伊佐子のPetit Diary

何についても何の素養もない伊佐子の手前勝手な言いたい放題

おひとり京都

2009年10月27日 | 京都
アフィリエイトというものが流行っており、
これを利用すればどうやら簡単に小遣い稼ぎが出来るという。
私も試みてがんがん稼ごうという心づもりをしていた。
ところが体がPCを拒否してその算段があっけなく崩れ去った。
それでも急いでリンクを貼ろうと足掻いてみる。

「おひとり京都の愉しみ」という本が出た。
柏井という作者はどこかで聞いたことがあるけれど思い出せない。
と思ったら
「極みの京都」とかいう本を書いている人だということを思い出した。


立ち読みしただけだけど。

私も近所を散歩するのが楽しみであり、
「おひとり京都の愉しみ」は一人旅の観光客向けの本ではあるが、
私のように、京都在住で市内を一人でとぼとぼ歩くのが好きな人にも
フィットする本であろうと思う。



これも買ってなくて、立ち見しただけだ。

観光客向けなのでホテルやレストラン、
食べ物屋などが当然紹介してある。
私にはホテルは必要がない、
食べ物屋もあまり関係ないだろう。
その点ではかなり安上がりに京都観光、
またはとぼとぼ歩きが出来る環境にあると認められる。

ただ、お休み処は確保しなければならない。
最近、特に疲れやすい、どうしても長距離を歩けない。
どこか休める処に予め目星をつけてからでないと、
外歩きが怖くて出来ない。


いつもはマクドで休む。
マクドナルドの100円のシェイクで済ますのだ。
我ながら貧乏くさい。
でも、それが最も安上がりの休み方なのだ。
でもマクドはどこにでもありそうでありながら、
実はあまりない。
欲しい所にはない。
京都の良心としてか、
一級観光地のすぐそばにマクドがあるのをあまり見たことがない。
三十三間堂のそばにあるくらいだろうか。


私は無料で休める処を現在探し中なのだ。
例えば本願時の境内の瓦で出来たベンチとか、
最悪、バス停のベンチなど。
もう、恥も外聞もないばあさんである。
バスが来たら何気なく立ち上がり、
知らんふりして歩き去る。
こういう高等技を繰り出すのは
よっぽどな人だろうと思っていたが、
まさか自分がそうなるとは。

そんなわけで、この次このような本が出る時は、
どこそこ公園のベンチ、どこそこ広場のベンチ、
どこからどこまでの鴨川の河川敷、などというように、
無料で休める穴場というものを特集してほしいものだ。


COMMENT:
AUTHOR: azuma
DATE: 11/27/2009 10:21:51
ごぶさた^^
私もとぼとぼ歩くのが好きですが、休憩はいつも図書館です。
マクドナルドは繁華街にあり、
散策を楽しむようなところにはあまりないのです。
図書館は各区にいくつかずつあるので、
その点を結んでいくルートを楽しんでいます。
お茶や水も飲めて、静かで、暑くなく寒くなく、
タバコを吸う人もいないし、無料だし^^
趣味の雑誌を手に取ったり、
面白そうな本を見つけて読みふけったり、
ゆったりとした時間がすごせます。
お勧めが地元のコーナーです。
拝啓や歴史を踏まえて散策すると楽しさも倍増です^^

COMMENT:
AUTHOR: 伊佐子
DATE: 11/28/2009 14:58:53
こちらこそご無沙汰です。お元気なようで何よりです。
図書館は、良さそうですね。
近所にもあるけれど、行った事がない(^_^;)
一度行きたいと思っているんです。
でも京都では各区にひとつ以下だと思う…
児童公園が良いのではないかと最近考え中…。




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歩く下京

2009年10月20日 | 京都
沈没している間にまたいろいろなことがあった。
特筆すべきは
「ビートルズのリマスター版発売」というイベントだったが、





これは別項にて書くことが出来れば書くことが出来るだろう。


「京都 歩く下京時遊自在」という画期的な本が出たことは、
快挙というべきだろう。





でも、楽天のアフィリエイトではいくら検索してもこの本が出て来ない。
悲しくて涙が溢れる。
京都タワー2階の本屋(ふたば書房)では、
だんとつナンバーワンの売れゆきだというのに。

市内の区だけに特化した地図本が出たことが、
かつてあっただろうか。
しかも下京という、地味な、
たいして文化財のなさそうな区に
スポットを当てるなどという大胆な発想には完全に意表を突かれた。

実は京都市下京区は、
今年、区が出来てから130周年にあたり、
その記念でちょっとしたぬるいイベントをしたりもしているのだ。
「下京のひびき」という、
毎月区民に配られる市民新聞などによれば、
区役所は結構盛り上がっているらしい。
その関連でこのような地図本も発行されたのだろう。


130周年は下京だけではなく、
上京区も同じように130周年を迎えている。
同時に出来たのだ。
でも、歩く上京という本は見かけない。
もしかして、本が出たのは下京区だけ?
それとも上京区の本屋へ行けば、
「歩く上京時遊自在」という本が並んでいるのだろうか?
謎だ。
区ごとにその区の地図本があったりして?
謎が謎を呼ぶ。


この本は、観光客向けというよりは、
完全に身内内で盛り上がるための本であるだろう。

下京区にある、ほんのちょっとした祠からただの石碑まで、
どう考えてもこんなちっぽけな的なものが、
あたかもとても大層なものであるかのように掲載されている。
下京区民が泣いて喜ぶ体裁である。

京都タワーで売れているというからには、
下京区民が大喜びで買っていると推測される。
しかも300円という安さだ。


ただしかし、
元六条御所といういわれのある長講堂が全くスルーされていたり
(重要文化財の仏像を所持している)、
せっかく祇園祭関連のことを載せていながら、
八坂神社御旅所を全く無視していたりと、
よく分からない選択がされている部分もあるのだが。
もしかして取材拒否されたのか。

でもこんな不満は下京区民だからこそで、
よく知らない他区民、他市民、他府県人にはどうでも良いことかもしれない。
でもこれは全国発売はしていないのだろうなあ。
残念だなあ。


驚いたのは、私の町内のおじさんが紹介されていたことだ。
オールカラーの誌面の中、所々に、
下京に住む伝統工芸士の写真つきインタビューが掲載されている。
そこに、町内のおっちゃんが紹介されていた。
紹介されている内容によると、
とんでもない重要人物で、大変な技術師だった。
そんなすごい人だったとは。


下京区にある有名なヘンテコ町名、
「天使突抜」や「悪王子町」、
「二帖半敷町」が詳しく説明されているのも素晴らしい。


下京区では、
11月8日に下京門前町ルネッサンスの拡大版を実施する。
毎年夏の終りくらいに西本願寺と東本願寺、
渉成園の間で行われる小規模なイベントだが、
市制130周年を記念して下京全域に広げたスタンプラリーなどをする。
「歩く下京時遊自在」はそのデモンストレーション的な本でもある。
ちなみに、京都新聞も130周年を迎えている。

下京八景というのもあり






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