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「霊魂の存在を認めているか?」

2023年11月17日 23時03分51秒 | メンタルヘルスのこと>心の健康



■「霊魂の存在の認めているか?」7つの宗教法人の公式見解


※省略
8・13・2021

 【高野山真言宗】

 霊魂の存在を認める。「阿字の子が 阿字の故郷立ち出でて 叉立ち帰る阿字の故郷」と言うご詠歌があるように、阿字は全ての生命の根源であります大日如来を表し、人間は大日如来から命を与えられてこの世に生まれ、肉体の滅びる後は再び大日如来の内に帰還すると教えられている。

 【天台宗】

 日本仏教は日本人の霊魂観の上に成立し、それを継承することで日本民族に受け入れられてきた。死者儀礼に関与できたことも霊魂の存在を信じることなしでは成り立たない。一部に釈尊が霊魂の実在に対して否定的であった説を持ち出して、「本来の仏教は生きた人間を対象とする考えや救い」とする方もいるが、日本仏教はインド仏教と多くの点で異なっていることは勿論のこと、霊魂の存在を否定すれば仏教は単なる哲学や道徳律となって、宗教ではなくなってしまう。

 【日蓮宗】

 認めている。一例として、宗祖日蓮聖人が女性の信徒に宛てた手紙(息子に先立たれ、四十九日の供養の品を送ってきた事への返礼)には、死出の旅路の息子、霊山(りょうぜん)浄土にいる夫(故人)と現世の婦人が離ればなれになっていることへの哀れを思いやり、婦人も命終(みょうじゅう)の後には同じ霊山浄土で会えるように唱題(南無妙法蓮華経のお題目を唱えること)を勧めている。

 【浄土宗】

 浄士宗の教えは「阿弥陀仏の平等のお慈悲を信じ、『南無阿弥陀仏』とみ名を称えて、人格を高め社会のためにつくし、明るい安らかな毎日を送り、お浄土に生まれることを願う信仰」だ。この教旨からいえば、直接的に「霊魂」に関する話題に触れることはない。教義の上では「霊魂」を取り扱うことはないが、葬儀・中陰といった社会習俗と密接にかかわる事項の面においては、世の中で一般的に理解されているような霊魂観を許容しているということになる。

 【真宗大谷派】

 親鸞聖人は、龍樹菩薩に拠りつつ、「ことごとく能く有無の見を摧破せん」(『正信偈』)あるいは「有無をはなる」(『浄土和讃』)と、存在や死後が存在するか、しないかのどちらかにとらわれる見解を離れることを教えている。このことから考えると、自分や身近な人の死を怖れ、その死後を思うことは、とても自然なことだが、そのような私たちに向けて、「霊魂」や死後の存在の有無に対するとらわれから離れることを教えてくださっている。

 【臨済宗妙心寺派】

 臨済宗妙心寺派としては「断見(人の命はこの世限りのもので、死後は無になってしまうという考え方)」「常見(死後、肉体が滅びても霊魂は残り続けるという断見とは正反対の考え方)」のいずれも非仏説観点から、いわゆる「霊魂」の存在を積極的に認めていない。しかし、「人は死んだら終わり」と考えているわけではない。「霊魂」とは違う禅的な表現ですることはある。

 それが何かと問われればそれぞれに様々な表現があり、なかなか一つにまとめるのは難しい。「霊魂観」については今後も続く課題と受け止め、じっくりと教学的にも研究、議論を重ねていきたいと思っている。

 【曹洞宗】

 曹洞宗宗制において、積極的、直接的に「霊魂」の存在に言及はしない。

 ただし、葬送儀礼の中で戒を授ける対象を「霊位」、仏戒を受け諸仏の位に入った者を「覚霊」と位置付けたり、有縁無縁の先亡を「萬霊」とし、儀礼、供養において「霊魂」を対象にしている。曹洞宗が地方に展開する中で、僧侶は当時の民衆の要望に応える形で葬送をつとめていった。素朴な思い(亡くなった家族のみ霊を供養し、死後の安楽を願う思い)を、禅僧のもつ力でもって供養していった歴史の積み重ねが現代まで続いていることを強く受け止めねばならないだろう。教義には説かれない、民俗との複合の上に、葬送・供養が存在するのであり、「霊魂」もそうした民俗由来のものといえよう。

 以上のように、同じ仏教でも宗派によって霊魂観は大きく異なることがお分かりだろう。

■霊魂を認める派認めない派の「言い分」(各宗派の霊魂観をチャート)

 浄土宗の場合は宗門として霊魂の存在を明確には認めていない。臨済宗や曹洞宗などの禅宗系も、浄土宗のスタンスと似ている。それでも浄土宗の場合はまだ、霊魂の捉え方に関して寛容なほうだ。

 浄土真宗に至っては、霊魂そのものの存在を否定している。

  他方、真言宗や天台宗、日蓮宗は明確に霊魂の存在を認めている。それらの宗派に属する僧侶は躊躇なく、鎮魂、除霊、加持祈祷といった作法を行う。(続きはソース) 


コメント (1)
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「線虫がん検査つぶし」であらわになった、PET検診の不都合な真実

2023年11月17日 22時03分48秒 | 医学と生物学の研究のこと

「線虫がん検査つぶし」であらわになった、PET検診の不都合な真実




「線虫がん検査つぶし」であらわになった、PET検診の不都合な真実(ダイヤモンド・オンライン) - Yahoo!ニュース

「線虫がん検査つぶし」であらわになった、PET検診の不都合な真実
11/7(火) 11:02配信

>実は筆者は最近、公的ながん専門病院が、(線虫検査の性能を)H社と共同で1500人以上の様々ながん種の患者の尿検体を用いる大規模臨床研究を行った結果、20種類以上のがんについて、病理学的に早期ステージの段階でも60~90%の高い感度を示したとする情報を得た(当該病院の協力を得て、現在H社が論文を投稿中)。早ければ来年年明けにも公開されるという。



ダイヤモンド・オンライン
PET検診の関係者による「線虫がん検査」への疑念の拡散は、正当なのか(写真はイメージです) Photo:PIXTA


● 「線虫がん検査」への疑惑報道に追随、 PET検診関係者に覚える違和感


 異様な事件が起きている。始まりは9月11日。会員制のニュースサイト「NewsPicks」(以下NP)」が、「【スクープ】世界初「線虫がん検査」、衝撃の実態」と題する記事を掲載し、以降15日まで6回に渡り、大特集を展開したのである。


 その記事はボリュームの多さと、6月に福岡大学で開催された「第31回日本がん検診・診断学会(会長:長町茂樹 福岡大学病院放射線部第二・教授)」の「主題2 放射線 PET検診と線虫検査」の発表に基づく内容だったことから”信ぴょう性が高い“と注目を集め、特に「線虫検査の精度は広告の内容よりもかなり低いのでは」と兼ねてより疑念を抱いていた医療関係者らを中心に拡散された。


 中でも衝撃的だったのは、線虫検査の本当の感度は「13%」とするPET検診界の重鎮(日本核医学会PET 核医学分科会 PET がん検診ワーキンググループ、以下PET検診WG)陣之内正史医師による試算だったのだが、これが何とも不可解なものだった。


 というのも、PET検診にかかわる医師やがん専門医の共通認識として、「PET単独では、早期発見できるがんは多くない」という事実がある。


 前出の陣之内医師のワーキンググループが作成した「FDG-PET がん検診ガイドライン 2019」FDG-PETがん検診ガイドライン2019版.pdf (jsnm.org)でも、併用検査に関する詳細は各検査についての文献や指針を参考にすることとして最初に「PET は一度に多くの種類のがんを発見でき、一般にがんの早期発見に少なくともある程度は役立つと期待されるが、他方 PET がほとんど役に立たない種類のがんもあるため、がん検診に PET を用いる場合は他の検査を併用する『総合がん検診』が望ましい」と書いてある。


 再発巣・転移巣(再発または他から転移)したがんや、がんのステージ(病期)を調べる目的では非常に役に立つが、早期発見を目的とする検診には向いていないのである。国としても、「PET検診によって、がんがどれくらいの精度で発見され、がんで亡くなる人がどれくらい減少するのかなどは、まだ十分なデータがなく、国が推奨するがん検診ではありません」と明言している。


