いしころとまとの花野果村(はなやかむら)

野菜ソムリエ全国大会金賞受賞料理教室『花野果村キッチンガーデン』主宰 
いしころとまとのベジフルこぼれ話

滴る植物たち

2010-04-22 22:29:36 | 花・ガーデニング

低温に加えて、突然の大雪が降ったりと

天候不順に悩まされる今日この頃ですが

この悪天候に大打撃を受けた野菜の世界

政府の方でも規格外野菜の放出をお願いしているようですが

なんと、果物の世界でも

りんごや桃の蕾もまだ小さく って

果物も、もしかしたら・・・

という、ちょっと心配な声もちらほら聞こえてきます 

果物さんどうか大きくなって下さいね。。。

さて、市場ではやっと規格外野菜の活用が取りざたされておりますが

家庭菜園では規格にあった野菜を作るほうが・・・

確かに難しいですよね。

大きくなりすぎたキュウリ、伸びすぎたほうれん草

ちょっと小さめな二十日大根

今度こそはと思って

上手にできたときには

鬼の首を取ったような嬉しさを覚えるけど

なかなか上手に栽培できないのも悲しい現実 

毎回毎回がビギナーでチャレンジの連続

もしかしたら、春を迎えるとともに

新たなチャレンジ精神を発揮できるのが

家庭菜園の楽しみなのかもしれません。

それでも規格外野菜と言われようが

どんなにいびつな形であろうとも

採れたて野菜なら甘くって美味しくって、

口に入れて味わった途端

野菜の美味しさに

おもわず笑みがでてしまいます。

 

そんな美味しさを知ってしまったら

家庭菜園の魅力からもう逃れることはできませんよねぇ

 

  

 

 

さて本日は

春の冷たい雨の中で「滴る野菜たち」ほか

庭の植物たちが見せてくれる多彩な表情を

ご紹介したいと思います。

 

 

 

 

          「菜の花」

菜の花と言えば、菜の花畑と言うほど元気に咲いている

イメージですが

1本だけ咲いている姿は何となく可憐な感じ

 

 

 

 

         「赤花サヤエンドウ」

蔓を伸ばして、すがりつく所を求めている感じがしましたので

細めの支柱を先日立ててあげました。

“スイーツって、もしかしたら野菜の事?”と思いたくなるほど

信じられないほどの甘さのエンドウ類

「遠藤様、私はあなたにぞっこん 

細くて頼りない私だけど

陰で支えているから、しっかりと甘い実をつけてね」と

支柱君、エンドウ様にささやきかけているよう。

 

 

 

 

 

 

     カリフラワー「バイオレットクイーン」

昨年秋に植え付け時に、主茎を折ってしまって

「女王様、ごめんなさい」と謝ったのですが

あまりに可哀相でそのまま抜けずに植えておいたら

わき芽にこんな可愛い皇女様をつけてくれました。

 

 

        「レッドケール」

キャベツ・カリフラワー・ブロッコリーなどいろんな野菜の

原種と言うことですが、

本当に強健な植物で

どんな逆境もものともせずに

一番大きく育っております

 

 

 

 

 

                「滴る東洋美人」 

東洋の美女といわれた楊貴妃を彷彿とさせる

謎を秘めた不思議な魅力を感じませんか?

 

 

 

 

庭にはこんな訪問者もいらっしゃいます

 

2色絞りのツバキの花を食べにきた「ヒヨドリ」

ツバキの花はヒヨドリにとっては大変なごちそうのようです。

 

 

 庭にはこんな可憐な花たちも、訪れる春を楽しんでおります

 

           「雪割草」

山野草は育てるのが難しいのですが

育っている場所があっているのか

毎年なにもしなくても株が大きくなってます。

 

 

 

この可愛い花・・・何だかわかりますか?

これは原種のチューリップ

ほり上げる必要もなく

植えたままでいい、自然と増えてくれる

手間のかからないチューリップです。

 

 

この花はなんの花?

ちょっと素敵なお花ですよね

高貴なお方という感じがしませんか?

これは、もうじき空に向かって莢をつける

「ソラマメ」の花

 

 

 

 気がつくと小さな房ができてました。

「アカスグリ」です。

酸っぱ過ぎて、口がへの字になってしまいますが

成りようが真っ赤で可憐

 

 

 

 

3種のベビーリーフを育て始めました。

赤い葉っぱも見えますよね。

一番奥は「リーフレタス系のベビーリーフ」なんですが・・・

ちょっと発芽が遅れているのか?悪いのか?

もう少し様子を見てみようと思います。

 

 

 

 

 来月は我が家の庭のオープンもあります。

それに向けて・・・ちょっと面白いコーナーを作り始めました。

ブログに来てくださってる方にオープン前にご紹介

さてさてどんなコーナーができるか?

 

こちらもどうぞお楽しみに  

 

 

 

さ・て・と

夢見る世界から

毎日毎日の弁当作りの現実・・・に戻って

朝の弁当作りが終わると

1日の仕事を終えたような達成感といいますか

かなりの疲労感を覚えます 

今回のメニューは左上から時計回りに

「新じゃがの煮っ転がし」

「ルッコラソースの生野菜」

「鶏の竜田揚げ」、

「人参とじゃこのきんぴら」


 

ほぼ30分の弁当作りですが

朝起きがけの頭脳労働の時給は高いはず。

だれか早朝割増時給を

お疲れ気味のわたしに

支給して

お。く。れ。 

 

 

 

 

コメント (16)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« デジカメ講座「露出補正」 | トップ | 風穏やかな日の、とある街角  »
最新の画像もっと見る

16 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
花野果村の季節 (しずママ)
2010-04-23 16:31:25
そろそろ到来ですね


そうですか家庭菜園、やめられない楽しさなんですね


さすがあ

お弁当作りは、朝に頭をフル回転

いつ見ても熟練の技です

Unknown (NORIくんちゃん)
2010-04-23 19:34:29
規格外野菜の利用は、栽培者にしてみれば日常茶飯事です♪
確かに (モンブラン)
2010-04-23 21:00:02
家庭菜園で規格にあった野菜を
作るのは難しいですよね

きゅうりも成長が早く
朝と夕方に収穫しないと
アッという間に大きくなってしまうので

菜の花や雪割草も綺麗だし
いしこととまとさんの庭って素敵です

プンタレッタは
多分まだ食べた事がありません
(もしかしたら外食などで知らず知らずのうちに
食べていたかも知れないので

しずママへ (いしころとまと)
2010-04-24 10:52:28
眠たい朝はブドウ糖補給しないと
頭働かないです。
家庭菜園やめられないですが
「タネをまかずば実はならず」
で、重たい身体を動かして
種まきすることも多いです。
今日も寒いので、たねまき躊躇してます。
今から夏野菜の種まきなんですが・・・
NORIくんちゃん (いしころとまと)
2010-04-24 10:55:06
そうそう、ほんとそう
生産者の方々の苦労が身に染みて
わかりますよね。
心ではわかりますが
かといって、自分ではあのような立派な
野菜は作ることできません。
そろそろとうもろこしや枝豆の夏野菜の種まき。
もう種まきおわりましたか?
私は朝の寒さにめげて
ぐずぐずぐずぐずとパソコンの前に
おりますが。。。
モンブランさんへ (いしころとまと)
2010-04-24 11:00:30
モンブランさんは、美食家のようですので
たぶんどこかで
プンタレッラ食べてらっしゃると思います。
ちょっと苦みがあってサラダのアクセントや
パスタに合います。
今年は是非とも遊びにいらっしゃてください。
狭い庭で、半分は昔母が作った、和風庭園。
こちらに宿根草や球根で季節を楽しみ、
残った半分の土地で
私の花野果村を作りました。
綺麗な庭というよりも
楽しい庭を目指しております。
子どもの頃
田舎に行った時のあのわくわく感が、
大人になった今でも感じられる庭に
したいと思っております。
Unknown (kazutyan)
2010-04-24 21:32:37
こちらも寒暖の差の激しい天候不順で、晩霜で梅、桃、柿などに大きな被害が出ています。
でもそちらの野菜や花たち、皆元気そうで成長もこちらとあまり変わりません。昨年秋に送って頂いた金時草の苗10株に増えまして、今日地植えしました、夏野菜として楽しみにしています。
主食の米が大変 (ひすじみ)
2010-04-24 21:55:33
最近の定温は
稲の苗に大きな影響を与えています
ビニールハウスの中にいながら
発芽が遅い
最近までは連休が田植えの時期でしたが
今年は苗が育たない
田植えが5月下旬にずれ込みそうと
米産地の農家ほど心配しています
キャベツが300円を心配するより
ご飯の心配が必要になるかもしれません
滴る・・・ (かおりん)
2010-04-25 20:58:31
野菜や植物もこの天候にはびっくりしてるでしょうね~
滴る植物たち、とっても美しいですね。
冷たい雨に負けず元気にな~れ!

毎日のお弁当作り、いつか私もその朝の疲労感を味わうことになるんでしょうね。
あ~夢に出そうです。。。
いしころとまとさんのように、チャレンジ精神を持って、ですね☆
kazutyanへ (いしころとまと)
2010-04-25 21:19:05
そちらは果物の産地ですから、低温の打撃は
大きいのではないですか?
金時草もそろそろですね。
生命力の強い野菜ですから、
その命を頂く私たちも
健康いっぱいになることと思います。
アップ楽しみにしてますね。

コメントを投稿

花・ガーデニング」カテゴリの最新記事