我想一個人映画美的blog

新作映画レビュー&温泉&ゴシップ+コスメ+旅行記&日記。
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Get Him to the Greek / 伝説のロックスター再生計画!

2010-11-10 16:36:10 | Recommend Movie

 

 

 

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「寝取られ男のラブ♂バカンス」に出てきた女たらしロックミュージシャン、

アルダス・スノーのスピンオフ作品!

主演は、先日ケイティ・ペリーと結婚したばかりのラッセル・ブランド♪





全米、ヨーロッパで今年6月に公開されて初登場2位

ロッテントマトでは73%の支持率、同じ週に公開されたアシュトンとキャサリン・ハイグル共演のスパイコメディ(日本では12月公開)
「キラーズ」(「キス&キル」)を軽く押さえて2位の興行成績を記録。
あちらではもうDVDになってるけど、日本公開はやっぱり未定。(悲)

ノルウェーからの機内で吹替えで鑑賞
今回の旅行、行きと帰りで月をまたいだので、機内で観られる映画もチェンジして2倍、ラッキーでした

監督・製作・脚本は「寝取られ男のラブ♂バカンス」のニコラス・ストーラー。
プロデューサーは「40歳の童貞男」や「無ケーカクの命中男」で全米を席巻した、

お下品コメディお得意、ジャド・アパトウ

ちなみに2009年のアダム主演「Funny people」も劇場未公開。(追記、7/4DVDスルーでリリース)


「寝とられ男~」もまあまあ楽しめたけどよりこちらの方が断然面白い♪
下品でお馬鹿なシーンもこの監督だからあるけど、
音楽への情熱、友情も丁寧に描き、しっかりつくってあるコメディ


原題は、グリーク(ギリシャ)に連れてけ、じゃなくて 「L.A グリークシアターで彼を捕まえろ!!」
あいつをロスのグリークシアターにひっぱってけ!みたいな感じかな。



英国の野獣系ロック・スター、アルダス・スノーはアフリカ問題を歌にした「アフリカン・チャイルド」をリリースしたが、曲もミュージックビデオも酷いもの。
「これはアフリカで起きたアパルトヘイト以来の最悪なもの」と評されるほど。
このシングルはスノーのキャリアを滅ぼすものとなり、その結果酒と薬に溺れ、彼のガールフレンド・ジャッキーQとその息子は彼の元を去っていった。

一方、LAに住むアーロン・グリーンは大学卒業したてのレコード会社で働く新人。
音楽業界不況の今を打開するアイディアを求められていた。
彼は大ファンであるアルダス・スノーの10周年記念コンサートをLAのグリークシアターで行うことを提案する。
そのアイディアを買われたグリーンは、スノーをロンドンからLAのコンサート会場へと無事送り届ける大役を任されることに。
しかしすっかり酒と薬、パーティ三昧な堕落した日々を送るスノーを開催までに送り届けるのは至難の業だ!!





8/10(81点)



ロックオタクな音楽業界研修生とお下品ロックミュージシャン、男ふたりの珍道中


いやこういうくだらないけど、ちゃんとした映画って大好物
以前から、アダムのコメディとかにも出演してるアルダス・スノー役のラッセル・ブランドがとにかくサイコー
まず、この人ありき。
この人、もとはイギリスのコメディアン俳優なだけにパフォーマンスやらせたら天下一品、
私生活でも女好き&ドラッグとアルコール中毒。と、ほとんど地でいってる




そして、この人も♪


見た目は普段から二重あごのおデブで、ロックオタクな音楽事務所に勤めるアーロンに、ジョナ・ヒル。    
「スーパーバット 童貞ボーイズ」でも主演。一途で一生懸命な男がぴったり
「寝とられ男~」の方では、ホテルのウェイターで、音楽デビューしたくてアルダス・スノーにカセットを渡したりしてました 
本作では違うキャラで準主演に抜擢。(笑)




この全くタイプ全く逆、かみ合あわないどうみたって凸凹な二人のやりとりが楽しい~♪


ラッセル・ブランドってキモイんだけど、カッコイイ!
いやほんとどこかカッコイイの、



この映画を観れば、魅力わかります
え?別に分かりたくない?



アーロンのいつもキレまくってる上司にはPディディこと、Sean Combs(いつの間に改名?)
がかなりいい味★




「ハリポタ」のこの子まで本人役でカメオでチラッと。

他にもクリスティーナ・アギレラ、ピンクなど音楽界からのカメオも豪華!
ラッセルの妻、ケイティ・ペリーも登場するはずが、結婚しちゃったんでそのシーンはお蔵入り。ザンネン。

他にも2008年にノーベル経済学賞を受賞したことで知られる、ポール・クルーグマン教授がカメオとか、顔見たって知らないって。


そんなに珍しいアイディアとか、ストーリーではないんだけどちょこちょこと笑える。
とにかくくだらないけど、
主役のミュージシャン、アルダスがものすごい女にも時間にもルーズでだらしないしわがままで
アーロンは絶えず振り回されってぱなしなんだけど、
音楽を愛するファンのためなら一念発起、その情熱を爆発させるってとこがグッとくる。


共通点もなかった二人に、ある日芽生えた友情



一応馬鹿コメディだけど、ロック映画としての側面もきっちりしてて、起用の音楽もイイ
劇中のアホなプロモビデオも実によく出来てて楽しい♪
イギリスのロックスターでラッセルのダチ、カール・バラーに、元、パルプのジャーヴィス・コッカーが参加!
余談だけどカール・バラ—はソロで今年9月新宿タワレコでイベントしたのね

アルダス・スノーのオリジナル曲はそういうわけで、ハイ・クオリティ。
視聴)iTunes Preview 欲しいな♪





お馬鹿コメディファン、ロック映画ファン「寝とられ男のラブバカンス」を楽しめた人にはオススメ!
劇場公開なくてもDVDでは出るはず。また観たいな~。
というか、廉価版だったら欲しい





officialsite

Get Him to the Greek 2010年  アメリカ    109min

劇場公開未定

YouTube トレイラー


追記★やっとDVD決定!「伝説のロックスター再生計画!」

なんていう邦題で8/3DVDリリース やっぱり劇場公開はならず。

もう一度観るゾ~♪








妻、ケイティ・ペリーと



ロンドンタワーでこんなイベントまで





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マチェーテ/Machete

2010-11-09 11:00:09 | 劇場&試写★6以上

ヤツの名は、マチェーテ泣く子も黙るその形相、メールはしない!でもやれば出来る子!!
タランティーノと組んだロバート・ロドリゲスのB級映画へのオマージュ映画「グラインドハウス」の中で
フェイク予告編として登場したものを、ロドリゲスとイーサン・マニキスが映画化!



ロドリゲス節炸裂

のっけから、頭は飛ぶわ、バンバン人死ぬわで過激なバイオレンスアクション
相変わらずすごいことになってる

親友、タランティーノは製作で参加。今回は出演はナシ。

マチェーテにはもちろん、この方!ダニー・トレホ !タフで不死身、メキシコ連邦捜査官

ロドリゲス作品にも常連、実はほんとの従兄弟。
「スパイキッズ」や「ハロウィン」ほかにも出演。


ロバート・デ・ニーロ=移民嫌いの上院議員

かなりオイシイ。 ただのオッサン的な?やらしくてセコい上院議員がイイ
いつみても「デニーロ」って顔に書いてあるから大物はすごい


ジェシカ・アルバ=移民捜査官
ロドリゲスの「シンシティ」で既に起用済み☆タフでキュートなジェシカちゃんもいいね


ジェフ・フェイヒー=ブース この人「プラネットテラー」もだけど「LOST」にも出てます


リンジー・ローハン=その娘 エイプリル。 

ゴシップでもお騒がせリンジー、久しぶりに映画復帰。ヌードになって、ブロンドのエロ娘が超ハマってる。


ミシェル・ロドリゲス 「LOST」にも出てます

いつみても同じようなタフなキャラだけど、男性からの支持は熱い☆


スティーヴン・セガール=麻薬王 
セガールはセガール


他にも予告篇同様、神父の兄にチーチ・マリン、この方も「LOST」に出てる

ドン・ジョンソンも出演。


超B級ラテンバイオレンス映画! マチェーテ


辣腕なメキシコ連邦捜査官マチェーテは、麻薬王トーレスの逮捕を目指していたが、
彼と繋がっていた署長の裏切りで、部下と自分の妻、娘までもが惨殺される。
マチェーテは足を切り裂かれ、倒れたまま建物に火をつけられてしまう…。
それから3年後、米国テキサス州の町で、マチェーテは生きていた。
一市民として暮らしていた彼だったがある日、謎の男ブースに米上院議員マクラフリンの暗殺を依頼される。
だが、それは秘書であったブースの仕組んだ罠で、マチェーテは暗殺犯として追われる身に。
その影には麻薬王トーレスがいた——。




7/10(77点)


観賞後、家帰ってから「プラネットテラー」のDVDで
その「マチェーテ」フェイク予告篇を確認したら、ちゃんとしっかり同じシーンがいっぱいで余計に楽しい

この作品を楽しむコツ、ノレるかどうかは 相変わらずのロドリゲスの遊び、ブラックジョークを楽しめるかでも違ってくるかな。
マチェーテは「人間の腸は身長の10倍以上ある」と聞いたマチェーテ、その直後
追手から逃れる際に、腸をロープ代わりにして脱出とかかなり悪趣味だけど(笑)

「タクシードライバー」のデニーロがタクシー運転しちゃったり、ジェシカ・アルバとマチェーテのやりとりも
笑えるシーン多し。

ちょこちょこと笑えちゃうアクション。

そんな中にも、背景にはメキシコを舞台にした、ラテン・アメリカ人のマチェーテが主役で不法移民問題にも触れてる。
「グラインドハウス」の時にかかる予告篇だったこともあって、フィルムに傷を付けたりして二人が目指した、
当時のB級ムービー、エロでバイオレンスの流れは一緒。



字幕も良くて、「インディアンウソつかない」的なセリフ、
「マチェーテ、メールしない」、「マチェーテ、やれば出来る」なんてとくに笑えた~
そして何故か美女にモテるマチェーテ。顔は二の次?やっぱり強い男は魅力的ね


毎回豪華なキャストも楽しみのひとつ。
前回も「プラネットテラー」にはブルース様やタラちゃん、そして「LOST」のサイードが出てたけど
上記にも書いた通りロドリゲス映画の「LOST」キャスト率高いな~
今度ソーヤー(ジョシュ・ホロウェイ)とかハーリー(ホルヘ・ガルシア)出してくれないかな


過激な映画が苦手な人にはオススメ出来ないけど、小ネタ多めの面白さ満載
さすがロドリゲス期待を裏切らない!
続編、いつかやってくれるかな。コレのだったら観たいな~







公式サイト
Machete     2010年   アメリカ   105min
11月6日より、公開中~





LAプレミアにて。
以前ゴシップにも載せたのでちょっと

ダニー・トレホが意外と小柄






ロドリゲス同士、お似合いすぎる~。 
奥さんローズ・マッゴーワン妬かないかな





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クレイジーズ/THE CRAZIES

2010-11-08 14:18:18 | 劇場&試写★4 以下

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細菌兵器の恐怖を描いた感染系パニックムービーの先がけ、ゾンビ映画の巨匠、ジョージ・A・ロメロ「ザ・クレイジーズ (1973)」のリメイク。


これってずっとビデオ(DVD)が廃盤になってて去年あたりたしかやっとDVDが5000円で出たマニアックな1作。
ガスマスクした怖いジャケットに昔から見覚えが。 

ロメロのゾンビものはもちろん、ほとんど全部観てるけど、
これは観ずにいきなり購入もなぁって思ってまだ未見でした。
(昨日確認したら渋谷ツタヤには現在、古いビデオ1本のみ在庫あり。だけどもちろんこの時期誰か借りてて借りられず)



ロメロ版(1973年 オリジナル)「ザ・クレイジーズ 細菌兵器の恐怖」
gooより
妻を殺害し、二人の子どももろとも我が家に火を放つ男。それが事件の始まりだった。
消防士のデヴィッドは同僚のクランクと共に火災現場へ急行し、デヴィッドの恋人ジュディもまた勤務先の病院に向かう。そこには白装束の一団と軍人たちがいた。
伝染病が発生したと知らされたジュディは、それが化学防護服に身を包んだ兵士たちであることを知る。身重のジュディを気遣った医師は一握りの注射を持たせジュディを逃がすが、
その間にも病気に罹り理性を失ったと思われる人間たちの小競り合いが起きていた。
デヴィッド、クランクと合流したジュディはボルマン父娘と共に、封鎖されようとしている街からの脱出を図るが、
すでに軍隊は街中に進行し住民たちの鎮圧・隔離を行っている。
はたしてこれは単なる伝染病なのか?逃走を続けるデヴィッドたちの前では、明らかに“何か”によって狂っていく人々の血まみれの戦いが繰り広げられていた……。

古臭い感じがいい。



2010年版 「クレイジーズ」
アメリカの地方都市エヴァンズ・シティ。
ある夜、一人の男が妻を殺害し家に放火するという事件が起こる。
そして続々とやって来る防菌服に身を固めた兵士達。
元陸軍特殊部隊で消防士のデビッドは、妻のジュディや親友のクランク達を連れて脱出しようとするが、人間を発狂させ死に至らしめる細菌兵器「トリキシー」が漏洩した町は
軍隊によって封鎖されていた……。



ティモシー・オリファント、ラダ・ミッチェル、ダニエル・パナベイカー、ジョー・アンダーソン。


監督に「サハラ 死の砂漠を脱出せよ」のブレック・アイズナー。
ロメロも製作総指揮として参加!
ってことは公認?!おかしいなぁ~それなのにこんなの?

と思ってたらありました、このリメイクの出来に関してのコメント
「ベトナム戦争へのいら立ちも込められていた映画なのに、ただのSFホラー映画みたいになってしまった」
「リメイクをした監督たちは良い仕事をしていると思う、ただ、僕が制作するような映画とは違うというだけなんだ」
とも加えてる。


鑑賞後思った印象は全くその通りで、そりゃあ突然狂ってしまった人間に襲われるのは怖いに決まってる。

ロメロの言うのも、ごもっともで、オリジナルで最大の監督のメッセージ性を活かさず
あくまでも原案だけベースにしたリメイクだったら、話題性のために利用してるだけみたい。
本当にリスペクトしていてどうしてもその映画のリメイクを作りたいとかでなければ
いきなりこんなロメロの古い映画ひっぱり出して今になってリメイクすることなんてないのに
って思うけど。
ネタがないから何でも持ち出されるのね。


その肝心なオリジナルまだ観てないので比較出来てないし言う権利もないかな、(笑)
どうやらラストの方もちょっと変えてあるようで、忠実ではないみたい。



秩序を失い、人間性が消失し、殺人鬼達に支配された町。
なんとか生き延びた4人は、クレイジーになってしまった奴らの襲撃を逃れ
なんとか生存の道を見つけようとする!



感染の恐怖のリアルさを追求したっていうだけあって
映像なんかはわりとちゃんとしてて、グロいし特殊メイクも不気味度高し。
感染後、バケモノみたいな風貌に変わるわけではなく、外見は普通の人のままのところがかえって恐怖を煽る?




やってることは単なる感染パニックムービーで 相変わらずハリウッドもののご都合主義的な部分が拭えず。
何でそんなうまいこと、この夫婦だけ残ってるのよ~とか。
そういうとこがよくあるパターンすぎでつまらない。
ドン!とか、バン!とか音で脅かすってシーンが多いのもありきたり、実際には全然怖くないという単なる脅かし。でも 怖いのが苦手な人にとっては楽しめるかも。
キャストもなんだか、主演のラダ・ミッチェルとか、あまりパッとしない。

あんまり言いたい事もないなー。レビューに力入りません(笑)
というわけで、観ても観なくてもいいようなリメイクでした。

オリジナルでキャシー役の、リン・ローリーがカメオ出演。そこはオリジナルファンには嬉しいかな。
この手のハリウッドのお決まりパニックムービーがお好きな方向き。


4/10(45点)



感染系の映画といえば「アウトブレイク」や「28日後...」まで色々あるけど
水で感染と言って真っ先に思い出すのは、ロバート・ロドリゲス監督の「パラサイト」
あっちは寄生虫だったけど。

今度ロメロ版もちゃんと観てみようっと☆





  公式サイト
The Crazies   2010年   アメリカ  101min
11月13日(土)より、ロードショー  





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リトルランボーズ /SON OF RAMBOW

2010-11-07 12:58:48 | 劇場&試写★6以上

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今年のベスト10入り確定
コアファンも多いB級作「銀河ヒッチハイクガイド(←わたしは全くノレなかったんだケド)の監督作!
「ランボー」に影響受けた二人の少年が映画づくりを通して得たかけがえのないもの




ガース・ジェニングス監督、もともとはRadiohead、blur、FAT BOY SLIM、SUPERGRASS、R.E.M等のミュージックビデオで評価され、
かいじゅうたちのいるところのスパイク・ジョーンズ監督に推薦されて「銀河ヒッチハイクガイド」で監督デビュー。
2作目となる本作では、自身の子供の頃をベースに脚本を練り上げた。
2007年、サンダンス映画祭で話題になり、
「エンパイア」マガジンフィルムアワード最優秀コメディ賞受賞のほか、数々の映画祭に出品&ノミネート☆



11歳の少年ウィルの家庭は、プリマス同胞教会というテレビ、音楽や映画なんてもってのほか!
一切の娯楽など神に仕えること以外の一切の活動を禁止されている教会に入ってる。
そんな子供らしいことも出来ない厳しい規律の中、
隣のクラスの学校一の問題児、カーターに出会う。初めて映画「ランボー」を観て衝撃を受け、
「自分はランボーの息子だ!」と思わず絶叫! 
すっかりその気になった少年は、カーターと一緒に映画を撮り始める....



80年代カルチャーをpopに織り交ぜながら、親子、友情、兄弟を描く。
なんて書くとありきたりに思えるんだけど、爽やかな青春映画って感じではなく
ユーモアも、子供心の好奇心をたっぷり盛り込んでるところが素晴らしい

何かのインタビューを読んだところによると、監督の少年時代の頃がかなり映画に反映されていて、
教会に入ってたのは近隣の子だったらしいけど、
ご本人は割と裕福な家庭環境で、ホームビデオで撮影したり、愛情たっぷりの両親のもと育ったらしい。
そして、「ランボー」が子供の頃に衝撃を受けた映画というのもそのまま映画に活きた☆

「SON OF RAMBOW」ほんとうは、最後のwはいらない。



8/10(82点)



くすっと笑える可笑しさと、観たあと残る、なんとも言えないあたたかな気持ち


この監督の前作がノレなかったけど、気になってた作品。
開けてびっくり、いろんなところが好きだな~!この映画
監督の映画への愛情と、子供の頃に描いてた夢と経験がカラフルにいっぱい詰まった
コンペイ糖みたいな作品



主演の二人は、演技未経験のビル・ウィルナーとウィル・ポールターを抜擢


自称ランボーの息子、ウィルもか弱そうで可愛い男の子って所がすごくいいけど、
タバコ吸うわ、万引きするわの問題児で嫌われ者カーターが最高!


最初はなんだこのガキは!! 憎らしい~!って思ってたのに いつの間にか同情したくなっちゃってる。
どのシーンも良かったんだけど 外で寂しそうにしてる顔や
特に、この子の最後の方の表情に全部持ってかれた~!

夢のシーンにはアニメーションを合成した映像がポップでめちゃ可愛い
このあたり、プロモーションビデオの映像得意とする監督ならではの個性が活かされてて
大好きなシーン
この夢で犬が空飛んでる絵が可愛過ぎてまず最初に笑っちゃった

キャラクターも活きてて、フランスからやって来たクールぶったカッコつけのディディエ

現れるなりすぐに勝手に彼を慕って子分が出来る
観てないけど「ぼくセザール 10歳半 1m39cm」「バティニョールおじさん」にも出演のフランス人。


80年代イギリスの小学校を舞台ということもあって、
6年生の学校内たまり場(コモンルーム)には、当時流行のファッションやヘアスタイルをした英国パンキッシュな方々がずらり。
へんなもの吸っちゃってるしー。
音楽も当時ブームのノリが懐かしくて楽しい

もうひとり、キャストで注目なのがドラマ「ゴシップガール」のチャック役、エド・ウェストウィックも
カーターの兄貴で、後半もかなーり オイシイ役どころ。

クールにキメた兄貴、ハマってます♪


パロディ映画を素人が作るって言うと、JB主演の「Be Kind Rewind/僕らのミライへ逆回転」があるけど
こちらは子供ならではの想像力によって作られる。
犬が空飛んだり、ランボーの牢の見張り番にカカシが出て来たり
特にちゃんとした脚本もなく、場面場面を撮った映像をどう繋げて見せるのかと思ってたらああいう見せ方で持って来るとはヤラレタな~


愛情に飢えた兄弟の悪ガキの弟、厳格な環境に育ち、絵を描くことしか楽しみを知らなかった少年。
二人が出会って生まれた、かけがえのないもの


そして得た、それぞれの“人生最高の日"

CGでも3Dでもなく、手作り感いっぱい
監督の経験と個性が発揮された可愛い作品。
観たあともじわじわときて、また観たくなる。。。
多くのひとに観てほしい、この秋イチオシ映画







 公式サイト
SON OF RAMBOW   2007年   イギリス=フランス 94min
2008年4月4日 イギリス公開。
11月6日より、公開中~



ウィル役のビル・ミルナーは、本作デビュー後、主演作 「Is Anybody There」(08)でマイケル・ケインと共演、
「Sex & Drugs & Rock & Roll」(2010)
カーター役のウィル・ポールターは、2011年2月25日、日本公開予定の「ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島」に抜擢!
二人とも今後も注目の子役です









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Fantastic Mr. Fox /ファンタスティック Mr.FOX

2010-11-06 18:46:35 | 劇場&試写★6以上

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アカデミー賞アニメーション部門でも話題、
「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」「ダージリン急行」のウェス・アンダーソンが人形アニメで映像化
日本公開はまだかなまだかなと思ってたら、2011年3月19日、シネスイッチ銀座ほか全国ロードショーが決定!




先月行ったノルウェーで、yue&pepeがDVD持ってたので観て来た♪

原作は、「チャーリーとチョコレート工場」や数々の短編小説で知られるロアルド・ダールの「父さんギツネバンザイ」
ノルウェー人のpepeも子供の頃から慣れ親しんだ絵本だとか。




CGや3D映画が全盛の中、全編に渡ってかなりの労力がかかる人形によるストップモーション・アニメーションを採用。
こま撮りアニメ、手間かかってます!


これがまた あたたかみあっていいのよね~。





声優陣はいつものウェスアンダーソンファミリーに加えて豪華


ジョージ・クルーニー、メリル・ストリープ、ジェイソン・シュワルツマン、オーウェン・ウィルソン、ビル・マーレイ、ウィレム・デフォー、
ウェス作品「ダージリン急行」に主演したエイドリアン・ブロディほか。


ジョージ・クルーニーの声がまんま、で分かりやすい。


2010年のアムシー国際アニメーションフェスティバルの長編アニメーション部門でグランプリにあたるクリスタル賞、さらに観客賞も同時受賞、
ニューヨーク映画批評家協会賞、ロサンゼルス映画批評家協会賞、
サンディエゴ映画批評家協会賞の最優秀アニメーション映画部門を受賞ほか、
米国アカデミー賞ノミネートと数多くの賞に輝く



農場から鶏を盗む泥棒キツネのMr.フォックスは、嫁の妊娠を機に盗みを辞めて新聞記者になり、平凡な生活を始める。
しかし、自分の住居である洞窟に飽きてしまい、街で最も恐ろしい農民たちが居る危険地帯にある木にお引っ越し。
そこで嫁に内緒で盗みを計画するMr.フォックスだが…!? 





6/10(68点)



とにかく単なるアニメとか、CGとかじゃなく動きが独特なストップモーションアニメなのが可愛い

泥棒が主役なんて。昔持ってたお気に入りの「どろぼうがっこう」って本思いだしたな~



キャラクターも、ティーンネージャーの息子&いとこがいたり、その対比もなかなか面白い。

盗みを働いて家族を養ってるキツネとその仲間。
ところが、盗みが行き過ぎて農夫たちがキツネ狩りにやってくるというもの。
なんとキツネのしっぽが奪われて、人間のネクタイになっちゃうというシュールな部分もあったりして、
内容は子供向けのはずなのに、実際映画は大人の方が楽しめるようなタイプの作品。
そういう意味でも、手作り感いっぱいという点でも、
「かいじゅゆうたちのいるところ」にちょっと類似した系統ではあるかな?

ただ、内容的にはどうしても子供向けの絵本ってこともあってすごく面白いとかいうほどのものじゃない。

あちらでも、批評家受けは良かったけど実際は賛否両論だったのも納得で、
気に入るかそうでないかの好みで分かれる作品だな~。



わたしはそこまでハマらずだったけど、ポップな映像感覚とノリが可愛くてオマケ
あ、毎度音楽にはかなりこだわるウェス監督、今回もクラッシックの名曲が多く使われてていい雰囲気。

この手の作品がツボにくる人にはたまらないでしょう。
もちろん、ウェスアンダーソンファンの方はきっと好きなはず!
ウェスの世界を堪能できること請け合い☆
日本公開したら今度はちゃんと字幕付きで観てみようかな。





  official site
Fantastic Mr. Fox   2010年   アメリカ=イギリス   min 

2011年3月、公開決定~




中央、ウェス監督。


ジョージ欠席。







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BURIED/ [リミット](追記☆2度目鑑賞)

2010-11-05 16:47:05 | 劇場&試写★5

目覚めたらバスルーム...の「ソウ」じゃないけど、目覚めたら土の中!
主演のライアン・レイノルズの一人芝居

ロンドンで、まだ~むと一緒に観た映画2本目。
ロンドンを発つ前日、大雨だったし 二人とも気になってたこちらを観ることに。
サンダンス映画祭で上映され、日本でも来月6日公開が決定
(よくこんな地味なのが公開決まったな~GAGA配給)

※日本字幕付きを試写にて鑑賞したので追記。




地中の棺に閉じ込められた男の脱出劇がほぼ全編暗闇の中で描かれる異色シチュエーション・スリラー。



原題はBURIEDで、埋葬される。そのまんまだけど邦題では時間の方に重きを置いてる。 

これ、ホラー映画じゃないけど 閉所恐怖症の人にはかなり息苦しくて恐怖でしょう。

同じようなシチュエーションだと、タラちゃんの「キルビル2」でユマ・サーマンが手足縛られた上、棺に入れられ、、、、っていうのがあったけど。

こちらさらにシリアスで、異国でのテロで巻き添えによる拉致監禁。
イラク“復興支援”のため傭われたアメリカ人のトラック運転手ポールは、仲間たちと移動中テロリストたちに襲わる。

監督は新鋭監督ロドリゴ・コルテス。





イラクでトラック運転手として働くアメリカ人ポールは、ある日突然何者かに襲われ、気づくと地中深くに埋められた棺の中にいた。
手元にあるのは携帯電話、ライター、ナイフ、ペン、酒、そして残り90分の酸素のみ。
タイムリミットが迫るなか、ポールは必死に脱出を試みるが…






5/10(56点)



ネタばれあり感想


みての通り、すっごい低予算映画。
お墓と小道具くらいしか出てこないし、キャストだって、、、声だけの出演&チラッと携帯画面で出る人と
ほとんどが砂まみれで熱演した主演のライアン・レイノルズのギャラくらいじゃない??


