目覚めたらバスルーム...の「ソウ」じゃないけど、目覚めたら土の中!
主演のライアン・レイノルズの一人芝居
ロンドンで、まだ~むと一緒に観た映画2本目。
ロンドンを発つ前日、大雨だったし 二人とも気になってたこちらを観ることに。
サンダンス映画祭で上映され、日本でも来月6日公開が決定
(よくこんな地味なのが公開決まったな~GAGA配給)
※日本字幕付きを試写にて鑑賞したので追記。
地中の棺に閉じ込められた男の脱出劇がほぼ全編暗闇の中で描かれる異色シチュエーション・スリラー。
原題はBURIEDで、埋葬される。そのまんまだけど邦題では時間の方に重きを置いてる。
これ、ホラー映画じゃないけど 閉所恐怖症の人にはかなり息苦しくて恐怖でしょう。
同じようなシチュエーションだと、タラちゃんの「キルビル2」でユマ・サーマンが手足縛られた上、棺に入れられ、、、、っていうのがあったけど。
こちらさらにシリアスで、異国でのテロで巻き添えによる拉致監禁。
イラク“復興支援”のため傭われたアメリカ人のトラック運転手ポールは、仲間たちと移動中テロリストたちに襲わる。
監督は新鋭監督ロドリゴ・コルテス。
イラクでトラック運転手として働くアメリカ人ポールは、ある日突然何者かに襲われ、気づくと地中深くに埋められた棺の中にいた。
手元にあるのは携帯電話、ライター、ナイフ、ペン、酒、そして残り90分の酸素のみ。
タイムリミットが迫るなか、ポールは必死に脱出を試みるが…
5/10(56点)
ネタばれあり感想
みての通り、すっごい低予算映画。
お墓と小道具くらいしか出てこないし、キャストだって、、、声だけの出演&チラッと携帯画面で出る人と
ほとんどが砂まみれで熱演した主演のライアン・レイノルズのギャラくらいじゃない??
とにかく終始、棺の中。だから画像も同じ感じでつまんないね
でも、充電切れ間近の誰かの携帯電話、オイルの尽きかけたライター、ナイフ、ペン、酒。
アイテムが一緒に入ってるから、一応外と話はできるし懐中電灯も使える。
時間は観てる時間と同じくらいの感覚で進む。
実際は、こんなの観てるだけでスゴイ緊迫感!なはずなんだけど
動きがなく展開もほとんどないから 暗くてずっとそれを観続けるには忍耐もある程度必要?
眠気が襲って来て ところどころ寝ちゃった。
さすがにラスト近くはどうにかなるんだろうと観てたら
あっけなく箱の中のままエンドロールにびっくり。 あっけ。
90分という短い時間で良かった~(笑)
追記☆
字幕ありで、寝ちゃったところを再びちゃんと観てきた。
つまらない映画ではないんだけど、テロリストが仕掛けて電話をかけてくる。
リアルさも感じられるけど、あんなところにいきなり毒蛇出現とか、自分の指を切る所を携帯の動画に撮って送れとか
やっとアメリカに電話がつながって助けを求めるも、たらいまわしになるとか
充電なくなりそうとか、考えられるアクシデントをどんどんしかけてくるのはいいけど
途中画面真っ暗になったりどうしても90分と長編にしては短いとは言え中だるみしちゃう。
長めの短編として30~40分とかくらいでやってくれたら面白かったかも。
あの救いようのないオチは、助かってしまえばこの映画のイミがなかったと思うから
テロに巻き添えになった一人の男を描いた作品としてみたら、あまりなかったタイプの映画で良かった。
楽しめたかどうかはまた別問題だけど(笑)
観たあとの印象は面白かった!とはとても思えなかったんだけど
シチェーションスリラーファンには一応、オススメ。
地味すぎるしハッピーエンド好きな日本ではヒット難しい気がする。
ライアン・レイノルズファンは言われなくても観るでしょうけど必見です☆
公式サイト
BURIED 2009年 スペイン 95min
11月6日 渋谷シネセゾンほかで全国ロードショー
新鋭ロドリゴ・コルテス監督の次回作は、キリアン・マーフィーに決定!!
ロバート・デ・ニーロとシガニー・ウィーバー共演。
「レッド・ライツ(Red Lights)」
超常現象の研究にあたっていた心理学者が、その過程で世界的なサイキック(霊能者)の調査に乗り出すというサイコスリラーで、
シガーニーが心理学者を、デ・ニーロがサイキックを演じる。
2011年2月クランクイン予定。
そうそう、この映画を観る前に時間があって たまたま隣のシアタールームに自由に出入り出来るタイプの劇場で
ちょうどこれからベン・アフレックが監督で話題の「ザ・タウン」が始まったので
前半の40分観る事が出来ていいところまで観たの、最初から面白かった!早く観たいな~。
日本では東京国際映画祭クロージング上映、来年2月5日~公開。
追記☆ 東京国際映画祭にて鑑賞ザ・タウン
一喜一憂したくないけどやっぱり気になる
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