 しかも、PETがあまり役に立たないがんは、ごく初期の原発がん(がんの始まり)、胃がん、食道がん、早期の子宮頸がん、スキルスがん(胃がん、一部の大腸がんと乳がんと肺がん)、腎臓、尿管、尿道、膀胱のがん(腎がん、膀胱がん、尿管がん、前立腺がん)、原発性肝がん(肝細胞がん・胆道がん)、脳や心臓のがん(脳腫瘍、悪性心臓腫瘍)、血液のがん(白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫)、5㎜以下のがんなどなど多岐にわたる。がん種ごとの患者数を単純に計算すると全体の80%以上にも及ぶのだ(※)
。(※)がん情報サービス『最新がん統計』の2019年に新たに診断されたがんのデータから筆者が算定(5㎜以下のがんということで計算すると、PETで見つけられない割合はさらに増える)

 胃がんや前立腺がんなど、患者数で上位を占めるがんの多くが、PET単独では早期発見できないからだ。(ただし、乳がんについては、近年開発された専用の「乳房PET検査」なら早期発見は可能)

 ところがだ。「感度13%」の根拠となる検証を担当した福岡和白PET画像診断クリニックは“PET(PET-CT)単独検診”クリニックで、他の検査を併用する「総合がん検診」は実施していない。検証にあたった田代城主医師もクリニックのHPで「少なくとも何かしらの症状、違和感など気になることがある方はN-NOSE検査の低リスクや中リスクという場合でも決して安心せず、まずはかかりつけ医や症状に該当する診療科の医師へ相談・受診されることを強くお勧めします(PET-CT受診では無く)」と太字で言及している。がんを早期発見したいならPET-CT以外を受診すべしと言っているのである。


 線虫検査は胃がん、大腸がん、肺がん、乳がん、子宮がん、すい臓がん、肝臓がん、前立腺がん、食道がん、卵巣がん、胆管がん、胆のうがん、膀胱がん、腎臓がん、口腔・咽頭がんの15種類に反応するとしている。一方PETは胃がん、食道がん、早期の子宮頸がん、前立腺がん、膀胱がん、腎臓がん、胆道がん(胆管がん、胆のうがん)は見つけられない。つまり、線虫検査が高リスクとした受検者の尿をPETで調べた場合(特に早期であるほど)、15種類中半分ものがんを見落としてしまう。


 PET検診には、線虫検査の感度を検証する能力がないことは明白だ。それなのにPET検診WGはPET単独検診のクリニックで無意味な検証を行い、その結果をもとに感度13%と算定したのである。これは適正な検証と言えるだろうか。まったくもって不可解だ。


● H社がPET検診WGに指摘する 数多くの間違いとは


 逆に、PETの感度については、2009年に国立がん研究センターが「感度17.83%」という検証結果を公表している。


 PETがん検診の精度評価に関する研究 (ncc.go.jp) 


 線虫がん検査を提供しているHIROTSUバイオサイエンス(以下H社)は、NPの記事に対して同社のホームページで30ページを超える反論を展開しているのだが、なかでも「感度13%」の件については、「検証結果にはPETの感度17.83%が反映されていない」と指摘。仮にPETの感度を(CTと同時に実施するPET-CTを想定して)50%と高めに見積もって計算したとしても、線虫検査の感度は90%以上だと主張している。


 H社はほかにも、NPやPET検診WGの主張について、数多くの間違いを指摘しているのだが、PET検診WGはそれには答えないまま、10月11日、今度は「日本がん検診・診断学会の会員でPET検診に関わる放射線科医と日本核医学会PET核医学分科会ワーキンググループが、共同で全国調査を開始した」と発表した。

● 検査の信頼性を検証するWGは 「第三者」ではないのでは?


