも1、2を争う名作だと思う。
いち押しだ。
二つ目のあを「ぁ」と小さく書くところなんてたまらない。
近頃は女性でなくて男性が無料という出会いが増えているけど、
そのたぐいかもしれない。
でもこんな件名なら、迷惑メールも大歓迎だ(嘘)。






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イボの消息

2006年01月26日 | 日常生活・つぶやき
もう誰も覚えていないだろう…というよりも、
そのようなことを話題にしたことがあったことさえ
誰にも認識されていないだろうと思うが、
以前、足にイボが出来たということを、私は日記に書いた。

そのイボは大変巨大で不気味なものだった。
左足大腿部、前部に出来た。イボと言うよりできもの、
または人面瘡とさえ言いたいような巨大さだった。

皮膚がむっくりと盛り上っていて、
それがひび割れして無数に分かれ、変色し、
見るも不気味なありさまだった。
ところがズボンやパジャマを着るたびに、
衣類がそのイボに触れ、
その度に無数に枝分かれしたイボがポロポロとひとつずつこぼれてゆく。
そんなふうにして、イボに何かが触れるたびに、
かさぶたが取れるようにちょっとずつ取れてゆき、
とうとう枝分かれしたイボが、皮膚の表面から全部取れてしまった。


イボが皮膚から離れる時は多少痛みがあったが、
枝分かれしたイボのひとつひとつは小さいので、
取れる瞬間しか痛みを感じない。
そんなわけであまり痛みを感じないまま、
すべての枝分かれしたイボが取れたのだった。
大腿部の皮膚表面は、
再び以前のような平らななにごともなかった表面に戻った。


もともと、いつあんな大きなイボが出来たのか、
それが分からない。
気がついたらイボが出来ていた。
だけども、それほど大きなものではなかった。
ある時突然異常繁殖(?)したのだ。
自分の手で突起を取ってみると血が出る。
痛みも感じる。
だからそのままにしていた。
でも、イボは、
どさくさに紛れて自然にはがれて行ってそしてとうとう、
私の皮膚は平らになった。


しばらくは不安だった。
いつまた増殖が始まるか分からない。
いつイボの胞子(?)が飛来して来て皮膚に定着するか分からない。
イボの液が皮膚の表面に残っており、
それがまた息をふきかえすかもしれない。
そう思うと不安と恐怖で、
大腿部のイボのあとを眺めずにはおれなかった。
でも、今現在まで、イボのあとはほんの少し赤くなっているだけで、
増殖の気配はない。
私はイボの(人面瘡の!)攻撃から逃れることが出来たのだろうか。

ただひとつ、かつてのイボのあったその真横に、
何やら茶色い小さな斑点が認められることだけが、
僅かな不安である。






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中田ボタン師匠

2006年01月24日 | 演芸
私はテレビを見ないほうなので、
今日の朝起きて、新聞を見て初めてドザエモン…
いやホラエモン…何だったかな…、
あの人が逮捕されたのを知った。
いやあ、本当に可哀相だ(笑)。


ずいぶん前に、ホラエモンが「人の心はお金で買える」とか
「女は金で言うことを聞く」とか発言したことが話題になった時、
「男しゃべり」で、そのことが取り上げられた。

その時、レギュラーの一人中田ボタン師匠が、
「(この人は)青いな」と、
ひと言で切っていたのが印象的だった。
「金でついて来る女にロクな女はおらんよ」とも言っていた。
私はこの時以来、ボタン師匠を尊敬してしまったのだった。


中田ボタン師匠は知っての通り「前科者」で、
それをネタにされている身だ。
泥棒ネタ、浮気ネタ、タイ・フイリピン愛人ネタ、借金ネタ、
およそマイナスイメージを一手に引きうけている感じだ。
だから、ブサエモンが話題になった時は、
うらやましい、くらいのことを言うのかなと思っていた。
それが(私の)意に反してあのような発言をした。
師匠は、本当に女性に対してナイーブで優しいのだと思った。


