伊佐子のPetit Diary

何についても何の素養もない伊佐子の手前勝手な言いたい放題

京都の若冲

2016年09月30日 | 展覧会・絵
問題の京都市美術館で若冲の展覧会が行われる。
「若冲の京都 KYOTOの若冲」
10月4日~12月4日まで

http://www.mbs.jp/jakuchu-kyoto/

細見美術館の若冲展は終わったようだ。
あれも細見が持っているものが主体だろうから、
もう見たからなあ、と見に行かなかった。


今度の市美術館の若冲も、
メインになっているのが「百犬図」だからなあ…
「果蔬涅槃図」だからなあ…
細見から借りた「雪中雄鶏図」だからなあ…
大したものないだろうなあ…

せめてMIHOの象鯨くらい持って来たらなあ
なんて思っていたが


なんと
11月8日~11月20日まで
その象鯨図が展示されるようだ。
これはこれは…


百犬図は11月15日~12月4日まで
そんな刻むんかい…


そして、なんと静岡にあるモザイク画「樹花鳥獣図」が
11月22日~12月4日まで

これはプライスのモザイク画「鳥獣花木図」よりも
多少若冲が関連しているのではないかと言われている作品で、
見たことがないから、見られるならなかなかうれしい。


が、しかし象鯨と重ならない…
姑息なことをするなあ、見たいなら2回行けってか。
これは悩むな…


この展覧会、協力が錦市場となっている。
錦生まれの若冲の、錦での何か関連資料でも
出して来るんだろうか。
相国寺も協力しているから、相国寺の持ってる
襖絵(金閣寺の)とかも展示するんだろうか。




また、京都国立博物館でも、若冲の特集陳列をする。
これはまだ冬になるけれど
2016年12月13日 ~ 2017年1月15日

http://www.kyohaku.go.jp/jp/project/2016_jakuchu.html


こちらの方では私の好きな「乗興舟」
(これは版画で、京博の持ち物らしい)
それにこれも私の好きな「玄圃瑤華」(これもたしか版画)
が出る。

このほか京博の持ち物「石燈籠図」「果蔬涅槃図」も
こちらでも展示するようだ。
「百犬図」もラインナップに入っている。
こちらは地味になかなかよろしいのではないか。

値段は520円と、市美術館より半額くらいだし安い。




そのほか、若冲関連の京都での催しは、まだまだある。

歴史資料館というところで(上京区寺町丸太町上る)
10月5日~30日まで
「若冲が生まれた町」

これは錦市場の中魚屋町に伝来した古文書など
3点の展示とある。
3点って…
でも無料だ。

ここにサイトがあった。
http://www.city.kyoto.lg.jp/bunshi/page/0000205352.html

御所の近所にあるので、ついでに行ってみるのもいいのかも。



それから、信行寺というお寺で、
若冲が描いた天井画「花卉図」が、たった1日、
11月10日に1000円で。講演とともに。
(普段非公開)
これは申込制で、
所は左京区東大路仁王門上る。



宝蔵寺というお寺で、
(中京区裏寺町蛸薬師上る)
「髑髏図」をはじめとする2、3の作品。

こちらは、京都非公開文化財特別公開の一環なので、
期間が10月28日~11月7日、
拝観料が800円。



京都が若冲の生誕地ということで、
そこそこ大々的なものからほんの少しの展示まで、
いろいろとやるようだ。

まあ、あの東京の阿鼻叫喚の若冲展とは比べ物にもならないが…


でも秋の京都で若冲めぐり。
それもいいってか。






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西本願寺ライトアップ

2016年09月28日 | 京都の社寺と文化財

西本願寺が10月1日から10日までライトアップされるそうだ。


通常非公開の飛雲閣もライトアップ、
多分、御影堂や阿弥陀堂などもライトアップされるのだろう。

これは500円いるそうで、普通、西本願寺は飛雲閣、
書院ともに特別な時に無料で公開されているが
(普段は予約制らしい)、
ライトアップなので、お金を取るのかもしれない。

