たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

芝桜公園

2015年04月29日 | 

つい先日まで「寒いですね」と言う言葉がブログに飛び交っていましたのに

ここ数日は真夏の暑さ

私も今日は半袖に着替えてのウオーキングです






門を出ますと前の神社の八重桜(ボタンザクラとも言うそうな)がお出迎えです

そして何歩も歩かない内に梨の花に足止めを食わされました


ここの家は3人の子供さんがいる何時も明るいご家庭

女の子二人の後に男の子が誕生し同居しているお爺ちゃま、お婆ちゃまは早速、鯉のぼりを泳がせました

月日の経つのは早いもので、その坊やも もう小学生です

ここでふと芝桜が頭を過りました

そうだ芝桜公園に行ってみようと回れ右

来た道を引き替えし進路を北にとります






畦道は今、タンポポの花が真っ盛り

中に珍しく白い色のタンポポも交じっていました




懐かしいですね、カラタチの花です

木が有る側は工事中でしたがお願いすると「あぁいいよ、気を付けてな」と言って下さいましたので遠慮なくズカズカと

作業員はこの花を知らないらしくカラタチと教えると

「あぁ、この花が島倉千代子が歌ったカラタチの花なんだ」と感心しきり

気が付けば他の作業員も寄ってきて暫くカラタチ談義に花が咲きました




これは蔦とキイチゴですね

なんて事はない植物ですが秋の紅葉は事のほか美しいのが蔦ですし

苺よりも数倍美味しいのがこのキイチゴです


白川の向こうはモワットした新緑の中に山桜が点々と咲いていました

この季節が一番、輝く場所だなと一人納得しながら先を急ぎます


芝桜会場の入り口のお宅で、これは珍しい 白のスオウを発見

私は町で配布された無料の入場券やお財布も持って来ませんでしたので外から眺めるには

見上げる形なので、どうも写真になりません

仕方がないので来た道をもう一度引き返し東側に回る事にしました


ヘンチクリンナな看板を見て進みますと会場の真上に出ます

ここで、やはり散歩途上の近所の奥さんと会い暫く立ち話

これではウオーキングになりませんね






ここが箕輪の芝桜公園

芸大を卒業した箕輪の女性画家が「織姫の羽衣」をイメージして作ったのだとか

未だ咲き揃っていませんでしたが如何でしょうか、箕輪の芝桜

人気ブログランキングへ
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

坂戸山の妖精たち

2015年04月27日 | 登山

雪の道を暫く進みますと先ず飛び込んできたのがアズマイチゲキクザキイチゲそしてカタクリでした
















残雪が多いせいでしょうか

通常ならば斜面がピンクに覆われる程の群落が展開するのだそうです

それでも、かなりの群生です








美しいですね ショウジョウバカマ

既に雄しべも雌しべも長く伸びまるで花簪の様では有りませんか


やはり此処は豪雪地帯

ソメイヨシノ は6分咲き

越後の遅い春を実感いたしました


春に先駆けて咲く マンサク(先ず咲く)ですが此処では右に倣えでした

奥ゆかしいんですね


これは何だ?エチゴキジムジロ


我が家に咲くのとは一寸形状が違いますが イカリソウ ですね

色もとても濃くタランチュラでは有りませんでした


エンレイソウ もクリオネの時期を過ぎ今や見目麗しき乙女と言ったところでしょうか


初めて見ました ミチノクエンゴサク


そして此方はエゾエンゴサク


スミレは見分けが本当に難しい

アカフタチツボスミレ かな?

