アリとキリギリス

 

 　最近、花野果村は「人間」と言う動物でかなり賑やかになってきている。

今週は、斉理御膳対決とかが開催される丸森にごちゃごちゃと集合し、

来週は、大根掘りとかで蔵王の山麓に集まるらしい。。。

まるで集団で移動する・・・

「アリ」の様だ！

人間と言っても、中には動物もいるらしく・・・

桃猫という名の口からは「幸福の法則とはニャン・・・」

ケロヨンなる人物は「忘れものを届けにケロヨン・・・」　　　　　　　　　　　　　　　

トトロという摩訶不思議な山の主は、

固形燃料が無くなって走り回り、

夕方には液体燃料を自分に補給していたそうな。。。

 

 

そんな不思議な人間たちが季節を忘れて忙しそうに動き回っていても、

花野果村には確実に冬の足音が一足一足しのび寄ってきて・・・

庭をねぐらとする植物も動物も

晩秋の残り少ない秋の日差しを楽しんでいる。。。

 

 

 

 

 

ヘンリーヅタ

 いつのまにやら紅葉していたらしい。。。

一葉、一葉が赤、黄、茶と

いろいろな色合いで日差しを浴びている

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 小松菜の上でひなたぼっこをしている

 

キリギリスを発見

アリの様に日がな一日働くことはないのかもしれないが

秋に鳴くだけ鳴いて、きっと疲れたのだろう。。。

暖かい秋の日差しの中でゆったりとした時間を過ごしている。

 

 

 

 ところでキリギリス君

ゆっくりと過ごしているあなたは

居眠り中？

 

  

居眠りはしていないよう。。。

「かなり目が大きいね」

 

 

 

 

 

 

今度は横に回って全身を激写

 

もしかしたら・・・メタボ？

なんだかからだが重そう。

 

 

 

 

 

 

キリギリスしつこく撮影する人間に辟易したのか

重い身体を持ち上げ、長い足を伸ばして

葉っぱの裏に避難

 

「 隠れたつもりでも

そこにいるのちゃ～んとわかってますよ」

と、下から激写

葉っぱの間から注ぎ込む朝日が

まぶしいね。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、不思議なことに

 

本当に紅葉したキリギリスを発見

ヘンリーヅタのところにいれば目立たないものを

それはバケツでかえって目立っちゃうよ・・・

 

 

 

 

花野果村村長さん

昼の間いろんなところをかけずり回って

夕方やっと村に戻ってくると・・・

 

 

 

 

遙か向こう

 

 

秋空も 

紅葉をはじめたよう