上海小吃＠新宿歌舞伎町 火鍋

木曜日のことになってしまいますが表題のお店に行ってきました。
ここは新宿歌舞伎町の最も猥雑なエリアである風林会館近くにあるディープなお店です。
Hanakoとかにもたまには載っているようですが、Hanakoにはあまりに不釣合いなお店かと・・・
見つけるのは一苦労だし、もし見つけても外観のあまりのあやしさから女性同士のみの入店は難しいのでは？ってな感じの中華のお店です。
しかし私が思うにこの新宿歌舞伎町エリアの中華はどれもホントに絶品！
中華街なんて目じゃないぐらいの本場の味がリーズナブルに楽しめます。
望む人には犬とか豚の脳とかそっち筋の食べ物も普通に食べられるのです。東京ではなかなかお目にかかれない「臭豆腐」なんてのも試すことができます。

さてそんな歌舞伎町中華の中でも一番有名？なお店として知られる表題のお店はその名の通り上海料理のお店。上海というと海鮮や点心中心なイメージがありますが、メニューは広東・北京・四川のものも充実。しかしどれも出汁を効かせていてしょっぱすぎないのがこの店の売りです。めすらしい野菜をふんだんに使ったメニューが並びます。

普段はいろいろとアラカルトで頼むのですが、今日は初めて「火鍋」にチャレンジしてみました！

　

さて2色の火鍋にはいろいろとスパイスが浮いてますね～
肉もてんこ盛りで闘争心を掻き立てます！
水餃子や団子系をザバザバーと先に投入し、牛肉・空心菜・えのきなんかを軽くシャブシャブ～
ゴマベースの付けダレにくぐらせガツーーンと、ビールぐびぐび～～っと！
うまままままままま～！！！！
たまらんです～～～～！！！
辛い方の煮汁からのラー油が付けダレの方にトランスファーされ、こちらもだんだん赤く染まっていきます。ハフハフグビグビ～を続けているところに投入していた餃子・団子類が仕上がってきたようです！こちらをバグッと！中から魚卵？ベースらしきジューシースープがブシュッとはじけ出します！
これも、うままままままま～！！！
たまらんです～～～

「刀削麺荘」のおかげで最近となってはそれほど珍しくなくなった「火鍋」ですが、ここ上海小吃の火鍋は他店に比べとにかく味付けがものすごく複雑。この畳み掛けるような中華スパイスのハーモニー。ちょっとした薬膳料理とも言えます。一つ一つの鍋の具材がまたどれもいい意味で予想を裏切る味付けで、おどろきの連続の鍋です。
これは今まで食べなかったのを後悔させる味ですな～
野菜も肉も辛いのもなんでもかんでも食べたかったもの全部をカバーしてくれて余りある、エクセレントなひと時を満喫させてもらえました！