註) 最初600円と書いていたが、
500円の間違いみたいだった。
訂正します。





この10月1日から、西本願寺の門主の代替わりの法要があるそうで、
それの関連行事として行われるようだ。

門主は、今回の新しい人(39歳)で第25代…
親鸞聖人から数えて、直系で25代続いている…とは、
まあ東本願寺もそうなのだけれど、気の遠くなるような数字だ。
800年続いて来たそうだ。



関連行事としては、もうひとつ
お西の向かいの龍谷大龍谷ミュージアムで、
http://museum.ryukoku.ac.jp/

「浄土真宗と本願寺の名宝」展を開いている。

これは、国宝「三十六人家集」などをはじめとして、
かなり質のいい展示がされていると思う。

「三十六人家集」自体がとても素晴らしいものなので、
近くなのでぜひ行こうなどと考えているが、
どうなるかしらん。



西本願寺は、書院、飛雲閣、西にある唐門とともに、
近年、御影堂、阿弥陀堂も国宝指定されたので、
いたるところ国宝だらけのお寺になってしまった。


国宝でなくても、重要文化財の建物も無茶苦茶沢山あり、
あの太鼓楼も重文だそうだ。
私がいつも横を通っている、総門という「純粋門」も
調べたら重文指定になっている。
びっくりだ。


総門というらしい。



太鼓楼も重文とは知らなかった。


真宗のお寺とはいえ、文化財としても、
ほかの京都のお寺に優るとも劣らない数々の寺宝を
抱えているようだ。

まあ、東本願寺も、親鸞聖人の「教行信証」の直筆なんかを
所蔵していて、それの現物を見た時は、
ひどく感銘を受けたものだが。


今回の西本願寺の展覧会や、ライトアップ行事は、
門主の代替わりの記念として行われるので、
堀川通を通る時は、かなり気合の入った感じになっているので、
京都駅からも近いことだし、
行ってみるのも悪くないのではないだろうか。


それから、昼間、書院と飛雲閣は、特別公開するそうで、
こちらは無料だそうだ。

期日は、10月2日から2017年5月31日まで(拝観不可日あり)、
時間が、ちょっと複雑で、
9時から12.30までと、15.30~17.00まで

朝に行くべきか、午後3時半夕方に行くべきかと
いう感じかな。



書院の入り口


飛雲閣と書院は何度も行ったことがあるが、
とても見ごたえのあるもので、
無料で見られるのは、太っ腹というか、
ものすごく貴重な機会だと思う。

ただし飛雲閣の内部は入れず、外から見るだけ、
写真にも撮ってはいけない。
私が行った時はそうだった。



飛雲閣


http://www.hongwanji.or.jp/

西本願寺のホームページなんてあるんだなあ。

これには、特別公開のことは何も書いてないが…
あ、ここにあった
http://www.hongwanji.or.jp/dentou/schedule/event.html



飛雲閣、書院ともに豊臣秀吉と関係の深い建物なので、
(唐門もそうだ)、
行けばそういう説明がテープで流れるはず。


西本願寺については、以前自分のサイトでアップした。
http://isabea.web.fc2.com/archi/nishi/nishi.htm

http://isabea.web.fc2.com/archi/nishi/nisishuh.htm


今回の法要(伝灯奉告法要というらしい)期間中には
ほかにいろいろな催しが行われるそうで、
一般の人の結婚式なども出来るらしい。

協賛行事として「京都国際映画祭2016」にも参加するらしい。
えらく幅が広いな…

京都国際映画祭はよしもとの主催なので、吉本の芸人が
西本願寺の境内に来るそうだ。
もう何か訳が分からん…。


でも、普段非公開の本願寺伝道院(!)で、
アート展示があるという。
これはこれは…
11.00から15.00まで、10月13日から16日まで

あの憧れの伝道院の中が解放されるのか。これはすごいな。


ともあれ、西本願寺のイベントに要注目だ。






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ホームページの移転

2016年09月23日 | PC・ネット関連
このブログの親サイトである、ホームページの移転をしました。

旧アドレスは

http://homepage1.nifty.com/tomokos/
でしたが(本名ばればれ)

新しいアドレスは

http://isabeau2.webcrow.jp/

または
http://isabeau.d.dooo.jp/
(こちらが、プロバイダー、ニフティの移行サイト) 

どちらもタイトルは同じ "Be My Barbie"


現在、旧アドレスにアクセスすると、移行しましたという
お知らせページが出て、数秒後、新アドレスに自動移行する。

(この新しいニフティの用意したアドレスがな…
なんか変でちょっとな…)



あれこれいじっているうちに、ミラーサイトが
出来てしまったのだ。
どちらもほぼ同じ表示がされていると思う。

旧アドレスは、9月28日まで写っているが、
以降は削除される。



ことのはじまりは、今年2月頃のメール。
ホームページを上げていたプロバイダのニフティから、
これまでの無料ホームページサービスを9月に終了し、
新しく出来ている、別のホームページサービスに移行する。

旧アドレスでアップしているページは9月に終了するので、
それまでに新しい無料ホームページサービスに移行してくれ、
とのことだった。

まだ時間はあるからとしばらくはほっておいた。


それにもうほとんど更新していないサイトでもあり、
肝心の人形の写真は全部別の無料サービスの方に上げてあるから、
それが消されてしまう心配はない…。
と、思ってたのだ、最初は…。



最初、私がホームページを作った時は、…1999年だ、随分昔だ…

当時はブログはまだないころ、自分でホームページを作るのが
大流行だったころ。


そのころのパソコンには全部「フロントページエクスプレス」という、
ホームページ作成ソフトがついていた。

これはとても簡単に自分でサイトが作れて、お手軽で、
使い勝手がよくて、初心者でも簡単に自分のホームページを
作れた。

だから自分でも簡単に作れた。


ただニフティの無料サービスは、そのころ
10MBくらいで、ものすごく容量が小さかった。

なので、写真を上げたらすぐ容量がいっぱいになってしまうので、
ほかの無料サービスを探して、そこで写真を上げ、
そこから本サイトにリンクするようにした。

それで、人形写真はほかのサービスで利用してたのだ。
ここも、一応トップページがあって、

http://mist.in/isabeau/

タイトルは "Be My Dolls"と名付けて、
いちおう、こちらからも見られるようにはしてある。

ここは2styleといって、長い期間放っておくとサイトが
削除されてしまう。
だから、何も更新していなくても、トップページだけでも
マネージャーへ行って、定期的にアップし続ける、
というようなことをしていた。



ニフティの方に残っているのは、おもにフロム京都などのエッセイだ。

これが殆んどどうでもいいようなつまらない内容なので、
消えてしまってもいいか…と一時は思った。

でも、いくつか残しておきたいものもあった。
父のことを書いた文章とか、人形劇三国志とか、
漱石のことを書いたのや南座のことなど…


残しておきたいものだけ、別のサービスに移行させようか、
とも思ったが、でも、トップページ、
あれが、自分の一番好きなバービーの写真でね…
長い間親しんで来た、たとえもう更新することもなくても、
思い出深いトップページなのでね…


しかも、途中からニフティの容量が10から一気に100MBに増えた。

それからは、ニフティの方でも写真を上げるようになった。


それで、やっぱりサイトをこの際全部残しておいて、
ニフティの指定された新しいサービスの方に移行しようかと、
該当ページへ行って、一応手続きをしたのが、
もう7月か8月くらいかな…。


だけども、2014年に新しくパソコンを買い替えたので、
これまでの自分のホームページの画像ファイルなどのデータは
すべて旧パソコンの中。

もうひとつの別サイトのデータも全部旧パソコン。

どうするんだ…と思っていたら、
指定されたページでいろいろやってみたら、
FTPを使って、原ページのデータをまず保存しよう、
ということから始まっていて、
FTPを使ったら、自分のホームページがまるごと、
今のパソコンの中に保存されてしまった。


それですっかり有頂天になってしまったんだろうな…。

そのあとがどうしてもうまくいかず、
何度FTPを操作してもトップページが、写らない。

ローカルから向こうへ移行するときに手違いがあったのだろう、
フォルダなどばらけて置きたいのに、まるごとHomepageで一括保存され、
そこから全然動かない。

思い余って、ニフティの担当に電話した。
電話であれこれ指示をしてくれたが、それでもらちが明かず、
向こうが、有料になるが、サポートのサービスがあるから、
それを利用しては、と言われ、30分1800円とか言われた。
それに月額300円ほどかかるらしい。

しようがないから、一応電話でそれに承諾したが、
どうも納得できない。

向こうから勝手にホームページサービスを移行する
と言って来たのに、こっちがお金を払う、というのが…
しかも高いし。


まあ、ニフティも長いこと…もう15、6年くらいか、
同じサービスでやって来て、
ニフティだか富士通だかがどこかと合併するという話も
聞いたし、新しいサービスに移行するのも
分からないではなかったのだが…



それで、ほかの無料ホームページサービスを利用してみよう
と思った。


こちらは、検索で見つけたサービスで、ネットオウルという、
なかなか優良サービスという評価だったので、こちらで
試すことにした。

ここはFTPもホームページマネージャーも使える。


もういちどFTPを起動し、データを保存した。
でも、最初やはり失敗してしまった。
やっぱりまるごと一括保存されてしまい、
フォルダがばらけない。


新しくアドレスを取り直し、もう一度、今度は
ファイルマネージャーで、地道に一つずつ、
フォルダやファイルを上げていくことにした。

それで、アドレスが最初取ったisabeauではなく、
isabeau2になってるのさ。


ファイルマネージャーでほんとに地道に、毎日毎日、
ひたすら上げていく行為をつづけた。

少ないと思っていたけれど、結構いっぱいファイルがあった。

それでもここで何とか作業が済み、
一応こちらでホームページの移行に成功した。



そして、その時点で、8月に契約したニフティの有料サービスを
解約してもらった。
どうしてもお金を払うのが納得出来なかったのだ。




ところが、それからが大変だったのさ…


ホームページのあちこちに、このロゴ、
ホームページアドレスつきのロゴを
べたべたと貼りまくっていたのだ。↓



これはある時、人のページを見た時、
アドレスつきロゴがあって、かっこよかったので
真似させてもらったのだ…

で、このロゴにトップページに行くリンクを貼ってた。

これが、いかんかった。

アドレスが変わるのだから、これも変えないといけない…。



慌ててペイントでアドレス部分だけ削除し、
ページに使ってある元のロゴとリンクを
貼りなおさなくてはならない。

ということは、ホームページ作成ソフトを使わなくてはならない。



今、自分のパソコンの中に入っている作成ソフトは
マイクロソフトが無償で提供している、
Expression Web4というやつだ。

これは、フロントページにくらべたら、なんかとても難しくて、
どうしていいか分からない。

だけどそんなことを言っている場合ではないので、
何とかそれでページの変更を試みた。

使っているうちに要領が分かって来て、実はとても
使いやすく出来ていることに気がつき、わりと
使い勝手にも慣れて来た。



そんなでいちいち、ロゴのついたページを書き換え
しているうちに、別サイト、
http://isabea.web.fc2.com/index.html
なんかでも、同じロゴを使っていたり、
あちらの方のリンク変えもしなくてはならないと気がついた。


もう大変な作業だったさ…


本ページのリンクページをいじっているうちに、
多くのほかの人形サイトがクローズされてしまっているのに、
悲しくなった。

残っている所も、もう何年も更新されていない。
みんなブログに移行したりしてるんだろうか。
でも、せめて残っている所にこれから通知しておかなくては、
と思う。



それから、アップを続けていて、自分の、
人形以外のコレクションのコーナーなんかを作っているのを発見した。


無料でもらったティッシュなんかを紹介しているのだ。

なんかね…無料ティッシュを、何を自慢げに写真を撮って、
公開して、なんなのこいつ、とか思ってさ…

無料ティッシュって、いったい何を自慢してるんだこいつは、
とか思って、もうあんまり笑えたものだから、
わざわざトップページにリンクしてしまった。
Other CollectionのOの大文字がどうしても入らなくて、
小文字になってしまっているけれど、
何なら見に行ってくれ。
笑えるから。

