たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

粘土で人形作り

2021年01月30日 | 芸術

今日は背中に陽を浴びてアルバムを1ページ1ページ捲っていく中にこんな写真を見つけました。以前、夢中で作った粘土の人形です。作品は姉や友人にあげたり作品展で売れたりで手元にあるのは、この少女だけ。

     

 

 

 

 

 

 

 

絵画教室の生徒から「人形を作っている」と知った母親が「見せて欲しい」から「教えて欲しい」となり何時の間にかグループ活動が始まりました。

              

作品もかなりの数となり私は絵画教室の生徒の作品と共に発表会の提案を持ちかけます。と皆さんオーケー。

と言う事で高崎の伊勢丹デパートを会場に作品展は成功に終わりました。私の転居でグループは解散となりましたが皆さん、今頃どうしている事でしょう、懐かしい思い出の1ページです。

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群馬の森にて「神話の世界」

2020年02月11日 | 芸術

群馬の森に在る群馬県立近代美術館では

18世紀から20世紀にかけての画家たちによる

「神話の世界」が開催されております

注目の「月桂冠を編む」と題したこの作品はフレデリック・レイトン作

神アポロンを表す月桂冠を無心に作る表情

後ろには古代神話を想起させる浮き彫りの彫刻

時を経ても神話への憧れは画家の永遠のテーマなのでしょうか

 

ジョン・ウイリアム・ウォーターハウスの花を摘む春の神「フローラ」

摘んでいるのは水仙でしょうか

力強いタッチで有りながら柔らかな衣装と花に伸ばした手に

優しさが感じられますね

エミール=アントワーヌ・ブールデルの「横たわるセレーヌ」

しなやかに曲がる弓に体を靠れさせた姿態が甘美です

↑↓

(↑)の写真はネットから拝借した物ですが

ブールデルの「弓を弾くヘラクレス」です

この彫刻は美術の教科書にも載っておりましたので目にした事が

お有りかと思いますが「横たわるセレーヌ」はその彼の作品です

  

彫刻はこの外にロダンの作品等も展示されておりました

ローレンス・アルマ=タデマの「お気に入りの詩人」

熱心に詩を読む女性と気怠そうに横たわる女性を時代背景と共に

細密な描写で描いています

古代の何気ない日常の一コマに過ぎない情景を

巧みに描き出してますよね

  

以上の他にシャガール、ルノワール、ピカソ、クールベ、ローランサン

藤田嗣治等々数多くの画家たちの作品が展示されておりました

● 絵の見方が解らないと言う言葉を良く耳にしますが絵と言うのは

音楽鑑賞と同じで観ていて心地よさが感じられれば

それで良いのではないでしょうかね

決して作者名に捉われる必要は無いと私は思います

  

最後にもう一度、群馬の森を

 

群馬の森には西洋絵画を彷彿とする風景が

彼方此方で見られます

この木はアカメヤナギで群馬の巨木登録樹に指定されております

樹齢350年 樹高18メートル

この木は赤松でしょうか

木肌が恐竜を思わせます

(本日はコメント欄をお休み致します)

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フェルメール展

2019年01月17日 | 芸術
友人4人と連れ立って上野の森美術館で開催中の

光の魔術師とも称されるオランダの画家フェルメール展を観賞して来ました


1時の予約でしたが既に長蛇の列、後ろには未だまだ続きます


この「牛乳を注ぐ女」は誰でも一度は目にした事の有る代表作ですね

何気ない日常の風景ですがテーブルに置かれたパンの質感に

私の目は釘付けされてしまいました

   

「ワイングラスを持つ娘」「手紙を書く夫人と召使い」

こうした光景を絵にしてしまうと言う芸術性には驚くばかりですが

女性が口に当てるワイングラスが空になるのを側で男性が継ぎ足そうと

待っていると言うありふれた絵に過ぎない訳ですが説明に寄りますと

テーブルや椅子に置かれた楽譜やリュートが男女の

「愛」を暗示しているのだそうです

フェルメールはこうした絵の中に何気ない仕草や表現の内に潜む

深奥なる人間の機微をも描写していた様ですね


「手紙を書く女」


「真珠の首飾りの女」

触れたら感触が解りそうな黄色いガウンを縁どる白い毛皮

如何にフェルメールが完璧主義者で有ったかの表れの様に感じられました

フェルメールの作品は35点が全てです

今回はその内の8点が展示されていた訳ですが

そのどれもが光の表現を追求し続けてきたかが

作品と対峙する事でいやが上にも納得させられるのです




上の2点も余りにも世に知られる「真珠の耳飾りの少女」と

「ギターを弾く女」ですが今回は展示されておりませんでした



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オールドノリタケ 第2弾

2018年12月05日 | 芸術
写して来た内の幾つかを追加致します

オールドノリタケに興味がございましたら覗いてみて下さい



   




   




   




   




   




   



   


   

欧米人に好まれそうな絵柄や形が見られますね

前回の追加ですので本日はコメントを閉じました



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オールドノリタケ

2018年12月03日 | 芸術






   





現在、「日本絹の里」に於いてオールドノリタケを開催中です

上の3体の人形は幕末から昭和にかけて生糸貿易で活躍した

森村市左衛門ほかですがこの外にも群馬ゆかりの人物を糸締め技法によって

表現した多数の人形が飾られておりました

作者は辻村寿三郎氏の弟子である高崎の歯科医・清水英寿氏です

   

素晴らしいですね オールドノリタケ

最初の一点を見た時から雄さんも私も大興奮です

   


   

これら総てハンドペイントだそうですよ

転写プリントでは無く筆で描かれた物なのだそうです

そして、この磁器には金がふんだんに使用されておりますが18金では無く

23金、24金を使用した高純度の金を使用しているそうです






会場に据えられた椅子で休んでいる時でした

「この壺どこに飾られてるのかしら」とパンフレットの壺を雄さんに問うと

「あそこに有りますよ」と隣りに座っていた男性

何とオールドノリタケ、コレクターのS氏(群馬県在住)でした

講義を依頼されて会場にやって来たのだとか  お蔭で30分ほど雑談を交え

幸運にも歴史やこの磁器について説明を受ける事が出来ました

1884年~1945年迄のノリタケをオールドと呼び

それ以前に作られた物はオールドノリタケとは呼ばないのだそうです

ハンドメイドで有る事や金についての説明もこの時に話された事です

現在、氏の所蔵は1000点以上有るのだとか

こんな身近にお宝を所蔵している方が居たなんて・・・


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