トマト・トマ・トマト

採れども採れども収穫に追われる日々。
でも、収穫するたびに思うんだけど、、、

野菜の色って、ホント不思議。

赤にピンクに、黄色に、オレンジ色に、紫、緑。
夏野菜の色はとっても華やか。
クレヨンで書いているわけでもなく
絵の具を合わせて書いているわけでもない。
野菜たちが自分たちの力で作っている色なんだよね。
わたしたちどんなに頑張ったって、
こんなきれいな天然色を作り出すこと出来ないよ。
野菜はやっぱりすごいな～


これは、カボチャのようなトマトで「ズッカ」という品種。
ヨーロッパで愛されている本格的調理用トマト。
加熱することで、トマトの酸味が旨みに劇的に変わって
日本で使う昆布や鰹節のように、調味料みたいな感じに使われる。


カボチャ型と行っても、こんな感じに凸凹の多いトマト。
ちょっと不細工といえば不細工だね。(^＿^;) 



まるで柿のようだけど、、、
これは黄色い「桃太郎」トマト
トマトと言えばリコピン（赤い色素）が脚光を浴びているけど
こちらはカロテン（黄色から橙色の色素）が多いタイプね。
酸味は少なく、どちらかというとフルーツのような甘さの
トマト。


収穫したミニトマトは毎日食卓にこうやって置いておくんだけど
あっという間にからになってしまう。
こうやって撮影していても「もう撮影終わった？」
という言葉が飛んできて、
「終わったよ。」の声で
‥‥‥あっという間に家人のお腹の中へ。

そうそう、ちょっと黒ずんでいるのは「グレープトマト」といって
ちょっと見にはブドウにも見えるトマト。皮が薄いから
ぶちゅっと中身が外に飛ぶことがないけど
栽培しているとすぐに破れてしまうのが難。



毎日食べきれないほどのトマトだから、暇を見ては
トマトジャムを作っている。
風味付けにレモングラスやレモンバーベナのハーブも一緒に
煮込んでいるよ。
黄色いトマトジャム、真っ赤なトマトジャムが見えるよね。
そして、１０月になると青いトマトジャムが出来上がる予定。
“青いトマトジャム？”
ちょっと気になった人いるかしら？
青いトマトジャムは、秋に入って温度が下がり、赤くなりきれなかった
青いトマトを使って作るトマトジャム。
普通なら倒して捨てられる運命の青いトマトを収穫して
作るんだよ。
これが、スッキリとした味で、おいしんだよね。

さ～～今からトマトをたんまり入れたキーマカレーで
お客様をお迎えしなくちゃ。

さあ、買い物、買い物！！