ギリシアの歴史
『民主主義と西洋文明の発祥国・ギリシア--過剰なプライドと屈辱の歴史』
(岡田晃氏の文章)
4千年のギリシアの歴史
☆現代ギリシア人は、古代からの輝かしい歴史を誇りにしている
☆民主主義という理想的政治思想の発祥の地ギリシア
☆ギリシアが民主主義を勝ち得たのは、40年ほど前からでしかない
2次世界大戦後~現代の時代
☆第2次世界大戦を経て、再びギリシアは列強国の占領下におかれる
*アメリカの介入で内戦は終わるが、外国の影響下で国政が敷かれることとなる
☆軍隊がクーデターを起こし軍事政権を樹立された
☆共和国宣言をして大統領に就任する
*無血クーデターによって解任された
☆亡命していた、カラマンリス氏が民主主義政権を樹立した
*国民投票で、王政の廃止が決定し、その後ギリシアはNATOに復帰
ギリシア人の起源
☆ギリシア語は言語学上ではアーリア語系(インド・ヨーロッパ語族に属す)
☆紀元前20世紀頃、アカイア人やイオニア人がギリシア語の原型を使っていた
☆ギリシアの先祖は、ミケーネ文明を生み出す
*同じ頃クレタ島では、青銅器文明が栄え、クレタ文明が高度なものであった
ミケーネ文明が花開く時代
☆クレタ文明に代わってミケーネ文明が台頭
*紀元前13世紀頃まで発展が続いた
☆紀元前13世紀、ミケーネのギリシア王国軍がトロイヤを攻めた
*トロイヤ戦争が勃発し勝利を分けた(有名な「トロイの木馬」)
*戦争の様子は、ホメロスの叙事詩『イリアス』に書かれていた
☆戦いで、国力の消耗し、ミケーネ文明が幕を開じた
ギリシア『ポリス』の誕生と度重なる戦争の時代
☆紀元前9世紀頃の各地でポリス(都市国家)が形成された
*都市国家のなかで、政治や文化が自由に発達していく
*各都市国家が、エーゲ海や黒海地方へと経済圏を拡大していった
☆ペルシア帝国が巨大になり、海外のギリシアの都市を征服した
*ペルシアは、アテネヘ向けて大軍を派遣しペルシア戦争が始まった
*最終的にサラミス島の海戦で大逆転劇で勝利した
☆ポリス同士のいざこざから、ギリシア全土を巻き込むベロポネソス戦争に発展
☆30年間という長期戦の末、国力を消耗しギリシアは哀退へと向かう
マケドニア大帝国~ビザンティン帝国時代
☆部族国家マケドニア王国は、急速に国土を広げた
☆アテネ連合軍が中心となって対抗するも及ばず敗戦
☆発展したマケドニア王国、大王は暗殺され後継者も病死
☆ギリシア紀元前1世紀にローマの属州となる
*首都がローマからビザンティン(現イスタンブール)に移される
☆1,100年に及ぶビザンティン帝国時代
*ギリシアは、文化が発達し平和を享受した
☆16世紀にオスマン帝国が台頭し、その圧政が始まると「暗黒期」を迎える
*ギリシアのトルコ人の支配は400年に及んだ
独立と解放に向けての時代
☆ギリシア海軍がヒオス島でトルコ艦隊を沈めたのに対しトルコ軍は報復した
*トルコ軍、ヒオス島での虐殺を実行
☆ヨーロッパ諸国は、トルコに対する反発が高まる
☆東地中海海域に危機を感じたロシア、イギリス、フランス
*ギリシアの自治を確保するためにロンドン条約を終結
*3国連合でトルコ、エジプト艦隊を撃滅した
独立への道の時代
☆列強国による「ギリシア問題」で、ギリシアの独立が承認された
☆ギリシアは、列国が送り込んだ国王による君主政治のもとで歩む
☆自由主義思想を求める国民が納得のいくものではなかった
☆外国によるギリシア支配であるとして反乱が起きる
☆憲法が制定されて立憲民主主義となる
☆従来同様、国王の権力を大きく引きずるものだった
領土問題解決に向けて
☆政治的にも経済的にも安定してきたギリシアだが領土問題が残っていた
☆ギリシア、ベニゼロス首相を立てて近代化政策を推し進めた
☆ギリシアは、トルコ支配下にあったギリシア人居住地区の多くを取り戻した
☆第1次世界大戦結果
*ドデカニサ諸島はイタリア、キプロス島はイギリスの支配下におかれる
トルコとの衝突時代
☆ギリシアは第1次世界大戦で、トルコのスミルナ地方の領上を手に入れた
☆トルコで民族革命が起き、トルコ軍スミルナに侵入し町を占領
*ギリシア人を殺害し、ギリシア人約150万人は、難民となる
☆東トラキア、スミルナ地区がトルコの領上となる
☆トルコ領土に住むギリシア人とギリシア国内に住むトルコ人の強制交換が行われた
知識・意欲の向上目指し、記事を参考・引用し、自分のノートとしてブログに記載
出典内容の知識共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介しました
☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
出典、『地球の歩き方』
(筆者岡田晃氏)
ギリシアの歴史(ネット&岡田晃氏の記事より画像引用)
