マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
すべての写真、文は著作権がありますので無断転載はお断りします。

小泉町・小泉神社の砂もち

2024年05月20日 07時48分09秒 | 大和郡山市へ
例年、日程は固定されていないものの、砂もちの風習がみられる大和郡山市小泉町・小泉神社の砂もち。

だいたいが、26日辺りでは、と推定している砂もち。

拝殿前の境内。2列になるように砂の山を築く。

ある年は23日だった。

また、ある年は26日。

平成24年に立ち寄った日は、12月27日。

昨日に持ち込まれ、今朝に砂盛り。

整然と並べた砂の山であった


平成26年に訪れた12月26日。

到着したときには、すでに終わっていた砂もち


奉納される方とは、その後も、ご対面していない。

ふと、思いだし、翌日の27日に立ち寄った小泉神社。

許容台数は少ないが、駐車場に車を停めて参拝もする。

到着時間は、午後3時、ちょっと前。

大きく見える砂の山。

トラックに積んでここまで運んだまま。

あくまでこの時点では、砂モチとは言えない状態。

小山の砂盛は明日の28日で、あろう。

確認できる日程は、各地で行われる行事の取材が予定している。

おそらく大晦日の夕方に近い時間帯になろう。



訪問ついでに撮っておいた絵馬札納め。

家内安全、学業成就に健康祈願。

参拝者が思いをしたためた願掛け絵馬がいっぱいある。

そうそう、観ておきたい小泉神社の年中行事。



毎年の2月11日が御田祭

その日までもち寄られた砂もちの砂。

大事な砂は、御田祭の際に用いられる。

田を耕す仕草が行われる。

四方に縄を張り結界を形成する。

その神聖な場で行われる所作。

ちゃいちゃいと声をかけて模倣の農耕牛を手綱でひいて操る。

その際である、氏子や一般参拝者までが、砂もちの砂を握って牛にめがけて投げつける。

砂は、雨である。砂(※雨)を降らす氏子や参拝者は、稲作に大切な水をもたらすワケだ。

それは天から落ちてくる雨。

一度、拝見したことがあるが、みな楽しそうに砂を撒いていたなぁ。

(R3.12.27 SB805SH 撮影)

迎える正月祝いの準備はいつからはじめる

2024年05月19日 07時48分00秒 | あれこれテイクアウト
大昔、新婚のころはおふくろとともに大阪・住之江の実家でお節をつくることもあったし、別所帯だったから、かーさんが別途のお節料理をこしらえて実家にすることも。

