夢夢散歩♪

自然の写真を中心に、日々の出来事を綴ります。

LIVE WITH MARILYN ―FAKE?―

2007年01月28日 | ライブ・音楽
26日は心斎橋CLUB QUATTROでのFAKE?のライブへ行ってきました
KENさん、すっきり痩せていて、かっこよくなってました~
黒シャツを着こなし、だんだんかっこよくなってきます。
でも動きはいつも通り、あやしく、滑稽でした
(それを楽しみに行ってる部分もありますが…)

セットリストは「SONGS FROM BEELZEBUB」と「MARILYN IS A BUBBLE」の2枚のアルバムが中心でした
MCでKENさんが「アルバムちょっと難しかった?」と何度も聞いてました。
確かに最初は難しいと思ったけど、聞くにつれてどんどん好きになり、今ではヘビーローテーションになっています
なんだかKENさんはこの2枚のアルバムで全部はき出したようなので、次からはポップな曲を作るようです。どんな曲が出来上がるんだろ?ヨロピクって言ってましたけど…

ライブ自体は、約1時間半ぶっ通しで、お客さんは少なかったけど、すごく盛り上がりました
ダイブしてる女の子が一人いましたし
AFGHANをやってくれて嬉しかったです。この曲は、「MARILYN IS A BUBBLE」の中で一番好きな曲です
しかし最後にHATE ITを持ってくるとは思いませんでした。
今回のライブは、毎回やってる曲をやらなかったので、新鮮でした

男性ファンが増えたかなぁという気がしました。
と言うか、数は変わらないけど、INORANファンの女性がINORANが抜けた事により来なくなったので、増えたように思うだけかも。
男性からのKENコールも聞こえました

私もINORANがいた時は、INORANメインで見に行ってましたが、抜けちゃった今はKENさんメインです。
なぜか見放せないんです。

これからもFAKE?を応援していきますよ

今回全てのお客さんに↓PV「USED TO BE A BAD THING」のDVDが配布されました。



あなたの音楽の道をまっすぐ進んでいって下さい

FAKE?http://www.hedfuc.com


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国立劇場 初春歌舞伎

2007年01月27日 | 歌舞伎・演劇.・映画
通し狂言 梅初春五十三驛
(うめのはる ごじゅうさんつぎ)
伊豆の百姓次郎吉
 実は鼠小僧次郎吉 実は清水冠者義高
猫石の精霊、神主多中、小夜衣お七…尾上菊五郎
大姫、三浦屋小紫…中村時蔵
根の井小弥太、所化弁長…坂東三津五郎
大江因幡之助、百姓杢作、狩野之助宗茂…尾上松緑
白井権八、久須美吉三郎…尾上菊之助  他

ちょっと遅くなりましたが、15日に国立劇場で観た観劇記を書きます
160年ぶりの復活上演とのこと
菊五郎さんの舞台なだけに、今回はどんな事をやってくれるんだろうと、とっても楽しみにしていました



通し狂言は、やはり見応えがあります
しかも五十三次ものなので、場面が次々と変わっていき、飽きることなく、最後まで楽しむ事ができました。
ただ、一人何役もされているので、私の頭の中で、所々ごちゃ混ぜになってしまったのが残念です

今なら頭の中も整理されているので、もう一度見ればきちんと登場人物を理解でき、もっと楽しめるだろうなと思います。
国立劇場が近かったら、もう一回観に行くのですが…

菊五郎さんがおっしゃるには、黒御簾も関西系の音から、だんだん江戸系に変化しているとか
そこまで気付きませんでした
もう一度観たいです。是非今度は関西でやってもらいたいです

感想を書くと、すごく長くなりそうなので、印象に残った場面だけいくつか書こうと思います。

まずは『岡崎 八ツ橋村無量寺の場』

やはり化け猫は強烈でした
子猫ちゃん達4匹のパラパラはすごく可愛く、微笑ましく見ていたのですが、ふと横を見ると菊五郎さんの化け猫もリズムを取って踊ってる~
手の使い方がなかなか可愛く、その時だけ恐ろしい化け猫の顔も可愛く見えました
しかし行灯の油をペロペロ舐める不気味な姿、おくらさんを自由自在に操り、最後は食い殺してしまうなんて… 
恐ろしかったです。

化け猫に操られるおくらさんのアクロバティックな動きは見事でした
よく見させて頂いてるブログ「酔うて候」の恵美さんによると、おくらさんのアクロバティックな部分は、梅枝くんにかわって尾上辰巳さんがされているそうです。
素晴らしいです
本当にあの場面は盛り上がりました。

『品川 御殿山の場』

幕が開くと、舞台一面に咲き誇る桜が本当に見事で、華やかでした
そこに菊之助さん扮する権八が登場し、大立廻り。
菊之助さんは桜をバックに爽やかで綺麗~
それに絡む捕手の方々の動きも見事
この方達あっての歌舞伎です。
この場面はすごく印象に残っていて、うっとり見とれてしまう美しさがありました。



今回出演の役者さんはとても豪華。そして、それぞれのお役が個性的で、色々な場面があるため、みんなが主役という感じで、とても良かったです。

一人で何役もするのは大変だろうなと思います。
顔も作りかえないといけないし、衣装も鬘も変えないといけません。演じ分けもとても難しいと思います。

三津五郎さんは小弥太と弁長という、全く正反対の役。
小弥太は大姫を守る真面目な役。対して弁長はちょっととぼけた感じだけども、ずる賢く、でもお七にはべた惚れという楽しい役。
三津五郎さんのかわりようが面白く、感心しました。

歌舞伎役者って、本当にいろんな引き出しを持っているなと思います。
これからも様々な面白い演目を観させてくれるんだろうなと、楽しみにさせてもらえる国立劇場でした。

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深川散歩

2007年01月22日 | お出かけ
13日から15日に東京へ行ってきましたが、まず1日目は深川へ行ってきました。
東京駅からまず大手町まで歩き、そこから約10分電車に乗り門前仲町で下車
まず行ったのが深川不動堂です。
ここは1703年(元禄16年)に、成田山ご本尊を永代寺に出開帳したことから始まったとのこと。
当時は五代将軍綱吉の世で、その母桂昌院が成田山の不動明王を江戸で参拝したいと言い出し、それが実現したという説もあるそうです。

中にはたくさんの仏像が安置されており、それぞれ説明書きもされていたので、分かりやすかったです。

境内のあまり人気のない所に五代目尾上菊五郎の碑がありました。



なぜこんな所にあるのでしょう?
知っている方がいらっしゃいましたら、教えて下さい

深川不動のすぐ近くにあるのが富岡八幡宮です。



ここは江戸最大の八幡宮だそうです。
深川八幡祭りはとても有名で、50台ほどのお神輿が練り歩き、すごい人になるそうです。鳥居をくぐった左側に、お神輿が飾られていました。
お祭りの写真がありましたが、もうぎっしり人人人。同じ場所とは思えないほどでした

またここは江戸勧進相撲の発祥の地で、横綱力士碑には歴代の横綱力士の名がズラッと刻まれていました。



続いてやって来たのは、深川江戸資料館。



が鳴いたり、アサリを売る声が聞こえたり、雪が映像で降ってきたりと、江戸時代の雰囲気を味わう事が出来ます。
写真の大根や人参なども自由に触る事が出来ます。
照明によって、夜や昼を表しているようなのですが、私が行った時はほとんどずっと暗くて(暗すぎるんです)、残念でした。
もう少し工夫すれば、もっと楽しめると思うのですが、ちょっと期待していたものとは違いました

東京には1時半頃ついたので、そろそろ日が傾いてきてしまいました。
次に行ったのが、清澄庭園です。



江戸の豪商、紀ノ国屋文左衛門の別邸だったと言われているそうで、その後諸大名の下屋敷として使われてきたそうです。
広い池にはたくさんの鳥が来ていて、都会の中の楽園という感じで、静かだし、空も大きく、ベンチもあるので、とてものんびり出来ます。
牡丹が綺麗に咲いていました



ちょうど夕暮れ時に行ったので、池にうつる太陽がキラキラしてとても美しかったです



さて、日も暮れてしまったので、夕ごはん
深川資料館の前の深川宿で、深川めしを食べました。



初めて食べる深川めし。ご飯にアサリのおみそ汁をぶっかけた感じのものと炊き込みご飯。甘いめのおみそで美味しかったです。美味しかったのですが、量がものすごく多くて苦しかった~
深川宿のご主人がチャキチャキの江戸っ子って感じの人で、ああいうかっこいい江戸弁を聞いたのは初めてでした
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桂かい枝 英語落語会

2007年01月20日 | 落語
・WHAT'S RAKUGO?(落語の解説)
  桂 かい枝、マイケル・ネイシュタット
・EYE DOCTOR(犬の目)
  ブランコ
・WONDERFUL JAPAN(ワンダフル・ジャパン)
  ダイアン吉日
・THE ZOO(動物園)
  桂 かい枝

   INTERMISSION(中入り)

・THE LADIES IN OSAKA(ハル子とカズ子)
  桂 かい枝
・STAND-UP COMEDY(英語漫談)
  マイケル・ネイシュタット
・A MAN IN A HURRY(いらち俥)
  桂 かい枝

生まれて初めて、英語落語を聞いてきました
全く英語がダメな私にとって、英語落語は未知の世界でした。
でもちょっと興味があったし、中学一年生程度の英語力があればOK とのこと。
かい枝さんなら動きも面白いし、何となく分かるかもと思って行ってみました

行って本当に良かったです
開演を待っている間、「来たけど、分かるんだろうか…」と不安でしたが、最初の「WHAT'S RAKUGO?(落語の解説)」で、そんな不安は吹き飛びました。
ちょっとぐらい英語が分からなくても、落語って想像の世界だから、噺家さんを見て想像を膨らませれば、なんとなく理解できます。

かい枝さんの時うどん講座は大爆笑でした。
お客さんがかい枝さんに習って、一斉におうどんをすすったものだから、「ズルズル、ズルズル」と、すごい音が繁昌亭に響いていました
高座からの眺めは、さぞ面白いものだったと思います。

かい枝さんの英語落語は、十分理解できました。
おそらく「動物園」や「いらち俥」は知っている噺だからだと思いますが、英語だとこういう表現になるのかなどと、勉強にもなりました

しかし、いらち俥のオチが、天国へ行ってしまうなんて…
スーパー エクスプレス トレインに、ひかれてしまったようです。

英語でこんなに笑えるなんて思いもしませんでした。
嫌いな英語も、落語で勉強できるなら楽しそうです

でも理解できたのは、かい枝さんの英語がとっても聞き取りやすいジャパニーズイングリッシュ(ごめんなさい)ぽいものだったというのもあります。
今回は、外国の方もたくさん来られていましたが、近くの方もすごく笑っていたので、かい枝さんってすごいなと思うと同時に、易しい英語でもこれだけ人を笑わせる事が出来るんだなと英語に親しみを感じてしまいました。

でもでも、ブランコさんとマイケルさんは難しかったです。
やっぱりネイティブイングリッシュは聞き取りにくいのです。
特にマイケルさんの英語漫談は、ほとんど理解不能
英語力のなさを、ここで思い知らされました。

春には、かい枝さんの英語落語CD付ブックが発売されるようなので、頑張って勉強してみようと思います

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新春浅草歌舞伎

2007年01月17日 | 歌舞伎・演劇.・映画
14日の第2部に行ってきました~
今回は最後列での観劇となりました
でもしっかり見えました。私の後ろにはさらに補助席が出ていて、花道横にも補助席がズラッと並んでいて、浅草歌舞伎の人気はすごいなぁと驚きました。
お客さんは女性がすごく多かったので、とても華やいだ雰囲気でした

劇場に入ってまず目に飛び込んできたのが、愛之助さん、獅童さん、亀鶴さん、男女蔵さん、勘太郎くん、七之助くんのブロマイド
舞台写真ではなく、みんなアイドルのようにアップで綺麗に写ってます
それぞれ2枚ずつあるのですが、愛之助さんはどちらも入荷待ちになってました すごい人気者なんですね



まずは、
お年玉〈年始ご挨拶〉
亀鶴さんが客席後ろから登場されてビックリ
声は聞こえるけど姿が見えないなと思ってキョロキョロすると、客席の中を歩いてらっしゃいました。
最前列のお客さんを選び、その方が「あけましておめでとうございます」と劇場のお客さんへの挨拶になってました。
舞台へ上がった亀鶴さんは、演目の説明、そしてお芝居はアンサンブルで役者とお客さんみんな一緒に作る物だとおっしゃっていました。
と言う事は、自分が観る日にどういうお客さんが集まってらっしゃるかによって、色々なお芝居が出来上がるんでしょうね。
大事に観なければいけないなと思います

1.義経千本桜 渡海屋 大物浦
渡海屋銀平 実は新中納言知盛…中村獅童
女房お柳 実は典侍の局…中村七之助
源 義経…中村勘太郎  武蔵坊弁慶…市川男女蔵
相模五郎…中村亀鶴  入江丹蔵…片岡愛之助

