いしころとまとの花野果村(はなやかむら)

野菜ソムリエ全国大会金賞受賞料理教室『花野果村キッチンガーデン』主宰 
いしころとまとのベジフルこぼれ話

ピボット発お魚教室「秋だよ、全員集合!!」

2011-10-13 21:20:21 | 参加行事のご紹介

野菜ソムリエとして活動しておりますが、

実はお魚屋さんが

なにより大好きですねん!

お魚屋サンのあの威勢のいい声と、

迷いがみじんもない

あの見事な包丁捌きを見ていると

これこそ“日本男児”という気がしてきて

この年になっても

ついつい見惚れてしまいますねん!!

 

ピボット発「秋のお魚教室」から

先ほど帰ってきたばっかりなんだけど 

いつもいつも「目から鱗」でね。

 

どれだけ鱗がこの顔に堆積したかわからないほど 

 

口から出る言葉は・・・

 

へ~~~そうなんだ、

ひえ~~びっっくり!

へ~~そんなんはじめて!

ぎょぎょぎょ    

の言葉の連続

 

今日はなぜにこんなに早くブログに書こうとしているかというと・・・

 

メモですよ、メモ  

折角鱗が落ちて

視界が開けたんだから

又視界が暗くなる前に

お裁きのぎょぎょぎょテクを書いておかなくちゃね。

 

 

                

今日のお魚

                     

                         

講師はおなじみ           

遠山のきんさんこと・・                

 粋な「北辰」の下谷地さん   

今日も桜吹雪が舞いますぜ~~  

 

 

「最初に捌くといえば・・・・こりゃあ、イカにかぎらあ

「親指を先にグイと入れてな、そうすっと腑がとれるだろ。

そしたら、ここに包丁を入れると、墨と内臓が一緒にとれるんだな」

 

ひえ~~~

 

「イカにゃあ虫が時々いっからよ。

虫はとんねえど、いけねえど。(注:虫はとらないといけません)

ほら・・ここに虫いだど~!!」

「え、どれどれ、どこ?

 

 

 

こちらの方は大変お優しい口調で・・・・

「はい、こうすると綺麗に皮をとることができます。」

 

 

うんうん。。。

 

 

 

次に捌くのは、前回の記事で紹介したシャケの子「いくら」

「いくらはな~~、こうやって網の上でぐりぐりするとな

綺麗にとれるんだな。

熱湯かけてとるンじゃねえぞ。いぎ(活き)がわるくなっからな

 

はぁぁぁ

あらま~どうしましょ。  

前回書いた記事のいくら丼のいくらは・・・

熱湯かけたんですけど 

 

 

 

「こうすっとな、最後の一粒まで残さずにとれっからな」

 

うんうん

すごいすごい!!

 

 

下谷地先生がお裁きしている間に・・・

オタフクさんが、黙々とイカのお好み焼き作ってくれてますねん。

ハフハフ 

 

 

3番目に教えてくれるのは「さんま」の捌き方

さんまはな、えらのところをな、1/3位切るんだ。

そしたら、頭を包丁で押さえて

お腹をぐりぐりしてから、頭をひっぱるとな・・・

頭と内臓が一緒にとれるんだな。

 

ひえ~~こんなの初めて知った~~

 

 

お隣にぐりぐりという音が聞こえるくらい

骨のすぐ上に包丁があたるとな、

綺麗な3枚おろしができるんだな。

「な、この音がな、かっこいいだろぅ」

 

うんうん 

 

 

 

「さんまの内臓のところの小骨はな

みんな、さっとそぎ切りにすることが多いだろうがな。

先ずは腹の方の皮、端1㎝くらいの所にすっと包丁を優しく入れてな、

そうしたら、最後のおしり側だけはしっかりと包丁をいれてな。

そうして、しっぽから身を手前に引っ張ると

ほら綺麗に、腹の小骨がとれるだろ」

 

って、まるでお魚マジックショーを見ているよう。

ひえ~~

すごい、すごい  

 

 

 

4番目は「サバ」

「さばはな、親指を上手につかうとな

内臓と一緒に血合いも綺麗にとれるだろ。」

 

へ~~ 

 

 

そしてやっと最後にカレイのお裁きに。。。

「カレイの唐揚げはな

こうやって縦にまっすぐ切り目を入れたら

今度は骨に沿って、横に切り目をいれるとな・・・」

 

 

 

「揚げたときに、綺麗に骨から身がはがれんだな。

そうすっとな、

小さい子供もたべやすいだろ。」

 

 


うんうん 

 

 

 

 

 

最初から最後まで

目から鱗のお魚お裁き教室。

だけどね、お魚の捌き方を

基礎から勉強できる機会って、ほとんど無いから

すごい為になるよね。

 

 

 

最後は威勢のいい声で

「いっくらでも、いくら食べていけ~~」ってね。

こりゃまたお腹も気持ちも

「ほくほく」となった

北辰さんセミナーでした。

チャンチャン  

 

 

 

 

「・・・今度は、シャケのちゃんちゃん焼つくろう  

 

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4 コメント

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プロの技ですね~ (abu71_nomin)
2011-10-13 22:07:43
魚の捌き方は、いつか身につけたい技ですね。
場数をこなすのが早道なんだろうけど…
なかなか機会がないですよね~
abu71_nominさんへ (いしころとまと)
2011-10-14 20:46:12
そちらもお魚が美味しい所ですよね。
私も若いときは日本海で釣りして
へたなお刺身作って食べておりましたよ。
男性の方も多く参加なさってました。
覚えたらお魚捌くの
とっても楽しそうですよ。
プロの腕前?! (sora)
2011-10-23 17:30:43
いしころ姉さま、ブログアップありがとうございます。

お魚さばきはどんだけこなすかとセンスだと思います。

美味しいって言ってくれる家族がいることもありがたいですね。

soraちゃん (いしころとまと)
2011-10-23 18:46:31
最初のイカのところでね。。。
墨袋が破れてしまって・・・
躓いてしまいました。
家では殆どそんなことないのにね~~
日本男児がいっぱい現場にいたから
あがってしもうたのかな。。。
こちらこそ、大好きなお魚教室に
お誘いいただき、有り難うございました。
結局ね・・・
蔵王の記事は書けなかった。。。
正直ブログも大変だね~~

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