いしころとまとの花野果村(はなやかむら)

野菜ソムリエ全国大会金賞受賞料理教室『花野果村キッチンガーデン』主宰 
いしころとまとのベジフルこぼれ話

気仙沼より「海幸彩・極」

2014-01-17 21:56:14 | 食材王国みやぎ

すでにたらはタラ腹食べてしまったのですが、
飛び入りで気仙沼より届いた「「海幸彩・極」を
お先にご紹介したいと思います。

なかなかブログ更新ができないでおりましたが・・・


はい、これは本日から始まったセミナー
「世界に1つのmy七味唐辛子作り」の様子です。

手前に見える黄金色に輝き渡る美しい粉は・・
漢方では「陳皮」といい、体を温めて、消化を促し、自律神経に働きかけて
ストレスを解消してくれる体に優しい薬膳食材でもあります。

買えば高い陳皮ですが、元々は捨ててしまうみかんの皮。
みかんは虫がつきやすく、農薬散布が多くなりがちなので
トレーサビリティがしっかりとしているあいコープさんから
NOワックス、特別栽培で育てられた温州みかんの皮を
生徒さんみなさんに購入して頂き、
お生徒さん自身が細心の注意を払って乾かして頂いた
『手作りの陳皮』です。
他にも自宅でとれた山椒の粉も作っていただいたりと。。。
『世界に1つのmy唐辛子』は只々七味の材料を混ぜるだけでなく、
生徒さん自身が七味の材料から作っている
最高に価値ある七味唐辛子です。


話を戻しまして・・・

野菜ソムリエの仲間Rちゃんが送ってくださった
気仙沼、阿部長商店さんの「海幸彩・極」です。
送ってくださったRちゃんの実家は東日本大震災で全壊。
ご家族のお一人も震災で亡くなってしまったそうですが
今回やっと新しい家に引っ越しすることとなったそうです。



解凍されて、やっと姿を現しました。
手前には、たっぷりのいくらと、かわいい形の
コリコリあわびの姿が見えるかと思います。



こちらには、、、気仙沼名物の高級食材フカヒレと
とろけてしまいそうなうにが沢山載っております。

いくら、あわび、うに、フカヒレの下には
とろとろ子持ちめかぶが姿を現して
海の幸がいっぱいの銘品です。

震災後、宮城の名産が一つ欠け、二つ欠け、
「北海道産」のホヤ、「広島産」の牡蠣という表示を見るにつけ
海の幸に恵まれたこの宮城をどれだけ愛していたか
どれだけ素晴らしい地に住んでいたかということを
心底感じたものですが
やっと1つ戻り、二つ戻りと
地元のものを食べることのできる喜びを

いくらをプチプチと噛んで
うにの豊かな香りに贅沢を感じ
アワビをしこしこ噛み締めて
フカヒレの食感を楽しみながら
じわじわ感じることができました。



「海幸彩・極」が届いた日は
おでんに出汁がじっくりと染みこんでいた日。


練り物が多くなりがちで、野菜不足が気になるおでんに、
たっぷり玉ねぎが入った手作りロールキャベツを
キャベツ半個分追加してね。

ご飯には「海幸彩・極」の子持ちめかぶをたっぷりとかけて
最高に美味しかったですよ。

~~~~~~~~~
今週から来週にかけまして
セミナー開催中のため
コメントを受け付けないような形で投稿しております。
皆さんスルッとご覧になってくださいませ。

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