生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

花の天使

2016-06-01 06:13:33 | 日々の暮らし
昔書いた夢物語です。



目覚めてほのぼのしています。

レストランの片隅に私は座っていました。

一人のレディがテーブルにつきました。

ボーイに何か注文しています。

グラスの下のナプキンがふっくらとした山になっているのに気づきナプキンをとって見ました。


すると可憐な鈴蘭がありました。

うわ素敵!

小さな字で
「良き一日を」と書いてありました。

彼女はとても幸せ気分になっていました。

それを胸にさしました。



違うテーブルに3人の家族が座りました。

お母さんが娘のテーブルナプキンのふくらみに気づき開けて見ました。
娘さんが

可愛い花!

と喜んでいました。

それを頭にさしました。

ボーイさんにたずねると知りません。

と言ってました。


遠くで見ている若い女性がいたのでそばに行き話し掛けました。


あなたがしたのですね。


そのわけはなぜですか?


すると彼女は

私は恥ずかしがりやなんです。

何か人の役にたちたいとか、奉仕とかしたくても人前が苦手なんです。

それで、そっとすずらんを置いておく事を思いついたのです。

幸せそうな顔見て
良かった

と喜んでいます。

そう言って

花を入れた籠を持って出て行かれました。

どこかの場所に行くのでしょう。

私は去って行く彼女と喜んでいる人達の姿を見ながら

目が覚めました。

これも奉仕なんだ

花言葉は純潔か


この夢の続きを書きたくなりました。

その天使の後をつけて行きました。

ある病院の一室に入りました。


若い夫婦がベッドに寝ている男の子を見つめています。

難病で助からないようでした。

元気になったら、あのレストランに三人で行きましょうね。

とお母さんが声かけていました。


うん、あそこのハンバーグ美味しいね。

絶対行こうね。


お父さんが分かった。約束するよ。
と言っています。

花の天使は

看護婦さんに何か渡していました。


看護婦さんが、お見舞いの方がこれをと

青い薔薇を渡しました。

青い薔薇は絶対できないと言われていましたから、

不可能が可能になることから

夢が叶う


という花言葉になりました。


元気になった子どもと

三人がレストランで


食事をしています。


もちろん、テーブルには青い薔薇が生けてありました。



おわり




合掌。


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憎しみを越える橋

2016-06-01 01:18:46 | 日々の暮らし
昨晩はたくさん買ってきた新玉ねぎに、
マヨネーズと醤油と酒で晩酌しました。

うまいね!

是非皆さんも今が旬ですから試してください。
血液サラサラになりますよ。
晩酌しながら、録画していた

NHKの真田幸村の番組を観ていたら、5年前に小田原征伐の時の物語を書いた事を思い出しましたので再度紹介します。



「憎しみを越える橋」

があるのをご存知でしょうか。

戦国時代、豊臣秀吉が小田原征伐で天下統一を果たしましたが、


その戦に出征した、

尾張(愛知県)に
堀尾金助という18歳の少年がいました。



金助の母は出陣の日、熱田宿近くの精進川に架かる


裁断橋(名古屋市熱田区伝馬町)まで見送りました。


これが金助との最後の別れになりました。


金助は陣中で病死したのです。


母は戦に出した事をいつまでも後悔し嘆きました。




しかし、母は仏に頂いた命は誰もが同じであり、


憎しみを乗り越えるのは平等の心であると知り、


敵も味方も犬も猫も渡る、


別れの地になった


「裁断橋」をいつまでも残そうと決心しました。



古くなった橋の修
築にと、亡くなる
33年間蓄えた

お金を寄進したそうです。


現在は橋の跡として

史跡が残っているようです。




皆が損得ではなく

平等に生きる喜び

を橋に託したのです。


『憎しみを越える橋』として


いつまでも語り継がれることでしょう。




何か心にとめて


置きたい橋だと思いました。


何か不条理とか、

憎しみを


抱く事があったら


この橋の教えを



思い出したいと。

何年も前に日記に書いた。

近くに住んでいる読者からまったく知らなかったとメールが来ました。


あなたの心にも


憎しみを越える橋


がありますように。


いつまでも


忘れないで


欲しいと


願って紹介しました。



合掌
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