『民主主義と西洋文明の発祥国・ギリシア--過剰なプライドと屈辱の歴史』
(岡田晃氏の文章)
4千年のギリシアの歴史
☆現代ギリシア人は、古代からの輝かしい歴史を誇りにしている
☆民主主義という理想的政治思想の発祥の地ギリシア
☆ギリシアが民主主義を勝ち得たのは、40年ほど前からでしかない
2次世界大戦後~現代の時代
☆第2次世界大戦を経て、再びギリシアは列強国の占領下におかれる
*アメリカの介入で内戦は終わるが、外国の影響下で国政が敷かれることとなる
☆軍隊がクーデターを起こし軍事政権を樹立された
☆共和国宣言をして大統領に就任する
*無血クーデターによって解任された
☆亡命していた、カラマンリス氏が民主主義政権を樹立した
*国民投票で、王政の廃止が決定し、その後ギリシアはNATOに復帰
ギリシア人の起源
☆ギリシア語は言語学上ではアーリア語系(インド・ヨーロッパ語族に属す)
☆紀元前20世紀頃、アカイア人やイオニア人がギリシア語の原型を使っていた
☆ギリシアの先祖は、ミケーネ文明を生み出す
*同じ頃クレタ島では、青銅器文明が栄え、クレタ文明が高度なものであった
ミケーネ文明が花開く時代
☆クレタ文明に代わってミケーネ文明が台頭
*紀元前13世紀頃まで発展が続いた
☆紀元前13世紀、ミケーネのギリシア王国軍がトロイヤを攻めた
*トロイヤ戦争が勃発し勝利を分けた(有名な「トロイの木馬」)
*戦争の様子は、ホメロスの叙事詩『イリアス』に書かれていた
☆戦いで、国力の消耗し、ミケーネ文明が幕を開じた
ギリシア『ポリス』の誕生と度重なる戦争の時代
☆紀元前9世紀頃の各地でポリス(都市国家)が形成された
*都市国家のなかで、政治や文化が自由に発達していく
*各都市国家が、エーゲ海や黒海地方へと経済圏を拡大していった
☆ペルシア帝国が巨大になり、海外のギリシアの都市を征服した
*ペルシアは、アテネヘ向けて大軍を派遣しペルシア戦争が始まった
*最終的にサラミス島の海戦で大逆転劇で勝利した
☆ポリス同士のいざこざから、ギリシア全土を巻き込むベロポネソス戦争に発展
☆30年間という長期戦の末、国力を消耗しギリシアは哀退へと向かう
マケドニア大帝国~ビザンティン帝国時代
☆部族国家マケドニア王国は、急速に国土を広げた
☆アテネ連合軍が中心となって対抗するも及ばず敗戦
☆発展したマケドニア王国、大王は暗殺され後継者も病死
☆ギリシア紀元前1世紀にローマの属州となる
*首都がローマからビザンティン(現イスタンブール)に移される
☆1,100年に及ぶビザンティン帝国時代
*ギリシアは、文化が発達し平和を享受した
☆16世紀にオスマン帝国が台頭し、その圧政が始まると「暗黒期」を迎える
*ギリシアのトルコ人の支配は400年に及んだ
独立と解放に向けての時代
☆ギリシア海軍がヒオス島でトルコ艦隊を沈めたのに対しトルコ軍は報復した
*トルコ軍、ヒオス島での虐殺を実行
☆ヨーロッパ諸国は、トルコに対する反発が高まる
☆東地中海海域に危機を感じたロシア、イギリス、フランス
*ギリシアの自治を確保するためにロンドン条約を終結
*3国連合でトルコ、エジプト艦隊を撃滅した
独立への道の時代
☆列強国による「ギリシア問題」で、ギリシアの独立が承認された
☆ギリシアは、列国が送り込んだ国王による君主政治のもとで歩む
☆自由主義思想を求める国民が納得のいくものではなかった
☆外国によるギリシア支配であるとして反乱が起きる
☆憲法が制定されて立憲民主主義となる
☆従来同様、国王の権力を大きく引きずるものだった
領土問題解決に向けて
☆政治的にも経済的にも安定してきたギリシアだが領土問題が残っていた
☆ギリシア、ベニゼロス首相を立てて近代化政策を推し進めた
☆ギリシアは、トルコ支配下にあったギリシア人居住地区の多くを取り戻した
☆第1次世界大戦結果
*ドデカニサ諸島はイタリア、キプロス島はイギリスの支配下におかれる
トルコとの衝突時代
☆ギリシアは第1次世界大戦で、トルコのスミルナ地方の領上を手に入れた
☆トルコで民族革命が起き、トルコ軍スミルナに侵入し町を占領
*ギリシア人を殺害し、ギリシア人約150万人は、難民となる
☆東トラキア、スミルナ地区がトルコの領上となる
☆トルコ領土に住むギリシア人とギリシア国内に住むトルコ人の強制交換が行われた
知識・意欲の向上目指し、記事を参考・引用し、自分のノートとしてブログに記載
出典内容の知識共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介しました
☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
出典、『地球の歩き方』
(筆者岡田晃氏)
ギリシアの歴史(ネット&岡田晃氏の記事より画像引用)