無料うちわなんてのもアップしてるのさ。
まあそれは分からんでもないが…
ティッシュはねえ…



それから、人形の靴を、どの人形に履かせることが出来て、
どの人形には無理かなんていう比較をやってたりする。

いったい、人形の足の裏をアップで写して、
何がやりたいんだ、こいつ?
とか、もうさ、自分で自分に突っ込みまくりだ。

あのころは、きっと真剣になって、そんなことが
必要かと思ってやってたんだろうなあ…

なんか、笑けるわ。必死感が。
あんなしょうもないことに必死になって…
でもその時はさあ、真剣だったんだろうなあ…




まあそれからそのうち、
諦めがつかずFTPをいろいろいじっていて、
ローカルにいっぱいへんなホスト名が出来てしまったりして、
それでもいじっていたら、何となくばらけてフォルダを
アップ出来て、ひとつずつアップしてたりしていた。

そうしたら、いつの間にか、ニフティのトップページが、

http://isabeau.d.dooo.jp/

ここを開いたら、自分のトップページに変わっていた。

びっくりした。
いやあ、われながら、よく頑張った。

それで同じページが二つ出来てしまって、
ミラーサイトになった。



…でも、ここからがまた大変なのだった。

ブログをやる前、サイトで日記を書いていた。
それが、殆ど別サービスの2styleで上げてある。
直接旧アドレスにリンクしてある。
…ことにやっと気がついてしまった。


日記のリンク先の旧アドレスをどのページも新アドレスに
変えなくてはならない。

どちらのアドレスにしようか迷ったが、
いちおう、ネットオウルのアドレスにした。

これはまだ途中で、作業がまだ続く。



日記は、今読んでみたらとてもつまらなくて、
どうでもいいような、ほんとうにつまらないことばかり
ぐだぐたと書いてあるんだが、やっぱり思い出があるんでね…

それに、ひとつふたつ、残しておきたいものもある。
ビリー・ワイルダーについて書いたのなんかは、
どうしても残しておきたい。

このブログに定期的に書いておきたいくらいだ。



膨大な人形の写真のページにも旧アドレスでリンクしてある。
こちらは、もうあきらめた。

飛び込みで、人形ページに行った人には、トップやホームには
これからはもう戻れない。
仕方ない。
あまりにも数が多すぎて、リンクしなおしの気力がない。


それに、2styleはFTPが使えなくて、データを新パソコンに
入れられないのだ。

保存するには、わざわざ、名前を付けて保存、というような
ことをしなくてはならない…

FTPの使えないサービスを利用したのが良くなかったのさ…


それから、三国志の食玩だけをまた別の無料ホームページサービスに
上げていたのをすっかり忘れていたら、
いつの間にか削除になっていた。

こればっかりはどうしようもない。
人形劇三国志は好きだったんだけどな…

画像は旧パソコンに入っているが…

無料ホームページサービスはこれがあるから怖いな…。



これからもまだ作業は続けているので、
いつ終わるか分からないが、
とにかく、原ホームページは9月28日まで、
その前に、ブログでもリンクの貼り替えをしておこうと思う。