 またNPは「検査の信頼性を第三者が検証する取り組み」と持ち上げているが、PET検診WGは、無意味であることを承知の上で検証し、「感度13%」という不当に低い数字を公表した事件の当事者であり、第三者にはあたらない。それにNPは、「放射線科医とPET検診WG共同で」とまるで2つのグループがあるように説明しているが、PET検診WGは9人の放射性科医からなるグループだ。あえて「共同」と報じる意図はなんなのだろう。


 いずれにしても、PET検診の感度は、一般の我々が期待している数字よりはるかに低い。自分はがんかもしれないと疑いを抱いた際、日本人の多くは今のところPET検診を受けに行っている可能性が高いが、要検討だ。当のPET検診WGのガイドラインにもある通り、他の検査を併用する「総合がん検診」を受けることをお勧めする。


 それにしてもなぜ、PET検診WGは、このような意味不明な検証を行なうのだろうか。


 ヒントは、前出の田代医師が発した次のコメントにあるかもしれない。


 「私が勤めるクリニックには線虫がん検査で高リスクと判定された方が大勢来る。その意味では線虫がん検査はPET検査の受検者増に貢献しているかもしれないが、PETの結果、がんが見つからないと、見落としではないかと責められることが多く、そういう方々はPETを二度と受けてくれない」



 田代医師のクリニックはPET単独検診しかやっていないだけでなく、感度の低さについての詳細な説明は今回の記事が出るまでやってこなかった。田代医師はPETでがんの有無を調べることに意味がないことを知っている。だから、PETの結果、がんが見つからなかった人たちから「本当に大丈夫なのか」と念押しされても、大丈夫とは絶対に言えない。責任問題に発展する恐れもある。ゆえに線虫検査がきっかけの受検者には来てほしくない。そんな想像をしてしまうのだが、どうだろう。


 だが、実は、今回取材を進める中で筆者は2017年に米国の食品医薬品局(FDA)が発表した、衝撃の文書を発見した。


 Full-Body CT Scans - What You Need to Know(全身CTスキャン-知っておくべきこと)
Full-Body CT Scans - What You Need to Know | FDA


● PETと同時に行うCT検査 米国では健康な人への使用は禁止


 その文書には、「(多くの施設がPETと同時に行っているCT検査について)食品医薬品局(FDA)は、症状のない個人の全身スキャンがスクリーニング対象の人々に害を及ぼすよりも多くの利益をもたらすことを示す科学的証拠を知りません。FDAは、そのような医療機器の安全性と有効性を保証する責任があり、CTシステムの製造業者が無症候性の人々の全身スクリーニングへの使用を促進することを禁止しています。」と明言されている。


 日本では、1年に1回程度なら心配ないとされているCTだが(若年層はNG)、米国では健康な人に検診で使用するよう勧めることを禁止されているという事実。一体どれだけの日本人が知っているのだろうか。


● 京大名誉教授が指摘 「NPの記事は非科学的」


 本件について筆者は、京都大学医学部名誉教授で生体肝移植を主導したことで知られる田中紘一氏に話を聞いた。


 「NPの記事は非科学的でエモーショナル。PET検診WGの検証には意味がない。線虫検査の感度について科学的な検証をアンケートで行うと言っているが、アンケートで科学的検証を行なうことはできない。この学会は科学的とは何かを理解していないのではないか。
こんなことで、早期発見に有益なテクノロジーを潰してはいけない」


 まさに完全否定である。


 PETの機械は13億円~と高額だ。そのため検診は、10~20万円もするが、感度は低く、被爆する。この事実をPET検診GWはガイドラインでは認めているが、別途、全国PET導入施設にアンケート調査を実施した結果では「78%」の感度があったと主張して譲らない。


 陣之内医師に何度もメール取材を行なったが、ついに一言も、非を認めることはなかった。(ただし、「PET検診で他のスクリーニング検査の感度を検証することはできますか」との問いには、「(検証には)PETのみならず、他の多くの検査が必要となります」と返ってきた。6月の学会での検証は不適切な方法であることはわかっているようだ)また、

PETの感度は78%」の根拠にした論文のURLもお送りいただいたので目を通したところ、手法がアンケートという非科学的な方法であるだけでなく、PETの感度について不利になる数字は文中には若干登場するのに計算には含まれていない不思議な論文だった。この論文は日本核医学会の学会誌に査読を経て掲載されたというのだが、誰による査読だったのかも気になるところだ。


 https://link.springer.com/article/10.1007/s12149-012-0660-x



● PET検診WGの検証が誤りでも 線虫検査への疑念は晴れない


 とはいえ、NPの記事を支持し、線虫検査が公表する感度に疑念を抱いていた人たちの多くは、PET検診WGの検証が非科学的であったことが証明されても、線虫検査への疑念は晴れない。同グループが実施しているアンケート調査の結果は信頼性が低いとしても参考にはなる、と主張するだろう。


