長生きすれば誰もがかかる”目の白髪”（老人性白内障）
痛みや充血はなく、ひたすら視力が落ちてくる白内障☆老人性白内障は、「目の白髪のようなもの」
＊早い人で４５歳から発症、５０代約６割、６０代で約８割、９０歳でほとんどの人がかかる
＊高齢になっても髪が黒々としている人がいるのと同様、個人差有り年齢により発症時期異なる
☆老人性自内障は、高齢になり、水晶体の栄養が悪くなり、にごりが生じるもの
☆自覚症状は視力低下で、視力がだんだん落ちてくる
＊目の痛みや充血といった症状はほとんどみられない
☆白内障による視力低下を疑う症状
＊メガネ等をつくりかえても視力が回復しない
＊視野に変化はないのに全体がぼやけて見えにくいといつた症状がある
☆緑内障による視力低下
＊中心部はよく見えるのに周辺がぼやけるのが特徴
＊緑内障では字は読めるが周囲が見えにくいという初期症状（白内障では字が読めない）
＊眼底出血による視力低下は突然に起こる
＊白内障では徐々に視力が低下していく
白内障１０分程度の手術で同時に目の矯正も可能に☆治療は、にごっている水晶体を取り出し、眼内レンズを移植する手術を行なう
☆白内障の進行を内服薬や点限薬で遅らせる療法は、気体め程度の効果といわれる
＊いったんにごった水晶体を薬で透明に一戻すことはできない
☆白内障の手術は、眼の中に人工水晶体を人れる眼内レンズの移植手術
＊１０分ほどですんでしまう
☆最近の眼内レンズ移植手術
＊白内障による視力障害と乱視、近視、遠視などの屈折異常の矯正もできるようになった
失明の危険が高い緑内障☆緑内障は隅角の状態によって二つに分けられる
＊隅角が狭くなったものを「閉鎖隅角緑内障」、
＊隅角の働きが悪くなって流れにくくなったものを「開放隅角緑内障」と呼んでいる
☆閉鎖隅角緑内障は、急激に症状が現われる
☆開放隅角緑内障後はゆっくり進行する慢性型
☆緑内障は治療技術の進歩で治る病気になった
＊治療が遅れた場合は視力の回復は望めない
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長生きすれば誰もがかかる”目の白髪”（老人性白内障）
（『病気のメカニズムがわかる事典』より画像引用）
