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アイ・アム・キューブリック!<未>(2005) / COLOUR ME KUBRICK

2011-07-12 10:10:22 |  DVD,CS,Netfilix,機内鑑賞

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ずーっと公開されないなぁと気になってた2005年作品、結局劇場未公開で(DVDスルー)最近リリース

キューブリック監督になりすました男の、本当にあったウソのような話。

1990年代ロンドン。キューブリッ クと名乗る男が人々に声をかける。

「私は映画監督のスタンリー・キューブリックだ。キミを次の映画に起用しよう」。

喜んだ人たちは彼に酒をおごり、ディ ナーの勘定を持ち、当座の金を都合する。

だがその正体は、アラン・コンウェイというロンドンに住むフツーのおじさんだった


 そういえばマルコヴィッチ主演で同じくスルーになった「ザッツ★マジックアワー ダメ男ハワードのステキな人生 (2008)

も観たのに書くタイミング逃してたらもう内容忘れちゃったなー。

 

 

何と、これ実在した男だというんだから驚き 「オレオレキューブリック」詐欺か

ドラマではなくコメディ仕立て。後から知ったけどリュック・ベッソン監督製作総指揮だって。


しかも、水玉の緑のソックスなんてはいてるゲイ。マルコヴィッチって意外とゲイキャラ似合うんだよね。

ちなみに、本物のキューブリックはゲイではない

 

キューブリックは好きな映画監督の上位に挙げるほど大好きと公言してるわたしだけど、

実はその素性はあまりよく知らなかった。

このキューブリックになりきり男、顔はまったく似てないし(そりゃマルコヴィッチだから)

実際のキューブリックをモデルにしてるわけではないのでそこはあしからず。

(その実在のペテン師もまるで似てなかったそうな)→それでよく騙せたな。

 

 

音楽は全編、キューブリック映画から拝借。あの名曲もあの名曲も流れちゃう

様々な作品のサントラからちょこちょこと抜粋されてかかるのはそれだけでもファンには嬉しい

ブライアン・アダムスも音楽に参加。

 

監督のブライアン・クックという人、当然というか、さぞかしキューブリックの大ファンなんだろうなと思ったら

「アイズ・ワイド・シャット」「シャイニング」「バリー・リンドン」の助監督。

なるほど納得。

 

ヘンキャラのマルコ観てるだけで楽しいからマルコファンは必見!

 

この男、名をアラン・コンウェイという。


惨めで孤独なただの男。好きな物はお酒とオトコ。お金はない。

1990年代のロンドン。自分をあのキューブリックだと名乗ると、信じた人たちは必ず寄って来ていい待遇をしてくれる、

もしくは取り入ろうとしてくる。出会う人出会う人に、次回作で出演してもらう、だの

Diorがヘルムートに送ったというのを譲り受けたリングを知り合った女性に気前良くあげたり

うだつのあがらない若いミュージシャンたちには ロックのレーベル立ち上げるからなどと調子いいことを言って期待させる。

そうして酒をおごったり金をだまし取られたりする詐欺事件が続発!

 マルコのファッションも見どころのひとつ?

騙された方も、偽物だと判明し騙されたと分かっても、 訴えようにも

自分がそんなことに騙されたとは世間にバレたら恥なので訴えることが出来ない

稀に本物のキューブリックのファンで彼を知ってる人に当ってしまい

監督作の話題になりボロが出て、やりくるめられた時はすごすご退散し、

次の日は懲りずにまたでかけていって人を騙す。

騙してなりきることでしか喜びを得られない不幸な男。

そもそもキューブリックって人前に出たがらない人間で有名なのにね。

 

誰かになりきるときはちゃんと入念にリサーチしませう 

これ素人でもわかる基本中のキホン。

 

キューブリックと出逢ったおかげでラスベガスに進出し、ショーで成功する予定を目論んだ

イギリスのコメディアン。 アンタ、あまいよ!

 

 

面白いのはキューブリック映画の蘊蓄。

キューブリック自身が、唯一自分の作品だと認めていないという「スパルタカス」についてのエピ。

主演のミス・(笑)カーク・ダグラスは、タバコの用意を忘れたウェイターを即刻クビにした。

と、ホテルのルームサービスでオーダーしたタバコが用意されてなかった場面でその話を持ち出す

 

次回の新作は? (劇中)と質問されると、

「「3001年宇宙の旅」主演はジョン・マルコヴィッチでね。エリザベス・テイラーは宇宙飛行管制官だよ。」

なんてジョーク(←本気)があったり。


マルコヴィッチファン&キューブリックファンは楽しめるはず

 

逆にマルコヴィッチに興味のない人、キューブリックの映画に興味ない人にはつまらないだろうな。

さすが名優マルコヴィッチの、巨匠と情けないフツウ人の演じ分けがあえて言うまでもなく素晴らしい

 

7/10(70点)

 

 

 

スタンリー・キューブリック

没年 : 1999/03/07 

13 歳のときに父にもらったカメラに熱中。その腕前は16歳の時に“ルック”誌に写真が載るほどで、既に才能の片鱗を窺わせていた。

17歳で同雑誌の社員とな るが、近代美術館のフィルム・ライブラリーに通ううちに映画に興味を抱く。

51年に短編ドキュメンタリー“Day of the Fight”を撮り、25歳のときに叔父から借りた金で最初の長編を完成させて配給されるに至った。第二作「非情の罠」はUAが買い取り上映。56年の 「現金に体を張れ」が高く評価され、「突撃」がヒット。

次いでピンチヒッターとして嫌々引き受けた「スパルタカス」で大作も撮れる監督として評価され、 「博士の異常な愛情/または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか」、「2001年宇宙の旅」、「時計じかけのオレンジ」の“SF 三部作”を完成。


 世界的な映像作家としての地位を確立した。他に「シャイニング」、「フルメタル・ジャケット」など、常に完璧主義を貫き通してどの作品も 話題になった。

51年に離婚後、ルース・ソボトゥカと再婚したが3年後に離婚。その翌年にスザンヌ・クリスチャンと再婚した。99年、「アイズ・ワイド・ シャット」完成直後に死亡。

次回作として準備されていた「A.I.」はスピルバーグが引き継いで完成された。

 

このキューブリックの偽物、アラン・コンウェイが起訴を逃れ自宅へ戻って3ヶ月後にキューブリックは亡くなった。

Color Me Kubrick     2005年   イギリス=フランス  86min

6月24日DVDリリース 廉価版1000yenから発売中

 

     
     
     
     

 

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ハリウッドゴシップ☆News<トムちん49歳BDで変身!ケイト・モス ウェディング他>

2011-07-09 19:40:10 | セレブ&ハリウッドgossip★NEWS

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東京本日梅雨明け

あっという間にゴシップ、前回からもう1ヶ月も経っちゃった

早速いきまーす

 

トム・クルーズ、49歳はマイアミでトラにトライ

で、完成版がtop写真。

7月3日で誕生日を迎えたトムちん、

「ロック・オブ・エイジス(原題)Rock of Ages」の撮影でマイアミにいる

 Rockerトム、カッコいいよ

この日ケイティはマイアミのソーホー・ハウスに40名ほどのゲストを招いてサプライズパーティ

スリたんはビキニでハッスル♪

 既に脚長

トムちん、そのハットの場合はストライプはやめて

7/1雨の日のスリたん

 今日もCuteなスリたんデシタ

 

 

 

 

7/6   ニコール・キッドマン家族で1ヶ月里帰りしたシドニーから帰国。

一瞬どちらのおばさんかと…

6ヶ月の娘ちゃん、誰似?

長女はもう3歳

 

 

キャメロン・ディアス、「Bad Teacher」NYプレミアで元カレと登場

これは元カレ、ジャスティン・ティンバーレイクと共演したコメディ(邦題「イケない先生」で9月頃日本公開)

ジャスティン、キャメロンとじゃなくまたジェシカ・ビールをより戻したばかり。

マドリードでトークショーに出演、

「メリーに首ったけ!」2011版☆

 

 

 

復活といえば

7/7  レイチェル・ビルソン&ヘイデン・クリステンセン、ヨリ戻して仲良くショッピング

バレバレなんだからくっついて歩けばいーのに。

 

 

ジェシカ・アルバ、二人目もうすぐ。

 

 

 

7/4  ミランダ・カー、赤子と外出

玉のような子とはまさに

ミランダも玉のような、、、いやメロン玉?

 

 

 

お久しぶり

7/1 ジョシュ・ハートネット、NYでショッピングデート。

彼女のソフィアに既に尻に敷かれてそう

プライベートでカジュアルも様になるオトコ

 

 

ケイティ・ペリー&ラッセル・ブラント、NYでサイクリングデート

ラッセル、映画の影響かフェロモン出しまくり

7月 トロントで自身の香水発売イベントで登場したケイティ。

 

 

7/4  ジャレッド・レト、ミラノにて。

 寝起き?

 

 

 

7/6   エヴァン・レイチェルウッド、イメチェン

マリリン・マンソンと交際時とは大違い

顔は太った感じするも胸痩せた?

デニス・ホッパーのfaceTでNYのイベントにて。

 

 

6/24 クロエ・モレッツ、サターン賞受賞

主演の「モールス」(「ぼくのエリ200歳の少女」リメイク)は8/5日本公開

 

 

ユアン・マクレガー、4児のパパに

1995年に結婚したフランス人の美術監督イヴ・マヴラキスとの間に3人の女の子がいるはずのユアン・マクレガーに、

いつの間にかもう1人出来てたことがインタビューで明らかに。

イヴとの間の15歳のクララ・マチルド、9歳のエステー・ローズ、

2006年4月にモンゴルから養子縁組した9歳のジャミアンの3人の女の子の父親だったはずが、

5月のニューヨーク・ポストへのインタビューでは4人の子供たち、となっていて養子なのか

実の子が出来たかは明らかにされていない。

 

 

7/6 アマンダ・セイフライド、ただの犬の散歩

 

 

 

 

トラボルタファミリー、家族でパリ旅行

ホテルリッツパリ泊。

 

7/6 ヒュー・ジャックマン、トロントにて。

顔見せてよ、と思ったら

サングラス、クマ隠しでしたか

 

 

 

7/7  ジェニファー・アニストン、ハリウッドのグローマンズ・チャイニーズ・シアターに手足

まだ?

 

 

新しいカレシはなんとジャスティン・セロー。(「マルホランド・ドライブ」)

 

 

最新作は「Horrible Bosses」(日本公開未定)

共演のジェイソン・ベイトマンも。

 

パーティにも むさくなったジャスティン同伴。

男運無しジェン。今度の恋はどうなる!?

 

 

 

突然結婚ダニエル・クレイグ&レイチェル・ワイズ


 しっかりと左手薬指に

交際半年。ニューヨークで4人だけの挙式。

レイチェルの(9年交際した元婚約者のダーレン・アレノフスキーとの間にできた)4歳の息子ヘンリー、ダニエルの(前妻との間にできた)18歳の娘エラと、

証人となった友人ふたりの4人だけで、希望通りの小規模な極秘婚を実現させた。

9月に全米公開される共演作『Dream House』で知り合い、昨年11月に交際が発覚したふたり。

ダニエルの5年間交際して結婚間近と言われた婚約者のサツキ・ ミッチェルはショックを受けてるとか。(そりゃそうだよ~)

ほんとに電撃婚大丈夫なのー?

 

 

もう一人。

ついに結婚、ケイト・モス

7/1 長年の恋人でロッカーのジェイミー・ヒンスとイングランド田園地帯コッツウォルズで結婚式が行われた。

ケイトはジョン・ガリアーノのヴィンテージ・ドレスと、マノロ・ブラニクのブルーソールの靴

現在地中海コルシカ島でハネムーン中☆

お幸せに

 

とこの式にはこの人もいた

ジュード・ロウ、元妻サディ・フロストとケイトの式に参加

夏なのにいつの間にかモサくなってた

でもワイルドでセクシー

っていうか靴は茶でいいのか

 

わたしのお友達たち!これでジュードはワイルドな男で異論ないでしょ

 

 

ヒュー様風。

X-MEN リメイク(ありません)、ウルヴァリン決定でいい?

 

 

雑誌Seventeen でエマ・ワトソンカバー

うーんなんか普通っぽくなっちゃった

 

 

7/7 「ハリーポッターと死の秘宝 Part2」ロンドンにてワールドプレミア

世界中から駆けつけたファン12000人!

キャストたちはトラファルガー広場からレスター・スクエアまでのレッドカーペットを歩いた

ハーマイオニー=エマ・ワトソン

 

ハリー・ポッター=ダニエル・ラドクリフ

 

 

ロン・ウィーズリー=ルパート・グリント 22歳

 

双子の兄フレッド&ジョージ=ジェームズ・フェルプス&オリバー・フェルプス

 

どこのおじさんかと思ったら

ドラコ・マルフォイ=トム・フェルトン&

ハリポタのスタッフで彼女

 

そしてこの方。

魔女、ヘレナ・ボナム=カーター。

もうこんなデカいお花もヘレナがすると普通。

 

というかつくづく老けたね

ハリー、まゆげが

 ドラ子、髪が

 

「ハリーポッターと死の秘宝 Part2」はいよいよ来週金曜、15日より公開

いよいよ10年間のシリーズも幕が閉じる。楽しみ~。

 

 

それではゴシップ、また次回です~♡

 

 

 


デビル /devil

2011-07-08 16:00:24 | 劇場&試写★6以上

 

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シャマラン原案&製作であって、監督作ではありません

 

=シャマランお得意のフィラデルフィア舞台じゃないので、シャマランのあの独特な世界観はなし。

M・ナイト・シャマランが長い年月をかけて練り上げてきたアイデアを、

将来有望な映画作家たちが映画化するプロジェクト「ザ・ナイト・クロニクルズ」の第1弾!

メガホンをとったのは「REC:レック/ザ・クアランティン」(RECのハリウッドリメイク版)のジョン・エリック・ドゥードル。

脚本家には、エレン・ペイジ「ハードキャンディ」の脚本が高く評価されたブライアン・ネルソン。

←出たがりシャマちゃん。

 

去年暮れに「悪魔が見た」、今年は監督の「ビー・デビル」に 30日公開のニコちゃんの「デビルクエスト」に

アンソニー・ホプキンスの悪魔払い「ザ・ライト-エクソシストの真実」に先日の「エクソシズム」と何だか悪魔大ブーム?

そういえば古くは1997年にブラピ×ハリソン・フォードで同タイトル「デビル」ってあったなー、内容忘れたけど。


まだ何ヶ月も草稿になったままのホラー3作も残ったまま、まるでホラーサイトのように最近ホラーっぽいの続きますが

って言うかこれ、悪魔といいつつオカルトテイスト殆どなしの

 密室シチュエーションスリラー

「デビル」というタイトルの割にぜんぜん怖くありません

(一緒に観たmaru♪ちゃんも怖くないというしこれはわたしがホラー平気だからじゃないよ☆)

 

試写場では関係者席の札ある最前列あいてて、スタッフがどうぞどうぞなんて言うから座っちゃったら

「あのぅこの席はTVのスポットに使う映像と最後にコメントも撮らせてもらうんですよ~大丈夫ですか?」

なーんて大丈夫じゃないというか、私たちが仮に映ってもまったーく怖くない顔して映るからツカエないと思うし(笑)

わたしたちは辞退して上の最前列で見やすい席に移動。

 おばさんがその席に名乗り上げてたけどどんなCMになるのかな。

っていうかホントに怖くないのにうまく皆怖がって撮られたんだろうかそこが気になる、、、、

協力した人にはプレスシート(マスコミ用パンフ)もくれるということで行列できてたけど

あのわざとらしい「怖かった!」とか言う見た人の感想入れたCM嫌だな~。

 

というわけで、本題。

有名どころ、一人も出てこないし舞台はエレベーターの密室。それに80分という短さ

エレベーターって究極の密室。 知らない人同士乗り合わせるんだからそこから生まれるドラマは面白いの当然?!

だからしばしば映画にも使われる。ホラーだとナオミ・ワッツの「ダウン」っていうのもあったっけ。

(2001年作品、劇場で観たけどつまらなかった1983年に制作「悪魔の密室」のリメイク作品。

 

突然止まったエレベーターに偶然?乗り合わせた5人。

それぞれ顔見知りではないし、職業もこのビルに来た目的もバラバラ。

こういうのって、映画作る時にオバさんはいた方が面白いよなとか

一人は若い女性で、一人はイケメンで、、、と考えるの面白そう。

そして皆大抵濃いキャラだったりする。

力を合わせて乗り切らなきゃいけない場面なのに 

段々と猜疑心つよくなり疑い合い分裂というのもお決まりパターン。

イケメンか、(the OCや24にゲスト出演、ローガン・マーシャル=グリーン)

セールスマン?それとも女?

はたまたおばちゃん?セキュリティのバイト黒人?

 

アンタのその顔がいちばん怖いんですけどー。

 

一人づつ何者かに消されていくーというアガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」風。

タイトルで犯人、明確なんですけど!(笑)

というか、乗り移るから一応この中の誰かが犯人なわけだけど、これは一発で分かっちゃった。

なんとなくこの人しかいなそうと。

「ソウ」みたいに殺され方のパターンを楽しむかといえばそうでもない。

シャマラン制作だからどこかに出て来たら面白いのにと思ったけど

そんな笑いは不要だったようで出てこずちょっと残念

 

一人だけ頑張る刑事に、「お家へ帰ろう」「ジュリー&ジュリア」のクリス・メッシーナ。

セキュリティと警察。その中の一人は悪魔の存在を信じる男も。

外界からは何も出来ないまでも、エレベーターの中は見え、語りかけるとあちらには音が聞こえる。

この、ちゃんと目撃しているという状況なのが面白くもあり、反対に怖さを半減しているとも思う。

怖いという意味でならね。

 

 

高層オフィスビルから一人の男性が墜落死したちょうどその時、
互いに見ず知らずの5人の男女が乗り合わせていたエレベーターが突然の故障で停止する。
閉じ込められた5人は救助を待つ中、一時的に照明が消え、
何も見えなくなった瞬間に若い女が背中を切られ負傷する。4人の内の誰かが犯人なのは明らかだった。
その様子をビルの警備室で監視カメラ越しに目撃していた警備員は
整備担当を修理に向かわせるとともに警察に応援を要請するのだが…。

 


6/10(62点)

 

 

観てる時はそこそこ面白いけどシャマラン、このくらいで構想何年とかってどこをそんなに考えたストーリーなんだ?

