たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

山に囲まれて

2012年01月27日 | 登山
今日も強い寒気が上空に居座っています

こんな日はどんなにか山が美しい事でしょう



東には裾野は富士山に次ぐ長さを誇る赤城山

赤城と言えば先ず国定忠治を思い浮かべますが

その人物像は弱い者の味方、渡世人・・

しかし何故かロマンを感じさせる人物が想像できませんか?

そして日本人として初めて大回転で銀メダルを獲得した猪谷千春

(その時の金メダリストはトニーザイラー)

忘れてならないのが志賀直哉、氏はここで「たき火」を執筆しました





北には、まるで我家の屏風の様に連なる榛名山

子供の頃から慣れ親しんできたこの山は上毛三山の中でも

何故か心の安らぎを覚える山です

もちろん、この稜線は総て歩きました

絵は竹久夢二が榛名に滞在していた頃の物で背景に榛名富士が描かれています



そして上毛三山の、もう一つの山 妙義山

思い出すのは母が話してくれた、あの言葉

「嵐の海に一隻の船(左の荒船山)が漂っている様でしょう」

私は子供達に言いました

「あの山にはムーミン谷という谷が有って

其処にはムーミンやスナフキン達が住んでいるの」と


W・ウエストンはこの地で生まれた根本清蔵の案内で峨々とした山稜に足を踏み入れました




武尊山や谷川岳の雄姿は何時みても貫録十分です

しかし夏はハイキング気分で登れるこれらの山はこの時期、人を寄せ付けません





西に目を向けると八ヶ岳や浅間山も今日は殊の外、美しく輝いています

シャッターを押す手は言う事を利かなくなりつつも

山に囲まれて生活できる幸せを噛みしめる一日でした



コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪の中でヒヨドリは

2012年01月21日 | 日記


19日夜から降り出した雪は21日になっても深々と降り続いています

気温が高いのか積雪は昨日より低くなったものの辺りはすっかりモノクロの世界

何年振りの雪掻きでしょう




昨日も今日も炬燵の番人をしている内、外は何時の間にか宵が迫っていました




外でヒヨドリがケタタマシく鳴き始めました

一体どうしたというのでしょう




あれは・・もしかして・・・




静々と音も無く・・・・・


コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山と温泉 (2日目) 八頭山(坂城町)

2012年01月20日 | 登山
タイム(入山←3:30→八頭山←0:55→下山)


更級小学校を卒業したという仲居さんの

「ここのところ雪は降っていませんので道は大丈夫」という保証を昨夜、頂いたので

今日は冠着山(姥捨山)を登る為、宿を9時にチェックアウト・・・しかし

更級小の脇から標識に従って林道を進むと道は凍結し

坂に差しかかると我が愛車はスタットレスタイヤを履いているにもかかわらず

唸りを上げるばかりで前進不可能な状態になってしまいました

アクセルを踏み込めばタイヤは空回りし、その度に後退するばかりです

ここは、あっさり諦め急遽だんべえさんの登山記で知った大林山~八頭山に変更です





少々入山には不安な10時20分出発

正規のルートでは無いのかテープの類いは見当たりませんが先人の微かな足跡を追って

下りが少々不安を感じさせる急斜面を1時間半



ここで、ようやく木に巻かれたテープを確認

しかし踏み跡が2方向に分かれています

さて、どちらへ行ったら良いものか

先ずは右方、途中で白無垢の雪原になってしまいました

次の左方、かなり行った所で下りに転じてしまったため引き返す事にしましたが

後で考えればそれが大林山頂に続く道だったのかも知れません

大変なアルバイトを強いられ時間をかなり消費してしまいましたが

このままUターンは惜しいのでともかく稜線まで上がろうと

無理矢理、稜線目指してキツイ斜面を登る事にしました

タイムリミットは2時・・・ガンバレ





ふと左方向に目をやりますと奥の方に木に結わえられた布きれが見えたではありませんか

主人が斥侯役となり様子を見に行っている間

私は木の間越しに見える蓼科方面の山々を撮影(愚作に終わりましたが)

どうやら山頂らしきものが見えると言う事です





そして終に





展望の良い大林山ではなく八頭山でしたが1時50分、制限時間ギリギリ山頂到着です


やはり急坂の下りは厳しく



そして



ギャー





再び迷った場所に引き換しここで一息です

鹿の足跡を撮影する余裕も出た私でした



天馬が群れ飛ぶ、そんな雪の造形



3時25分

駐車場から振り返れば悪戦苦闘の八頭山が見下ろしています

「ありがとう十分な達成感を頂きました」



冠着山には「また来るね」と



本日の日帰り入浴は上山田温泉「鶴の湯=250円」←シャンプー石鹸は無し

私は余り利用した事は有りませんが銭湯のイメージ・・でしょうか



コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

虚空蔵山(上塩尻)と温泉

2012年01月18日 | 登山
1月16日(月)
暮に計画して果たせなかった「温泉と山登り」の一日目、今日は虚空蔵山を登ります
                         コース⇒兎峰経由で登り反対側の尾根を下る馬蹄形のルート
                         タイム⇒登り1時間55分 下り⇒2時間45分




