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ブルーバレンタイン /BLUE VALENTINE

2011-04-26 10:50:16 | 劇場&試写★6以上


 

 

WARNINGラブラブ進行形カップルは決してデートで観ないように

 

 

ライアン・ゴズリング&ミシェル・ウィリアムズ主演ってことしか前知識無く、まったくどういう話なのかも知らず鑑賞。

ライアンはいつも素晴らしい演技を見せるので注目

カンヌ映画祭ある視点出品、サンダンス映画祭でグランプリ。

ゴールデン・グローブ賞では主演の二人ともノミネート。

 

男女の出逢い。

初めはなにもかもが新鮮。

ちょっとした会話、一緒にする食事、キス、、、、

何年も一緒にいることで 二人の関係、空気に変化が訪れてくる、、、、

 

ハッピーエンドではないし、何か衝撃的でドラマティックな事件が起きるわけでもない。

ただ、あるカップルの出逢いと、一緒になってから次第に訪れる倦怠期と失望。

二人の気持ちの変わりゆく感情が、暗く静かにゆっくりと描かれる。

サンドラ・ブロック共演の「完全犯罪クラブ」(懐かしい)や、

ステイ」「きみに読む物語」「ラースと、その彼女」などでその演技力はお墨付き。

本作ではめっちゃ上手い歌も披露 彼女の前で弾語るシーン、素敵

 

過去シーンではいつものライアンだけど、現在のシーンでは禿あがっちゃってて

将来はこうなっちゃうのか、、、というくらいフツウのオッサン?に見えるのがやけにリアル。

 

故ヒース・レジャーとの間の1児の娘、マチルダちゃんがいて、

スパイク・ジョーンズ監督ともその後付き合って破局、とプライベートでも何かと恋愛が話題にあがる

ミシェル・ウィリアムズ。

いつの間にかこんなセクシー路線女優??(言葉はちょっと違うケド)ってくらい今回も脱いでいる。

普通っぽいのに可愛らしいところが男性ウケ良さそうな。

 

 

監督は本作が初監督作のデレク・シアンフランス。

20歳の頃経験した両親の離婚に衝撃を受けて、終わってしまう愛についてのこの作品を12年かけ準備。

 

 

二人は役作りの為にどっちがより太れるか、競争したんだとか。

ミシェルが約7キロライアンが約6キロ増量し、僅差でミシェルの勝利! 

毎食後のアイスクリームと、空腹のたび食べていたアボカドのサンドイッチが効いたらしい。

(恐るべしアイスの効果)

 

7/10(70点)

 

 

 

高校を中退し、ニューヨークの引っ越し屋で働いていたディーンは、大学で薬学を学ぶシンディと出会う。
若い二人は急激に愛し合うようになり結婚を急ぐが、数年後、夫婦生活に陰りが見え始める。
安定していない塗装職のディーンと、看護婦として病院で働くシンディ。彼女を心から愛しているディーンは、なんとか夫婦関係を修復しようとする。

 

 

 

最初から映像も暗いし、実は最初の20分くらいが眠くなってどうしようかと思ったんだけど、次第に惹き込まれていった。

出逢いと別れを描く純愛ラブストーリーだと思ってたんだけどそうではなく、

誰もが経験する、男女の出逢いと別れを 過去の映像と現在を交差させながら見せる。

そうすることで 昔はこうだったというのがbefore →afterのように失われゆく感情が伝わってくる、、、。

編集と映像のセンスもなかなか秀逸。

 

 

祖母の介護に行っていたケアハウスで偶然知り合った二人。次第に親しくなっていく。

学校では何となくつきあってsexしてしまった男との間にこどもが出来てしまう。

中絶を決心するも、手術をはじめたところで自分には出来ないとなり

自分との子じゃないと知った上で 「家族になろう」と言ってくれたディーン。

 

その数年後、、、、

最も幸福だった時を思い出し、夫婦の関係を修復するために、あと一夜努力しようと決意し一夜を過ごす。

 

夫のディーンが妻に対する態度は、暴力夫というわけでもないしアル中の描写もあるわけでもない、

一応愛をもって接してくれる。子供だってちゃんと可愛がってくれている。なのに妻、シンディがどうしてそこまで嫌がるのか初めはわからなかったけど、、、

 

才能ある歌や絵もやらず壁塗りの仕事で満足し、酒を飲み

ある日仕事先にまで来て、、、、。

もうすべてがうんざり、愛もないし続けていけない。

 

当初は輝いてたはずの気持ち、二人の愛が消えちゃうのは自然におきてしまうことでどうしようもないけど哀しい。

愛は一生のものでもないし、結婚の誓いのことば「汝○○は、この女(男) ○○を妻/夫とし、良き時も悪き時も、

富める時も貧しき時も、病める時も健やかなる時も、共に歩み、他の者に依らず、

死が二人を分かつまで、愛を誓い、妻/夫を想い、妻/夫のみに添うことを、神聖なる婚姻の契約のもとに、誓いますか?」

と宣言し合うけれど

そんな誓いは 絶対ではない。

 

ひとつの愛を継続し続けることは難しい。

でも、永遠の愛があるって、信じていたい。

 

楽しかった想い出がいくら美しく蘇ってきても、あの頃のようにはいかなくなってしまう

そんな、ひとつの哀しい男女の恋愛を描いたちょっと珍しいラブストーリー。

 

ラブラブカップルもだけど、これから結婚しようという人が観たら 

大恋愛の行く末、現実にちょっと打ちのめされてナーバスになってしまうこと必至なので要注意

 

ラストの花火にかぶるふたりの映像が印象的で素敵な映像だった

 

 公式サイト

BLUE VALENTINE     2010年   アメリカ   112min

4月23日より、公開中~

 

 

2010/12 NYプレミア

 

 

 

ライアン待機中作品は日本未公開含め数本!

The Gangster Squad  2013

   Logan's Run         2012     
  
  The Ides of March   2011
 
  Crazy, Stupid, Love.  2011
 
  Drive                        2011
 キルスティン・ダンスト共演 2010   All Good Things

ミシェル、次回作は

マリリン・モンローの伝記映画「マイ・ウイーク・ウィズ・マリリン/My Week with Marilyn」ほか。

ミシェル          マリリン

 

最初は えー、だったけどなるほど似てるかも。

ローレンス・オリヴィエの主演/監督作品『王子と踊子』に出演していた当時の状況を描いた作品で共演はエマ・ワトソンほか。

MMファンとしてはかなり楽しみ

 

 

 

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