 実は筆者は最近、公的ながん専門病院が、(線虫検査の性能を)H社と共同で1500人以上の様々ながん種の患者の尿検体を用いる大規模臨床研究を行った結果、20種類以上のがんについて、病理学的に早期ステージの段階でも60~90%の高い感度を示したとする情報を得た(当該病院の協力を得て、現在H社が論文を投稿中)。早ければ来年年明けにも公開されるという。


 この検証は、がん専門病院で臨床研究の倫理審査の承認を受け、患者から同意を得た後に採尿した検体をH社に送り、H社は線虫を用いて走性実験を行い、機械によるカウントを実施した判定結果を病院に戻し、集計・解析は病院とH社が共同で行った。


 線虫検査の検証を再度行うことが報道された際、母体である日本核医学会は「10/12の”線虫”に関わる報道の誤りに関するアナウンス」と題する声明を発表し、「PET核医学分科会は日本核医学会の分科会ではありますが、財務などを含め別組織です。」と、検証には一切かかわりがないことを強調した。


 10/12の”線虫”に関わる報道の誤りに関するアナウンス – 日本核医学会公式サイト – 日本核医学会公式サイトへようこそ (jsnm.org)


 PET検診WGが行うべきは、線虫検査の感度を検証することではない。まずは自分たちのやっていることを、第三者も入れて厳しく検証するべきではないだろうか。その上で、たとえばH社と共同で線虫検査の検証をしてみたいというのであれば、筆者は喜んで応援したい。


 (取材・文/医療ジャーナリスト 木原洋美)

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横浜港に遊覧船が接岸です

2023年11月17日 21時03分11秒 | 日々の出来事
夕方の横浜港ですね⭐




10/12/2023


10/12/2023
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夫婦でスズメバチハンター…なぜ? 駆除は夜になってから 「9月から10月は凶暴になる」 

2023年11月17日 19時03分33秒 | 生き物のこと

【密着】夫婦でスズメバチハンター…なぜ? 駆除は夜になってから 「9月から10月は凶暴になる」 静岡・掛川市(静岡朝日テレビ) - Yahoo!ニュース 



【密着】夫婦でスズメバチハンター…なぜ? 駆除は夜になってから 「9月から10月は凶暴になる」 静岡・掛川市
9/29(金) 13:58配信




2
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静岡朝日テレビ
スズメバチ


 危険生物「スズメバチ」。巣に近づくカメラに向かって一斉攻撃。夏から秋にかけての今の時期は、スズメバチが攻撃的になる危険な時期です。


依頼者(女性)「ちょっと怖くて結構飛んでいるので


依頼者(男性)「(巣ができるのが)2回目なんで、ほかの人に食いつかなきゃいいなって」


毎年10~20人がスズメバチに刺され死亡
 厚生労働省によると、毎年全国で10人から20人がハチに刺され、亡くなっています。日常を脅かすスズメバチ。その被害を防ぐため、重要なのが巣の駆除です。年間200件もの駆除を行う、静岡県掛川市の凄腕ハンターに密着しました。


内山千沙都さん:「毎年恒例だよね」
内山周士さん:「このあと、もう1件入ってるの、夜」


 静岡県掛川市に住む、内山周士さん・千沙都さん。夫婦そろって、ハチハンター。自宅では、4人の子どものパパとママ。9歳になる次男の隼汰(はやた)くんに、将来の夢を聞いてみると…。


内山隼汰くん:「ハチハンターになることです。やっているところ何度も見てて、かっこよかったから」


直径30センチ以上の巣を…
大きな巣が


 子育てとスズメバチの駆除に奮闘する2人に、この日も巣の駆除依頼が。向かったのは、菊川市。住宅からもほど近い、山の一角に…。


内山千沙都さん:「おおースゴイ!」


依頼者:「よくあんなところに作ったと思う」


内山千沙都さん:「今年一番大きい(巣)かもしれないですね」


 直径30センチ以上ある、コガタスズメバチの巣。比較的おとなしいものの、住宅に巣を作ることも多く、刺されると強い痛みが生じる危険なスズメバチです。依頼者は巣ができた場所の近くに住む女性。