ってくらい普通にサスペンス。

集められた人物がいい人間じゃない人ばかりって「ソウ」でもキモだけど、

だからといって集められた理由はたいした理由じゃないし、伏線が素晴らしく面白いってほどでもない、

次々死んでいき、残るは二人!さぁどっちだ?!っとなったら生き返るおばちゃん!一番悪魔っぽいし(笑)

密室劇は好きなのでいいんだけど、広がりがない分、ストーリーを相当捻らないと単純になっちゃう。

悪魔もたいした悪魔じゃないし 顔で豹変するってほどじゃないのでほんとにホラーとしての面白さは殆どない。

サスペンスのジャンルの方が近い。

 

悪魔の描き方浅っ!とか、謎のメモの伏線弱っ!とか、そこ親子か!とかツッコミ所多め。

 

悪魔というより、取り憑いた霊、悪霊って感じだけど

ホラーだというならその怖さをもっと演出してくれなきゃ。

 

最初に人が高層ビルからドカン!と飛び降りて、、、の下りはシャマランっぽいんだけど

ほかの部分は らしさはないなぁ。 やっぱり フィラデルフィアの霧がかった謎めいた雰囲気ないとね。

 

(原案だけど監督じゃないからいいのか)

というかシャマラン「エアベンダー」コケたし 次の予定未定のままだけどちゃんとホラーに戻るのでせうか。

 

ホラー好きより、密室サスペンス好きな人におすすめ

 

 

右のポスター、「Rec」っぽい

 公式サイト

devil     2011年  アメリカ   80min

7月16日(土)より ロードショー

 

今日、近畿も梅雨明け。

そろそろこの週末で東京も明けるかな?

皆さま、楽しい週末を、、、、

 

 

 

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スリザー / SLITHER

2011-07-06 17:53:53 |  DVD,CS,Netfilix,機内鑑賞

 

 

 

 

「このところ変な映画ばかり観てる」と思われそうなわたくしの今日この頃、

暑い日が続きます皆さまお元気でしょうか?

夏はホラー と毎年言ってますがー

実はこれ、渋谷で密かなブームのムカデ人間」に続いて笑えるホラー

 

日本公開は2007年12月8日。何故か見逃してたな~。

タイトルだけは知ってたけど DVDでいいでしょうと思ってそのままだったのかも。

先日観た ケヴィン・ベーコン出演のアメコミ映画「スーパー!」(7/30公開)のジェームズ・ガン初監督作

(「スクービー・ドゥー」「ドーン・オブ・ザ・デッド」の脚本家)

「スリザー=SLITHER」とは、ずるずる滑るというような意味。

 

不気味な謎の宇宙生命体が地球に現れ大増殖し人々を襲い、寄生された人間も、、、、!

恐怖ムカデ人間ならぬ ナメクジ人間 完成

 

主演は分かりやすい金髪美女。でもB級(C級?)ホラーなので親しみやすい系、エリザベス・バンクス。

お金持ちと結婚し、幸せいっぱいのはずのスターラ。

 

寄生されちゃう夫には、、、、

うわ、この主演のおじさんどこかでって思ったらデビュー作は相当前に観た(1986年)

「ヘンリー」のマイケル・ルーカー。B級にばかり出演。

なんか髪型もせいもあってか、ウディ・ハレルソンにも見えてた。

こういうフツウっぽいおじさん?だからいいんだろうな~。

いや、ニコちゃんやトラさんがやったとしてもそれはそれでいい

というか爆笑になっちゃうか。それにそんな人出したら間違いなくラジー

 

昔からスターらに片思いの警官にはLOSTにもちょっと出た、ネイサン・フィリオン。

 

ロブゾンビが声だけで出演。

 

昔ながらの特殊メイク技術を使い、80年代チープなホラーのオマージュ満載。

ホラーっていうよりSFパニックムービー

演出は怖いってよりコミカルで笑いを誘う。グロテスクな生物がリアルで気持ち悪い

そのリアルさがこの監督の持ち味。

エイリアン+クリーチャー+ちょっぴりゾンビ

 

アメリカ南西部の静かで平和な田舎町。ある時、森の中に隕石が落下する。町の有力者グラントは、たまたま昔の女友達ブレンダとその森に来ていて不気味な物体を発見する。

すると、その物体から何かが飛び出し、グラントの体内に侵入!その日を境に、町では行方不明者が続出する。

やがてグラントは、体にできた醜い腫れ物が巨大化していくに従い、行動が凶暴化。警察署長のビルは、グラントの妻スターラと共に一連の事件との関連を調べ始める。

そして、グラントを追って森へとやって来たその時みたものとは!

平穏だった小さな町が一気にカオス状態に!

犯人は身近なあの人、、、、!?

 

 

7/10(70点)

 

Rotten Tomatoの評価ではなんと85%の人が支持!

話は単純だけどなかなか面白かった♪ でも日本人より欧米人のほうがこういうの好きだよね。

上にも書いた通り、特殊メイクをわざと計算した上でチープっぽく、でもしっかりと作ってある

C級の感漂わせたB級ホラー。

とにかく ナメクジの生命体、スリザーが気持ち悪すぎる!

足のついた虫とか大嫌いだけど、ナメクジも大嫌い!昔 近所の家の塀に雨の日いっぱいついてて気持ち悪かったなーとか

そういえば一度だけ、高校生の頃うちのキッチンのシンク(というか台所?)にナメクジいて、

塩かけたことあったなー(残酷!) 塩かけるといいなんて デマを聞いてたから 

思い出したくもない過去

 

その小さくても気持ちわるいナメクジが巨大で、勝手に無理矢理人の口に入ってこようとするんだから気持ち悪さハンパない

しかも、カラダの中で育てるため、一人の女に寄生したままカラダだけ巨大化していくという不気味な姿に!

お約束なシーンももちろん忘れてない。

女子高生が音楽を聴きながら入浴中にヤツは忍び入る。

 まるでおたまじゃくし。

 

 ぎゃーーーー

この後の展開がまたすごい

 

 胸部やばいんですけど。

夫が寄生の源。急に怪物になってしまった自分を受け入れて欲しい(受け入れられるかー!)という欲求と妻への愛が、、、

やや物悲しい男の物語でもあり。

ばかばかしい映画、パニック映画好き、寄生パニック系好きな人にオススメ

 

 

SLITHER    2006年   アメリカ 96min

DVDリリース中~  

エンドロール後にちょこっとオマケあり。

 

 

今夜はまた友達とムカデ人間」 2度目(笑)


 

 


Movies-High11 ムビハイ 片岡翔スペシャル☆6作品上映 @K's cinema

2011-07-04 10:07:03 | 片岡翔 映画,小説,TVドラマ関連告知

 

今月の猫目映画のインフォメーション

 

片岡翔スペシャル 7/27(水)19:50~

2010年『くらげくん』が日本で10以上の映画賞を制覇!話題の片岡翔監督の最新作を含めた6本を上映

 

NCW主催 MOVIE High11 

 

《追記》先日のショートショートフィルムフェスで、発表が遅れていたオーディエンス賞(観客賞)も受賞しました

1票入れて下さった皆さま、ありがとうございました

 

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『シロクマ』  HDV/14分/2010年
監督:片岡翔   音楽 ドビュッシー   

Cast:芹澤興人/葛上昇悟/古内啓子/島野千尋
「早く生まれてきたいでちゅか」とママのお腹に話しかけると「いややわ」赤ちゃんはそう言った。関西弁で。

●ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2011

STOP!地球温暖化部門グランプリ、J-WAVEアワード賞、観客賞。

 

 

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『Lieland』  HDV/20分/2011年
監督:片岡翔
音楽:佐藤由佳(黒色すみれ)
 

Cast:原菜乃華/脇知弘/坂本真/マメ山田/三輪ひとみ
誰もいないはずの深夜の人形劇場で、ひとり動く白ウサギ。
追いかけていくとその先に、アリスが隠れていた。

●「経済産業省/映像産業振興機構」製作作品

『LUMIERE』-東北大地震復興支援イベントにて上映

 

 

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『ゲルニカ』  HDV/21分/2010年
監督:片岡翔
音楽:青い月と赤い薔薇
  

Cast:川村悠椰/前田聖来/田村真紀
世界に終わりをみた少女と、少女に世界をみた少年。

●2010 札幌国際短編映画祭 北海道新人監督賞&第5回記念特別賞

 

 

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『ゆきだるまとチョコレート』  HDV/10分/2011年
監督:片岡翔
音楽:中田真由美

Cast:山本恵太/東優雅/稲垣怜花/佐々木裕人/折坂駿輔
ある日、ユウキは拾った赤いマフラーを雪だるまに巻いてあげる。
すると翌日、雪だるまは飴玉を持っていた。

●AISプランニング/おとどけアート」製作作品
●札幌市アーティスト・イン・スクール事業にて、札幌市立旭小学校にて児童と一緒に制作。

●札幌ショートフェスト2011  北海道セレクション 

 

 

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『くらげくん』  HDV/14分/2010年
監督:片岡翔
音楽:中田真由美
Cast:安田蓮/郡司大輝

くらげくんはくらげっぽいふくをきてるからくらげくん。
くらげくんはぼくのことがすき。なんとなくわかる。

  ●第32回ぴあフィルムフェスティバル *準グランプリ
●那須国際短編映画祭2010 *グランプリ
●第19回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭 *グランプリ
●Shinsedai Film Festival 2010(カナダ・招待上映)
●ひめじ国際短編映画祭2010 *監督賞
●長岡アジア映画祭2010 *グランプリ
●第2回下北沢映画祭 *グランプリ *観客賞
●ショートピース!仙台短篇映画祭2010(招待上映)
●西東京市民映画祭2010 *準グランプリ *観客賞
●ふかや映画祭2010 *グランプリ
●北海道大学 CLARK TEATER 2010(招待上映)
●第13回小津安二郎記念・蓼科高原映画祭 *グランプリ
●山形国際ムービーフェスティバル2010 *ムービーオン賞
●福井映画祭2010
●逗子湘南ロケーション映画祭2010 *グランプリ

橋口亮輔監督 講評ココ 

 

 

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『ぬくぬくの木』  HDV/15分/2011年
監督:片岡翔
音楽:喜多形寛丈

Cast:小野ゆり子/麿赤兒/草村礼子/南まりか/鈴木卓爾
人々の思い出がつまったぬいぐるみを結び、供養をする木。ぬくぬくの木。


●「経済産業省/公益財団法人ユニジャパン」製作作品
●ベルリン国際映画祭European Film Marketにて上映

●香港FILMARTにて上映

 

●国内初上映

 

 

85席しかないのでなるべくお早めにどうぞ

※前売券はチケットぴあで発売中!! 前売 1000円 当日1200円
(チケットぴあ店舗、サークルKサンクスにてお求めください)
≪URL≫
http://t.pia.jp/

 

※追記※おかげさまで7/18にチケットは全て完売となりました!

ご購入して下さった方、ありがとうございました

 

上映前(6時頃~予定)に新宿南口付近でブロガーの皆様とお食事予定です

参加ご希望の方、20日くらい迄にこのblogのメッセージ欄からか、TwitterのDM、もしくはコメント欄よりお知らせ下さい 

 

 

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ムカデ人間 / THE HUMAN CENTIPEDE

2011-07-03 14:13:52 | 劇場&試写★6以上


 

 

平凡な映画にはもう飽きた!というそこのアナタ、

こちらをどうぞ。とってもやばい映画上陸

といっても、ホラーのわりに怖くないし、血が噴き出したり頭が飛んだりという事もなく、

血なまぐささやグロさもないし、むしろ笑える~!

そして逆境に対する団結力の必要性!?を描いたオモシロムービー誕生

 

思いついたもん勝ちなアイディア勝負!そしてタイトル勝ち


最初にこの映画を知ったのは、TwitterであるときLAに住む日本人俳優とプロフィールに書かれた

北村昭博サンからフォローが来てからだった。「HEROES」にも出演したという彼は、謎の言葉「ムカデ人間」を連発して

日本上陸すればいいな、主演だから公開したら観て欲しいと一生懸命つぶやいてて、

ある時、その映画がタランティーノやエドガー・ライト監督、サイモン・ペグなんかも観て「おもしれー!」と熱狂してた

というツイートを見て、Twitterで北村サンと何度か話したのがキッカケ。以来、楽しみにしてました

その後、日本上陸が決定して渋谷で行われた「ムカデ人間」繋がろう企画の"ムカデ飲み"(笑)にも参加。

凄い数のメディアの取材のために帰国した北村サンを囲んで飲むというもので

チェキに一人づつツーショットで写真撮ってサイン、そしてテーブル移動しながら気さくに会話というスタイルで

 皆映画自体観てないのに盛り上がったのだったー。

 

で、レイトショーいよいよ公開日

さっそく行って来ました~繋がりに。

初日、宣伝効果もバッチリで立見出る程の満員御礼。こんな強烈そうな映画に凄いわ

上映後のトークショーの前に、一緒に観るという北村サン上映前にも挨拶。

 

わたしといえば、予告篇もチラシも観ずに挑んだ知ってることとえば、博士によって繋げられちゃう事。のみ。

 

