たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

麦草峠~丸山(2329m)~高見石~白駒池

2013年08月28日 | 登山
 家(6:00) 麦草峠P(9:00)

 麦草峠P(9:10) 丸山の森(10:10~10:25) 丸山(10:45~11:00) 高見石小屋(11:20~12:20)

白駒池(12:50~13:55) もののけの森(14:05) 麦草峠お花畑(15:00~15:20)) 麦草峠P(15:30)


めっきり秋らしくなり今日は空が高い

丸山は八ヶ岳の一部なのだが赤岳を始め横岳等の大物に囲まれているため

標高は胸を張れるものが有りながらも話題にも上らない不遇の山である

今日は私自身の八ヶ岳山行の中でも取り残されていた その丸山に登ろうと思う


登山口を出発して間もなくお花畑が広がった

高原を渡る風が秋風ならば草原にも秋の気配が漂い始めている

その代表花がマツムシソウだろうか



  

(ハクサンフウロと黄色オダマキ)


(トリカブトの群落)

    

(ジャコウソウ   トリカブト   マルバタケブキ)


(シモツケソウ)

    

(ホタルブクロ   ヤナギラン   アキノキリンソウ)


(ワレモコウ)

高山植物を堪能し振りむけば青空に映える縞枯山

グルリと一周、随分長い時間、歩かされた事を思い出す


ヤヤヤヤこれは?

風の悪戯かハタマタ落雷か

私の背丈の倍ほども有りそうなの衝立と化した根っこのオブジェ


八ヶ岳と言えば代名詞になっている一つが苔と言えようか

林床は登山道以外、緑の絨毯に覆われている

その苔の中に珍しい苔の花を見た

その側にはドクベニタケとドクササゴかな?カヤタケかな?が目を引いた

因みにドクベニタケは生では中毒を起こすが良い出汁が出ると言う事でお吸い物などに使われるのだとか

勇気を出してイッチョやってみますか?みっちゃん、きみちゃん






この辺りは「丸山の森」と言われる丸山の北斜面に位置する場所だ

不気味なほど静かな原生林、鳥の囀りさえ聞こえない




標識を右に見てほんの僅か

周囲は木に囲まれてはいるが心休まる明るい空間が有った

もしかして?

そう、丸山山頂に出たのだ




ここで昼食でも良かったのだが3人ともお腹の虫のご機嫌はとてもいい

では先を急ぎましょうか

呆れるほど何処もかしこも石ばかりの登山道

そろそろ飽き飽きしたころ、ようやく「おこじょ」が見られるという高見石小屋に着いた

ここは今日で3回目

渋の湯温泉から赤岳を目指した時だったか

寺さん達と来た時だったか忘れたがチョロチョロ走り回る愛くるしい「おこじょ」を一度だけ見た事がある


さぁ、赤い印を見落とさない様に慎重に・・・・・


緑の中に浮かぶ青い水を湛えた池

ほら、あれが これから行く白駒池

まるで瞳の様だね


昼を回ったがお弁当は此処でもパス

相変わらず続く石の道を一気に白駒池へ

何艘かボートが浮き若者の奇声が山にコダマしている

少々耳煩いが これも若さよね




「もののけの森」とは良く付けたものだ

池を一周し白駒小屋が近づく辺り

八ヶ岳山塊らしい苔むす中の木道を歩いて行くと

苔の向こうからヒソヒソ話が聞こえてきそうな そんな森が広がる

今回の山歩きのフィナーレを飾るにふさわしい緑の世界だった



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一気に秋が?

2013年08月26日 | 日記
ここ2・3日 涼しいを通り過ぎて朝晩は肌寒ささえ感じる様になった

何時の間にか夜明けは遅く日没は30分も早まった

こうなると人間というものは可笑しなもので無性にあの暑い夏が恋しくなる

祭りの後の寂しさ

それに似ているかな




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燃えてます

2013年08月20日 | 日記
順調に勝ち進んでます育英ナイン

相手は常総学園

8回まで2対0と得点なく・・・


しかし9回裏、やりました

2対2 同点

試合は延長戦へと持ち越されます

そして


応援団のラッパの音が一段と高鳴る中

笑顔で臨んだナインの底力

ヤッタ― さよなら勝ち

さぁ、あと2回戦

あの笑顔と共に頂点に向かって突き進め




(地域新聞の写真を使わせて頂きました)


                                              
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大日向の火とぼし

2013年08月16日 | 登山

(この写真は新聞に掲載された日とぼしをお借りしました)

今から450年前、南牧の村民は領主・小幡氏の圧政に苦しめられ生活は貧窮するばかりでした

「長老、裏切り行為と言われようが背に腹は代えられねえ

 武田軍に寝返って小幡を打ち破りましょうや」

腕を組んで村民の声に耳を傾けていた長老はカッと目を見開き「よし」と一声

上州人で有りながら確かにこの行為は裏切りなのですが、それほど追いつめられていたという事なのでしょうね

折しも、武田軍は田口峠を越え南牧を通り小幡に向かっておりました

村の者は、この時とばかり手に手に松明をかざし安養寺の向かいの小高い山頂で松明に火を点じ

武田勢と見せかけ、敵の多さに怯んだ小幡軍を陥落させたのです

その時の名残が武田軍と勝利を喜び合った橋上の日とぼしであり

同時進行する山頂での(今は子供達がその役を果たしている)火とぼしなのです

(長とのやり取りは私の勝手な想像です、悪しからず)

18時半、ついに藁に火が点じられました

喜びを表現する火の玉は力強く夜空に弧を描きます


(三脚を持って行かなかったためシャッター速度を落とす事ができず冒頭の写真の様に円は描けませんでした)

河原は腕を競い合う各地から集まったカメラマンで埋め尽くされていました

中には長靴を履いて頑張るこんな小母ちゃんの姿も




笛や太鼓の音が響く中、火とぼしは続きます

火の粉を散らしビューンと音をたてて回すその姿に当時の農民の姿が重なる一瞬でした




中には力が足らずに上手く回せないまま終ってしまう者もいれば、この子はうら若い女性

思わず拍手を送りたくなるほど上手に回していました


過疎化も決して他人ごとではないこの地区も後継者に今 苦慮しているという

手作りの灯篭の数が子供たちの人数だとしたら結構 深刻な事態です

歴史ある伝統行事の火 何時までも点される事を願い会場を後にしました


帰路、西の空に景気よく上がった花火

どうやら今夜は室田地区の様です


ついでなので数日前の群馬町「はにわの里」の花火を紹介したいと思います

居間で食事をしながら楽しんだ花火です











                                             
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いたずら

2013年08月12日 | 日記
朝5時

ガラスを通して入るオレンジの光の影がシュウカイドウの向こうで踊っていた

空気が冷たい

だがそれがホンの一時で有る事を光も花も知っている


やはり暑さは今日もやってきた

友人の畑で採れたゴーヤのサラダを作りながらふと見上げた空に二つの顔を見た

アポロンとエンジェル





                                            
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