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ミッドナイト・ミート・トレイン<未>(2008) / THE MIDNIGHT MEAT TRAIN

2011-07-01 15:53:25 |  DVD,CS,Netfilix,機内鑑賞

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「真夜中の人肉列車」…

7月最初の記事がこんなホラーでゴメンナサイ

今月はいつにも増してホラーをいっぱい観ていきたいなと。

で、こちら。

「ヘルレイザー」などのクライヴ・バーカーの小説を映画化、北村龍平監督ハリウッドデビュー第一弾

クライヴが関わったことと、北村龍平の意見が合わないとかでなかなか進行しなかった映画、

2008年難航の末ギリギリ全米で劇場公開、今年3月 DVDスルーで日本上陸


主演は、「ハングオーバー」の続編が今日から公開、ここ近年勢いにノってるブラッドリー・クーパー

 

 

気になってたんだけどたまたまホラーコーナーで入荷見つけてやっと観る事が出来た

ほんとはアスミックエースさん配給で公開決まっていたんだとか。

海外では「ソウ」シリーズのLIONSGATE

面白かったから劇場(シアターNかヒューマントラスト)でもイケたと思うけど。

 

 

よせばいいのに首つっこんじゃったせいで自ら巻き込まれていくハメになる

うだつの上がらないフリーカメラマン、レオン。

 

プロポーズ待ち状態のウェイトレスの彼女と平穏に暮らすはずが、、、、

いつまでもうだつの上がらない彼にしびれを切らし、

友人のつてで、カリスマアートディレクターを紹介してもらう。

懐かしのブルック・シールズがその人。魔性フェロモンというか、男を狙う悪女みたいで怖い。

 

ある日、アジア人の女の子が黒人たちに襲われそうになっている場面に出くわし

その時撮った写真だけが評価される。

あと2、3枚そんな衝撃写真が撮れればグループ個展で出してやっても良いと言う。

 

夜中に出て行かないで、という恋人の心配もよそに

 

深夜街での写真ネタ探しを続けるレオン。

そんな中、助けた女性がそのあとすぐに何者かによって殺されたと知り

自分の写真からあるヒントを見つけた彼は、

深夜怪しい男の後をつけることに、、、、、

 

この一見冷静沈着、潔癖性に見える殺人鬼マホガニー。

「X-MEN」「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」のヴィニー・ジョーンズだから怖い

いや犯人探しではないし、すぐ分かるから問題ナシ。


かくして、地下鉄車内ブッチャーVSイケメンカメラマンの戦いの火蓋は落とされた

 

 

 

7/10(75点)

 

ネタバレあり

原作は未読だけどなかなか巧い出来でした~

NYやLAの地下鉄って薄暗いのもあって夜中ひとけが少ないと本当怖いから

よくホラーの舞台に使われて何本か観てるけど(全部B級ホラー)

これはクライヴ・バーガー原作だけあって、面白い部類に入る1本。

(撮影はLAの地下鉄で行われた)

 

血みどろはあたりまえ、首はねシーンあるわ目玉はややスローで飛び出すわ、(写真もあったけど自粛)人間はハダカにされ解体されたり

逆さ吊りでまるで動物のように逆さにされるというスプラッター。

でも監督自身遊んでるのが伺える マンガみたいなノリで、

犯人は怖いけど、ストーリー的にはホラーとしての恐怖が描かれた感じではあまりない。

そんなことで興奮したりして歓喜するわたしじゃもちろんないけど

全体的に青緑のダークな映像は、NYの独特な暗い雰囲気をよく現してる。

コメディ、アクション、ラブコメのイメージ強いブラッドリー・クーパーだけど、

ケース39」でも思ったけど、意外とホラーがお似合いのイイ男

取り憑かれたように男を追うレオン。

ついに男の働く精肉工場を突き止めなんとか入り込み、そこでも激写

 

人肉ハンマーと細かい工具が武器のマホガニー、冷静すぎて怖すぎる

 

ただの惨殺だけでは終わらず、何かの使命感でやってるという理由が次第に明らかになっていく後半。

彼女が無謀にも殺人鬼マホガニーの住むホテルへ友達と忍び込み、そこへ早々に戻ってきた犯人に、、、、!!

 

レオンの方は、深夜の車両で待ち伏せ。

車線変更して行き着く先は?

このカップルは生き残れるか!?

 

主人公だけはさすがにどうにかして生き残るのが普通のホラー。

本作でも 殺人鬼はくたばり、選ばれしものとして男の仕事を引き継ぐ運命に。

グルだった警察。人肉調達にわざわざ地下鉄を使って異世界へー。

都会に出てって人を襲った方が楽な気もするけど何か理由でもあるのかは明かされない(笑)

 

たまにあるパターンの結末だけどこうくるのか、という

最終的には死にはしないけどバッドエンディング。

大抵友達などは真っ先に殺られちゃうのは想像通り、

普通はそのあと想像させて終わって、殺されシーンまで出さないけど、

ご丁寧に逆さにされてその姿みてしまうっていう所まできっちり描くご親切さ!うぎゃ。

誘拐された人々はブッチャーによってメッタ斬りのバラバラにされて エサになる。

地下鉄で運んだ先には何百年と生きてるゾンビ?もしくは謎の生命体たちが。 周りは骨の山。

ギリギリまで頑張ったのにあっさり殺されてしまう彼女、無念!

 

結局選ばれしもの=殺人ブッチャーはその栄誉な仕事をする運命を断れもせず、

勝手に口が聞けない状態、舌をひっこ抜かれるのだ

さぁ明日からこのお仕事、はりきっていこー!

 

久しぶりに 観ながら「あっ!」とか「あぶない!」(笑)みたいな声を上げてしまう映画でした

また観たいってほどではないけど、ブラッドリーがカッコいいしホラーとして十分合格点。

 

ホステル」とか地下鉄系ホラー?の「レイジ 34フン」、都市系ホラーなどが好きな人にはおすすめ

ブラッドリーファンも、グロいの我慢してぜひどうぞ

 

 amazon DVD   YouTube Trailer

THE MIDNIGHT MEAT TRAIN    2008年    アメリカ  100min

劇場未公開 DVDレンタルandセル中~ 

 

 

 

 

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