8時20分入山

先ずは養蚕の神様を祀る座摩(ざますり)神社を経て尾根上の23番鉄塔を目指しますが

先ず先ずの日和に早くも額に汗が滲みます



オッ、絹でも最高級品となる天蚕を4ヶ見っけ





気持ち良い稜線歩きも僅かで前方に兎峰を見るとロープを頼りの急坂が暫く続きます





折角なので兎峰に寄ってみる事に

狭い岩峰に立つと上田市街地とゆったり流れる千曲川

そして遠く蓼科や美ヶ原の山々が薄く浮かんでいました

キャッ、サムヒョウ{{}}  振り向けば霧氷に覆われた山頂が・・・

下りは要注意、ここでアイゼンを装着です





遂に兎峰から見上げた虚空蔵山頂に10時50分到着









できたら下山後、冠着山へと思っていましたが、この景色の余りの美しさに

そちらは、どうでもいいかと・・・



山桜の木にしがみ付く様にエビの尻尾の赤ちゃんが



上田市の天然記念物の「なんじゃもんじゃの木(一ッ葉たご)」

我家のナンジャモンジャは2年前に一度開花しましたが幼木のせいか今年は花を見せませんでした


さて、景色を思う存分堪能し小さな石の祠に祀られる虚空蔵様をお詣りし11時50分、腰を上げます









下りのコースは15センチほどの積雪に登りよりはるかに険しい急斜面を鳥小屋山の鞍部まで

下りますがロープが設置されてはいるものの雪を被った岩は良く滑り気が抜けません





腕と腰と腿の筋肉が悲鳴をあげたこの下りが終われば今度はこの登り

登り上げた先に待っていたものは



鳥小屋山に可愛らしいと言おうか、でもよ~く見るとチョット背筋が寒くなりそうなお地蔵さん

「ねェお姉ちゃん(では有りませんが敢えて)一緒に遊ばない?」って声が聞こえてきそうな

一人だったらチョット怖かったかな?



またまた急下降、エ~イ、キックステップは面倒だ。シリセードで言っちゃえ・・っと





次の峰、陣馬鳥越山からは峰を挟んで千曲市方面と上田市の景色が足を引き留めました

すると、そこへ一人の女性が

「マラソンをしていたら登山口が有ったので来てしまいました。鳥小屋山まで行って戻ろうと思います・・

この下ですか?雪は未だ有りますよ」

足元を見ればランニングシューズ。これはこれは恐れ入りました



15分ほどで要約、雪が消え左に大きく巻いて26番鉄塔を過ぎた辺りから

落ち葉に足を取られながら再び急下降

おまけに道は不明瞭ときています



持参の案内図に「両斜面から落ちた石がゴロゴロ」と有るのでどうやら間違ってはいなそうです



山中の虚空蔵神社に出てイヨイヨ間違いでない事を確信

チョチョ・・ット、アレは???

「狸?いや違う、猪だ」

慌ててカメラを取り出しますがピントを合わせている内に・・あァ残念・・・



車の音が大分近づいて行きついた場所は上塩尻神社の境内でした





この辺り何で栄えたのか構えが立派なお屋敷が点在しています

そんな家々を見ながら3時15分、無事 我が車の待つ場所に戻り

上山田温泉の円山荘(まるさんそうの円は国構えに員ですが当てはまる字が無く円にしました)に山靴を脱ぎました












コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

我家へようこそ

2012年01月12日 | 日記
年が明けて3日目、外でチッチッチッ・・・

待ちに待っていたメジロのツガイがようやく我家の庭に姿をみせました

そして数日後、その数は8羽に増えました




薄氷が張る池で先ず最初にした事は朝風呂です

おやおや冷たくないのかしら?




さっぱりしたわあーいい気持ち




気持ち良さそうだねとツグミも仲間入りです





上⇒メジロ   下⇒ヒヨドリ


今年もようこそさあさ、たんと召し上がれ


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

そして今日は私の仕事始め

お弾き初めの曲は正月に相応しく「春の海」を選びました



ある会社の部長さんの奥様が20年前、私の為に作って下さった大切な宝物です


コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする