たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

冬華冬蕾

2015年01月30日 | 







寒風は人の表情を硬くするのに

花はどうしてこの様に優しい表情をしているのでしょうか

福寿草、水仙、蝋梅、サザンカ みんなで微笑みながら語り合っているようです








家の中ではカランコエ、シャコバサボテンが花開きました

二枚目のカランコエは友人がグゥァテマラの旅行土産に下さったものです

日本のそれと違うのは少々茎が長い、それが特徴です

開花もあと間近ですね





次は開花間近な梅、椿、クリスマスローズです

紅梅は盆栽で育てていた物を路地植えしたのですが今年になって、ようやく沢山の花芽を付けてくれました

椿、もう一息ってとこですね

一昨年、戴いたクリスマスローズ

昨年は花を見る事は出来ませんでしたが、今年は「こんにちわ」と声を掛けてくれそう










ツツジたちは、まだまだ固いですね

ヒカゲツツジにヤシオツツジ、三つ葉ツツジ、そしてレンゲツツジ

よくよく見れば芽の下に顔が・・・見事な冠を被ったタイの王様の様

こうなると悪戯したくなってしまうのがワタシ

やっちゃいました












固い殻に守られた花木の花芽、今頃は華を咲かせる為に十分な睡眠をとっている事でしょう

上からナナカマド、ミズナラ、ライラック、モミジ、スオウ、アセビです

それにしてもモミジやライラックの握り拳を突き上げた様な形の逞しさ


最後にサンゴジュ

これは葉芽ですが、北風や夏の西日から我が家を守ってくれる頼もしい我が家の「用心棒」です


今日は生憎の雪になってしまいました

大丈夫かな?せっかく開いた花や芽たち

と、どこからか

「こう見えても芯の強さは人一倍よ 

「固いガードにくるまれてるから、へこたれる事はないさ 

そんな声が聞こえて来た様な気がしました



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高峰山・スキー場方面へ下山

2015年01月28日 | 登山
続き


休んでいる内に富士山が霞みアルプスにも雲がかかり始めてきました

ふと見上げると太陽の周りにクッキリと光輪が出来ています

これは近い内に天気が崩れる証拠

展望を堪能し十分な休息も取れたので、そろそろ下る事に致しましょう


と思いつつも何となく名残惜しく最後にもう一度 








後は危険な個所も無いトレースの効いた道を下るだけ

何の実でしょうか、語りかける様に垂れ下がる形が印象的でした

生気を無くしたサルオガセは有るか無しかの風にただフワ~リフワ~リ

まるで中国の孔子様の髭みたいですね

地吹雪が作り出した風紋もまた美しい

時間帯が良かったのか上手い具合に陰影が生まれ表情豊かな姿を捉える事が出来ました


分岐点で来し方に戻るかスキー場方面に下るか思案した結果

トレースは少々頼り有りませんでしたがスキー場へ下る道を選びます






森を抜けると大きく前方に水の塔山が見えその後ろに岩菅山が遠望されました

志賀の山々も今、スキーシーズン

ゲレンデも確認できます


更に下ると上越方面の山々までも見渡す好スポットに、しばしの休憩

スキー場も近いらしくアナウンスの声が響きます


スノーシューを履いた女性だけのグループと擦違いました

明るく賑やかな声は元気が頂けていいものです




かっこいいですね

2枚目の写真は女性でしたがかなりの実力者でした

雄さんも私もスキーを止めて20年余り

再会する元気は残念ながらもう有りません


(水の塔山)




スキーヤーの姿を横目に近回り出来るかもしれないと入った雪原

キャタピラの跡が消え道は行き止まりとなってしまいました

右に橋が見えましたので無理矢理、降りていきますと

何と橋の欄干まで雪に覆われて、とてもでは有りませんが渡る事は不可能です

止む無くスキー場へ引き返し休憩舎で持参のコーヒーを飲み一息入れました


雪と戯れる子供の真っ赤なホッペに思わずパチリ

志賀、浅間の雪質はパウダースノーです

スキーヤーにとっては最高の雪質ですね

ですが、これ程サラサラしていると山やにとって、もし遭難したとき

果たして雪洞が掘れる物なのかどうか

そんな事を考えさせる雪の質でした


さぁ山登りの後のお楽しみ

2年振りの菱野温泉「薬師館」です

私一人

貸切の湯に浸かり今日の展望を思い浮かべながらの至福の一時

今日一日の疲れが癒される山奥の温泉でした


夕食は松井田「荻野屋」の「峠の釜めし」

恐らく20年振りかもしれません

釜めしの釜は1合くらいのご飯が炊けると聞きますし

植木鉢に再利用する人もいるそうです

蓋は裏に絵を描いた作品が先日、妙義美術館で展示されました

館長さんにお世話になっている友人のK子さんも出品したのだとか

テレビドラマにもなった荻野屋さん

後世に渡ってなお名を残していますよね







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冬の高峰山

2015年01月27日 | 登山

群馬側駐車場(9:55)登山口(10:10)分岐(11:08)山頂(11:30~12:35)分岐(12:55)スキー場方面へ下山(13:20)
ゲレンデ(13:30~14:10)駐車場(14:30)

小春日和が続く25日、コトし初の山、高峰山を登ってきました

                  

R18号は全く雪の心配も無く峠までの道もこの通り除雪されていましたので

約2時間余りのドライブで高峰峠に到着


ネットで調べたところに寄りますと積雪は現在80㎝という事でした

身支度を整えて9時55分出発です

帰ってから写真を見て思わず大笑いしてしまいました

我が家は有る物で済ます主義ですのでふと気付くと

雄さんの服装が止まれ 注意 進め

まるで信号機が歩いている様でしょう

「少しはコーディネートを意識しないと」と反省反省


登山道はトレースが付いているので偶にズボッと踏み込んでしまう事も有りましたが

結構、快適に足を運ぶ事が出来ます




目が痛く成る程の空の蒼さと雪の白さ

時折り野鳥の囀りが耳に届く静寂な世界

これで霧氷でも見られたら最高なのですが・・・贅沢を言ってはいけませんね





風も無く何と言う登山日和でしょう

余りの暖かさにジワリと汗が出てきました

上衣はもう必要ありません




徐々に視界が開けてきました

遠く白馬岳も覗いています


登山道の端には、こんな形の雪庇も




一こぶ越え 又 一こぶ越え分岐に到着です

この先は稜線歩き

景色を眺めながらルンルン気分であと30分弱の距離 ガンバレ




黒斑山の前鋭峰を背景に木々にチョコンと乗ったお団子の様な雪が可愛いですね

小諸に向かって流れる山裾も見事です

ここで富士山を捉えました

薄くぼんやりしていても心は躍ります

そう言えば世界遺産になって初めて見る富士の雄姿です


お疲れ様、山頂到着です

展望抜群と謳われる高峰山 ほぼ360度の景色が目の前に広がりました










八ヶ岳、御嶽山、北アルプス連山が澄み切った空の下で神々しく輝いています

登山者が去って二人だけの山頂、思う存分この景色を楽しみましょう


光が強すぎるのか、液晶画面に対象物が確認できず、ここは感で撮るしか有りません

後で確認すると案の定、富士山は右端に追いやられていましたよ


黒斑の奥に浅間山の縞模様が少し顔を出しています

2年前の今頃その縞模様が見たくて登った黒斑山

あの日、山頂で震えながらお弁当を食べた事が思い出されます




「ありがとう、無事 到着しました」とお礼を言い先ずはワインで登頂を祝いましょう

あらら、揺られ揺られ来たので泡立ってしまいましたね


続く



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今日の相馬山(榛名山)

2015年01月23日 | アウトドア

相馬山が輝いています

残念な事に窓からの景色は邪魔者が多すぎます

遮るもののない梅公園へ行ったら邪魔な電柱も無くスッキリした写真が撮れそう

と言う事で梅公園に車を飛ばしました




山間に散らばる民家は人影も無く静まり返っていましたが

そこに家が有ると言うだけで風は身を切る様に冷たくも仄かな暖かさが感じられるものですね












帰路は鳴沢湖回りで帰りました

鳴沢湖では数日前、ワカサギ釣りが解禁になり防寒服に身を固めた釣り人がのんびり糸を垂れています

此処は榛名湖や赤城の大沼の様に凍る事は有りませんので

小舟や桟橋からの釣り風景ですが何の装備も無く気軽に釣れると言うのが良いのでしょう

知る人ぞ知る穴場的釣り場として徐々に人気を集めてきている様です



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久し振りにガビチョウ

2015年01月22日 | 
数年前までは賑やかなほど小鳥がやって来た我が家の庭

見るのは嫌われ者のヒヨドリばかり

この時期になるとミカンを食べにやってきたメジロやシジュウカラは何処へ行ってしまったのでしょう

今日は珍しくガビチョウ(クレオパトラ)が団体さんで水を飲みにやってきました


結構このガビは気性が荒く

先着の土鳩を追い払い悠然とした態度で池をガビ占めとしてしまいました




喉も潤って、さぁ一休みに入ります

惜しいかな今日は珍しくあの美声を聴かせてくれませんでした

ただ、じっと静かな風に吹かれているだけ

(私との距離、2mです)


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