都を落ち延びた義経主従は、摂津の国(兵庫県)大物浦の船宿・渡海屋で、天候の回復を待っていた。渡海屋の主人銀平こそ、実は壇ノ浦の合戦で討ち死にしたはずの平知盛で、しかも娘お安は安徳帝、妻お柳は乳母典侍局だった。お柳は、いまだ荒れた海にもかかわらず天候の回復を告げ、義経主従に早速の船出を勧める。まんまと義経主従を船出させた銀平は、ついに正体を現す。今こそこの海上で宿敵を討ち取ろうと、勇んで出陣して行くのだが…。

感想
この演目は、一度だけテレビで観たことがあります。知盛がすごくかっこよくて、それを獅童さんがされるという事で楽しみにしていました
久々の獅童さん。知盛の偉大さを感じるにはちょっと小さかったのですが、汗をびっしょりかいて、本当に泣いてるんじゃないかなと思うほど(泣いていたのかも)迫真の演技でした。
「昨日の敵は 今日の味方」のセリフや、碇を体に巻き付けての最期は、やはり生で見るとすごく切なくなりました
獅童さん、もっと歌舞伎をやって欲しいです

相模五郎と入江丹蔵の亀鶴さんと愛之助さん。
最初は知盛の敵かと思っていたのに、いきなり魚尽くしで客席を笑わせ、かと思ったら実は知盛の家来で、ちょっととぼけたお顔から、いきなり凛々しくなって、その変わり様がさらに哀しさを増しました。

七之助くんの典侍の局が、すごく良かったです。
このお芝居を引っ張って行ってるのは彼女ですね。
知盛の壮絶な最期に目がいきがちですが、思い返すと典侍の局がとても印象に残っています。
十二単姿も綺麗でしたが、安徳帝を抱いて海に飛び込もうとする前のセリフには圧倒され、すごい存在感でした。


2.身替座禅
山蔭右京…中村勘太郎  奥方玉の井…片岡愛之助
太郎冠者…中村亀鶴

恐妻家の山蔭右京は、家来の太郎冠者に身替わりの座禅をさせ、恋人の花子に会いに行く。しかし訪ねて来た妻の玉の井にばれてしまい、今度は玉の井が太郎冠者になりすまして夫の帰りを待ち受ける。そうとは知らず戻ってきた右京は、恋人との逢瀬を嬉しそうに語って聞かせるのだが…。

感想
愛之助さんの玉の井、とっても可愛かったです
恐さよりも可愛さの方がだいぶと上回っていました
あんなに可愛くなるとは。
と言っても、顔はそんなに可愛くないです。
綺麗にお化粧すれば可愛いはずなのに、お化粧がちょっとひどい…
でも右京が好きで好きでたまらないという気持ちが、体全体から表れていました。

勘太郎くん、やっぱり勘三郎さんの息子ですね。雰囲気がそっくりで、お芝居が進むにつれて「勘三郎さん??」と思ったりもしました。
でも勘太郎くんは真面目な右京でした。
これからどんな右京さんになっていくのか、楽しみです。

太郎冠者の亀鶴さん。
気の弱い、小心者の、これまた真面目な太郎冠者でした。
身替わりになって座禅をしている所へ、玉の井が来た時なんて、今にも泣き出しそうな顔で、こっちまで「どうしよ~」という気分になってしまいました。

今回は今まで観た身替座禅とは一味違って、とても若々しく、行儀良く、爽やかでした

それにしても浅草歌舞伎はすごい人気です。
大阪の浪花花形歌舞伎も、浅草歌舞伎のように盛り上がってほしいものです



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壽初春大歌舞伎

2007年01月10日 | 歌舞伎・演劇.・映画
7日に松竹座昼の部を観に行ってきました 
今年の初芝居です
急に寒くなり、7日はが降っていて、さらにものすごい寒風が吹いていたので、劇場へ走って飛び込みました
外は真冬でしたが、劇場の中はとても暖かく、着物を着た方がたくさん来られていて、とっても華やか
まるで春の中に飛び込んだようでした


毛谷村(けやむら)
毛谷村六助…中村翫雀
微塵弾正…片岡進之介
娘お園…中村扇雀
一味斎後室お幸…坂東竹三郎

弥三松役の池田悠汰くんが、とっても可愛かったです
観ていてハラハラドキドキ 
でも周りだけがドキドキしていて、本人はとても冷静。
しっかりセリフも言えてたし、ちょこんと座ってる姿は、お人形さんのようでした。