お正月は、近くの神社か住吉大社に出かけて初詣。

昔のお節で思いだすのは、そのお節を盛る容器。

3段重ねのお重は、瀬戸物陶器。

柄は、ほんま、田舎的な図案だったような気がする。

こんにちの我が家のお節は、別途の容器は無用。

つまりは、容器の詰め、盛り合わせ済のお節パック。

注文取りは、数か月前からはじまる。

暑い盛りもまだまだ続く気温に正月のことを考えるには悩ましき季節に到着する注文取り。

お節メニューがたくさん掲載されている中から選んで発注するのだが、悩ましきことが1点ある。

それは、何人前のお節にするかが、悩ましきこと。

今年もコロナ禍に、東京に暮らす長男夫妻。

そんな早ように、行くか、行けないかは決められない何人前のおせち料理。

次男は海外居住に、同様帰ってくるのも難しい。

早く申し込めば割引きが適用される。

二人で決めたお節は、匠本舗が全国販売するお節。

今回は、京都祇園・店主の岩元勝巳料理人匠が監修したお節パック。



前年まで、数年間も続けて注文していた匠本舗の林裕人監修の「超特大宝船」

お節メニュー、なかでも、これがイチバンやとしていた数年間。

今回の申し込みから林裕人先生が監修したお節は卒業した。

と、いうことで、我が家は新しい船に乗り換えた。

京都祇園・店主の岩元勝巳料理人匠が監修のお節パックは早割り制度を適用。

同封していた500円割引きも活用した調理代金は13800円。

申込書を送った日は、令和3年の9月8日。

届いた請求書の金額を確認し振り込んだ金額。

我が家におせち料理が届いた日は、年も迫った大晦日の数日前。



29日の午後6時、無事に到着した冷蔵お節。



冷蔵庫に収まる大きさではない。

再び送ってきた箱に戻し、冷たく冷凍したフリーザを詰めて、我が家で一番冷える廊下の隅にそっとおいた。

お正月に欠かせないのが、正月迎えの2段重ね鏡餅がスーパーの棚に並ぶ時期は、12月のはじめの週。

しばらくは静観、ではなくあちらこちらのスーパーの売値を判断。

決めたスーパーはサンデイ。



適量サイズ、適量な餅数に価格帯を考えて買ったサトウの鏡餅。

例年、これくらいで決めている。

あとは鏡餅に必要な植物。

ウラジロに、葉付きの小さなみかん。



それで十分。

元日の朝を迎える日まで数日。

介護療養に生活を一緒に暮らしているおふくろも喜ぶだろう。

(R3. 9. 8 SB805SH 撮影)
(R3.12.14、29、30 SB805SH 撮影)

一般的なしめ縄に移った下三橋町風神社事例から考える地域文化の継承

2024年05月18日 07時27分02秒 | 大和郡山市へ
この日の前日、夜間。

なにかを感じた胸騒ぎ。

大和郡山市内の年中行事はあらかた調べてきた。

特に、留意していた年末年始の習俗。

ひとつは、市内に今でも数カ所で行われていた砂の道撒きや砂もち習俗。

正月の前日。夕刻に近い時間帯に行われる砂撒き、砂もち。

氏神社の本殿から砂を撒き、線を引くように砂を盛る。

その砂の道は、氏子たちの家の玄関まで続く砂の道つくり。

大晦日に仕立てる砂の道は、神さんへの導きしるべ。

あくまでしるべであり、氏子が歩くのはその砂の道の沿って出かける初詣で、あり砂の道は、また氏神さんが、我が家にやってくる、いわゆる年神さんを導く砂の道。

もう一つは、神社の鳥居などにかけるしめ縄である。

お家、それぞれもしめ縄をかけ、年神を迎えるしるしでもある。

そのしめ縄の形態である。

市中に売られているしめ縄のカタチでなく、七・五・三を連続的に詰めてカタチづくる簾のように見えるしめ縄。

地区によっては、名称が異なるそのしめ縄。

見た目のカタチから、私は簾型のしめ縄と仮称してきた。

と、いうのも、その存在を調べた結果、さまざまな呼び名がわかってきた。

民俗語彙から、ひとつ。

その簾型しめ縄を、ドウガイ或いはゾウガイと呼ぶ地域があった。

安永九年(1780)・文政三年(1820)・十一年(1828)古文書に記載されていた名称。

その文字は「どをがゑ」。

今もなお、その名のしめ縄をかけている地区は、大和郡山市内内でなく、南に隣接する天理市荒蒔に鎮座する勝手神社。

年中行事取材の際に拝見した『荒蒔村宮座営帳(※控え)』に記載されていた「どをがゑ」文字


読み名は「どうがい」である。

何十件も読み名を調べてわかったことは、他の地区では古文書にまで及ばず、長老らの記憶にあるしめ縄名称である。

ちなみに参考にしたいドウガイ名称がある春日大社。

記録によると、文久二年(1862)に記された中臣祐興記す『春日大社日記』にドウガイの文字があるようだ。

ドウガイの読み名がある地域に、大和郡山市の白土町、櫟枝町、横田町・柳生地区があり、ゾウガイ読み名は、同じく大和郡山市の白土町に。

地区住民によって異なる読み名。

長老が申していたドウガイ名称が、おそらく人から人へ伝わる際に、「ド」が「ゾ」に訛ったのであろう。

訛りかたは人それぞれに発生するものと考える。

私が聞き取り調査した範囲内であるが、ドウガイ・ゾウガイから派生したと想定される「オウガイ」、「ドウガン」、「ドンガン」、「ドンガ」があった。

また、そういった読み名でなく、「オシメサン」や「オオシメナワ」。

或いは単に「シメナワ」と称する人もおられる。

大和郡山市外の奈良市佐紀町門外釣殿神社の元氏子が話してくれた「ゾウガイ」も気になる簾型しめ縄の名称。

調査に見つかった地域は、田原本町、斑鳩町の他、大和高原にあたる旧都祁村。

現在は奈良市の東部山間の都祁の町の一部の地域(※南之庄小山戸)に見られる簾型しめ縄が継承されてきた。

さて、今日の本題は下三橋町に鎮座する風神社の簾型しめ縄である。



この日に訪れた風神社にかけていたしめ縄が様変わり。

平成31年の1月4日に拝見した簾型しめ縄から一般的に見るしめ縄に移っていた。

コロナ禍における対応なのかわからないが、同様の措置をしている事例は増えつつある。

横田町・柳生垣内しかり、横田町・本村の神社も簾型しめ縄だった

横田町から南。

新庄町・本村もかつては「ムカデ」と呼んでいた簾型しめ縄があった

そこから東、北の馬司町(※まっさか)もあれば、一旦は廃れたものの復活。

そして再び消滅した今国府町の事例
もあるここ数年の動き。

大和郡山に多くみられた簾型しめ縄が、今や壊滅的状況にきている。

その要因は、作付け・栽培していたもち米をつくっていた家が継承されなかったことが大きい。

しめ縄の原材料は稲藁でなく、もち米の藁。

つまり、しなりがあり、縄結いしやすいもち藁の減少による。

また、簾型しめ縄の度合になる竹不足。竹林の伐採も影響しているやに聞く。

こういった状況は、なにも大和郡山に限ったことではない。

また、地域文化を継ぐ者の声もなく中断した、と思われる小林町発志院町も・・・

(R3.12.27 SB805SH 撮影)

針テラス内・都祁の畑高原屋などで仕入れた野菜は美味しいバラエテイ天ぷらに

2024年05月17日 07時44分47秒 | だんらん
冬になれば、もう店頭にはない、と思っていた野菜のハヤトウリ

なんと、久しぶりに入店した針テラス内施設の都祁の畑・高原屋(※令和5年3月末閉店)

すっかり様相が替わった店内レイアウト。

リニューアルしたんだろうね。

おからは別売り100円で売っていた270円の吉野山林とうふ揚げ出し豆腐。

ハヤトウリは3本で100円。

お得なお買い物になった。

帰宅して食べる夜の食事は、バラエテイ野菜の天ぷら。

大きな皿に溢れんばかり揚げてくれた野菜天。



シャキシャキヤーコンに甘い安納芋、柔らかしっとりハヤトウリ。

しっかり味つけした椎茸。

カリコリれんこん。



やわかく甘い芯部分にサクサク感が美味しい蕾葉部分の祝雷。

ほろ苦さもある美味しさ。

25日に立ち寄り買い物した旬の駅トドロキタウンにあった。



まだまだスーパーには売っていない祝雷。

もし、また出逢えたら、買いだね。



常に甘くて美味しい玉ねぎに色のいい栗かぼちゃ・・。



若干、残った野菜天は、翌朝のおかずになった。

(R3.12.25、27 SB805SH 撮影)

クリスマスの夜に食を愉しむ

2024年05月16日 07時35分55秒 | だんらん
24日、25日は、世間というか、世の中のすべてがどうかわからんが、クリスマス興奮状態。

正月前に起きるクリスマスに喝采。

テレビを中心にラジオ番組に新聞も。

おまけに新聞に折り込まれるさまざまなチラシにもクリスマス。

まるで、日本の年中行事であるかのように扱い、紹介されるクリスマス。

祭りごとが終わった翌日のクリスマスケーキに丸鶏のローストチキンン料理はぜんぶ売り切れたのだろうか。

そんなことはあり得ない需要と供給のアンバランス。

商売が目的になった日本の年中行事のひとつであるが、決して古来から伝承されてきた伝統的行事でもない。

右に倣えではない、丸鶏でなく、せめて鶏料理でも、と家調理した鶏のから揚げ。

添えものに甘くて美味しいトマト。

マヨかけドレッシング味の千切りキャベツも添えた。

隣に並べた皿料理は、茹でブロッコリーサラダ。

もう一品は目玉料理。



まるでクリスマスツリーのように見せかけたポテサラ山に盛りつけたブロッコリーツリー。

星は茹でカボチャ。

丸いトマトは遊星。

から揚げと星座を模したツリーで今夜を愉しむ美味しい食。

こんなんも、えーんじゃない!

(R3.12.25 SB805SH 撮影)

旬の駅トドロキタウン店に見つけたあわび、ぶりに祝雷しよう

2024年05月15日 07時48分52秒 | あれこれテイクアウト
東山間地に観るさまざまな民俗のありかたを調査し、帰路に就いた。

家路に走る通りに入店したい店舗は、多々ある。

住まいする大和郡山市内にどれほど多くのスーパーがあるのか。

昔に調べたことがあったが、その後の動向はグローバルな世界から受ける経済思考。

国内情勢もあるが、目先にあるのは、市内にある施設。

新店舗に移り変わりもあるし、売り場のデイスプレイは客引き。

どのスーパーに入っても、一巡、二巡は必ずうろうろうごいて、品物探し。

今日の帰りは、夕方近い。

目玉商品を探した旬の駅トドロキタウン店。

東部山間地から下りてくる家路のコース。

市内・白土町に立地した旬の駅トドロキタウン店。

ついつい入ってしまう目玉商品は、見つかるのか。

入口近くの売り場は野菜に果物。

旬の駅だけでなく、大小問わず、どのスーパーであっても入口のデイスプレイは果物に野菜。

逆転している場合もあるが、ほとんどがそうだ。

倉庫売りの店舗は、その限りではないが・・・

午後4時20分に見つけた最近になって売り場によく出るようになった野菜の塊の蕾。

大手のスーパーでは、まだ見ていない珍しい形の野菜は祝雷(しゅくらい)

数年前、平群町にある道の駅 大和路へぐりくまがしステーション内売り場。

地産地消コーナー売りが初見、初買い、そして初喰いした祝雷。

ほろ苦くも新野菜の祝雷」をタイトルに投稿したことがある。

一口サイズにような小さな蕾の野菜。

その姿は、まるでミニチュアのように見えた白菜形状。

ふりかえり、またかーさんが揚げてくれる天ぷらで食べよう。

そう思って買った祝雷は、貼付シールに見たつくり手は宇陀市菟田野の「エトファルト」は、ブルーベリー栽培が専門のようだ。

買い物が、祝雷が1パックだけではなぁ、と売り場を巡回。

魚屋さんで見つけた美味しい貝。

割引きシールに思わず電話した。

旬の駅に、新鮮なあわびが3割引き。

なんと350円。

おまけにとれとれの寒ブリが半額の500円に・・・・・・買いますか!とかーさんに照会した。

これを断らずにはおれない美味しい海の幸。

おふくろは、コリコリ食感のあわびも食べる、とのこと。

店内仕様の買い物かごに入れて買ってきた。



量は、少ないが今夜のおかずに、私は日本酒を選んだ。

R3.12.24 SB805SH 撮影)

餃子の王将針インター店の辛玉ラーメン+ジャストサイズ餃子

2024年05月14日 07時38分23秒 | 食事が主な周辺をお散歩
今日も願掛けのあり方を調査する。

横風がキツイ風に煽られるこの日。

明日には山間地を含め平たんも雪が降る、と天気予報が伝えていた。

機嫌が悪い天気状態であるが、調査に待ったなし。

早めに到着したい調査に、大和まほろばインターからは有料道路を利用し、少しでも調査に費やす時間を絞りだす。

そのおかげもあったのか、予想していた時間よりも早めに着いた西名阪国道・針テラス。

駐車場はガラガラ状態。

寒さに多くの車が乗らない心境になったのかどうかわからないが、混雑さは避けられた。

このときの気温は5度。

風が強いだけに寒さを感じる。

合流した相方が用意するつもりだったが、行程を急ぎたいがゆえ、途中に買う予定だったコンビニ買いのおにぎりは断念。

針テラスに着いてから買う車中食。

おにぎりよりも暖を取ることにした。

お昼はうどんよりもラーメン。

それなら駐車場を出たところにあった餃子の王将。

これまで一度も入店したことのない餃子の王将針インター店。



毎度お馴染みの食は持ち帰りのテイクアウト冷凍餃子。

安売りの日を狙って買う8人前注文の餃子の王将の旨、旨餃子は家族そろって大好物。

生餃子を買ってきて、お家で調理。

それが旨いんだよな。

今日は、餃子じゃなくてメインのお昼は熱々のラーメン。

とにかく冷えた身体を温めたい。

それしか考えはない。



入店して見たメニュー表。

相方は餃子の王将ラーメン。

お昼のランチセットもある。

焼きめし、天津飯などいろいろあるが、セットは避けたい。

餃子も食べたいが1人前が6個入り

ちょっと多いよな。

いや、量やなくて・・・にんにくが・・。

ふと見たメニューにあったジャストサイズ餃子。



3個入りで120円。

これならお腹に負担をかけない美味しい餃子。

ではでは、と私も決めたラーメンは、430円の辛玉ラーメン。

チャーシュー肉がないから安めの値段設定。

尤も餃子の王将のラーメンは430円。

基本が安い餃子の王将だと思っていたが、辛玉ラーメンより50円差の480円だった。

記憶は違っていたようだ。

それはともかく辛玉ラーメンを決めたワケは、辛さ。

メニュー写真を見る限り、全面が真っ赤。

寒さしのぎに辛ラーメンを注文した。

配膳は10分後。



餃子の配膳に少し遅れてテーブルに配膳された辛玉ラーメン。

見るからに旨そうな辛玉ラーメン。



大きなラーメン鉢にあふれんばかりに盛った辛玉。

キャベツにニラを取り込むように玉子とじ。



先に一口食べた餃子。

お家で食べていたときよりも、やや固め。

皮が焼き過ぎなのか、どうかわからないが、皮にコシがあるのでは、と思ったくらいの固めの餃子皮。

ラー油に酢を足して調合する餃子タレに浸けて食べる。

具材が美味いし、とにかく大きい餃子の王将の餃子。

二十歳そこらの若いころ。

ビジネスマンだったころ。

仕事終わりに、同僚らとよく食べに行った餃子の王将。

同店舗よりも、もっと多く入店したのは百番だったが・・・。

さてさて、熱々の辛玉ラーメンだ。

辛さはそれほどでもない。

とじたまごの影響を受け、ガチガチの辛さは消えている。

女性も美味しく食べられるように工夫しているのだろう。

キャベツ、ニラにとじたまごとともにすするラーメンがむっちゃ旨い。

予想していたよりも旨味がある。

そこそこの辛みが丁度いい味かげん。

たまに豚バラ肉が口にあたる。

チャーシュー肉のない辛玉ラーメンはあっさり系。

そう思った餃子の王将の辛玉ラーメン

辛みスープに溺れる旨味。

コテコテ醤油よりも断然に辛玉がいい。

味玉も無用の辛玉ラーメン。



3個中の1個を敢えて残した餃子を、辛玉ラーメンにオン。

赤いスープを含んでやや柔らかく、食べやすくなった餃子が美味い。

最近はしなくなったが、かつては餃子をメインにキムチ入り鍋をよく食べたものだ。

なにが美味かったか、といえば、餃子の具が鍋に溶け込んだ、その味がむっちゃ旨いんだなぁ。



次回の入店は針インター店じゃないかもしれんが、もっぺん食べたくなる辛玉ラーメン。

レジ支払いにもらったという全店舗で利用できるサービス券。

なんと税込み250円も割引してくれるサービス券。

令和3年の創業祭

12月24日と25日の両日に限り、利用者に配られる感謝祭サービス券

知らずに入店した餃子の王将針インター店に感謝である。

使用期間は、令和4年の2月28日まで。



相方が、利用してと受けとったありがたいサービス券。

次回の入店までにメニューを決めておこう。

ジャストサイズメニューから選んだ350円の餃子の王将ラーメンに300円の鶏の唐揚またはスゴ辛チキンかな。

(R3.12.25 SB805SH 撮影)

コロナ禍に消沈する天理上山田地区に元気を取り戻そう初の大とんど

2024年05月13日 07時42分57秒 | 楽しみにしておこうっと
東山間地のさまざまな民俗の調査を終えて帰路に就く。

帰り道にどの道を選ぶか。

そのときの閃きに、というよりもハンドルが、右、左って、意思が働くもの。

奈良市長谷町から名阪国道。

下った地区に旬の駅がある。

最近は、専ら買い物に出かける美味しいものを提供する旬の駅トドロキタウン店。

奈良市廻りよりも早く着く。

気持ちは美味しい食料品を晩食の肴に・・。

奈良市長谷から天理市山田町に抜ける峠越え。

下り道にいつも思いだす上山田の田の虫送り。

オヒカリもらいの場から下る道に打つ太鼓の音色は・・・・今日ではないから聞こえはしない。

集落を過ぎようとした、そのときだ。

右手に見たこともない景観が・・・。

えっ、今のは、なんだ?。

はっと気づいた大きなとんどに急ブレーキ。

軽トラが数台あるから、とんど組みの作業をしていた。

お声をかけてわかった上山田の大とんど。

設営を終えていっぷくしていたそうだ。

これまで、それぞれの垣内単位に小とんどをしていたが、コロナ禍になってからは意気消沈。

密閉・密接・密集を避け、安全に暮らせるよう三密対策が、日本全国に課せられたこんにち。

会話の機会さえ遠ざける。

そんなコロナ禍の暮らしに村の人たちは消沈していた。

村に元気を、と1カ所にしぼりこみ、初めて取り組む大きなとんど組みに転換した上山田地区。

作業は、日曜日の26日を予定していたが、雪が降るとの予報に、急遽繰り上げた。

初めての試みに、みなが元気になってくれるだろうと、役員たちは朝から組んでいた。



今日の段取りをすべて終えて帰っていく。

午後4時前の時間帯。



見送った場に佇む私は、設営したばかりの風情を撮っていた。

年末に暮れる時間帯の流れは早い。



夕暮れ近い時間帯の暮らしに人たちが動く。

とんど日は、令和4年1月10日の午前10時に点火する。

餅を焼く人もいるだろうが、アウトドアだから、人と人の距離は広いからコロナ禍の影響は受けない、という判断で実施することにした、と話していた。

(R3.12.24 EOS7D 撮影)

願掛け祈願・満願に奉納供物調べに各地を巡る①予備調査

2024年05月12日 07時50分56秒 | 奈良市(東部)へ
午後1時に自宅出発。

西名阪国道の方が早く着くだろうと思って、大和中央道からまほろばIC。

信号待ち渋滞にイラチでしたが、奈良市月ヶ瀬・月瀬に到着したのが丁度の午後2時。

所有するカーナビゲーションには表されない橋の名。

到着してはじめて知った橋の名は「こやすばし」


この橋が目印に月瀬の文化財がある。

村の人が教えてくれた山ノ神の所在地。

当地には違いないと、探してみたがなかなか目に入らない寄せ集めた石仏群。

庚申堂の内に収めた青面金剛は庚申さん。

敢えて柱に書いた道祖神。



そのお堂の右にあった山ノ神の碑。

どうやら祭りごとはしていようだ。

今日の目的は、青面金剛の庚申さんでもなく、山ノ神でもない。

平成30年の1月7日に立ち寄った際に拝見した旧松福寺子安地蔵に奉納していた乳房である

地蔵尊開眼三百年法要記念祭が行われた旧松福寺子安地蔵堂。



実は、この日に拝見した奉納乳房が見当たらない。



見当たらなくとも、安置されている子安地蔵尊に、数年前に拝見したお礼参拝。

ありがたく手を合わせた。



「ここ松福寺は正徳六年(1716)刻銘のある地蔵菩薩が安置されている。小安さんと呼ばれて親しまれている地蔵菩薩は、奈良帯解子安地蔵の分佛といわれ、子授けや安産、育児に後利益があると信仰され、布で作った乳房型人形がたくさん供えられ、遠くは大阪からの奉納者の住所氏名も見られたが、近年は奉納物が少なくなった。当小堂も、老朽化が進み、平成20年某月に再建された。平成28年は子安地蔵が安置されてから300年となる。(※欠字補正)」と、あった由緒掲示。

そうか、あれからも誰一人奉納されることはなかったんだ。

旧くなった奉納品は、下げられた、と思った。

参拝していたとき、ふと気づいた地藏堂の右扉。



献納された手拭きを吊るしていた右扉。

その奥見れば、強風によってバタン、バタン状態なるだろう。



それを避けるために、そう扉が動かないように針金で止めていた。

そうか、扉は開くんだ。

ふと、覗きたくなった左の扉。



あれまぁ、ここに隠れていたんだね。

そことは気づかずにいたら、場を離れていただろう。

左扉は鍵を締め、動かないようにしていた。

貴重な奉納物が見つかり、ほっとした旧松福寺子安地蔵に捧げたと思われる満願記念に献納された乳房。

どうか大切にお守りください、とこころで拝んだ。

県内事例が見つからないだけに、ここ月ケ瀬月瀬の民俗事例は貴重である。

平成30年に見たときの扉は、左右、両方とも開扉していたから気づいたが、今は右扉のみ。

子安地蔵に参っていただけるよう右扉だけを開扉するように替えたのであろう。

次の予備調査の行先は、奈良市別所のぬくんど地蔵の草鞋。



そこに行く道中見た白煙。白煙があがっているあそこの田は、たぶんに山添村大塩。

で、あれば年中行事やお家の行事など、さまざまな民俗を見せてくださったK家。

平成27年5月6日は、K家のミトマツリを拝見していた田である。

年末の草刈りに、野焼きもしていた白煙。おーい、と声をあげたら聞こえるかもしれない谷。

車を停め、田に足を運ぶのも難しく、諦めて手を振って、次の調査地に急ぐ。

そして到着した奈良市東部山間地の別所町である。

着いた時間は午後2時50分。

近年、建築された新道のバイパス道下に地蔵堂が見つかった。



バイパス道の工事がある、と聞いていたから、その工事に拡張。

影響を受ける可能性もあるやしないかも・・

工事にかかれば、地蔵堂はどちらかに移転する可能性もある、と踏んでいたが以前と変わらずの場に落ちついていたぬくんど地蔵。

景観は大きく変貌したが、この地に佇む山桜の樹に寄せるように建っていたぬくんど地蔵に草鞋を見た。



地藏堂に吊るしていた草鞋に、ようこそ。

拝見したには、ずいぶん前。

平成24年の8月5日。

別所の人たちに教えてもらったぬくんど地蔵が願掛け地蔵尊。

ここは田原の里から抜ける伊勢街道。

今では、その風情がわかりにくい旧街道。



お伊勢さんに参る際に拝んだぬくんど地蔵尊に草鞋を吊るす。

無事に歩き続けるように願った願掛けの草鞋はあるにはあったが、減数しているように思えた

今日の予備調査の最後は、奈良市長谷町。

集落外れに市指定文化財南田原摩崖仏がある。



その摩崖仏に樹木があり、そこに吊っていた願掛け草鞋を見たくて足を伸ばした。



2カ所とも健在だっただけに、長谷も期待できる、と思っていたが・・・ざ・ん・ね・んな状態になっていた。



指定文化財の摩崖仏は、以前に拝見したまんまであったが、な、な、なーんと願掛けしていた草鞋がすっぽり抜け落ち。

辺りを探してみたが、見つからない。

あるのは、吊るしていた藁の紐だけ、だ。



紐の具合から、推定した草鞋の数。

前年の令和2年の8月23日には、あったが草鞋だけがない。

まさか、草鞋だけが歩いていったワケではないだろう。

多分に考えられるのは、紐が緩んですっぽ抜け。

いつしか風化し、朽ちた草鞋は掃除をしたのだろう。

明日に案内する客人にみせてあげたかった撮影候補地の一つが消えた。

一応の、確認ができたから帰路に就いた。

奈良市の長谷から峠越えした虫送りコースの天理市上山田。



えっ、まさかのとんど組み。

地区はそれぞれの垣内ごとに小とんどをつくり、とんど焼きをしていたが、コロナ禍に意気消沈していた村に元気を、と1カ所にしぼって大きなとんど組みに転換した。

予定ではこの日曜日、としていたが雪が降る予報に、急遽繰り上げた、という。

初めての試みに、みなが元気になってくれるだろうと、役員たちが朝から組んでいたそうだ。

明日は強い冬将軍がやってくるような状況であるが、負けないでがんがん燃やされることだろう。

R3.12.24 SB805SH 撮影)

旬の駅トドロキタウン・再びまぐろ解体ショーの味わい②晩食プラス鶏のハラミ焼き

2024年05月11日 07時43分07秒 | あれこれテイクアウト
お昼は、旬の駅トドロキタウン・再びまぐろ解体ショー後に買ってきた5貫入りのまぐろにぎりが2パック

だけじゃぁ物足りない。

それではと、あれもこれも・・・の、ふぐのにぎりとサーモンづくしのにぎり巻き寿司。

十分に満足したものの数時間経てば晩の食事に移る。

晩食用にと思って買ってきたあれこれ。

長崎県産中とろ生本まぐろ。



冊つくりの中とろが117g。

今日の解体ショーに、冊つくりは100g当たりが580円。

握りもそうだが、前回の解体ショーと、まったく同じ価格帯

大起水産でも、こんな値付けはできない旬の駅トドロキタウン・まぐろ解体ショーの値段付け。

美味しい食材はもう一つアリ。



毎度の、入店の度にあれば買ってしまう木津川市山城町平尾の生産者がつくった自家製手造りコンニャク。

歯ごたえが嬉しい自家製手造りコンニャク。



酢味噌につけて食べるコンニャクが旨いんだよなぁ。

この生産者以外にも売られているが、家人はこちらの自家製コンニャクがお気に入り。

これだけでも十分なんだが、普段に食べる食料品買いは、別途。

スーパーハッスル5で買ってきた、とっておきのうまいヤツ。



それは、店内つくりの鶏のハラミ焼き。

これが、めっちゃ美味い鶏のハラミ焼き。

いつも総菜コーナーに並んでいることのない美味しい鶏のハラミ焼き。

日常の買い物に、たまたま出合えるめちゃ旨の鶏のハラミ焼き(※たぶんにコレが最後の販売になったかも・・)も買っていた。



これらすべてが旨い。

正直、めちゃ旨。

家族、みなそろって口にだす美味しい、美味い・・

美味しい食べ物を食べているときがいちばんの幸せを感じるよなぁ。

(R3.12.19 SB805SH 撮影)