「柿渋まるもりせっけん」
このせっけんは、先日の蘭展のセミナーに駆けつけてくださった「丸森のドラえもん」こと、
丸森前副町長の佐藤一郎さんがもってきてくれたものです。
久しぶりにお会いできたのも嬉しかったのですが、聞くところによると
今は丸森の特産品を使った商品化にとり組んでいらっしゃるそうです。
丸森町の副町長として町おこしに尽力なされていた方ですが
今は、「商品化することによって農作物に付加価値を与えて農の活性化を目指すとともに
町おこしのために町民たちが大切にしてきた資源を絶やすことがないように
再利用に取り組んでいるわけです。
丸森町の名産物と言うと、
タケノコ、自然薯、干し柿、へそ大根、エゴマ、ヤーコンなどがあげられますが
ひと昔前は養蚕が盛んで、県内一の養蚕の町だったそう。
いたるところに桑の木が植えられていたようなのですが
養蚕農家も減ってしまった今は、6月ともなると、真っ黒な桑の実をつけた桑の木をいたるところで見ることができます。
子供のころに学校帰りに桑の実を見つけ
口の中を真っ黒にして桑の実を食べた思い出の方も多いと思うのですが
今の子はきっと桑の実を見たことも食べたこともないんでしょうね。。。
、、、丸森に行った時の写真を見てみました。
2009年5月丸森旬菜祭りにて。。。
竹を削って、参加者が使う箸を只今作成中のようです。
一緒に箸を作っている方々は
「丸森町今でもボ~イ」の面々。
2009年7月佐藤さん宅にて。。。
赤い服を着た方は株式会社イヌイ社長柿沢直紀さん。
イヌイは野菜スイーツ専門店「パティスリー ポタジエ」と野菜寿し専門店「野菜寿し ポタジエ」を営む会社で
ご存知の方も多いと思います。食の安全と安心」を真正面から見据えて
農場から直送の安全な野菜を使った野菜スウィーツを販売する一方で
次世代農業をになう人を後方援護しながら
捨てられる運命の野菜や果物を使って新商品開発に取り組んでらっしゃる方でもあります。
佐藤さん、柄杓を持って、只今何かを製作中のようですが
桑の実を使って「クワゴワイン」を製造中だとのこと。
当時から、佐藤一郎さんは桑の実や繭など、丸森に埋もれた食材を自分で色々と研究して有効活用に取り組んでらっしゃいました。
例えばタケノコの焼酎漬けを作ったり、
繭からとれるアミノ酸を活用した化粧水を作ったりと、
丸森にいくたびに自分で開発した新製品を見せていただきました。
佐藤一郎さんが手に持っているハンカチは「トマト」を使って染色したものですが
こちらは柿沢社長が東京からもってきたもの。
他にもタマネギの皮を使って染色した布や
産地廃棄される運命の桃を使った「芳香剤」をお持ち下さいました。
シュッシュ・シュッシュと桃の芳香剤を一吹きしたら
桃の甘い香りが広がって、何だかとっても幸せな気分になりました。
「柿渋は加齢臭も抑えてくれるんですって」・・・。
うんうん、これは聞き捨てがたい!!と
早速頂いた柿渋「まるもりせっけん」を使って
体を洗ってみたら泡立ちもよく、洗ったあともしっとりとして
思った以上にいい感じ。
シャボンが一つ、二つと浮かんでいって
丸森町の一次産業には6次産業化への新たな夢がどんどん広がっていくようです。
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丸森物産展は只今仙台クリスロード地産地消市場にて開催中
食材王国みやぎ 地産地消市場
≪丸森ウィーク≫
開催期間・・・平成25年2月1日(金)~2月7日(木)
開催時間・・・10時~19時(最終日は18時まで)
開催場所・・・常陽仙台第二ビル1F(仙台市青葉区中央2丁目1-18)
※クリスロード商店街内、常陽銀行・仙台縁日となり
販売品目・・・新鮮野菜/凍み豆腐/ころ柿(干柿)/へそ大根/お漬物
梅干し/お餅/豆類/自然薯/はちみつ/手作り味噌
えごま商品(油、ドレッシング、実)/ご当地カレー/米麺
米(コシヒカリ他)/手作りジャム/民芸品、などなど
※丸森の素材を使った良いものを審査し、賞を決める「特産品大賞」
にて入賞した物産も数種類販売予定。
※今回、丸森町高齢者生産活動センターの民芸品はお休みとなります。
ご了承ください。人気の手作り味噌は販売があります。
お問合せ・・・丸森町観光物産協会 TEL.0224-72-6663
追伸
冒頭で紹介した柿渋せっけんは丸森の八雄館(斉理屋敷向かい)にて好評発売中とのことです。
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地域おこしは日本の環境を守るためにも
急務のことだと思いますが・・・
なかなか嫁さんがこないとか
収入がえられないとか
大変なことばかりです。
私はなんでも自分で作り出していく
田舎暮らし大好きなんですが
なかなか自給自足はむづかしいと
思ってます。
天然の染料は味わいがあり、ステキですね!
何処も地域活性化の為のアクションは急がれていますね。
ビックリのアイデアから新商品も生まれたり。
皆さんの意気込みも伝わってきました。
いしころちゃんの思いもね!!
まっくろどろどろでした。
加齢臭はどうしても男性がきついですね。
肌にもやさしいようですよ、
おひとつどうぞ。
村おこし、まちおこしは
日本の環境を守るためにも
とっても大切なことです。
桑の実、、、みなさん歯を真っ黒にして
食べたようですね。
そちらは柿の産地。
渋柿もたくさん栽培なさってるんでしょうね。
丸森は心のふるさとす。
トマトは廃棄処分される規格外のものを使ってます。
エコの世界を実践しているわけですね。
手間がかかるんでしょうね。
柿渋石鹸は加齢臭をおさえてくれるんだったら
だんなに使わせたいな。
トマトを使ったハンカチは綺麗な色ですね
町おこし頑張ってほしいです。
桑の実懐かしいです、こちらは昔は高野紙という和紙の産地でしたが私の子供の頃は養蚕が盛んになって桑の木がいっぱいありました。和紙用の楮畠が桑畠に代わり今は柿畠に代わってしまって桑の木は見当たりません。
丸森町ブログによく出てきていましたね。
私も桑の実食べた事ないですよ。
柿渋を使って染色した物は、素敵な光沢があるんです。
ハンカチは「トマト」を使って染色綺麗な色ですね。
トマトだと染色するのにたくさんいるんでしょうね。
町おこしいいですね。
斉理屋敷前でしたら八雄館というところです。
ここのお隣の2階でおいしい和食もいただけますよ。
柿渋は佐藤さんがいろいろと活用しているようです。それこそ
ドラえもんのように、ポケットから色々出してきて、自由自在に素材をお料理しているようです。
桑の木がある丸森では収穫期には下に網を置いているようです。そのまま網を手繰り寄せて、桑の実をデザートに活用しているようです。
マダマダ無理しないでくださいね。
桑の実娘が学校帰りにとって食べてました。
今は木が伐採されて住宅地になってしまいましたよ。
丸森町は町おこしに住民が一体となって頑張っている町です。
どこまでも応援したいと思ってますよ。
我が家にも大きな桑の木が3本、ジャムにしたこともありますが、実の落ちる頃には、屋根やデッキが紫色に染まり、ちょっと迷惑をしております。
私の近くの公園でも大きくなった桑の木があり季節には沢山の赤黒くなった実がなりますが、今の若い人達はこれが食べられるなんて見ながら歩く人も殆どみられなくなってしまいました。素朴な甘味は私達には本当に懐かしいですがそんな素材をもっと生かしていけば良いのにと思います。新製品の開発に地元の人達は一生懸命なんですね。
ドラえもん、顔が似ているからと思っていたのですが、
ポケットからいろいろと出てくる。
うんうん、理解いたしました。
丸森は皆さんが一生懸命
なにがなくても応援いたします!
しんこさんの、ジャムも漬物もあるんだね。
宍戸志津子って、名前ででている?(笑)
ポケットには何種類の品物が出てくるんでしょう?
丸森独自のブランド化、みんなで力を合わせ頑張りたいですね。
仙台の地産地消市場は、県内の市町村が週代わりで出店しています。
まるもりに中々来れない方は是非!のぞいて見て下さい。