たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

(続)伊豆・大島

2023年09月10日 | 

続き

三原山山頂口にて、ここより火口迄は徒歩約45分(火口周囲は400m・深さ200m)

 

山頂噴火口(割れ目噴火口)  地面がぱっくりと割れ、そこから溶岩が噴き上がったため道路が寸断されてしまった。私達はその寸断された部分を歩き回送車が待つ湯場方面へ

 

 

7合目に在るホテルで昼食休憩。私は明日葉をここで初めて食した

  

ホテルから郷土芸能館迄の途中、椿の森公園を車窓より眺める。バスから降りて歩いてみたい椿の原生林だった。

サムッ!

一日タップリ遊んでいよいよ大島ともお別れ。温暖とは言え2月の午後の海辺は寒い

  

シーガル号より嘗て登った万次郎・万三郎岳が染まりかけた空に浮かび上がる。そして右に目を転じれば赤く染まった富士山。

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翌日は伊豆高原荘を後に観光客も居ない静かな岩場で一時を過ごす。遠くに夫婦岩が見えたが、ここからはかなり遠い(何処の海岸であったか今となっては思い出せません

道路の左右は樹齢350~400年の巨木が生い茂るここも何処だったか思い出せません

2泊3日の伊豆の旅でした。何気なく車を停め遊んだ岩場を洗う濃紺の海の色が未だに脳裏に焼き付いています(写真ではその色が出せませんでしたが)コメント欄はお休み致します。

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童謡の父・石原和三郎

2022年11月02日 | 

龍王峡の続き

12時半、日光が近づいたところでいろは坂を通って帰ろうか気持ちが揺らぎましたが途切れる事の無い車列を見て気持ちが失せました。

途中、一寸した空き地に車を停め一服。面白いもので1台が停まると必ず続く車がいるものですね。停めた場所から奥を見ますと崩れかかった石垣が在るのが確認されました。結構広い敷地を支える石垣です。今は木々に埋もれ茫々としておりますが主の途絶えたそこに寂しそうに咲くムラサキシキブが印象的でした。

   

富弘美術館を過ぎた辺り童謡ふるさと館の案内板に気付きハンドルを左に切りました。ところが行けども行けども杉の林や田んぼと言った景色ばかりの細い道。帰ろうかと諦めかけた時にすぐ前に小さく童謡ふるさと館を示す小さなプレートを見つけ思い直してそこから又しばらく車を走らせます。国道が結構高い場所に作られましたので昔から在った集落は谷底の様な場所です。こうした集落と集落を結ぶ鉄道が何時か乗ってみたいと思っている渡良瀬渓谷鉄道なのですね。

   

童謡ふるさと館。こうした記念館がある事は知っておりましたが生家と思っておりましたのでまさかこんな立派な施設が在ったとは思ってもみませんでした。

   

 

   

うさぎとかめ・大黒様(いなばの白うさぎ)・浦島太郎・おおさむこさむ等々、この童謡を知らない人は居ないのではないでしょうか。それらを作ったのがこんな山村に誕生した井上和三郎だったのです。

当時、文語体の歌詞が尊重されていた中、和三郎はその価値観を打ち砕き子供の歌は子供の言葉でと数々の作品を生み出していきました。

和三郎氏が学んだ、そして校長を勤めた花輪小学校、この小学校は国の登録有形文化財となっているそうです。寄って来れば良かったですねぇ。

    

 

 

(左)カナダ・BELL社のリードオルガン。国内の現存数は極少数と言われる (中央)昭和6年に製造されたスタインウェイ社の貴重なアップライトピアノ(右)明治期には生産がストップしたウイーン式ハンマーアクションを採用して  いる数少ないピアノ。

 

   

丁度、花さかじいさんを上映しており私は最後まで観入っておりました。心はすっかり童心です。

興奮したのかちょっと喉が渇きましたのでコーヒーを注文(@200円)写真は先日、松井田の御領茶屋本陣でも見た正月用の飾り花、それに見入る私。ここでも作られていたのですね。

座った場所から正月の飾り花をみると天井のライトがまるでお月様・・・

「この地区ではこんな行事が行われているのですよ」職員さんが見せて下さった年間の風習などが纏められた写真集。何時も通り過ぎてしまっていた石原和三郎記念館。寄って良かったと思いながら家路へと向かい一泊二日のプチ旅を無事に終えたのでした。

 

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(続々)鬼怒川・龍王峡

2022年10月31日 | 

続き

 

  

(左)ムササビ橋を渡る左手に見えた滝。  (右)橋の上から見下ろすと白い岩肌に一筋の滝を確認しました。

  

 

 

ウッワ     夏は歩けませんね~~~

 

手前の木にピンが合ってしまいましたが奥に甌穴が見られます

ダイモンジソウ

竪琴の滝

高低差は5mですが名の通り幾筋にも分かれて流れ落ちる竪琴を連想させる優雅な滝でした。

竪琴の滝から流れ出した水がここで又、滝を作っております。龍王峡に注ぐまで、もう一段、必要ですね。

戻れば丁度昼時、売店の食堂で頂いた辛み大根蕎麦。新蕎麦が最高!

 

何時の間にか大勢の観光客、その観光客の足元を見やれば・・・

   

何と言う名前の花だろう? 葉っぱが菫の様な可愛い花だった。 

右の花はトレニアだそうです。ケイさん有難うございました。

コメント (15)
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(続)鬼怒川・龍王峡

2022年10月30日 | 

続き

 

 

虹見の滝から遊歩道に戻ると上流から結構な流量で流れ下る沢を渡ります。この水を集めて虹見の滝となり落ちていくのでしょう。

龍王峡を虹見橋で渡りますと名の如く先ほど見た虹見の滝が見えて参りました。

 

上からは右側面でしたが橋からは左側面なので表情も幾分、変わりましたね。

虹見橋を渡ると何度かアップダウンを強いられますが時折この様な木道が現れるのは有難い事です。

  

対岸の崖を落ちる幾筋もの滝を観ながら

  

 

 

この美しい水の色

 

何段かの岩棚でバウンドして最後は乱れ髪となって川に注ぐ姿は雪解けの頃はさぞや見事なものでしょうね。

    

季節を勘違いしてしまいそうな林間、ずーっと歩いていたい衝動に駆られる静かな遊歩道です。芽吹きの景色に見えません??

こんな場所が在ったのかしら?スッカリ記憶から消えておりました。

川音が激しくなって来ました。このコース中間点に当たる「むささび橋」もあと僅かの距離。続きますのでコメント欄はお休みです。

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鬼怒川・龍王峡

2022年10月29日 | 

駒止湿原の一部が崩れて予定も崩れてしまった私達、龍王峡迄戻ってそこで車中泊する事に決めました。

 

 

旅の字は風に吹かるる姿なり

矢島一郎氏が風に吹かれて行く旅人の姿を想像し人生すなわち旅とする視方で歌われた川柳

歩く者も居ない早朝の龍王峡。車中泊した車は家の車以外5台ほど

お店も未だシャッターが閉まったまま

野岩鉄道=やがん鉄道(野→下野の国  岩→岩代の国)

 

ライダーさんが動き始めました

「以上は私が寝ている間に雄さんが写した早朝の龍王峡でした」

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さて、龍王峡探訪・準備完了 九十九折れの石段を谷底に向けて歩を進めます。此処は雄さんと一緒になった頃、観光した場所ですので微かに記憶に残っております。鬼怒川温泉は悪い方に大きく変わってしまいましたが嬉しい事に此処は昔のままでした。

樹間をかすめて見えて来た龍王峡

持参の羽毛のジャケットを羽織っても川辺の朝は寒い

先ず見えて来る龍王峡のシンボル虹見の滝。名の通り陽光が差すと美しい虹が架かる事からその名が付いた訳ですが今回はお預け。

 

岩盤に注意しながら五龍王神社まで登った場所から観た虹見の滝。 この後、周回コースを巡りたいと思いますのでコメント欄はお休み致します。

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