結果から言うと、いや~バカすぎて面白かった アイディア勝負のB級万歳

これは やってることがバカ過ぎで奇抜だけど、映画ファンにはカルトに愛されるどこか魅力ある作品

オリジナリティはやっぱり大切な要素★

既に紹介することがネタバレだけど、問題ない程度にご紹介。

 

怪演は「魔王」「ビタースウィート」のディーター・ラーザー

 

ある日、ハイター博士、大事なムカデ犬を亡くし 途方に暮れてた。

いまこそ、長年の夢を叶える時。 とそこへ。

アメリカ娘、2名 

飛んで火に入る夏の虫 

 

そして、最初に捕まえたトラック運転手(何かが不適合)は注射1本でポイ捨て

次の餌食はイキのいい兄ちゃん、カツロー。(北村昭博)

双生児分離手術のエキスパートである博士の説明も聞かず 何とか逃げようと「火事場のバカじから!」

「ソーセージでも食ってろ!」と暴れまくり。

 

※わたしの手書きではありません。劇中の博士の説明にこのまま出て来るから笑える

 

欲望が 押さえきれない博士、 こんなイラストでの説明も3分やそこら簡単に

 

 

ど う し て も   ニ ン ゲ ン ヲ

つ な げ た い 


  Let's 手術

うぎゃー!っとなるはずが、極力惨忍なシーンは排除され、意外とあっさり繋がった(笑)

 

ヨーロッパを旅行中の2人のアメリカ人女性が突然のパンクに見舞われ、一軒の大邸宅に助けを求める。

翌朝彼女たちが目覚めると、地下室のベッドに日本人男 性と共に寝かされており、異常事態を察知するが、

家の主であるドイツ人男性によって、人間の口と肛門を結合させる“ムカデ人間”の手術が始まろうとしていた!!

博士の素顔ムカデってよりトカゲ顔

 

 

8/10(82点)

 

 

ちょこっとネタバレあり

いやー、もう博士がなにしろキャラたちまくりで最高。

のっけから 三匹繋がった犬の写真見ながら涙してるシーンからもう笑いの渦。

殺人キラー役はキャラたちが必須で、恐ろしいことが条件だけど

何故かこの人愛されキャラ。人を繋げてムカデ人間にするのが長年の夢というしょーもない博士。

だから決して殺人目的じゃないんだよね、(って十分人格破壊してるし

いやでも不適合とか容赦なく殺害、変態!!と叫ばれれば、「そうだよー、変態だよん!」

なんて返しがきちゃうから笑える。しかしいい顔してるよ~ほんと。

それに対するは日本人の暴れん坊男児、北村さん。

これはもう、この役よくぞ演じきってくれました! ニホン好きの監督も大満足のその演技は

世界初ムカデ人間の先頭にされた悲しみと、諦めたくない思いが炸裂

ラスト近くの叫び、そして自ら下した決断。あれにはちょっとびっくりな展開。

博士はドイツ人、後にくっついた女子二人はニューヨークから観光で来たアメリカ人、

日本人をわざと英語喋れずに日本語だけ喋らせたのは監督の思惑通り。

意思疎通の取れないバラバラな関係性が大きく活かされてる。

逃げようとするとき、ハイ、いちに、いちに、って面白すぎるんですけど。

しかし博士、人間をムカデにしたっていいなりにはならないに決まってるでしょー

 

悲惨なホラーコメディ

話は実に単純で分かりやすく、「マーターズ」みたいなどろどろで強烈な映画かな?

と思ってた部分はちょっと違ってた。

博士は十分怖いし、人間ムカデにされちゃう!!という恐怖はあるものの、ストーリーそのものに怖さはない。

最初に書いた通り、それどころか随所でけっこう笑っちゃう演出がある。

例えば手術シーンなんか じっくり描こうと思えばグロくも描かれるところを極力抑えて撮ったという。

繋がったあとのカタチとしても、もっとこう、グロテスクな感じで陰湿で、嫌らしいのかと想像してたけど

意外と控えめ? よく考えたら当然だけど、繋がった部分は包帯で隠れてあまり見えないし、

白いパンツもお尻に履かされててむき出しじゃないし(あたりまえか)

女性は胸はそのまま裸だけど多分、Hな方向いっちゃうからだと思うけど大きい胸ではない(小ぶり)

大きかったら男性はそっちばかり意識いっちゃうもんね。笑

 

ひどいシーン(でも笑える)といえば、うんち(わたしのブログ上、はじめてのワードかも笑)をしたくなってごめんねと良いながらするシーン。

下品にならない程度にうまく終わってたけど

そもそもこのドギースタイルで3人繋がりながら演技する事自体、屈辱的だし

出演する方もかなり勇気いるなーとか、真ん中は大変だから逃げた娘に、オマエを真ん中にしてやるとか

やってること はちゃめちゃなのに、ドクターの独特な個性と存在感、

整頓されシンプルで美しい部屋が相まって、下品どころかどこか美しく見える瞬間も。

ラストではついに怪しんだ警察が二人出動。

いいところで、、、、

のサスペンス的ハラハラ展開へ。

 

なによりわたしが良いなと感じたのは、やってることは博士のキチガイでも

単なるキチガイ映画ではないところ。

女の子同士、最初のシーンでも一人で逃げられたはずの子が

友達を助けにベッドに戻り、ちゃんと重い身体ひっぱって一緒に逃げようとしたり、

最後の最後も、病気に感染して死にそうな姿の後に繋がった友人を最後まで手をしっかり握ってた。

こんな演出がしっかりされてて この監督、侮れないなと思ったのでした

 

こんな話を思いつき、脚本/監督したのは、既に2を撮り終えたオーストラリア人のトム・シックス監督。

テンガロンハットがロドリゲスを想起させるけどなかなか見た目はフツーの人

いや殺人鬼とかでも似合っちゃいそうな風貌。

B級映画大好きで、日本映画とくに三池監督も大好きなんだとか。

 

何でやかましい男(日本男児)を先頭にしたのかなー

いちばん面倒くさいのに、と思ってたら

トークショーで北村サンが言うには、ニホン大好きだからセリフ、暴言はくシーンは何言ってもある程度

OKもらえたとか。日本語話す度、ファンタスティック!とかたまらない様子で

日本人を先頭にしたのもそんな理由から。なるほど。

 

でもやっぱり先頭がいいでしょ!

顔も映るしセリフも活かされるわけだし、実際繋がってみたら 人のアレ飲むのだって嫌だし(笑)

 

ということで、観た後は 自分ならどこのポジションがイイと盛り上がること必至

まぁやっぱりこういうのは好き嫌いに分かれるだろうけど、ホラー=怖いという強迫観念は捨て?

笑いに行くくらいの軽い気持ちで観ることをおすすめ。

カップルでも、友人とでも、もちろん一人でも楽しめる作品

 

続編ムカデ人間2は既にイギリスでは過激すぎで劇場公開中止となっっちゃったけど

ゆうばりファンタスティック映画際でまたとりあげて日本でも続編公開なることを願います

次違うのを1本撮ってから3も考えてるというこのトム・シックス監督、覚えておいてソンはなさそう。

次回作も楽しみ。

 

   公式サイト

THE HUMAN CENTIPEDE    2009年   オランダ=イギリス      90min  R15+

7月2日より、シネクイントにてレイトショーほか、全国順次公開予定~

Cast  ディーター・ラーザー  北村昭博  アシュレー・C・ウィリアムズ アシュリン・イェニー 

 

シネクイントでは、つながり割引アリ。

3人で手錠方式でも包帯で身体や手を繋がって入場するだけで1人1000円で観れちゃうからかなりお得

ぜひ 皆で繋がって観るべし♪

 

追記 早速お友達と2回目観ちゃった~ やっぱり博士、面白かった☆

 

 

 

 

 

 

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7月公開★新作映画リスト

2011-07-02 12:17:12 | 月別観たい映画リスト

 

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もう7月~って月が変わるたびに驚いてるけど 今年も半年が終わっちゃった

前半の面白かった映画を振り返ると、ホラーチックなものが多め。(笑)

今年はガツン!とコレ!っていうのがまだ現れないな~

リメイクや続編がここ何年続いて、全体的に面白い映画ってやっぱり減ってきてるような。

それにしても公開本数、今月も夏休みに向けて多い

 

 

それでは 月初め恒例 月公開、観たい&観た映画のチェックリスト

今月都内で公開される 新作から気になる10数本ピックアップ。
いつものように、タイトルクリックでレビューか公式サイトへ飛びます(ほぼ観たい順)
7月公開作品全てではなく、個人的に気になってる東京で上映予定の映画リスト。


観た作品

今月は3本観てました

 スーパー!   7/30~

「スリザー」のジェームズ・ガン監督作。ケヴィン・ベーコン、エレン・ペイジ、

リヴ・タイラー出演のお手製ヒーローもの★

 

 

 マイティ・ソー   7/2~

ケネス・ブラナー監督作。

オレ様ヒーロー。マーベリックのアメコミシリーズ。

エンドロール後にちょこっとおまけ付き★

 

 

 

 

 VEIN-静脈-   7/2~レイトショー

「ゆっきーな」の渡邊世紀監督作。

人形対人間。決して癒し合えないが魂は通い合う。

人形遣い、岡本芳一氏の魂の遺作。「人形のいる風景ードキュメンタリー・オブ 百鬼どんどろ」と同時上映。

 

 

 

観たい&気になる作品

いちばん楽しみなのはやっぱりコレでしょう~

 ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2    7/15~

これまでずっと観続けてきたからついに!と感慨深い。

見届けましょう!

 

 

 

 ムカデ人間   7/2~レイトショー

シャム双生児分離手術の専門医として活躍した外科医が、生涯の夢だった人間同士をつなぎ合わせて“人間ムカデ”を作り上げようとするインモラル・ムー ビー。

海外ドラマ「HEROES/ヒーローズ」の北村昭博サン。

タランティーノも大ウケ。ずっと楽しみにしてた1本。繋がってきます♪

 

 

 デビル    7/16~

シャマラン監督が原案の密室シチュエーションホラー。

監督と脚本は別の人。高層ビルのエレベーターが舞台というから面白そう。

先に観た人の評判も上々みたいだし楽しみ♪

 

 

 

 エッセンシャル・キリング   7/30~

久々、ヴィンセント・ギャロ。ヴェネチア国際映画祭で、主演男優賞と審査員特別賞受賞。

『アンナと過ごした4日間』で久々に復帰したポーランドの巨匠イエジー・スコリモフスキ監督によるサバイバル・アクション。

重そう。

 

 

 水曜日のエミリア   7/2~

ナタリー最近がんばるねー、先月の「メタルヘッド」もまだだけど

NYが舞台のこちらも気になる~。

不倫相手と略奪婚するものの、さまざまな困難に見舞われる女性を演じたヒューマンドラマ。

 

 

 デビルクエスト 7/30~

出ました、ニコちゃん☺ ニコといえば、8月に上映の飛び出すニコの3Dの方が楽しみ。

つまらなそうだし、またラジーな香りもプンプンだけど、ニコだから一応チェック。

『60セカンズ』のドミニク・セナ監督と主演俳優ニコラスが再タッグを組んだアクション・アドベンチャー。

 

 

以下、時間があえば。(って多すぎ

 

 スペイン一家監禁事件   7/2~レイトショー

スペインの新鋭ミゲル・アンヘル・ビバスが監督を務めた、究極のバイオレンスムービー。

ヨーロッパで大きな社会問題となっている押し込み強盗をテーマ。

レイトかぁ、、、。

 

 

 蜂蜜   7/2~

第60回ベルリン国際映画祭金熊賞を受賞したユスフ3部作の完結篇であるドイツ映画。

幻想的な森を舞台に、決して戻ることのない最愛の父を待ち続ける6歳の少年ユスフの成長を通して、人間の心の機微や親子のきずなを情感豊かに描く感動作。

 

 

 黄色い星の子供たち  7/23~

1942年、フランス政府によって行われたユダヤ人一斉検挙「ヴェル・ディヴ事件」を、過酷な運命に翻弄された子どもたちの視点から描いた真実の物語。

キャストは、メラニー・ロラン、ジャン・レノ他。

 

 

 モンスターズ 地球外生命体  7/23~

謎の地球外生命体の増殖によって壊滅的な打撃を受けるメキシコを舞台に、未曾有の危機を乗り越えようとする人々の奮闘を描くパニック・ムービー。

 

 

 イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ  7/16~

 

 

 

スルー予定。

「ハングオーバー!!」続編、前作わたしはあまり笑えなかったしやってる事同じというのでパス。

「ラスト・ターゲット」はジョージの映画最近いまいち。話に惹かれないのでいいかな。

「アイ・アム・ナンバー 4」は興味なし。

「カーズ」は前作がピクサーの中ではいちばん好きじゃなかったのでパス。

 

ほかには、

7月16日(土)~22日(金) ルチオ・フルチ映画祭

7/27(水) 新宿K's cinemaにて、片岡翔特集上映。(これはまた告知します

 

 

それでは皆さま楽しい週末を、、、

 

 

 

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ミッドナイト・ミート・トレイン<未>(2008) / THE MIDNIGHT MEAT TRAIN

2011-07-01 15:53:25 |  DVD,CS,Netfilix,機内鑑賞

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「真夜中の人肉列車」…

7月最初の記事がこんなホラーでゴメンナサイ

今月はいつにも増してホラーをいっぱい観ていきたいなと。

で、こちら。

「ヘルレイザー」などのクライヴ・バーカーの小説を映画化、北村龍平監督ハリウッドデビュー第一弾

クライヴが関わったことと、北村龍平の意見が合わないとかでなかなか進行しなかった映画、

2008年難航の末ギリギリ全米で劇場公開、今年3月 DVDスルーで日本上陸


主演は、「ハングオーバー」の続編が今日から公開、ここ近年勢いにノってるブラッドリー・クーパー

 

 

気になってたんだけどたまたまホラーコーナーで入荷見つけてやっと観る事が出来た

ほんとはアスミックエースさん配給で公開決まっていたんだとか。

海外では「ソウ」シリーズのLIONSGATE

面白かったから劇場(シアターNかヒューマントラスト)でもイケたと思うけど。

 

 

よせばいいのに首つっこんじゃったせいで自ら巻き込まれていくハメになる

うだつの上がらないフリーカメラマン、レオン。

 

プロポーズ待ち状態のウェイトレスの彼女と平穏に暮らすはずが、、、、

いつまでもうだつの上がらない彼にしびれを切らし、

友人のつてで、カリスマアートディレクターを紹介してもらう。

懐かしのブルック・シールズがその人。魔性フェロモンというか、男を狙う悪女みたいで怖い。

 

ある日、アジア人の女の子が黒人たちに襲われそうになっている場面に出くわし

その時撮った写真だけが評価される。

あと2、3枚そんな衝撃写真が撮れればグループ個展で出してやっても良いと言う。

 

夜中に出て行かないで、という恋人の心配もよそに

 

深夜街での写真ネタ探しを続けるレオン。

そんな中、助けた女性がそのあとすぐに何者かによって殺されたと知り

自分の写真からあるヒントを見つけた彼は、

深夜怪しい男の後をつけることに、、、、、

 

この一見冷静沈着、潔癖性に見える殺人鬼マホガニー。

「X-MEN」「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」のヴィニー・ジョーンズだから怖い

いや犯人探しではないし、すぐ分かるから問題ナシ。


かくして、地下鉄車内ブッチャーVSイケメンカメラマンの戦いの火蓋は落とされた

 

 

 

7/10(75点)

 

ネタバレあり

原作は未読だけどなかなか巧い出来でした~

NYやLAの地下鉄って薄暗いのもあって夜中ひとけが少ないと本当怖いから

よくホラーの舞台に使われて何本か観てるけど(全部B級ホラー)

これはクライヴ・バーガー原作だけあって、面白い部類に入る1本。

(撮影はLAの地下鉄で行われた)

 

血みどろはあたりまえ、首はねシーンあるわ目玉はややスローで飛び出すわ、(写真もあったけど自粛)人間はハダカにされ解体されたり

逆さ吊りでまるで動物のように逆さにされるというスプラッター。

でも監督自身遊んでるのが伺える マンガみたいなノリで、

犯人は怖いけど、ストーリー的にはホラーとしての恐怖が描かれた感じではあまりない。

そんなことで興奮したりして歓喜するわたしじゃもちろんないけど

全体的に青緑のダークな映像は、NYの独特な暗い雰囲気をよく現してる。

コメディ、アクション、ラブコメのイメージ強いブラッドリー・クーパーだけど、

ケース39」でも思ったけど、意外とホラーがお似合いのイイ男

取り憑かれたように男を追うレオン。

ついに男の働く精肉工場を突き止めなんとか入り込み、そこでも激写

 

人肉ハンマーと細かい工具が武器のマホガニー、冷静すぎて怖すぎる

 

ただの惨殺だけでは終わらず、何かの使命感でやってるという理由が次第に明らかになっていく後半。

彼女が無謀にも殺人鬼マホガニーの住むホテルへ友達と忍び込み、そこへ早々に戻ってきた犯人に、、、、!!

 

レオンの方は、深夜の車両で待ち伏せ。

車線変更して行き着く先は?

このカップルは生き残れるか!?

 

主人公だけはさすがにどうにかして生き残るのが普通のホラー。

本作でも 殺人鬼はくたばり、選ばれしものとして男の仕事を引き継ぐ運命に。

グルだった警察。人肉調達にわざわざ地下鉄を使って異世界へー。

都会に出てって人を襲った方が楽な気もするけど何か理由でもあるのかは明かされない(笑)

 

たまにあるパターンの結末だけどこうくるのか、という

最終的には死にはしないけどバッドエンディング。

大抵友達などは真っ先に殺られちゃうのは想像通り、

普通はそのあと想像させて終わって、殺されシーンまで出さないけど、

ご丁寧に逆さにされてその姿みてしまうっていう所まできっちり描くご親切さ!うぎゃ。

誘拐された人々はブッチャーによってメッタ斬りのバラバラにされて エサになる。

地下鉄で運んだ先には何百年と生きてるゾンビ?もしくは謎の生命体たちが。 周りは骨の山。

ギリギリまで頑張ったのにあっさり殺されてしまう彼女、無念!

 

結局選ばれしもの=殺人ブッチャーはその栄誉な仕事をする運命を断れもせず、

勝手に口が聞けない状態、舌をひっこ抜かれるのだ

さぁ明日からこのお仕事、はりきっていこー!

 

久しぶりに 観ながら「あっ!」とか「あぶない!」(笑)みたいな声を上げてしまう映画でした

また観たいってほどではないけど、ブラッドリーがカッコいいしホラーとして十分合格点。

 

ホステル」とか地下鉄系ホラー?の「レイジ 34フン」、都市系ホラーなどが好きな人にはおすすめ

ブラッドリーファンも、グロいの我慢してぜひどうぞ

 

 amazon DVD   YouTube Trailer

THE MIDNIGHT MEAT TRAIN    2008年    アメリカ  100min

劇場未公開 DVDレンタルandセル中~ 

 

 

 

 

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