夫婦で駆除作業


依頼者:「家の裏に工事の業者が入っていて、(巣が)あるよって言われて、(思ったのは)びっくりと怖い、どうしよう、その3つですね」


 防護服を着て、夫婦のハチハンター、いざ出陣! まずは巣の状態を確認。


内山千沙都さん:「網はいらなそうだね」
内山周士さん:「うん」


夜駆除するワケは…
ビニール袋で巣を一気に回収


 妻の千沙都さんが照らす灯りを頼りに、ビニール袋で巣を一気に回収する大胆な作戦で駆除に取り掛かります。


内山周士さん:「捕まえました。捕まえました。これで一匹も残らず捕まえました」


 スピーディーに駆除を完了。これにはある秘密が…。


内山周士さん:「昼間取ってしまうと、巣に戻ってくるハチが何匹もいて、それを極力減らそうということで、夜に駆除しています」


 ハチには朝から昼にかけて活動し、夕方から夜にかけて巣で休む習性が。夕方以降を狙うことで、多くのハチをまとめて駆除出来ます。


内山周士さん:「完全な駆除ですよね。お客さんに不安を残さないようにするのが一番かなと思いますので」


 危険なスズメバチを一網打尽。依頼者も一安心です。


9/29(金) 13:58配信




3
コメント3件




静岡朝日テレビ
 夏から秋にかけて、ハチハンターの夫婦は大忙し。


内山千沙都さん:「過去最高は1日7件。今年だと6件」


 駆除の依頼はハチの活動が活発になる7月から10月にかけて増加。観測史上最も暑い夏になった今年、ハチハンターも影響は避けられません。駆除に欠かせない、防護服。気密性が高く、熱中症との戦いでもあります。


植え込みの中の巣…枝が城壁のように
枝が城壁のよう


 ハチハンターへの駆除依頼は止まりません。依頼があったのは掛川市の住宅街にある一軒家。スズメバチがいるのは…


内山千沙都さん:「ちょうど巣穴が見えますね」


 道路に面した庭の植え込みの中にできていたのは、またもコガタスズメバチの巣。枝が城壁のようになって、まるで巣を守っているかのよう…。


内山千沙都さん:「植木って、少し切っても大丈夫ですか?」


依頼者:「いいよ」


 周りの木を切り落として、巣を丸裸にしてから駆除する作戦です。日が暮れて、いよいよ駆除の時間に。


内山千沙都さん:「結構元気だね」
内山周士さん:「うん」


 まずは、殺虫剤を噴射。


内山周士さん:「堅い…」


 予想以上に堅く、太い枝が作業を阻みます


内山周士さん:「のこぎり頂戴」
内山千沙都さん:「はい」
内山周士さん:「ありがとう」


巣には200匹のスズメバチ


 のこぎりを使って巣に近づいていきます。


内山周士さん:「巣の場所が、ちょっと手ごわいですね」


 懸命の作業によって徐々に巣のカタチがはっきりと分かるまでに。作業開始から30分。ついに…。


内山周士さん:「巣の撤去が完了です」


 巣にいたスズメバチはおよそ200匹。被害を未然に防ぐことが出来ました。


依頼者:「良かったよ。食いつかれずにすんで」


内山千沙都さん


 この先しばらくは、スズメバチへの警戒が必要な時期が続きます。


内山千沙都さん:「9月から10月にかけて繁殖期に入るので、普段よりも凶暴になって、数も増えるので、より一層気をつけなくてはいけない時期になってくると思います。ハチが飛んでいるところには近づかない、巣を見つけたら近づかない、というところが一番大事」



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「恥ずかしいと思わせないで」宝塚 新理事長の遺族への呆れた“証拠見せて”発言にファンも大激怒

2023年11月17日 15時03分37秒 | 事件と事故

「恥ずかしいと思わせないで」宝塚 新理事長の遺族への呆れた“証拠見せて”発言にファンも大激怒(女性自身) - Yahoo!ニュース 


「恥ずかしいと思わせないで」宝塚 新理事長の遺族への呆れた“証拠見せて”発言にファンも大激怒

11/17(金) 11:01配信

《宝塚歌劇団の会見をすべてみました。宝塚ももう終わりだなと思う。過重労働はみとめたものの、いじめ、パワハラはないものとされた。人の命が失われたことを全く感じさせない冷酷な会見だった。最後の遺族側の主張と違うと指摘されたときの「証拠を出していただきたい」という言葉がすべてだろう》