ボタン師匠は少し物を言うとすぐに突っ込まれ、墓穴を掘ってしまう。
だからキャプションに
「今日も出ました中田ボタンの墓穴掘りトーク」などと出る。
大上段に振りかぶってものを言うのではない、
自分が底辺にいるハンパ者だと分かっている。
だから普段は自分を下げる。
下げて下げて下げまくる。
だけど、言うべき時にはちゃんとしたことを言うのだ。
かっこいい。


中田ボタン師匠はもちろん、
中田カウス・ボタンという漫才コンビのかたわれだ
(なぜかカフスではなくカウスなのだ)。
彼らの漫才はものすごいワンパターンのネタで、
いつ見ても同じことを喋っているのだが、
それなのについ引きずり込まれて聞いてしまう。

カウス師匠もすごいけれど、ボタン師匠のノリ突っ込みもすごい、
その話術というか、それに聞きほれる。
関西にいて幸せだと思うのは、
このカウスボタンさんの漫才を聞ける時と、
オール阪神巨人さんの漫才を聞ける時だ。


テレビをあまり見ないと言ったが、よく考えてみるとそんなことはない。
結構見ている。
ただ、見るのはNHKか、在阪テレビ局の番組なのかもしれない。
吉本の新喜劇は週に2回くらいテレビで放送しているし、
漫才番組もしょっちゅう放送している。先ほどの「男しゃべり」は、
「痛快エブリデイ」という、
毎日放送している番組の月曜のコーナーだ。
私は東京発のテレビに馴染めない。
その分、関西系の番組が性に合っているのかもしれない。






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百円パン屋さん

2006年01月21日 | 日常生活・つぶやき
近所のデパート「プラッツ近鉄」に、
ただ今特設のパン屋さんが出店している。
去年(2005年)初めて特設で店を一定期間出し、
それがとても好評だったらしく
今年になって再びお目見えになったようだ。

滋賀県のパン屋さんで、惣菜パンや菓子パンがすべて百円、
しかも種類が豊富で美味しい。
となれば、評判になるのは当然。
最初の販売の時も、いつ行っても列が出来ていて、
美味しいパンは、運ばれて来たその先から瞬く間に売れて行く、
という状態だった。
今回もまたしかり。レジに長い列。
そして飛ぶように売れて行く。


特設店はわりと長く、半月くらいずっと出店していて、
その場でパンを作り、出来たはなから売り場に並べて行くという感じ。
どうやらその日によって作られるパンの種類が違うようす。
その日その日で何が作られるのか分からないのだが、
パンの種類はものすごく多いから、不満はない。
特設出店だけど、わりと期間が長いから私も何度も買いに行く。
本当に、美味しいんだもん。


もともとパンは好きだ。
毎日朝は食パン。
ずっとそうだから朝が食パンでないとちょっといやかも。
それから特に惣菜パンというやつが、大のお気に入り。
もともと志津屋のカスクートとか、
ハムとオニオンを挟んだのとか(
名前思い出せずカイザー…何とかだったかな)、
サラダやら何やらをぐしゃっと挟んだやつ
(これも名前思い出せず)がとても好きだったこともあり、
いや今でも好きなんだけどさ。
で、惣菜パンには目がなかったり。


近鉄特設店は、京都に店のないパン屋さん。
京都にも今言った志津屋や神戸屋や進々堂などあるんだけど、
近鉄の特設店は滋賀県にしか店がないらしい。
というか、一軒しかないらしい。

でもそれが大評判らしく、いろいろ取材を受けているようなのだ。
確かに百円は安いよ。
安いけど普通のパン屋さんのパンと同じだけのボリュームと美味しさがある。
で、私の好きなタイプのパンばかりあるし。
しかも沢山の種類。
(4枚切りの食パンも百円。デザートのムースも百円。
ちょっとした惣菜もある)
評判にならないわけないよね。
で、特設が終わるまでにもう一度行っておこうと決心する私なのだった。





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