我想一個人映画美的blog

新作映画レビュー&温泉&ゴシップ+コスメ+旅行記&日記。
blog開設から18年!ありがとうございます✨

血と骨

2005-08-24 09:31:47 |  DVD,CS,Netfilix,機内鑑賞
ううう・・・。(泣き声ではない)たけしの映画、観たの「バトルロワイヤル」とコレ「血と骨」のたった2度。
あ、たけし映画じゃなく、正しくは"たけし主演の映画"
これを面白いと言っていいのかわからないけど、引き込まれてなかなか面白かった。

たけしが怖いっていうのは、最初から知ってて覚悟してたせいか?そんなに怖くなかった。
昔の父親って、今と違って超コワかったとよく言うじゃない?
ちゃぶ台ひっくり返して、「俺の言うことがきけねぇってか!?」と暴れたりするような。
まさにそんな父親をたけしが・・・いや、そんな"フツー"な父親じゃない。
もう、ひとことで言うと狂犬たけし家族を、殴る蹴るは当たり前、家も破壊し暴れ邦題、ウジ虫付きの豚肉を食べ、ごうつくばりでお金に執着し、まるで動物のように女をやりたい邦題扱い(sexではなく、ほとんど強姦)、人間以下の生き物。

それにしても、何であんなにまで凶暴な人格なんだろう。その背景が、原作では描かれているのかな?でもきっと、読んでいない方が楽しめるのかも。

たけしの演技がもちろん見物だけど、意外と優しい顔だし,たまにTVでみてる顔だからなのか、そーんなに「怖い」ってカンジはしなかった。
あまりの暴力オヤジっぷりに段々笑えたり。(笑うとこじゃないけど)

けどやっぱりこんな人間、狂ってるよ・・・。


たけしの気狂いぶりが観たい方にはおすすめ。
濱田マリが、mig的には一番よかったかな。


              
ストーリー
血は母より、骨は父より受継ぐ。金俊平の壮絶な人生。 
 
1923年、一旗上げることを夢みて祖国を後にし、済州島から大阪に渡ってきた金俊平。腕のいい蒲鉾職人であった俊平は、やがて自分の蒲鉾工場を立ち上げ成功する。しかし金銭へのあくなき執着から、やがて高利貸しへと転じる。その並外れた凶暴さと強欲さは、家族や周囲の人間たちも巻き込み、数奇な運命へと導いていく……。 原作は実在の父親がモデルという、梁石日の山本周五郎賞受賞作。“凶暴”を独自の色香でみせるビートたけしが熱演。また、当時の大阪・朝鮮人集落を再現したセット、工場、看板、小道具などの徹底的なこだわりは圧巻。

監督:崔洋一
原作:梁石日(「血と骨」幻冬舎文庫刊)
脚本:崔洋一、鄭義信
撮影:浜田毅
美術:磯見俊裕
照明:屋齋
録音:武進
編集:奥原好幸


CAST *ビートたけし
*新井浩文 *田畑智子
*オダギリジョー *松重豊 *中村優子
*唯野未歩子 *濱田マリ *柏原収史
*塩見三省 *北村一輝 *國村隼
*鈴木京香

「この男、凶暴につき2004」?

人気blogランキングへ←please click(一日1回で
いつも読んでくれてありがとうtop20へじわじわ