女性自身
(写真:時事通信)


11月14日、宝塚歌劇団が、9月に急死した劇団員のAさん(享年25)についての調査報告書を公開し会見を行った。取り沙汰されていた劇団内のパワハラやいじめはなかったとし、過重労働が心的負担になり死去の原因となった可能性があると発表した。


【写真あり】女性団員が急死した問題で、記者会見する宝塚歌劇団の木場健之前理事長


発端は、今年2月の『週刊文春』による、Aさんが上級生からヘアアイロンを故意に額に押し付けられたという報道。このときから劇団は、一貫していじめの事実を否定している。


Aさんが9月30日に自宅マンションから転落死したあとも、劇団は哀悼の意を示すのみで、公演の開催の有無についてのアナウンスを繰り返すばかり。Aさんが亡くなってから一週間経過した10月7日に、ようやく同劇団は、記者の質問に答える形で会見を開き、第三者チームによる調査を開始することを発表した。


「調査チーム立ち上げの発表も、世間からの批判が高まったタイミングで行われたような印象で、当時も劇団側の対応が後手後手に回っていると批判が上がっていました。


その調査中にも、“上級生からの指導”と称してパワハラが行われていると卒業生の東小雪さん(38)が証言し、様々な週刊誌もハラスメントについて新たな情報を報じ、劇団内部にはいびつな上下関係が存在していることが浮き彫りに。”隠蔽体質”と指摘されている劇団側の都合によらない、真相究明が待たれていました」(舞台関係者)


しかし今回の会見でも、「ヘアアイロンで火傷をすることは劇団内では日常茶飯事」などとコメントし、パワハラの事実については終始認めず。具体的な体制の変更は示さないまま、公演を続けていく方針であると発表。さらに、同日に会見を開いていた遺族側がヘアアイロンの件に再検証を求めていることを問われた際に、新理事長に就任予定の村上浩爾取締役(56)が「証拠となるものをお見せいただくようにお願いしたい」とまで発言したのだ。


後手後手の対応を続けた挙げ句、遺族側に“証拠”の提出まで求めた宝塚歌劇団の対応には、批判が殺到している。


《あの会見で阪急側から遺族とは向き合う気はサラサラなく、今後の歌劇団の在り方を変える気が全くない誠意が全くない事がわかった。時間がかかってしまうのは気の毒だが司直の手に委ね重い扉をこじ開けるべきかと》

《宝塚歌劇団の会見をすべてみました。宝塚ももう終わりだなと思う。過重労働はみとめたものの、いじめ、パワハラはないものとされた。人の命が失われたことを全く感じさせない冷酷な会見だった。最後の遺族側の主張と違うと指摘されたときの「証拠を出していただきたい」という言葉がすべてだろう》


当初は劇団側の動向を見守っていたファンも、一連の不誠実な対応に不信感が高まっているようだ。


《盲目的なファンばかりではないということ、劇団側は認識して欲しい。余裕でいられるのも今のうち。存続の危機が訪れる日は近いかもね》
《宝塚という組織については私は好意的な方だけど記者会見でのこの組織の保身や隠蔽体質については世間の反感を持たれてもしょうがないと思うな。組織の改善の余地を放棄してるわけだし。宝塚内部のいじめは以前からあったのにパワハラは有りませんとか言われてもな》
《記者会見が酷すぎて、宝塚のXでの宝塚情報アカウントのフォローを次々と外している。

こんな状況で、宝塚を観たいと思えない。こんなことになってしまって悲しいよ。こんなに大きな劇団なのに、パワハラ教育もされない、スタッフも足りない、全て役者のやる気の搾取だけで成り立ってるのありえない》

《保身ではもう生徒は守れません。 良識あるファンに、宝塚ファンであることを恥ずかしいと思わせないでください。異常な集団だと既に思われてます。 厳しい練習とパワハラは全く違います》

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