そんなに食うなら走らんと

食道楽(ラーメン中心)とカロリー消費(ランニング中心)の葛藤の日々

豚そば 月や@広尾 「豚豚そば」

2020-07-23 09:16:12 | ラーメン 港区
盛れば盛るほど
マシにマシた水面に
人が惹かれていたのは
いったいいつのことでしょう

引きに引いて
侘びに寂びた水面に
人が惹かれて止まなくなって
いったいいつイクことでしょう




今でしょ!!

ということで
ハイソなエリアに短パン上等

おっかなびっくり
突入してきたのです


広尾の駅近というロケーションに
EAT PLAY WORKSなる
敷居の高げにサレオツスギ

一見イートインの用な
極小飲食店集合施設の風情

まあこの中に
「ラーメン屋があるだろう」
なんて入ってくる向きは
まず皆無なところ

「もしかしてラーメン屋さんなの」的な
入ってクリビツ
見てクリビツリアクション

求めるならばこんな一杯という
ネラいがあるのは明確なところ




「博多から来た月や」
ああ女子好きする甘いアレね なんて
店名だけ聞いた当初は思っていたけど




なにやらあの
「来来」のリスパクペクトという
聞き捨てならない求心力




どれにしようか
っつか
肉を入れるかの二者択一

横のにーさんたちの丼にお供えられた
ウマソゲライスの不可思議

一切問われることもなく
話は進んでイクワケで




来来には存在しなかったアレコレこそを
水墨画をたしなむ作法と仕立て上げる
プロの香りをクンクンしながら




見える厨房

替玉に
追いスープと
飛び交う呪文が
秒で提供されるのに対して

「わざとなのかも」を
濃厚に感じさせる
10分という永遠を超えての




ワタクシの一杯登場




明らかなディファレンスとしては
主張のある油感




乗せた方がお得
なんだろうか
なんだろうねと

秋田のそれとはまた違うアクセスの
薄いバラチャーへの自問自答




でも掴む
グッ!!と掴む
のめり込ませるファーストタッチ

水墨画の墨を一滴なめたら
仕込まれたLSDに色彩が爆発するかのような
ギャップ萌えとはコレイカニ




やはり1分切りの
バリッと芯のあるハードスタイルに

ああ確かに
博多から来た
替玉システム有りの
豚骨ラーメンだものねと
この場で一周して納得させられながら




こんなの飾りです
偉い人にはそれがわからんのですよ

いやでも
コレがあってこその値付けと
偉くないけど分かります分かります

というか
豚骨清湯を謳ってはいても

この溢れる肉の旨味ってのは
チャーの肉汁あってこそと
自作への指針をすでに立てながら




必然はないけど
味変というよりは色変

来来インスパクパイアといえば
そうでもあろうし
そうでもなかろうと

もはや別基軸として
捉えずにはいられなく


いやしかし
興奮は止まないけれど
いかんせんこの量ってのは
食い始める前より飢えを加速する

隣のにーさんたちが
ご自慢のスープにぶち込んでいた
あの色付きのライスが
何度も何度もフラッシュバックしながら




当然の替玉
ということになりましょう




ちなみに
美味スギたからうっかり飲みスギちゃいました
なんて告白を煽るような
追いスープの存在

それを拒む美学だけは
なんとか誇示したいところだけど




美味いじゃ (゚д゚lll) ないっスカ!!

スダチをきゅっと絞って
って
果汁じゃなくて
皮の方を絞るんだった!!

なんつてね
当然の汁完をキメながら
負けを認めたワタクシでした




すわ連食!!

いや
ムリかなー!!

ああ
替玉なんてするんじゃなかった!!

なんて言えるはずもなく
やっぱりコレは
完敗ということでよろしいか












Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする