今年は夏から雨続き。。。
しとしとと雨が降り始めた8月中旬。
いつまで続くことやらと恨めしく空を見上げた8月後半。
そして、間断なく降り続ける強い雨に恐怖を覚え
夜中に何度も目を覚ました
・・・・あの東日本豪雨。
翌日の夕方、畑の様子を見に行くと
近くを流れる広瀬川は怒ったように茶色い濁流となって
いつもは見える河原も怒った波に飲み尽くされて
普段とは全く違う様相を呈しておりました。
今年は、夏から雨続きで
なんとも気分の優れない年だと思っていた
先月末に・・・
実父を見送りました。
心不全でした。
遠方の家族も集まり
最期は、家族が父の周りを囲み
『ありがとう、お父さん』『ありがとう、お父さん』とみんなで声を掛けて
波瀾万丈な一生を気丈に生きた父を見送りました。
“葬式は生前の父を一番知っている家族だけでしよう、”と集まった家族みんなで決めました。
葬式の中で、最後に贈る言葉は一人だけでなく
一人ひとりが線香を上げながら
一人ひとりが皆、それぞれの想いを父に贈ることとしました。
父の4人の娘に息子、そして6人の孫達、そして、2人の婿たちも
みんなが亡き父に向かって、父への想いを語り掛けました。
『お父さん、初孫を産んだK子だよ!、お父さんが一生懸命考えて○史という名前をつけてくれたよね!』
『ジジ~、ジジの作ってくれたマヨネーズトーストがとっても旨かったよ。』
『お義父さん、広い心でいつも接してくれてありがとう。あの世でもお幸せになってください。』
『おじいちゃん、Fだよ。おじいちゃん「Fと一緒にダンスを踊りたいな~」って言ってたのに、
・・・ダンスを踊ってあげることが出来なくって、ゴメンネ。。。』
『おじいちゃんAだよ。じじはとっても優しかったけど、Aにとっては時々恐い存在だったよ。』
『おじいちゃん、あと2ヶ月すれば、ひ孫を見せることが出来たのに、、、それがとっても残念です。』
『お義父さん、お父さんが築いた温かい家庭と同じように、今私達も家族みんなが幸せに暮らしてますよ。』
『おじいちゃん、T子です。これだけは最後に伝えたい言葉があります。
先日おじいちゃんに会いに行った時にマッサージのおじさんに言われた言葉です。
「お宅のおじいちゃんはいつもだれやかれやと家族が会いに来てくれていいな~
これもみんなおじいちゃんが今まで積んできた徳のお陰なんだよな~。』と言われました。
そんなおじいちゃんのことがとっても誇らしく思い、そして嬉しかったです。
おじいちゃん、おじいちゃんは私が会いに行くと、それだけで喜んでくれて、
会うというだけで喜んでくれる存在が側にいるということを、T子はいつも嬉しく思ってました。」
集まったみんなが涙を流した娘の言葉。
葬式後、父に一番可愛がられた娘が心配だったのですが
それなりに毎日元気に仕事に通っているようです。
先日のこと、「行ってきま~す」と玄関に出た後に、又家に戻ってきた娘。
何をしているのかな、とそっと外を伺うと
写真をパチリパチリと撮っている様子。
「おかあさん、葉っぱの上の滴がとっても綺麗だったから、今日ね、写真撮ったよ。」
「へ~、どんな写真か見せてちょうだい。」
「うん、パソコンに送るから、見てね♪」
じつはわたしも撮っていたんですよ。この写真、、、
父が亡くなる数日前のこと。。。
でもね、悔しいことに娘の撮った写真のほうがずっと綺麗。
透明感溢れる雨滴に、清々しさを感じるんですね。
う~~ん、確かに、嫌だ嫌だといいながらも
子は親に似るものかもしれません。
わたしも野菜のことを書いたりするのが好きで、へたながらも時々雑誌に寄稿することもあるけど
父も俳句の世界では、色々な賞をとっていたんです。
俳号は『苟 生』
代表作 『初午や出入りせわしき巫女だまり』
ーーー竹駒神社第4回全国俳句大会(初午祭にて)特選ーーー
『蛙の子は蛙』
・・・なのかもしれませんが
こういうことがあると、
“人間って、与えられた人生を全うしようとして、いつも何かしら頑張っているんだな、、、”と
思ってしまいます。
他の人から見るとあんまり頑張っているようには見えないかもしれないけど
実は自分だけが知っている、、、
自分なりの頑張りって、、
確かにあるんだと
思うんですね。
さ~~、やっと雨が止みました。
蛙さんにとって大好きな雨滴の合唱ももう終わり。
もう雨はもういいから・・・
明日からは少しお天気の良い日を続けてくださいね。
なんせ、来週は家族が集まる連休が続きますから、
【あっ晴れな秋晴れ】をどうぞ宜しくお願い致しますよ!
お父様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
お父様は、心不全でお亡くなったのですね。
実父さまなので寂しいですね。
お亡くなりになったお父様の偉大さを今頃解ってくるころですね!!
この文章を読んで涙が流れてきます。
いしことろまとさんは、末っ子さんでしたね。
おじい様は、とまとさんの娘さん可愛い、可愛いかったと思いますよ。
里芋の雨滴私も大好きです。
>透明感溢れる雨滴に、清々しさを感じるんですね。
娘さんも写真お上手です。
とまとさんの写真も見たかったですね。
さといもの下の猫の置物可愛いですね。
明日からは、晴れですよ~~。
お父様を囲み、ご家族の絆の温かさ、しみじみと感じています!亡きお父様のあの日、あの時、こんな事を言ってたっけ・・・とか。日数を重ねればより一層思い出は心の中に。きっとお父様は天国で親父冥利にVサインされておいでかも。そして俳句で愉しんでおいでかも。。。 いしころちゃん、可愛い娘さんの画像、やっぱり感性は母譲りなのね!!ハートの葉っぱにハートの雨滴ステキですねぇ!
しばらく介護施設だったので、父が遠い感じだったのですが、今回家に帰ってきて、
昔の父の事あれこれと思い出しております。
86歳まで生きましたし、安らかな最期でしたので
これ以上望むことはないと思ってますよ。
私が撮った写真はほんと面白みがなくって
カメラを変えてから、使いこなしてなくって、
どうも気に入った写真を摂ることが
出来ずにおります。
娘は最私に似てきまして・・・
サボテンを育てたりしてるんですよ。
蛙の子は蛙、なんだな~って
しみじみ思いますね。
ありがとう。
今度一緒に楽しく笑いましょうね。
父の遺影が25年も前のものでして
一番元気盛りの父が
戻ってきた気がしております。
言語障害であまり話すことが出来なかったので
肉体から離れた今は
きっと大声で楽しく話をしていると思います。
HeartのサトイモにHeartの水滴。
・‥‥・と言われれば、確かに水滴も
Heartのように見えます。
玄関先においているサトイモの葉っぱなんですが
土の中にはちゃんとサトイモできているか?
11月頃にご紹介しますね。
先日の教室での先生は、一つも哀しみを見せず、いつもの明るいハツラツとした姿で… そのような周りに気を配られる先生の姿も、娘さんは似ているのでしょうね。
過ごしやすい季節となります。
どうか ご自愛のほどを…
父の遺影が若かったでしょう。
もっともっと若い時はすごくハンサムで
父兄参観日に父が来るのが嬉しかったんですよ。
私は綾小路きみまろの大ファン。
人生喜怒哀楽すべて最後は笑い飛ばしたいものですね。
今週のシルバーウィークは、洗濯三昧。
押し入れの中の整理で朝から晩まで明け暮れてますよ。