本ホームページもどうぞよろしく。

Expression Webの使い方も覚えたので、もしかしたら
サイトを更新出来るかもしれない。

やっぱりブログよりサイトの方が思い入れがあるんでね…




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ジョアンナ・シムカス

2016年09月22日 | 俳優・女優

あのころ、私の中で、ひとりの女神がいた。

それは、ジョアンナ・シムカス。

彼女が私の永遠の女神なのだった。



「スクリーン」でグラビアを飾る彼女の
ヘアスタイルを真似したくて、
一生懸命カーラーを巻いたりしていたんだ。
どうしたらあんなになれるんだろう…

彼女の赤毛はとても美しくカールされていて、
それにひどく憧れていた。

髪をくくったら、少し耳の前にほつれ毛があって、
それすらも憧れだった。

そして、大きな目の美しい顔。




彼女はロベール・アンリコのミューズでもあった。

「冒険者たち」「若草の萌えるころ」「オー!」

初めに見たのは、「若草の萌えるころ」だった。

もうほとんど何も覚えていない…


でも、ロベール・アンリコが彼女を慈しむように、
大事に大事に、彼女のためだけに、
彼女の姿をただフィルムに焼き付けるためだけに、
撮った映画。


ただ一晩、パリの町をさまよい歩く女子大学生の、
それだけの話だったと思う。
たった一晩の出来事。

原題は「ジータおばさん」。
ヒロインの大好きだったおばさんが病に倒れ、危篤状態になる。
彼女は不安にかられ、病院から抜け出し、パリの夜をさまよう。
そこでチェロ弾きの青年と知り合い、彼と結ばれ…
そして少し大人になった彼女。

確か、大学で中国語か日本語を勉強していたような記憶がある。

まるで童話のような映画だった。
ジョアンナ・シムカスを見る、それだけの映画。
青春の多感さを、必ず失われてゆく時を、
映画は永遠に焼き付けておくことが出来るのだ。

彼女はその中で、何もかもが愛おしい存在だった。



もう一つアンリコと獲った「オー!」は、
ベルモンド主演のギャング映画で、
シムカスはベルモンドの恋人役だった。

警察がアジトのようなところに来て、彼女に、
不作法にセーターの上から胸をまさぐる…
そんなシーンがあった。


それでアンリコに嫌気がさしたのだろうか…

ジョアンナ・シムカスはアンリコと別れ、海を渡り、
リズとバートンの映画に付き合ったあと、
アメリカへ行って、シドニー・ポワチエの映画に出た。

そして、黒人のポワチエと恋に落ち、結婚し、
そして映画界からあっさりと引退してしまった。


だから映画作品はとても少ない。

彼女はあっという間に青春の真っただ中で、
いなくなってしまった。



だけど少ない映画作品の中で、たしかに彼女は
圧倒的にそこに存在していた。


「冒険者たち」で彼女は、ロベール・アンリコだけでなく、
映画のミューズになった。

永遠の青春映画、「冒険者たち」、
二人の男から愛されるマドンナ、レティシア。

どちらが好きだったのか…、でもそんなことと関係なく、
宝さがしに夢中になっている3人は、
まるで子供のように無邪気で、
映画も現実離れした、何か夢の世界のようだった。


彼女が死んでしまい、取り残された男二人は、
彼女の遺体に潜水服を着せて、海に沈める。

海に沈んでゆくことで、彼女は永遠の青春のシンボルになった。

なんか、普通の言葉しか浮かばないや…

幻のように、いっときだけ宝石のように輝き、
そして行ってしまった。

まさにその後の彼女そのもの。

引退したことで、彼女はいっそう神秘的な、
映画のミューズとして記憶されることになった。


そんなジョアンナ・シムカスが、私にとっては
ずっと忘れられない、あのころの思い出なのだった。








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COMMENT:
AUTHOR: souboku
DATE: 07/26/2019 11:16:43
映画ブログをいろいろ見ていてこのページに。
ジョアンナ・シムカスが嬉しくてなつかしくて
ついコメントします。
冒険者たちは田舎の高校生にとって衝撃の映画でした。
レティシアのテーマ?だったかのシングルレコードを毎日聴き、
海の底へ沈みたいと思ったり、
イヤあの金属で作ったミニドレスを着るまでは死ねないと思ったり(笑)。
私のアコガレ、ミューズを奪ったポアチエが嫌いになったり、。
でも今でも様々なシムカスファンのブログを見て幸福な女優生命だったと思います。

COMMENT:
AUTHOR: 伊佐子
DATE: 07/26/2019 20:51:30
初めまして。ありがとうございます。

私はリアルタイムで「冒険者たち」は見ていなくて、ビデオかな。
シムカスは主に「スクリーン」誌で憧れていた感じです。

>田舎の高校生にとって衝撃の映画…
でしょうね。。分かります。
男性二人に熱愛されるヒロイン、憧れですよね(笑)
途中で死んでしまうという展開も衝撃でした。
潜水服で沈みたいとは思いませんが(笑)

主題歌はアラン・ドロンでしたね。素敵だった。

>金属で作ったミニドレス
そうそう、あの頃ミニが流行っていて、シムカスは可愛かった。
そしてポワチエさんを恨みましたね、私も。
引退して、幸せだったようですけど。
(souboku様

あのころの女優70s

2016年09月20日 | 俳優・女優
あのころシリーズ、
あの頃の女優、70年代初期

って女優はひとくくりかい、
…まあ、そんなもんよ。


私の知ってる限りでは、あのころアメリカでは
キャンディス・バーゲン、ジャクリーン・ビセット、
アリ・マッグロウ(「ある愛の詩」でブレイク)などがいた。

ほかにキャサリン・ロスが「卒業」で人気が出て、
アイドル的な女優になった。

ゴールディー・ホーンというコメディエンヌも当時人気で、
大きな目がくりくりして可愛らしかった。
あんまり見てないけど。


ジャクリーン・ビセットは、
それほど大した映画に出ていなかったと思うけど、
美人だったのでスクリーンでよくグラビアに登場していた。

「俺たちに明日はない」で一気に浮上した
フェイ・ダナウェイもいた。
ちょっと怖い感じだったけど、演技派だったな。


大物としてはジェーン・フォンダ、
彼女は70年ころは反戦運動に熱中していた。
ロジェ・ヴァディムのエロチック映画に出ていたころの方が
きれいだったと思うが、別れたあと演技開眼もして、
アカデミー賞ももらった。
反戦活動もしながら、映画でもきちんと演技をこなし、
いろいろな面を見せてくれた女優だった。
結構好きだった。

他にはあんまり思い出せないけど、
ジュディ・ガーランドの娘、ライザ・ミネリとか
ミア・ファローとかのショートヘア組。

ミア・ファローは「ローズマリーの赤ちゃん」で一世を風靡。
ぎすぎすしていてあまり女っ気のない人だったのに、
なぜかおじさんに超モテモテ。
フランク・シナトラ、アンドレ・プレヴィン、
ウディ・アレンとそうそうたる一流の顔ぶれ。
おじさんキラー、どこかおじさんをそそる
魅力があったのだろうな。
アレンとはドロドロな結末を迎えてしまったが…




さてヨーロッパ、といっても主にフランス、
何といってもまずカトリーヌ・ドヌーヴがいた。

70年代もいろいろ活躍していたけれど、
彼女にはフランソワーズ・ドルレアックという姉がいて、
彼女も女優だった。
あとになってからビデオか特別上映かで見た、
ポランスキーの「袋小路」、もう全然覚えてないが、
ドルレアックはドヌーヴとはまた違う、奔放な個性を
持っていたような気がする。

でも、彼女は交通事故であっけなく世を去ってしまったのだった…

姉妹の最初で最後の共演「ロシュフォールの恋人たち」を
随分あとになってから見たが、
楽しそうに歌い踊る彼女たちを見て、
切なくて悲しい気分になったものだ。
ドルレアックも生きてたら、もっともっと活躍してただろう…


カトリーヌ・ドヌーヴの映画は、60年代のものも、
あとになってから特別上映やビデオで見た。
やはりポランスキーの「反撥」、
これが彼女を見た初めての映画だったかもしれない…