ご存知の方、教えて下さい

未だまだ沢山の花が見られる坂戸山ですが、ここで引きかえしましたので取り敢えず今回の花の紹介は此処までです

お付き合い有難うございました


人気ブログランキングへ
コメント (13)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花の名山・坂戸山(城坂コース)

2015年04月25日 | 登山
雄さん、姉、私とで久し振りの山歩きです

関越トンネルを過ぎますと景色は一変

山は勿論の事、田畑も一面の雪に覆われていました

果たして、この雪で花たちはどうなのだろう、雪に埋もれて見られないのではないだろうか、心配になってきました


登山口は鳥坂神社


暫くは、ここが山城で有った事を示す石碑を見ながらの平坦な道が続きます


落城知らずの越後の要塞と言われた坂戸城は数年前の大河ドラマ「天地人」の舞台として脚光を浴びましたよね

主君は景勝公、ドラマの主人公・長尾兼続が幼少を過ごした場所です




緩斜面を進みますと、いよいよイチゲやカタクリ、ショウジョウバカマがチラホラ顔を覗かせ始めました

その先で未だ7分咲きにも満たない桜が並木を作っていました






3人で大手を広げても手が届かない一本杉を見ますといよいよ本格的な登りです

振り向けば六日町の街並みが眼下に広がり

見上げれば稜線近くまでの雪渓に一瞬、緊張が走りますが初めての雪山挑戦に姉は意欲満々

ここで雄さんが姉にアイゼンを装着してあげました


この時点では未だアイゼンを装着していない私は姉が登りやすい様にキックステップを切りながら先頭に立ちます




大分、登って参りましたので越後の山並みを眺めながらしばし休憩しましょうか

今日は抜ける様な青空では有りませんが気温は高く先ず先ずの登山日和

標高差470mですので時間はたっぷり有ります

急いで登る必要は全く有りません






アチコチに見られるスノーブリッジは不気味ですが、それらを避けながら稜線まで後少し


雪渓の切れた所で頑張った姉の為に美味しそうなコゴミが沢山生えている場所で又々休憩です

此処からは雪のない登山道を花を愛でながら稜線を目指せば山頂はもう直ぐ

ここでアクシデントが起きてしまいました

姉が転倒して額に傷を作ってしまったのです

出血もしていますのでこれ以上は無理と判断し持参のガーゼで応急措置をし引き返す事にしました


写真は山頂へ上がれば見られるで有ろう八海山です(この写真は下山後、病院の駐車場で写した物です)

360度の展望は又、来れば見る事はできます

其れよりも早く下山して念のため病院へ行く事が先決です

結果は幸い何処にも異常は見られませんでした

他山の石という言葉が有りますが何でも無い所が一番危険なんですね

山は常に緊張感を忘れてはいけないと言う事を改めて肝に銘じました

この山で見た花たち次回に載せたいと思います

人気ブログランキングへ
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

みんなみんな活き活きと

2015年04月19日 | 
午後から弱い雨が落ちています

雨が降る前の青空が広がる内、家の近くをグルリ一周してみれば


目にも鮮やかな、これはミモザですね

ヨーロッパでは春を迎えるミモザ祭りと言うのが有るそうです

みな手にミモザを持って街に繰り出すその行事

街が黄色一色に染まるとは一体どんな光景なのでしょう




直ぐ前の枝垂れ桜も今が一番の見ごろ

日本が、そしてブログが桜桜で埋まって、そろそろ八重桜という声が聞こえる中

標高が高いという事は有りがたいものです




その下にはユキヤナギも鈍行よろしく未だ未だ美しい姿です


白木蓮はそろそろ終わりを告げるのでしょうか

木の回りに白い花びらを無数に散らしていました

でも、マダマダ三十路女性の色香が

空を雲が覆い始めました

空気が冷たくなると背中と肘に痛みが走ります

この頸椎症にも全く困ったものです

それにしても、みな活き活きと咲いていましたね


スッピンでごめんなさい

桜もユキヤナギも枝垂れて美しい

ですが人間の枝垂れはいけません

どんなに吊り上げようと手を離せばまた下がる

車ならば部品交換すれば済みますが、そうはいかないのが人間の悲しいところです

私も何時の間にかそんな歳になってしまったんですね

このまま日記を終わらせるのは後味が悪いので活き活きした庭の花を載せましょう


格子戸の前のスオウが咲き始めました

スオウも私の実家に咲いていた花です

小さい頃から見ていた花は何処か懐かしく庭の木にしたくなるものですね

此処に来た時に花木市場で先ず選んだのがこのスオウでした


スオウの下に姉から戴いたボタンが今年は沢山の花芽を付けています

花期が短いので一寸、家を留守にすると花を見ない内に散ってしまいますが

20㎝にもなる大輪が花開くと、まるで女王の風格を見せつけられ

そんな時、私は居場所を無くす思いにかられます


活き活きと言えば増々元気な金魚

購入した時は僅か4センチ程でしたのに今では10㎝を超えたでしょうか

最近は私の足音にも脅えなくなりました

そう言えば先日、何時ものガマが卵を産むと何処かへ姿を消してしまいましたが

あの卵が孵ったら庭中、ガマだらけになっていまいますので

ガマには申し訳けないと思いながら少し残して処分・・・恨まないでね

人気ブログランキングへ
コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一人静か

2015年04月17日 | 

ヒトリシズカ 名前がいいですね

そして名前の由来もいいですよ

「しずやしず しずの おだまき くりかえし」

源義経を想って舞う静御前の姿に重ねて付けられたんだそうです




この花は開くか開かないかという、そんな時が一番風情が感じられます

そんな素敵な名前を付けて頂いたとあれば他の花が背伸びして待っています




さぁ、これはムスカリ

「何で私はこんな名前なの?」とムスッとし相当カリカリしていました

ではエーゲ海の星で満足してくれますか?




「そうです、そうでした

 ここの主は貴女の事を放りっぱなし

 それでは真っ赤な実も生る訳け有りませんよね

 ルビーの溜息と付けたら溜息ですか?」


「一人静かに咲いてもニリンソウ

 何故、貴女は何時も一輪しか咲かないのでしょうね

毎年こんなだったら孤独なロンリーって付けちゃいますよ」

「そんなぁ、せめて君待ち草にして下さいよ」

「それって面倒みない私への当てつけですか?」


「毎年、こんなに美しく咲いているのに扱いがとても邪険なの、此処の主

  一生懸命、種を飛ばして子孫を増やしているのに芽を出せば引き抜かれる

  引き抜きも大企業なら嬉しいですけどね、庭の隅にポイですよ

  何とか生き残った者だけで来年に向けて頑張りはするんですけどね

  だから付けてくれた名前が二度とオキナグサですって

  堪りませんよねえ」


「はいはい、貴女も一言文句を言いたいんですよねヒヤシンスさん」

(これは、もう?十年前、子供が幼稚園で水栽培で育てた物を路地植えにし

引っ越しの際、掘り出して此方へ移植したものです)

「忘れずに持ってきてくれた事には感謝していますけどね、後が悪い

  一度でも球根を掘り起こして秋になったら埋め戻してくれた事が有りましたか?

  何だか上のオキザリスさんじゃないけどオキザリにされソウなのが寂しくて寂しくて」

「それは私が悪うございました、今年からは心を込めて面倒みさせて頂きますワ

 お詫びに乙女の祈りでは駄目かしら」

「どこかで聞いた事が有る様な無い様な・・・」


「可愛がられていない花もいる中、私は推薦されて日溜りの仙女ですって

  でも今年は3年目、掘り起こして球根を秋まで大事に保管、忘れないで下さいよ、たかさん」


「私も危ういの

  一つ二つ残して毎年ポイされるのよね

  だからなるべく根をはり踏ん張っているんですけどね

  でも何故か南の海のサンゴなんて呼ばれちゃって

  ここの主の腹の中がサッパリわからないわ」




遥々九州からやって来たチューリップ

「友人からのプレゼントと有っては枯らす訳にはいかないのでしょう

  3年ごとの球根の彫り起こしは忘れていないわね

  グッと雰囲気を変えてと考えてくれたのがプリマドンナ プリマドンナよ、イエ―


「私はこの家の者ではありませんが雨に打たれ散りゆく姿が哀れと

  月のしずくと命名して下さいました

  ご近所のよしみ、また秋と春に会いにきますね」

馬鹿げた日記にお付き合いして下さって有難うございました

人気ブログランキングへ
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする