我想一個人映画美的blog

新作映画レビュー&温泉&ゴシップ+コスメ+旅行記&日記。
blog開設から18年!ありがとうございます✨

亡国のイージス

2005-08-09 20:23:34 | 劇場&試写★6以上
出演者が男ばかりというだけありこれは”男の映画”だ。
潜水艦モノの映画にハズレはない・・と勝手に思ってるんだけど。あ、これは船の話か。
真剣になって観ないとわからなくなるような映画だった。
原作と、イージス鑑とキャストのどれかに興味があればOKだろうけど、内容的にはまあそこそこ楽しめるって程度だった。もともと特に期待もしてなかったんだけど。
それでもキャストがとにかくスゴイし(主役級の役者揃い)見応えはたっぷり。
中井貴一が怖い 安藤政信はセリフがないながらも印象的。
佐藤浩一はいつもと変わらぬ演技。 
真田広之は今回、誰がやってもカッコイイ役で日本版ブルースウィリスというカンジ。
まだいたのかと言われそうな吉田栄ちゃんは相変わらずキャップが似合う。意外とセリフ多かった。
原田芳雄(総理大臣)、もみあげだけ白いのが気になった。
真木蔵人、重要だけどこれだけかい!
寺尾聰、さっさと死なんかい。
重要な役どころの人たちが、撃たれてるのになかなか死なないのには笑っちゃった。
(お約束?ホラー映画のおばけじゃないんだから)
男気映画を貫いてて、マイケルベイの「パールハーバー」みたいに
ヘンにラブストーリーを盛り込んでなくて安心した~
でもあの韓国の女の子、(チェミンソ)の背景は原作を知らない人は(私も)意味不明な部分多し。突然の水中キスもわけわかんないし。(見なかったことにした)
それと、真田広之の手旗信号にはびっくり。(本人必死だけど笑えた)


6(10段階)
退屈でもなければ、とくにわくわくしたりもしない。
ストーリーもびっくりな展開があるわけでもなく、DVDでも十分楽しめる。男気ある男を観たければ必見。

【ストーリー】
海上自衛隊のイージス艦『いそかぜ』の副艦長宮津弘隆二等海佐(寺尾聰)は、東京湾沖で訓練航海中に某国対日工作員のヨンファ(中井貴一)と共謀し、『いそかぜ』を乗っ取った。乗組員を強制退艦させ、日本政府に宣言をする。
彼らの手にはわずか1リットルで東京を壊滅させる事が出来る特殊兵器『GUSOH(グソー)』があり、日本政府に対し、彼らが出した要求が飲めない場合都心にミサイルを撃ち込むという。
防衛庁情報局の渥美大輔(佐藤浩一)らが事態解決に乗り出すが、最新鋭の防空システムを持つ『いそかぜ』の前になす術が無かった。
そんな中、艦の構造を誰よりも知る先任伍長の仙石恒史(真田広之)は、『いそかぜ』を取り戻すべく1人艦へと引き返す。謎めいた乗組員、如月行一等海士(勝地涼)はテロリストの一味なのかそれとも? 政府が「いそかぜ」の爆撃を決めタイムリミットが迫る中、仙石はヨンファたちと死闘を繰り広げる。

◆スタッフ

* 監督:阪本順治
* 原作:福井晴敏
* 脚本:長谷川康夫
* 撮影:笠松則通
* 美術:原田満生
* 音楽:トレヴァー・ジョーンズ
* 録音:橋本文雄

◆キャスト

* 真田広之* 寺尾聰* 佐藤浩市* 中井貴一
* 勝地涼* チェ・ミンソ* 吉田栄作* 谷原章介
* 豊原功補* 光石研* 森岡龍* 中沢青六* 中村育二
* 橋爪淳* 安藤政信* 真木蔵人* 松岡俊介* 池内万作
* 矢島健一* 佐々木勝彦* 天田俊明* 鹿内孝
* 平泉成* 岸部一徳* 原田美枝子 * 原田芳雄

原作者 福井晴敏さんインタビュー

亡国のイージス 公式サイト

人気blogランキングへ読んでくれてありがとう~up中です