ハーブの使い道・ハーブの増やし方

先日のこと、友人のrikoチャンが電話を寄越して

「いしころさん、先日話が出た、あの山形直売場の名前、

なんて言ったっけ？」

「え～～と、ポポロンだっけ。。。

いやいやポケモン　

いやいや、ちがう　

ん～～とちょっと待ってね、

たしか・・・・ポポラ・・・

そうそう

『よってけポポラ』

だよ」　

と・・・

やっとこ、記憶の引き出しを開けることが出来て

一安心。

 

 

安心したとたんに、姉から頂いたサクランボを

お口にぽーーん！と入れて　

よ～～く見たら 

 

 

 「よってけポポラ」と書いていた！！　

 

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

 

我が家のハーブ畑 

 とにかく多品種他品目に徹底している。

手前にはタイムが数種類・・・レモンタイム・コモンタイム・シルバータイムに

　　　　ちょっと名前を忘れたタイムたち

そして、不老長寿のハーブと言われるセージは、

　　　　パープルセージにトリコロールセージにゴールデンセージ

他には、ブロンズフェンネル・ルッコラの原種・ゴールデンオレガノ

ワイルドストロベリー・フラックス・サントリナ・グレープフルーツミントなど

とにかく葉っぱの色が綺麗なハーブが沢山小さな所に植えられている。

どうしても人口密度が高くなるから・・・

乾燥を好むハーブは、梅雨時には特に注意しなくちゃ　

蒸れで枯れこまないように

どんどん刈り取って

ハーブティーにしたり

お料理の味付けなどにもどんどん使うようにしている。

 

 

 ハーブ畑からとってきた

オレガノ・セージ・ディル・レモンタイムなどのミックス

全部の葉っぱを小さく裁断。

小麦粉に混ぜ合わせて

 

 

 岩手で買ってきた「手焼き南部せいべい」を

小さく砕いて

パン粉の替わりのせんべい粉に。

 

 オーブン２３０度１２分ほど焼いて

 塩麹につけておいた「鰺の開きのせんべいハーブ焼」のできあがり

 

 

下の画像は、先日のワタシの昼食

 「シソと白石ウーメンのサム」

シソで豚肉とウーメンとシソのチジミ風を包んで

シソがいっぱいのトマトソースをかけて

むしゃむしゃ　

シソは古くから日本に自生している和風ハーブの代表選手

 

 

こちらの画像は・・・

なんと！

牛もつとナガイモ・とマトのいためもの

元気がいっぱい出てくる取り合わせ

味付けは、「バジルとパセリのソース」で

洋風に！

 

 

 

 

 最近凝っているのが

五香粉（ウーシャンフェン）

原材料はフェンネル・花椒・シナモン・クローブ・陳皮で

全て胃腸の調子を整えてくれる食材たち

我が家にあるのはフェンネルだけど、

今までおさかな料理に使ったくらい　

 

こりこりとした食感が美味しい砂肝を

醤油と砂糖と五香粉で味付けして

収穫したニラと、タマネギで中華風炒め物に。

 

こりこりと砂肝を囓るたび

ほんのり香るシナモンが

エキゾチックな気分にさせてくれる。

 

 

そうそう、どんどん収穫する不老長寿のセージは

お茶にすると、独特の香り。

効能が強いので、頂く場合は一日１杯だけ。

でも、殺菌作用が強いから

咽頭炎の時のうがい薬としても使える。

疲れが溜まって膀胱炎になりかけた時などは

１日１㍑位のむと、あっという間に膀胱炎も治っちゃうよ。

 

 セージは防腐効果も高いから・・・

買ってきた豚肉の上に置いておくだけでも

肉がずいぶん長持ちするよ　

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

 

そして最後にハーブの増やし方をちょっとだけ。。。

 

ハーブを増やす場合は、種からよりも挿し木のほうが

手っ取り早いものが多い。

これは大好きな「オレガノケントビューティー」

食べるオレガノではなくって、園芸用のオレガノ

葉っぱのサキッチョが薄ピンクでちょっと透明っぽくなって

この時期とっても綺麗になる。

あまり伸びすぎた枝は切り取って、鹿沼土や種まきの土に

挿しておくだけで

どんどん増やしていくことができる。

 

 

こちらは種を採種して増やしていく

 一年草の「チャービル」

グルメのパセリとも言われて、ちょっと上品な味のパセリ

今年の春までセミナー等で料理に使って

その後は小さな白い花を咲かせてとっても綺麗だった。

段々茶色の汚い色になって、種を持ってくるから

そうしたら枝ごと切り取って、

袋に逆さまに入れて

乾燥しておくだけ。

種がいっぱいとれるから

これから又チャービルをどんどん増やすことが出来るよ。

 

園芸店に行くと、同じものを沢山買っている人をよく見かけるけど

殆どの植物は自分で増やすことが簡単にできる。

そのほうがお金もかからないし、育てる楽しみもいっぱいだよね。

「株分け・挿し木・種採り・とり木」

色々な増やし方があるから

みんなも自学自習で勉強してみてね。