このお話は、虚無僧だと思っていたら実は女性お園、お園が敵だと思っていた人が実は許婚の六助、六助が養っている子供がお園の甥、六助が家の中へ招き入れた老女がお園の母親と、ゴチャゴチャになりそうですが、テンポ良く展開していき、飽きません。

翫雀さん、扇雀さんのコンビも爽やかで、特に扇雀さんが六助が許婚と知った途端、態度がコロッと変わる所がコミカルで楽しかったです。


勧進帳(かんじんちょう)
武蔵坊弁慶…市川團十郎
富樫左衛門…市川海老蔵
源義経…坂田籐十郎

今回楽しみにしていたのは、やっぱりこの勧進帳です。
弁慶が出てくる瞬間は、なんだかブワァッとすごい空気が漂いますが、今回は特に客席から「團十郎さんだ~」という温かい気持ちがあふれ出たような感じでした
元気な姿を拝見できて、とても嬉しいです
お正月から團十郎さんの弁慶が観られて幸せです。
これからもお元気で、たくさんの弁慶を見せて頂きたいです。


封印切(ふういんきり)
忠兵衛…坂田藤十郎
梅川…片岡秀太郎
八右衛門…片岡我當

封印切は今までに何回観たのでしょうか?
何回観ても、同じものは一度もありません。
秀太郎さんが守ってあげたくなるほど可愛かったです。
吉弥さんのおえんさんは、知的でスッキリ。八右衛門への啖呵もビシッと決まって、とてもかっこよかったです。
おえんさんがとてもきびきびと頼りがいがあるので、梅川の頼りなげな感じが際立ちました。

忠兵衛と八右衛門がお金を火鉢に打ちつけて音を聞く場面では、本当にそれぞれのお金の音が違いました
今まで気にした事はありませんでしたが、今回はそれがすごく気になって、「ホントだ 忠さんの音、ちょっと違う…」って、少し疑う気持ちになってしまいました。
八右衛門さん、お金をコツコツと火鉢に打ちつけてるのに「ザクザク~ザクザク~」と音表現するなんて、面白いですね。


いつも書いている事ですが、本当に舞台って一期一会。
同じ演目でも、全く違います。
だから何度観ても面白いんでしょうね。

今までは役者さんばかりに目がいってましたが、ちょっと余裕が出来てきたのか、やっと唄、三味線、鳴物などにも目がいくようになってきました
少しずつ、お顔と名前も覚えていってます。覚えると、その方が舞台に出られていると親近感がわきます
まだまだ歌舞伎の楽しみ方がいっぱいあるなと感じる、今日この頃です。

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三代目 桂 歌之助 襲名披露公演

2007年01月06日 | 落語
桂 まん我…「平林」
桂 米左…「書割盗人」
桂 雀々…「さくらんぼ」
桂 ざこば…「子ほめ」
(中入り)
桂ざこば・桂雀松・桂小米朝・桂米左…「口上」
桂 米八…「曲独楽」
桂 米朝…「口上」
桂 歌之助…「寝床」


昨日、ワッハホールでの襲名公演へ行ってきました。
落語の口上は初めて見ました。
厳かに行われるのかと思いきや、小米朝さんの一言でざこばさんが怒ってしまうし(あれは本気で怒ってたんでしょうか?)、小米朝さんはオロオロしているし、歌之助さんはそんな2人に挟まれて仲裁に入ってるし…
なんだかドタバタ口上でしたが、最後はみんな一緒に大阪締めで楽しかったです

歌之助さんを見たのは、10月のSAYAKAホールでの「壺算」です。
今回も思ったのが、すごく表情がクルクル変わって面白いなぁという事です。遠くから見ても表情がよく分かりそう
それにあの浄瑠璃の体使い。
面白くて、見てられませんでした

先代の歌之助さんを全く知らないのが残念ですが、三代目歌之助さんの話芸をこれからも楽しみに見させてもらおうと思います
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あけましておめでとうございます

2007年01月01日 | 日常(主に自然の写真)
とっても気持ちの良いお天気です
なんだか今年は良い事がありそうな、そんな期待でワクワクしています

昨年もブログを通じてたくさんの方と様々なお話ができ、楽しく過ごさせて頂きました。
皆さん、本当にありがとうございました。

1月は多忙で、歌舞伎、落語、ライブ、旅行と全部予定に入ってます
浅草歌舞伎も行っちゃいます 一昨年以来2回目。
今回もお年玉ご挨拶は亀鶴さんになりました

今年も趣味中心の内容になりますが、どうぞよろしくお願いいたします
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