欲求不満の処女が一部屋に閉じこもる中で、
どんどん狂ってゆく、とても怖い映画だったが、
ドヌーヴの線の細い、神経症的な面を強調してあって、
映画は恐怖映画だったが、
ドヌーヴが単なるお嬢さん女優ではないことが分かった。

ロマン・ポランスキーは、ドヌーヴ、ドルレアック姉妹を
二人とも使っている珍しい監督なのだ。


「シェルブールの雨傘」は歌は吹き替えだが、
ドヌーヴの線の細い、頼りなげな感じが生かされていて、
戦争で引き裂かれる恋人たちのやるせなさが印象的だった。
全編が歌でセリフのない、珍しい映画だ。
監督は「ロシュフォール」と同じジャック・ドミー。


そして「昼顔」は、カトリーヌ・ドヌーヴの代表作と
思うが、これもあとになってから多分ビデオで見た。

彼女の無表情演技は、アメリカ女優とまったく違っていて、
新鮮だった。

メリル・ストリープなんかは顔芸女優と思うが、
ヨーロッパ俳優は、顔芸はしない。
顔で演技するのでなく、全体の雰囲気をかもし出す。


「昼顔」のマゾヒストの人妻役は、
彼女のイノセントな魅力を引き出していた。

半身不随で夫婦生活の出来ない夫に不満な人妻が、
自分から娼館に出入りし、誰とも知れない男たちに身を任す。
そうすることで快楽を得る。

ルイス・ブニュエルの複雑な性の世界で、
彼女の無表情な、何を考えているのか分からないような演技は、
女の複雑な一面を垣間見せていて、ちょっと良かった。

もう一つブニュエルで「哀しみのトリスターナ」があったが、
こちらもビデオで見たけど、もうあまり覚えてない…

確か中年のおやじが少女のトリスターナをいたぶるために
引き取って子飼いにし、そこで自分の思いのままに
トリスターナをいたぶり続ける…というようなストーリー
だったような…

ブニュエルにとって、ドヌーヴにはそういうところが
カンどころの女優として写っていたのだろう。



ジェーン・バーキンは、この頃出て来た。

「太陽が知っている」で、
中年男女がねっとりした空気感を出してる中、
ただ一人若くて、彼女が出ていると何だか
すっと涼しい空気が漂っている気がした。

ぱつんと目の上で切ったストレートヘア、
やはり無表情演技、
平べったい胸で、白い男物のシャツを着て、印象的だった。


彼女はその後、フランス映画で青春女優として活躍するはずだった。
…のではないかな。

が、セルジュ・ゲンズブールと恋仲になり、ちょっと道が逸れた。
私も「ジュテーム」なんかは聞いたけど、
それなりに面白かったが、でも、それからは彼女はあまり
好きではなくなった。
やはりゲンズブールと知り合う前、の方が良かった。

のちにだいぶ経って、彼女はカリスマ的な感じになっていったが、
わたしはもうちょっと駄目だったな…




70年代初期に登場して来たドミニク・サンダ。
彼女は非常に美しい女優だった。
彼女も無表情演技。


「初恋」のいじわるそうな女が良く彼女に合ってた。

でもなんといっても記憶に残るのは「悲しみの青春」。

ヴィットリオ・デ・シーカの監督で、
彼女がひたすら美しい、美しいとしか言いようのない、
美しい、本当に彼女が美しいとため息の出るような映画だった。

ヘルムート・バーガーが病弱な弟役で出演していたが、
この二人が写るツーショットのシーンは、ただもう美しくて、
やっぱりため息の出るような二人だった。

カメラは確かエンニオ・グアルニエリ、ドミニク・サンダの
美しさを永遠にフィルムに焼き付けようとしたかのような、
耽美的な映像だった。

ドミニクの映画は、これ以外にあまり知らない…

美しかったから、男性にもよく持てて
いろいろあったよなあ…


私にもスクショが出来た!



もうひとり、どうしても書きたい女優がいた。
でも、また長くなりすぎたから、改たに別に書くことにした。

彼女はジョアンナ・シムカスと言って、
私の一番好きな女優だ…




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