とにかく終始、棺の中。だから画像も同じ感じでつまんないね

でも、充電切れ間近の誰かの携帯電話、オイルの尽きかけたライター、ナイフ、ペン、酒。
アイテムが一緒に入ってるから、一応外と話はできるし懐中電灯も使える。


時間は観てる時間と同じくらいの感覚で進む。
実際は、こんなの観てるだけでスゴイ緊迫感!なはずなんだけど
動きがなく展開もほとんどないから 暗くてずっとそれを観続けるには忍耐もある程度必要?
眠気が襲って来て ところどころ寝ちゃった。
さすがにラスト近くはどうにかなるんだろうと観てたら
あっけなく箱の中のままエンドロールにびっくり。  あっけ。
90分という短い時間で良かった~(笑)


追記☆
字幕ありで、寝ちゃったところを再びちゃんと観てきた。
つまらない映画ではないんだけど、テロリストが仕掛けて電話をかけてくる。
リアルさも感じられるけど、あんなところにいきなり毒蛇出現とか、自分の指を切る所を携帯の動画に撮って送れとか
やっとアメリカに電話がつながって助けを求めるも、たらいまわしになるとか
充電なくなりそうとか、考えられるアクシデントをどんどんしかけてくるのはいいけど
途中画面真っ暗になったりどうしても90分と長編にしては短いとは言え中だるみしちゃう。
長めの短編として30~40分とかくらいでやってくれたら面白かったかも。
あの救いようのないオチは、助かってしまえばこの映画のイミがなかったと思うから
テロに巻き添えになった一人の男を描いた作品としてみたら、あまりなかったタイプの映画で良かった。
楽しめたかどうかはまた別問題だけど(笑)







観たあとの印象は面白かった!とはとても思えなかったんだけど
シチェーションスリラーファンには一応、オススメ。
地味すぎるしハッピーエンド好きな日本ではヒット難しい気がする。

ライアン・レイノルズファンは言われなくても観るでしょうけど必見です☆






 公式サイト
BURIED 2009年   スペイン   95min
11月6日 渋谷シネセゾンほかで全国ロードショー



新鋭ロドリゴ・コルテス監督の次回作は、キリアン・マーフィーに決定!!
ロバート・デ・ニーロとシガニー・ウィーバー共演。
「レッド・ライツ(Red Lights)」
超常現象の研究にあたっていた心理学者が、その過程で世界的なサイキック(霊能者)の調査に乗り出すというサイコスリラーで、
シガーニーが心理学者を、デ・ニーロがサイキックを演じる。
2011年2月クランクイン予定。



そうそう、この映画を観る前に時間があって たまたま隣のシアタールームに自由に出入り出来るタイプの劇場で
ちょうどこれからベン・アフレックが監督で話題の「ザ・タウン」が始まったので
前半の40分観る事が出来ていいところまで観たの、最初から面白かった!早く観たいな~。

日本では東京国際映画祭クロージング上映、来年2月5日~公開。



追記☆ 東京国際映画祭にて鑑賞ザ・タウン





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ザ・タウン/ THE TOWN

2010-11-04 15:44:41 | 劇場&試写★6以上






ベン・アフレック監督第二作目。東京国際映画祭クロージング作品。



ロンドンで、まだ~むと「リミット」を観た時、開場まで時間が随分あって
チケット購入したらたまたま隣の部屋でやってたこのベン監督作
シネコンではなかったから、入場したらそのまま入れちゃって40分間観れたのでした♪

昔、「アルマゲドン」で来日した時に渋谷の上映会場後に顔合わせパーティがあって
主演のベン・アフレックが普通にその辺に突っ立ってたんだけど
まさかこんなに評価受ける監督になろうとはケヴィン・スミス監督や、親友マット・デイモンとやってた初期の頃から応援してる俳優。
最近は俳優としてはマットに負けてたけど、監督として1作目の「ゴーン・ベイビー・ゴーン」で出世。

今回も期待でした
何故か日本での上映はかなり先の2月。東京国際映画祭での上映は3回分あったけど即完売、
当日券を求めて朝6時半起きで、小雨の寒い中並んでゲットしての鑑賞
 日本の映画祭チケ取るのでこんな苦労したの初めてかもー。

前置きがちょっと長くなったけど
そういう意味でもかなり気合い入っての鑑賞。40分観ただけでもしょっぱなから銀行強盗に入ったシーンでグイグイ惹き込む!

チャック・ホーガン原作の「強盗こそ、われらが宿命(さだめ)」を映画化した犯罪ドラマ。
全米一、銀行強盗発生率の高い街ボストン、チャールズタウン。
そこで育ったダグは父親同様、当然のように強盗を生業として暮らしていたが
ある日、強盗に入った銀行の行員クレアに一目惚れしてしまう。
そしてFBIの捜査の手が迫る……。
というシリアスドラマ。




キャスト
プロの銀行強盗のリーダーにベン・アフレック。主演/脚本/監督の三役。


強盗に入った銀行の支店長にレベッカ・ホール。
スカちゃん、ペネロペ、ハビエルのウディ監督作「それでも恋するバルセロナ」で一人だけポスターに顔入らなかった可哀想な人。
「フロスト×ニクソン」にもいました。





本作では何がいいって、この人!ジェレミー・レナー



いやぁ「ハートロッカー」の時のイメージを一蹴、どこからどう見ても普通にいそうな、ガラの悪いヤツ!(笑)
ダグの頼りになる親友で、強盗仲間。
「28週目…」や「ジェシー・ジェームズの暗殺」にも出てたのね。



脇キャストも凄い。
ドラマ「MAD MEN」のジョン・ハム

 

花屋で悪の親玉にピート・ポスルスウェイト、 ダグの父親にはクリス・クーパー

そして今や「ゴシップガール」でブレイクした、ブレイク・ライブリーも。


この子、「旅するジーンズと16歳の夏」にもメンバーの一人だったのよねー。




面白い!けど いろいろ、ありえなすぎー♪



以下、ネタバレありレビュー


社会派作品だったベンの初監督作「ゴーン・ベイビー・ゴーン」に比べてかなりエンターテインメント性強い。
それだけに「ザ 映画」としてはすごく楽しめるんだけど、
各映画祭などで言われてる程に完璧な映画、とか傑作!というほどの作品ではないとわたしは思う。
人物の感情とか行動とか、えー?そこでそうなる?とかどうしても素直に納得できない部分も多かったな。

細かい事いうなと言われるかもしれないけど(笑)映画は楽しめてなんぼ、楽しめたかで評価と
個人的に思ってるし そういう意味でも十分楽しんだ作品であるにはあるけど、
どこかで感情移入出来るようなキャラクターやセリフじゃないと、えー?となっちゃう。
そこ含めて面白いって時もあるんだけど☆

えー?と思ったところを箇条書きしてみると、

1.強盗に合ったうえ、人質にとられて逃れてからも指の震えが止まらないほど相当怖い思いをしたのに、
数日後に声かけてきた見知らぬ男に気を許してすぐにデートとかあり得ない。

人質ではないけど、男に襲われて怖い思いをした人を知ってるけど、
その後も相当に男には警戒してたし、しかも見知らぬ男と二人で会うなんて絶対無理なはず。
それとももう神にでもすがる思いだったか、一目ぼれしたとか?


2.そもそも、そんな目に遭った時に着てた血の付いたシャツ、(たぶんその日気づくと思うけど)
クリーニングに持っていかないですぐに捨てるんじゃない?

出逢った時にクレアの心情を見せる場面だから仕方ないのか。

3.首のタトゥーのことを警察にすぐ話さない理由はないと思うし、ダグがそれを聞いた後、
すぐに仲間に話して、やばいぞお前見られてる。
と忠告しない。


あとでカフェでドキドキする伏線になるから仕方ないのか。

4.あんな警官に化けて紛れて出てこれるか~
5.一つの事件で指名手配中に、すぐに別の強盗決行。
往生際悪く最後の最後まで金の袋を手放さないダグの親友。命かけてまで、そんなに金欲しいか~!

6.最後の「お金」実は善人と感じたからってあんな強盗した薄汚いお金を
言われた通り使うのはいかがなもの。たとえ寄付でも~。
普通警察に持ってくでしょ、

原作だから仕方ないのか。綺麗に話しまとめた感じ。


なんてところが気になっちゃった点。
あともうひとつだけ、ベン・アフレックは好きだけど、
どうもベンが主演のキャラクターとしてイマイチ。
いくらワルを装っても、いい人感が漂いすぎだし、ワルになりきれない(悪く言えばワルを演じきれてない)
悲しい母親との別れを経験していて、その「タウン」に育ったという環境だけで
夢を挫折して強盗の仕事?を選んだ。
一目ぼれした女性と現実逃避を夢見て、自分勝手に急に足を洗おうとするリーダーには
あまり見えない。
実は弱さを持つ一面を感じるのはいいんだけど
その優しい眼差しや印象から、いくら怒鳴っててもなーんかボスってだけのカリスマ性というか
迫力がないんだよね~ベン、ごめん。
でも自分の映画だしね、ギャラもかからないし自分がやっちゃえとなるだろうな~。
(なんて勝手な意見)


あ、演技でいえばジェレミーのほかにもピート・ポスルスウェイトの死に様、良かった~(笑)
面白い作品には素晴らしい役者さんたちの存在が不可欠

《追記》⇧ って書いちゃったんだけど、なんと。2011年、イギリスの名脇役ピート・ポスルスウェイト氏、
がんで亡くなってしまいました。64歳で...早すぎる。
ご冥福をお祈りします。



こんな町で生まれ育ち、自らの選択で悪いことも散々してきた男。
町を出て、いつかやり直せる日はくるのか…。




8/10(80点)


散々いろいろ書いちゃったけど、映画としては面白かったので満足
追いつめられてもどこまでも逃げようと、カーチェイスシーンなども迫力満点。
修道院のマスクも最高。
これは強盗エンタメ作品として、万人受けするだろうし
海外同様、日本でもヒットするだろうな。


本作での評価を受けて、ベンには次の監督としてのオファー続々。
主演作が減るのは残念だけど、今後も監督の分野で躍進していって欲しいな!

俳優で弟のケイシー・アフレックと、「ザ・トレード/ The Trade」の脚本を執筆中で
マット・デイモンが初メガホンを勧めてるとか。





綿密な計画を立て、ある銀行を襲撃したプロの銀行強盗一味のリーダー、ダグは、思わぬ事態から支店長のクレアを人質に。
その後クレアは無事解放されるが、強盗たちの影におびえる日々を過ごす。
そんな中、彼女は魅力的な男性に出会うが、その男性こそが自分を人質にしたダグだった。





 公式サイト 
The Town   2010年      アメリカ    125min

東京国際映画祭クロージング作品。
 2011年2月5日(土)より、全国公開決定~




プレミアにて。



クリス・クーパー、つまんなさそう






妻、ジェニファー・ガーナーとどこか系統的に似てるレベッカ・ホール。やっぱりベンのタイプ?







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ストーン/ STONE

2010-11-03 17:37:36 | 劇場&試写★6以上

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エドワード・ノートンVSロバート・デ・ニーロ、スコア」以来、9年ぶりの演技対決!!

トロント映画祭で上映、気になってた作品
あまり話題になってなかったし、調べたら劇場がいつもイマイチな作品上映の銀座シネパトスだったから
ちょっとどうしようかとも思ったけど、ノートン目当てで行ってきました~


登場するのは二組の夫婦。


刑務所の仮釈放管理官のジャックに、デニーロ。退職目前。


いや、デニーロ、馬鹿すぎだから~!と突っ込まずにいられません




その妻。幸薄そうな雰囲気がぴったりのフランセス・コンロイ。
劇中でもセリフにあったけど、声が若くて可愛い。
信仰深い妻はいつも夫に我慢しながら40年以上の結婚生活を続ける。



何考えてるか分からない受刑者、ストーン。
ノートン、黒人みたいな編みこみヘアお似合い!
「ファイトクラブ」みたいにワルも似合っちゃうんだよね~。

でもどこか頭がキレる感じは残るのが持ち味。


その妻には、バリバリのアクションか、心霊ホラーなイメージのミラ・ジョボヴィッチ。
セクシー路線でヌード披露。
柔らかで囁くようなボイスで男を誘惑。




期待してなかったせいか、なかなか面白かった☆
脚本自体はそれほどでもないけど、会話劇として面白いしキャストで魅せる作品。



もうすぐ定年を迎える仮釈放管理官のジャックは、放火と祖父母殺しの受刑者、ストーンを最後に担当することになる。
ストーンはジャックの心象を良くするため、天使のようで無邪気な妻のルセッタを使い
ジャックを操ろうと画策する。
ジャックがルセッタに夢中になっていく一方で、ストーン自身の内面にも変化が訪れる。





6/10(68点)




ちょこっとネタバレ
観終わってしまえば、だから?って言いたくなるような気もするドラマだけど
なかなかどうしてけっこう引き込まれて、睡眠不足なのに全然眠け襲ってこなかったほど。

二人の対峙する男、会話のやりとり、とくにノートンが演じるストーンの最初はただのワルにしか見えないのが
自己啓発によって徐々に悟りというか、精神面で開眼していく心の変化。
これがノートンならではの演技力によって魅せてくれる。
どんな俳優でもそうなんだろうけど、ノートンって
細かな顔の表情まで入り込んでなりきってるから本当にじっくりと観てしまう。


オープニングから、「耐えられないから出ていく」と言った妻の言葉を聞くやいなや
二階に駆け上がり、寝ているまだ子供のわが子を窓から放り投げようとするという行動に出る
キレたら怖い男ジャック。

若いころ役の男にデニーロと同じ位置のでっかいホクロがあるなぁと思ったら
即、なるほどこれは若いころのこの男なのね、とわかる。
おまけに顔そっくりの俳優起用がうまい。奥さんも似てたし。(笑)

キャスト以外は全く予備知識なしに観たんだけど、この二人の男のあとにミラが登場。
それがエッチな妻(娼婦)役だったところで、もう何をするための存在かが読める。

仮釈放管理官なんていう仕事については考えてもなかったけど、
ある程度の日数をクリアして、大人しく真面目にしていると
一人づつ面接をして、仮釈放してもよい状態にあるか調書を出す人間。
その後に審査は受けるけど、この人の一筆ひとつで釈放されるか、人生左右されるというもの。

それをたぶらかして良いこと書いてもらおうなんて企む身内がいるのはありえなくもないことなのかな。

しかし当然、 身内と外で会うのは禁止だろうし賄賂やなんかだって罰せられる。
なのにああ、この男馬鹿だね~。


デニーロ様は その妻とたまたま外で会って(思惑通り) 次に会う約束までしちゃう。
馬鹿すぎるよ!!   腰が痛いと言うデニーロ(ジャック)に
いいものがあるから来ない?とありがちなお誘いに
あり得ない。次の場面ではもう 二人で部屋にいてお酒飲まされ、そして、、、、、、、!!!

男の馬鹿な失態。これがなきゃ話は成立しない。
デニーロあーあ、と思いつつ 
ノートン演じるストーンが、見えないなにか心の声みたいなものを聞く
精神開花に目覚めていく姿が面白い。


セクシーキャラを、スカちゃんやぺネロぺ(この役には二人ともそぐわないけど)ではなくて
ミラがやってるという意外性、それでもうまくハマってるのが良かった。
いやちょっとアバズレ系なイメージがなくちゃいけないから
前者の二人だとイメージ合わないんだろうなー。


あ、なくなってしまったけど意外性ないところでこの役がハマりそうなひとといえば
亡くなったのが惜しまれるブリタニー・マーフィ。
勝手なこと言ってるけど、とにかくミラがハマってたのが


二組の夫婦を対極に出して、善と悪が入れ替っていくような二人の男の姿がじっくり描かれていて興味深い1作。



やっぱりいいな~、ノートン!
ミラのヌードが目的で観る方もぜひどうぞ♪
神を信じてるかとか、宗教じみたセリフも多めだし、
ひとによってはかなり退屈な映画かもしれないけど。
ちなみに日本では面白いって言ってる人の話がきこえてこないけど(ツイッターとかブログ)
IMDbのサイトでは偶然にもわたしと同じ、6.8/10でした~
なかなかいいんじゃない?



公式サイト 
STONE 2010年      アメリカ   109min    
10月30日(土) より、銀座シネパトスほか全国順次公開~




そういえばノートンと言えば、コリン・ファレル共演の「プライド&グローリー」がDVDするーになってすぐ観たけどレビュー書いてなかったな~。

日本で公開待機中の作品として、2009年の「Leaves of Grass」が。
ノートンが一人二役で双子の兄弟を演じるスリラーコメディ。


スリラーコメディってコーエン兄弟のみたいな?(笑)
監督は「インクレディブル・ハルク」で共演した俳優のティム・ブレイク・ネルソン。
共演にはスーザン・サランドン、ケリー・ラッセル。


トロント映画祭でもなかなか評判、ずっと前から言ってるけど一体いつになったら公開するんじゃ??
配給会社さん、ぜひとも早く日本劇場公開お願いします









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The Ghost Writer / ゴーストライター

2010-11-02 20:04:02 | 劇場&試写★6以上

 

 

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いろいろありすぎたロマン・ポランスキー監督去年チューリッヒ映画祭の授賞式出席で滞在中のスイスで、33年前の少女強姦関連でスイス当局から身柄を拘束され、
4億円の保釈金を払って自宅監禁になった
久々の新作、主演にはユアン・マクレガー。



第60回ベルリン国際映画祭で最優秀監督賞を受賞。
原作は、イギリスの元ジャーナリストのロバート・ハリスの「The Ghost」
実際に英国首相と親交があったと言われていて、小説が出版された当時は作中の英首相アダム・ラングが
前英首相のトニー・ブレアがモデルになっているのでは?と騒がれたらしい。
欧州でのタイトルは「The Ghost」



「ローズマリーの赤ちゃん」「チャイナタウン」「戦場のピアニスト」などで知られるロマンポランスキー監督の映画、好きなので
先日のロンドンへの機内上映があったのですかさずチョイスしたけど字幕なしは、やっぱり 細かいセリフがわからない

運良く東京国際映画祭で上映したので、日本語字幕での鑑賞


政治絡みの犯罪ミステリーとして、秀作

静かで暗い作品だけど、随所ユーモアが入ってる。
ユアン演じるゴーストライターには名前がない。 さてはゴーストにひっかけた?

ニコちゃんのは「ゴーストライダー」

元イギリス首相の自伝出版にあたって雇われていたゴーストライターが溺死。
変わって代筆するために雇われたのが、政治には特に関心もなかったユアン。


前首相にピアース・ブロスナン。

重要な役割で名優トム・ウィルキンソンのほか、


首相の妻に、オリビア・ウィリアムス&秘書役には「SATC」のサマンサ!(キム・キャトラル)


この二人の大人の女性が、この作品には華やかすぎない浮かない存在感を放って脇を固める。





イギリス元首相ラングの回顧録を担当することになった、独身の若きゴーストライター。
ラングの別荘があるアメリカ東海岸の島に渡り、仕事をはじめることになるのだが…
実は、この回顧録のほとんどは既に完成されていて、前任者の跡を引き継ぐ形となっていたのだが
調べていくうちに政治がらみの巨大な陰謀が見え始め…






7/10(78点)





ちょこっとネタばれあり感想



凄い面白い!ってわけじゃないけど いやぁこういうの 好き。
機内で観た後で細かいセリフ分からなくてもこの空気感とエンドへの持っていき方、やっぱり好きだなぁと実感させられた。
暗~く、空気まで伝わるような重たい空と映像の雰囲気。話の構成、まさにポランスキー映画です!
全体的にミステリーらしく 何が起こってるのかという興味でぐいぐい引き込んでいかれ、
派手な殺人が起きたりするわけでもなく静かにストーリーは進む。

元首相の妻がいきなりユアンに接近し、次の瞬間にはハダカになってベットに入ってるシーンなど
唐突で思わず劇場にも笑いが。
余談だけど、このシーンでのヌードについてユアンはインタビューでつっこまれ、
「寝るのに服を脱ぐのはヌードシーンとはいえないんじゃないか」と主張したけど
インタビュアーは、裸のお尻が映ればヌードシーンだと言い、両者かみあわない
まあ、映るのはちょっとだしそこそんなにこだわらなくても。(笑)





キャスト全員がハマり役であることも高ポイントなところ。
ピアース・ブロスナンも顔はいいけど頭からっぽで全部妻の指示や感想をいちいち聞いて行動してたり
その妻はどこか、ひと癖ありそうなオリビア・ウィリアムスがもうこの人しかいないってくらいだし、
もちろん主演で出ずっぱりのユアンは、こういう災難に巻き込まれるみたいな役がハマる。
なんていうか、個性的なっていうよりあくまでも一般人をやらせたら上手いなって気がする。
今回もよせばいいのに、自ら首を突っ込んでただのライターなのに事件を追及していく。
とはいっても、ゴーストライターを引き受けた時点でもう危うい存在にはなってるんだけど...

あるメッセージや何かに気付いた瞬間っていうのは、観る側として面白い瞬間。
ラスト、一通の手紙をある人物に届けるまでを映し出すロングショットは緊迫シーン。

政治陰謀の新たな犠牲者が生まれたのを直接的には見せずに
原稿が街中に散乱するラストシーンがまた印象的で、、、お見事でした。

これ以上あまり語らない方がいいな。


ロマン・ポランスキー作品好き、ユアンファンはもちろん
静かなミステリー好きにはオススメ





それにしても、ゴーストライターのお仕事って 自分が書いてるのに表に名前出せないなんて
なんか可愛そうというか
もどかしいんじゃないのかなぁ?って思っちゃった。
嫌だったら好き好んでゴーストしてないか!?




微妙にブロスナンの顔とユアンの髪がちがう。
というか右のブロスナン首相の本のポスター明らかにおかしい(笑)


 official site
The Ghost Writer 2010年 フランス、ドイツ、イギリス    128min

2010東京国際映画際WORLD CINEMA作品。 日本公開未定  公開希望!
監督もキャストも有名だからこれは来年には公開するでしょう☆

2011年8月27日(土)公開決定

 




2010/2/15 ベルリン映画祭にて。監督欠席。



愛妻



ポランスキー次回作は、 ジョディ・フォスター、ケイト・ウィンスレット、クリストフ・ヴァルツ!
オスカー俳優3人の共演の「ゴッド・オブ・カーネイジ(God of Carnage)」+ジョン・C・ライリー
トニー賞を受賞したフランス人劇作家ヤスミナ・レザの同名戯曲の映画化。
子どものケンカの後始末をするために集まった2組のミドルクラスの夫婦が、
相手を攻撃しているうちに本題からはずれ、それぞれの結婚生活の問題点を露呈する夫婦ゲンカを繰り広げるというコメディタッチの会話劇とのこと。
ヴァルツさんとジョンCがポランスキー映画に、、、楽しみ♪








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11月公開★新作映画リスト

2010-11-01 15:05:04 | 月別観たい映画リスト
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もうお正月まで2ヶ月しかないよ~! 
先月は旅行に映画祭にといっぱいいっぱいだったかと思えば
今月は、マメ山田さんのお芝居にBONJOVIライブ、誕生日とイベント?も沢山
弟、翔の映画も次々に全国の映画祭などで上映されて、色々な方が観て下さっていて応援にも感謝です
また情報など載せるので今後も引き続き宜しくお願いします☆

映画の方では本数もちょっと絞ろうかなと。(変わらない??)
DVDではスルーになったコメディも色々出て来てる。
見逃せないのは AXNで観逃した「LOST シーズン6」ファイナルがついに3日にDVDリリース!

先月観るハズだった、ティム・ロスのドラマ「ライ・トゥミー」、「鷹の爪」シリーズ、「愛のむきだし」など
まだ観てない上、映画祭で観た映画レビューも。(まだ言ってる)
ゴシップは今月復活しようと思ってたけど出来るかなー

そんなワケで、秋も深まる11月 皆さんもお忙しいと思うけど
それでも大好きな映画はやめられない♪ってことで
今月は全部で都内47本上映。その中から わたしがピックアップした10本弱


月初め恒例 11月公開、観たい&観た映画のチェックリスト

いつものように、タイトルクリックでレビューか公式サイトへ飛びます(ほぼ観たい順)
11月公開作品全てではなく、個人的に気になってる東京で上映予定の映画リスト。


今月は3本観てました

観た作品
デイブレイカー    11/27(土)~
イーサン・ホーク&ウィリアム・デフォー。近未来ヴァンパイアムービー。
オチがどうのではないけど、今月観た中で一番面白かった♪時間も短めだし是非劇場で。




エクリプス トワイライト サーガ    11/6(土)~
「トワイライト」シリーズももう3作目。 
2より面白かった♪けどダコタちゃんまたも出番少な過ぎ。




リミット    11/6(土)~
殆ど棺のなか。ハナシは単純なスリラー。閉所恐怖症の方は覚悟!
字幕なしだったので一応もう一度みようかなー。






観たい&気になる作品

今月一番気になるのはコレ♪
  クリスマス・ストーリー     11/20~
フランス最高のキャストで贈る、ある家族のクリスマスの物語。
名匠アルノー・デプレシャン監督の美しき集大成。
カトリーヌ・ドヌーヴ、共演にマチュー・アマルリック、メルヴィル・プポー、キアラ・マストロヤンニ、エマニュエル・ドゥヴォス。
カンヌ映画祭で、カトリーヌ・ドヌーブが特別賞受賞。
久々のマチューさん。これは楽しみ




  マチェーテ    11/6~
タランティーノとロバート・ロドリゲス監督の、B級映画ばかりを2、3本立てで上映する映画館「グラインドハウス」の中でのフェイク予告編にあった「マチェーテ」の映画化☆
こんなB級なのに思ったより早く日本公開で嬉しい限り
もちろん、主演はダニー・トレホ。ジェシカ・アルバのほか、リンジー・ローハンにデ・ニーロ、セガール、
ミシェル・ロドリゲスも出演☆




 リッキー Ricky    11/27(土)~
フランソワ・オゾン監督最新作。来年1月公開がいつの間にか早まったみたい。
渋谷ル・シネマにて。順次全国公開。
背中に翼の生えた赤ん坊を授かった一家のドタバタを描く。





 ハリー・ポッターと死の秘宝 Part.1      11/19(金)~
史上最強のファンタジー、ついに完結! 2部構成&全編3Dで贈る最終章。
ほんとのラストは来年公開。全部観てるのでもちろん観ます♪今回ちょっとホラーチックで面白そう。






クレイジーズ  11/13(土)~
感染パニックムービーの先駆け、1973年のジョージ・A ロメロ監督作「ザ・クレイジーズ」のリメイク。
一応、ロメロも製作で参加。
どうかなー。 ロメロファンはもちろん絶対観る♡





 リトルランボーズ   11/6(土)~
スタローン主演「ランボー」(1982)をきっかけに、映画作りにみせられた11歳の少年2人の友情を、
温かくユーモラスに描いたハートフルなお話。
良さそうなので、予備知識なく観るつもり。




「アメリア 永遠の翼」(Rギアにもヒラリー・スワンクにもアメリアイアハートにも興味ないからいいや)
や、韓国のミステリーサスペンス「黒く濁る村」
故・深作欣二監督の「バトルロワイヤル」が3Dになっちゃって上映。
(オリジナルは面白いけどわざわざ今更3Dにしなくたって)
などはスルー決定。

他に面白いオススメあれば教えてね


本日は映画サービスディ





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