蒙古タンメン 中本＠池袋 「9周年記念 濃厚北極 冷やし」

ということは




8年ぶりということになる


上板橋というと
もはや異国に感じていたあのころ




池袋にできたと知って
心躍って
蒙古にむせた


あのころ君は
若かった




新宿にできてからは
池袋にまで
出向く必要がなくなって


渋谷や目黒に
出向く必要ができてしまうなんて
未来予想することさえなく


あのころ君は
正常だった



神サイトより
転載させていただきますが




「濃厚」についての詳細ですが
ゲンコツ、モミジ、鶏ガラ、香味野菜、などでとったスープを使って
普段のメニューと同じように作ります
具や盛り付けは通常メニューと一緒ですが
相当な時間と労力を使って作って作り出したらしく
かなりの自信作との事です




裏を返すと
普段どんだけ
出汁を取ってないか


普段どんだけ
時間と労力を使ってないか


キくツボにグリグリと
勘ぐりを入れたくも
なるというもの　　　　参：オレ定食




永遠の




単純作業


冷やし味噌みたいなものですか？


そんな感じです！！


店員さんも
言い切ってしまったように


驚きや感動を
巻き起こすものでもなく


ただそこにあるのは
この8年間の
甘酸っぱくない思い出ぐらい


それでも
記念日には
ゼイタクをするボクだから


出汁に60万円払うことも
厭わないでおきたいと思う

麺処ＧＲＯＷＴＨ＠池袋 「らぁ麺＋海老辛粉」

食後のチョコレートが止められないのー


一粒一粒は
小さいながらも
ジャブのように
確実にキいているカロリアス


ライト級だったあなたも
気づいてみると
ウエルター級


激しい限量の必要の無いあなたですから
次に気づくと確実に
ミドル級へ昇格していることでしょう



こと
ラヲタ方面からは
健康食と錯覚されがちな
ラーメンたるは


毎日の積み重ねが
確実にピンポイントに
正面から入るストレート


麺マシ当然のつけ麺たるは
踏み込みにあわせた
カウンターフック


こと
ガッツリ二郎系においては
汁完飲でオーバー2000
大の豚ならオーバー3000


ノーガードに頂く
顎を粉砕する
アッパーブロウのごとく


10年選手を
確実にヘビー級に
成長させていくわけです



さて




現役ボクサーがラーメン屋を開く
なんて聞くとき


まあ
脳裏によぎるキャラクターは
タイソンかスタローンぐらいのもので




まさか
試合の前後で10日ほど休む可能性がある
なんて聞くとき


人が食うのを死ぬほど見せ付けられる
その最たる仕事
さぞかしツラかろうと


相当Mっ気の強い人物像が
思い浮かべられ


殴られるのも
もしかして好きだから？　とか
いろいろ脳内に展開させたくなるのが
人に生きる性というもので




この物腰やわらかな店主さんは
やはり相当打たれ強いお方であろうと
妄想が妄想を呼んでいるのデシタ　


と
そこに




フライ (゜д゜lll) 級！？




ミニマム級
とも言い切れるぐらい


つけ麺でいうところの
汁の方ぐらいの
かなり小ぶりの丼に


まさかの (゜д゜lll) 減量食！？


二杯目であることが
逆に誇らしげな瞬間ですが




中みっちりで




トロトロクリーミー
濃厚魚介豚骨


ボクサー向きではない
濃密な空間美に
ホッと胸をなでおろします




海老辛粉


足りなかったら言って下さい！！


店主のすかさずのクリンチに
やはり打たれ強い
僕にだって安心設計




美味いじゃ (゜д゜lll) ないっスカ！！


テンプルのイイところに
パンチがキマって


ドランカーからも見事
酒が抜けていくのでした





店主さんのブログで
試合のためのお休みを知るとき


ボクたちも勝利を祈願しながら
替え玉をガマンしてみたり
ライスをガマンしてみたり



階級を落とすのは
いかにタイヘンかということです

山桜桃＠高田馬場 「辛みそ」

おねいさんの可愛さが
その店の味を左右するように


店員さんのおしゃべりが
その店の味を左右するように


ほんのちょっとしたことが
その店のラーメンの温度を
上下させますが




お店の温度が高いとき




その店のラーメンの温度
というか




接するボクの方の温度が
急激に下がるというか




辛味噌だったりするとき


よりによっての
ガブリ寄り




もう
ラーメンな生活を
ヤめてみちゃおうかな　なんて




夏にクーラーを入れない場合よりも
冬に暖房を効かせる方が
その罪は重い




汗が
ポタポタするー




外が
ムダに気持ちイイ


なんでもないようなことが
幸せだったと思う

百麺＠中目黒 「太麺」

無計画と書いて
ヒロスエと読むように




百麺と書いて
アンシンと読むのでした




バファリンの半分が
優しさでできているように




百麺の半分
五十麺ぐらいは
やはり優しさで
できているようでした



傷ついた
心と胃袋が泣いたとき




ボクのお昼の残り半分が
優しさで満たされていたのでした

のあ＠神田 「和牛脂そば」

今年の流行語大賞は
間違いなく
「テクノブレイク」
だと思っていたのに！！


そうお嘆きの
テクノブレイカーズの皆さん
こんにちは



そうだな
あとは
「ガッツリ」ってのは
間違いないでしょ


そして
「まぜそば」か「汁なし」
市民権を得たのは今年でしょ


あとは
「牛」
鉄板だよねー


と
世間との
大きな隔たりというか


極小のエベレストを
競い合う気分に
ボクのピッケルも
きょんきょんになりますが



そんな折
この極小の世相が
凝り固まって
澱みに湧き上がったような一杯が
神田に復活したと聞いて


皮下脂肪をフルえさせながら
臨んだわけデス




これぞ
常人ではない証




背筋を再び
ビッとしながら
地下のダンジョンに潜入すると




あのころの
メモリーが再び




ウェーブの最先端をイク内装に
背骨の針金が
今一度伸びを戻します



半ライスサービスですが


サービスは
味噌汁とキムチという情報を裏切ること
ボクの中の流行語の殿堂入り
まさかの「半ライス」



余った牛の脂を乗せたりしたら
さぞかしんまいかもしんまい


なんていう
錯覚の極楽絵図さえも
描きながら


とりあえずは
見の姿勢で臨むのが
この店のマナーであると
ファットなヤツらは
知っているのでした



麺を啜りこむ微かな音だけが
じんわりと
そしていつまでも
こだましまくる亜空間にて




ちょ (゜д゜lll) っ！！





キタ (゜д゜lll) コレ！！

牛で
脂で
汁なしで
超激ガッツリ


今年を
一文字で書いたら




コレになるという一杯




美味いじゃ (゜д゜lll) ないっスカ！！


山登りが好きでヨカッタな
登山客の10割が1合目で思うように




もう山登りなんてしない
登山客の5割は8合目で思うのでした




ねえ
減らない
減らない
茶色いのが減らない




半ライスよかったですか？


再び
重ねに入るおねいさん


このボクに
半ライスまで敵にまわせと？




最後の
2割の部分




神様ボクは牛が大好物デス！！
神様ボクは牛が大好物デス！！
神様ボクは牛が大好物デス！！


脳内で絶叫しながら




いまおいしーもの食べてる！！
いまおいしーもの食べてる！！
いまおいしーもの食べてる！！


一生懸命
食べました


ママ
ボクえらい？




あのスミマセン
コレでホントに
皆さん半ライスまで食べるんですか？


あの横にいたおねーさんいたでしょ
あの人大盛り食べてたんですよー！！
麺だけで1kg！！
こんなの！！
こんなんなってるの！！


丼の上に
エアマウンテンを描く
おねいさんの言葉に


胃袋の中の猛牛が
暴れだそうとするのを


必死に
必死に



今日の流行語は
「早く地上に」
に決まりました