まるぞう備忘録

無題のドキュメント

無意識熟成。その5。

2014-02-03 10:10:11 | まるぞう経営学

一つ目の儀式(手続き)は、
自分で回答する。いついつまでに回答する。と相手に宣言することでした。
これによって自分自身を追い詰めることにより、無意識スーパーコンピューターが起動します。

二つ目の儀式(手続き)は、
パソコンのメールフォルダーや手帳のポストイットなどで物理的にやらなければならないリストを放り込みます。
これによって一度表面意識から完全に忘れることができます。

三つ目の儀式(手続き)は、
よそから邪魔の入ってこない環境を一定時間(一時間ほど)を確保し、決断をまとめます。
私は必ず一日に一回はこの時間を作ります。
ですから一つ目の儀式の時に◯◯までに必ず回答しますと言い切れるのです。


私の場合はスタバのカウンターに座るのがその推敲時間になります。
しかし外出が立て続いてスタバに1時間もいられない日も多いです。
その場合は移動中の電車の中がその推敲時間に割り当てられます。

オフィスにいると四六時中誰か彼かから話しかけられます。
あるいはどこかから必ず電話がかかってきます。
そのような中断が入ることが一番良くありません。
逆に中断が入らなければどの場所でも全く構いません。

私の場合ノートパソコンさえ広げられればどこでも構いません。
イトーヨーカドーの表のベンチでも構いません。
北千住の駅のホームでも構いません。
個人的にはコーヒーが飲める場所がベストでありますが。

Aさんにこの話をしたら、彼は毎朝早く出社するため8時から9時の間は自分一人しかいないそうでした。
ですからその時間帯を推敲に当てたら、非常に仕事がはかどったと言っていました。
今までは焦ってメールして、焦って電話して、始終悶々していました。
しかし一度無意識スーパーコンピューターに放り込んで完全に忘れるようにしたあと、翌朝一人でオフィスで回答を考えるととても整理されて理想的なやりとりができるようになったと言っていました。


推敲の時間とは、、、
たとえばコーヒーが飲めて座ってパソコンが広げられる場所です。
周囲にはいろいろな人がいるかもしれませんが、誰一人として私の知り合いではありません。
携帯電話の電源も切っていますから誰からも電話がかかってくることはありません。

ずずず、とコーヒーを飲みます。
ふうむ。

パソコンを開くと回答しなきゃいけない内容、決断しなきゃいけない内容、難しい調整をお願いしなきゃいけない内容、そういうリストがメールフォルダーに入っていることを思い出します。

ずずず、とコーヒーを飲みます。
ふうむ。

あの人はああ言っていたなあ、この人はこう言っていたなあ。
それぞれはみんなしがらみがある立場でありましたが、どの人も一生懸命仕事をしていたことには変わりありません。
彼らの立場では、まるぞう会社はこう見えているのか。
彼らの立場では、まるぞう社長はこう見えているのか。
そんなイントロからゆっくり案件に没入していきます。

無意識スーパーコンピューターが出した結論の断片が、自分の中で一つの大きな結晶になっていきます。


つづく





上記は静止衛星軌道上で観測される太陽からの電子密度グラフです。急な変動がある場合は地震や事故に備えて防災意識を心掛けましょう。特に注意が必要な期間は、メールやTwitterで防災意識リマインダーを受け取ることができます。詳しくはこちら

おひさま、ありがとうございます。