ごじゃっぺ日記(旧、看悶日記)

京都生まれのにわか茨城県民による雑多な日記です。内容に一貫性はありませんが、どうかひとつ長~い目で見てください。

日光街道散歩、古河~中田~栗橋

2020-05-05 14:11:14 | 歩け歩け、お散歩
県境の街茨城県古河から、今日は埼玉県栗橋に向かいます。

日光街道、日本橋~千住宿~草加宿~越ケ谷宿~粕壁宿~杉戸宿~幸手宿~栗橋宿~中田宿~古河宿~野木宿~間々田宿~小山宿~
と続きます。東海道や中山道と比べると宿場の間隔が短い。特に短いように感じるのは…
JR宇都宮線の駅は、栗橋~古河~野木~間々田~小山。ほぼ駅ごとに市街地が形成され、もとは宿場だったのですが…
栗橋宿と古河宿の間にある中田宿は、駅もない田舎の小集落。少し気になります。

昨日は自宅古河から野木宿に相当する野木駅まで歩いたので、今日は中田宿を通り栗橋宿の栗橋駅まで歩きました。
まずは自宅から住宅地を抜けて、日光街道に出ます。古河からの住宅地がいったん途切れ…

日光街道はJR宇都宮線(東北本線)沿いに進みます。再び住宅地が増えてくると。
宿場があった古河市中田の集落です。
集落の真ん中に踏切があります。通称「中田踏切」、JRの正式名「日光街道踏切」。

踏切手前が大きなカーブで電車の撮影がしやすい。
乗客はわずかですが、付属編成込み15両のフル編成(編成長300m)で電車が通過しました。

宿場町の名残でしょうか…お寺や神社が多い。

古河と栗橋はそれほど距離がないのに、そのまた真ん中の中田に宿が置かれたのは?

利根川の存在。利根川の渡河地点だったから。おそらく増水川止めに備えての宿場かと。

利根川の河口から120km近くさかのぼった地点ですが、川幅が広い。
昨年秋の台風19号では堤防越水直前まで増水し、少し上流の利根川、渡良瀬川が合流する水衝点はあわや氾濫という状態になりました。

橋の真ん中に県境が通り、埼玉側に埼玉県鳥「シラコバト」のレリーフ、茨城側にカントリーサイン。

川を渡り建設中のスーパー堤防を市街地に降りると早くも次の宿場、栗橋宿です。

街道から曲がって栗橋駅に向かいます。
駅の直前に、先週「思案橋」のブログで書いた静御前のお墓がありました。

当然?ここが本当に静御前のお墓かは諸説あります。諸説どころか全国あちらこちらにこの手の史跡がありますから。
もうこれは歴史のロマンなんです。

静御前のお墓の向いに栗橋駅がありました。

自宅から12,000歩強。約2時間半、暑かったので寄り道休憩しながらゆっくり歩いました。
昨日の栃木県野木駅より非常に遠い印象です。

帰りは、古河駅までガラガラのJR宇都宮線の電車で7分。
古河の駅ナカで晩ごはんの買い物して歩いて帰宅です。

今日の歩数は15,000歩ちょっと、約11kmのお散歩でした。
昨日、今日と結構歩きましたね。