爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

集合住宅

2024年05月15日 | 日記
学生を対象にしたアパートやマンションが新築されているが、全室入居しているのだろうか、3月に我が家の東側に3階建て15室のアパートには新しい自転車が10台並んでる。

アパート名は「アルチェ新大」、調べたらアルチェはイタリア語で「山頂、頂上、砦」のことだとか、最近の集合住宅の呼び名は、英語やフランス語やイタリア語が多いそうで、覚えにくい。

「アルチェ新大」の向かい側には、爺がこの地に住み着いた平成元年には存在した二階建てのアパートが二棟があるが、改築する様子もなく今は入居者はいない廃屋状態である。

当時は学生たちが、アパートの空き地に集まり、何やら楽しそうに語り合う情景が毎日ように見られ賑やかだった。声を掛け合って親しくなった学生もいた頃が懐かしく思い出される。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ひ孫との対面

2024年05月10日 | 日記
5月4日、越後線新潟大学前駅に孫夫婦と1歳2か月になったひ孫の莉音ちゃん(女の子)を乗せた電車は11時22分定刻どおり到着、名前を呼んだら「にっこり」顔の可愛かったこと。

家で待っていた家内との初対面でも同じにっこり顔、人慣れしているのか、泣くだろうかと思った心配が消えてホッとした。早速に莉緒ちゃんは持参したのお弁当を、食べっぷりの良いこと。

我が家で4時間ほどの滞在中、家では見られない親子電話の受話器、うちわ等を手当たり次第に手に取りながら部屋中を歩き回りっていた一連の動作を両親がカメラに収めていた。

さっそく受信した写真を見たら、写真は正直に映る。日頃は周りから年齢に見えないと言われているが1歳2か月のひ孫と一緒に写った91歳の爺の顔はやっぱり年老いた年齢通りの顔。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

公衆トイレ

2024年05月05日 | 日記
トイレの言い方には、 いろいろあるが、昔の公衆トイレは全て便所と書かれていた。現代は男性は青色で、女性は赤色でのイラストがほとんどて、たまにお手洗い、化粧室などを見かける。

爺が子供の頃の昭和10年代のお年寄りたちは厠(かわや)と言っていた。昔の日本の軍隊では公式の用語だったそうだが、ちなみに小生の爺ちゃん婆ちゃんはお手水(おちょうず)と言っていた。

公共施設のトイレには、「トイレットペーパーを持ち帰らないでください」と書いた貼り紙が目立つ。あるところで、貼り紙の「ペーパー」の部分をマジックで黒塗りしてあり苦笑いしたことも。

「トイレを綺麗に使っていただいてありがとうございます」という以前とはニュアンスが違った掲示が増えた。その効果が出たのか、掃除が徹底したのか、公衆トイレが綺麗で快適になった。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

母の実家

2024年05月01日 | 日記
昭和10年代の田舎の小学校は、春、夏、冬休みの他に春と秋には農繁期休みがあった。爺は休みになると、しつけのためか、呉服店だった母の実家で過ごしていた時のことを断片的に覚えている。

店は殆ど大婆ちゃん(祖父の姉)が針仕事をしながら接客、近郷近在からの馴染み客で賑やかだった。時には爺が店番を頼まれ、お客が来ると大婆ちゃんを呼んだり、針の溝通しを手伝ったりしていた。

実家では5歳年上の叔父さん(故人)とは言え、お兄さん的な存在で夏は魚釣りに、冬はスキーに、爺の子守役をしてくれていたと思う。囲碁、将棋、麻雀に才長けた人だった。

年の暮れの夜だつた、売掛金の集金のため祖父は大福帳を持ち手首に集金袋をかけ、爺は提灯を持ってついて行ったことがある。現金を受け取ると大福帳の記録を筆で消すことで受領書になる。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

末は博士か大臣か

2024年04月25日 | 日記
将来は博士や大臣のような“立派な人”になって欲しいという子供の将来を期待しての言葉であるが、いつ頃、誰が言ったものか不明らしい。現代ではあまり聞かなくなった。

明治維新で徳川幕府が消滅し、若者たちの新政権下での夢は、 1番が政治家になること、 2番が学者だつたことからではないかとも言われているが、現代っ子は望んではいない。

小学生男子は、1位YouTuber、2位スポーツ選手、女子は、1位パティシエ、2位看護師、中学高校になると男子は、1位会社員、2位公務員、女子は1位会社員2位看護師と現実的な職業になる。

学問や政治を志す若者にとって目指す到達点であることは変わりがない。学者は博士を目指して励み、政治家は大臣に憧れ、順番を待ち続け、たまに適材適所でない方も見受ける。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする