世界はキラキラおもちゃ箱・2

わたしはてんこ。少々自閉傾向のある詩人です。わたしの仕事は、神様が世界中に隠した、キラキラおもちゃを探すこと。

解脱の指導

2021-08-31 05:28:15 | 気層化石

何もネタがないから、また解脱の指導のことでも書こう。

きのうは百人ばかりやった。

馬鹿どもも焦っているみたいだ。次から次へと話しかけてくる。

もう壁にぶつかりまくっているんだろう。

こうなったら解脱するしかないという感じだ。




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図書館

2021-08-30 05:25:24 | 気層化石

図書館に行ってまた本を五冊借りてきた。

迷ったけど、また同じ作家の本ばかり借りてきた。

やはり本霊が自分で書いてる本物の作家の方が、安心して読めるんだ。

でも、本物の作家は今とても少ないからね。

すぐに全部読んでしまいそうだ。




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アサガオ

2021-08-29 05:23:58 | 気層化石

近所の空き地のすみのアサガオに、本葉が出てきた。

だんだん大きくなってきている。

でもここって、近所のごみ置き場になってるんだよね。

ごみを入れた袋に押しつぶされないかと心配だ。

無事に育ってくれるといいな。




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切り絵

2021-08-28 05:18:27 | 気層化石

切り絵を切った。

相も変わらずきつい目の女の子になったけど、今度のはどことなくわたしに似ているよ。

もう少しいかつくして男っぽくすればもっと似てくる。

わたしはこういう目と表情をする痛い男なんだ。




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2021-08-27 05:08:08 | 気層化石

小さな亀を飼っている。

いつもは市販のえさをやっているんだけど、最近生ジャケを小さく切ったのをやるようになったら、喜んで食いつくようになった。

わたしの手から、直接取って食うんだ。

それがかわいくて、ついよけいめにあげてしまう。

人間の都合で自由を制限しているんだからね、よくしてやろうと思う。




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夏の終わり

2021-08-26 05:52:27 | 気層化石

長い雨がやんで、ようやく太陽の顔が見えた。

なんだかなつかしい気さえしたね。

山の方に行くと、雨上がりの森の奥から、ツクツクボウシの声が聞こえた。

もうそろそろ夏も終わりだね。




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記憶

2021-08-25 05:24:23 | 気層化石

何もすることがないので、一人部屋でぼんやりしていると、かのじょの過去の記憶がよみがえってくることがある。

われわれはかのじょと脳みそを共有しているからね、かのじょ自身の経験も自分の経験のように感じるんだ。

この存在の若いころは苦労の連続だった。いやなことがたくさんあった。

そのころの記憶がよみがえってきて、また苦しむ。

もう終わったことだし、今はなんとかなってるんだから、そんなに思い悩まなくたっていいと思うんだけどね。




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解脱の指導

2021-08-24 05:07:30 | 気層化石

とにかくひっきりなしに馬鹿が話しかけてくる。

悪いことばかりしてきたのがつらくてたまらないというんだ。このままではそれが帰ってきて大変なことになると。

うるさくて仕方ないので、解脱の指導をしてやる。

こんなことばかり続いて気の休まる暇がない。

少し休ませてくれと言っても、すぐに、そういわずにやってくれと言ってくるんだ。

馬鹿はちょっとわたしをこき使いすぎだ。




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読書とパズル

2021-08-23 04:56:45 | 気層化石

馬鹿に妨害されて何もできないので、読書とパズルばかりやっている。

パズルはまた雑誌一冊分全部解いてしまった。

次号発売までまだ間があるので、暇つぶしはもう読書しかない。

仕方ないから本を読んでるけど、今一つおもしろくなくて、すぐにやめてしまう。

もっと高いことを学びたいと思うんだ。

だけどわれわれの魂を喜ばせてくれるような書物には、全然出会えない。

仕方ないから、また本に目を向ける。




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芸術的アタマ

2021-08-22 05:11:10 | 気層化石

毎日詩だけは書いているが、どうも本調子ではない。

芸術的なことをするアタマを封じられているからだ。

こういう状態でできることといえば、読書とパズルくらいなんで、そればかりやってるよ。

芸術的アタマを使わなくても、パズルは解ける。

そればかりだとつまらないんで、早くこの状態から抜け出したいとは思ってる。

でも馬鹿はしつこいんだ。疲れを知らないからね。これと決め込んだらいつまでもやるんだよ。




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