たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

(続)柳沢寺の石仏群

2022年11月21日 | 

続き

境内のそこかしこに七福神を始め愛らしい地蔵さんや16体の羅漢様等々数え切れない程の尊仏が置かれています。

 

桜の時期も良いが紅葉もまた良しですなー

阿弥陀如来像

 

   

不動明王     &     弥勒菩薩

    

 

そう古い物では無さそうですし作者も不明ですが迫力ある16羅漢像が並ぶ一画があります。16羅漢とはお釈迦様から「私、亡きあと長くこの世に留まり仏法を護り伝えよ」との命を受けた聖者の事、強面も居れば好々爺がいる所が面白いですね。

   

 

お前の様な奴はこうしてやる   時に厳しく 愛の鞭

ひたすら世の平安を祈り一切の煩悩を捨てよと説く羅漢様

 

そう気を張り詰めていてばかりでは気が滅入る、時には肩の力を抜いてリラックスも必要、そうじゃその通りじゃと左に座す羅漢様 

上州武尊も冠雪しました。この山の天辺を超えてやって来る空っ風の冷たさは経験した者で無ければワカラナイ。眉を潜める私に何処からか「すべてを受け入れよ」と羅漢様の声が私の主観で勝手な事ばかり書き連ねてしまいましたがお許し下さりませ、羅漢様)

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(続)柳沢寺 境内

2022年11月20日 | 

続き

季節が変われば印象も変わるものですね(本堂へ続く参道より仁王門を振り返る)

 

延宝元年(1673年)鋳建の梵鐘 人の心の内に有る欲望・怒り・執着等々煩悩を祓うため今年も大晦日の夜には榛東村一帯にズッシリと重い鐘の音が響き渡る事でしょう。

本堂

銀杏が黄色く色づくまでには後どのくらいかかるのでしょう

千手観音が安置される方六間の木造青銅葺きの本堂です

 

 

しんと言う音が聞こえそうな裏の檜の林の中に黄色く色づいた1本のモミジが目を惹きました

客殿玄関。私達が日常使っている「玄関」と言う言葉は禅寺の方丈への入り口、すなわち玄妙な道に入る関門から来ている禅宗で用いられた仏教用語で有る事を親戚の先代住職に聞いた覚えが有ります。他所の家を訪れた時、いきなり玄関を開けて「ごめん下さい」は道理から外れていると言う事になりますね。

客殿

 

   

 

 

赤門。 格式の高い人を迎える時にだけ使われる公用門で普段は閉め切ったままになっているため「開かずの門」とも呼ばれております。続きますのでコメント欄はクローズです。

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紅葉を纏う柳沢寺の仁王門

2022年11月19日 | 

紅葉が山から里に下りて来ました。今年の春、桜の時期に訪れた柳沢寺の秋を観に再訪しました。果たしてモミジはどうなのでしょう。記憶に無かったので不安でしたが駐車場に車を置くやその不安は払拭されました。先ずは山門に足を向けます。

三間一戸桜門造りの仁王門には表に仁王像、裏に広目天と多聞天の二体の像が睨みを聞かせております

 

     

山門が額縁となり参道と境内を名画に仕立てます

 

 

平成になって青く塗り替えた時、住民は拍子抜けした様ですが年月が経ち彩色が落ち着いて、これはこれで良いでは無いかと思えてきます。と、共に木組みの凄さが際立ちますね。

   

仁王像は上手く写せませんでしたが裏側の広目天と多聞天は何とか

 

 

桜が似合った五重塔ですが、モミジもどうしてどうして

仁王門を後に境内に足を踏み入れる事にしましょう

今日を逃したら感動も随分違ったものとなっていたでしょう

続きます。コメント欄はクローズしました。

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榛名湖~忠治処刑場跡へ

2022年11月03日 | 

 

最近、山に目覚めた姪夫婦が「榛名の紅葉が素晴らしかった」と電話で知らせて来た。榛名の紅葉がパッとしないが伊香保の手前のモミジ公園なら美しい紅葉が観られるかもしれないと久し振りに唐松峠から伊香保へ下るルートを取る事にしました。

姪は何にそれほど感動したのか・・・榛名は赤くなる前に茶色くなってしまうのです。それでも駐車場は凄い混雑でした。

 

伊香保へ向けて車を走らせるていますと榛名湖東入口で事故が発生した模様で通行止め、事故車は分からなかったが芝の上に蹲っている家族の姿がみられた。伊香保に下りられないのでは仕方がない、左折し倉渕を廻って帰る事にします。

榛名・吾妻線を通ると何時も目を奪われる岩櫃山、西登山口と東登山口から2度登った事がありますが、どちらから登っても険しさに変わりない山でした。今は亡き桐生のHご夫婦との出会いがあったのがこの山でした。

倉渕経由で行けば必ず通る大戸の関所跡、下の説明にも在る様に中山道を凌ぐ程の活気を呈していたそうです。

             

 

そして、ここに ❝強気を挫き弱気を助く❞ の国定忠治が登場する訳です。「本を読み、国定にある墓まで行き、ばかに忠さんに入れ込んでいるな」と雄さん。

 

 

       

 

 

「可愛い子分のてめえ達とも別れ別れになる首途だ」その12人衆の名前がズラリ

良く見れば忠治地蔵の顔も国定の寺で見た墓の様に原型を留めないほど削り取られ僅かに目が確認できるのみでした。 南無阿弥陀仏

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夜景と懐かしい或る日の写真

2022年09月25日 | 

昨夕の市街地、最近はあまり見かけなくなりましたがガードレールがある場所に車を停め夜景を楽しむ姿が見られたものです。此処で生活をする様になったのが1988年、あの時はもっと広範囲に眺められたのですが現在は左の木や住宅に遮られ大分狭められてしまいました

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先日古いアルバムを見ていましたら、この写真が目に留まりました。未だモノクロ時代の写真です。写真に夢中だった兄が盗み撮りをしたのでしょう。この時、私は高校生、朝、早い時間帯だったのでしょうか。半纏を羽織った寝間着姿です。頬を紅く染めたカワイ子ちゃん(姪です)は今、教職に就いて活躍中。 あぁ、私の左側に七輪も有る。これで当時は油の乗ったサンマを焼いたのかな?   月日の流れは速いものですね。 コメント欄はお休みです。

コメント (6)
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